日本でも有数の通販サイトとしての地位を盤石なものとしているAmazon。
そうした人気を支える魅力として、途方も無いと感じるほどの充実した品揃えはもちろん、
- 一般的な小売店に比べて意外に安い商品価格
- 送料無料への購入価格面でのハードルの低さ
といった普段遣いの購入先として有力な選択肢に加えたくなるお得度という特長が存在していることも見逃すことはできないはずです。
しかも、Amazonでは、それらのお得度をさらに高めるための有料会員サービスとして、Amazon Primeも用意され、このプライム会員に登録すると、
- 期間限定のポイント還元キャンペーンでのポイント増量
- セールへの優先的な先行参加
- 通常2,000円以上の購入で送料無料の条件が2,000円以下の購入でも送料無料に緩和
- 通常は利用する度に200円~550円の手数料が必要なお急ぎ便やお届け日時指定便の利用が無料
といったAmazonをより快適に利用するための特典が提供されるようになるという特長があります。
そのため、頻繁にAmazonを活用する利用者ほどAmazon Primeの加入や継続を行うようになり、その快適な使い勝手を実感する中で、ますますAmazonの利用が増えるというスパイラルに突入してしまったという方も意外に多いはずです。
目次
Amazon Primeでのお急ぎ便やお届け日時指定便の無料利用特典
そういった事情もあって、Amazonの利用頻度の高い利用者にとっては、必須と言えるほど魅力的なAmazon Primeですが、
- お急ぎ便・日時指定が無料
- Prime Video
- Prime Music
- Prime Reading
- Twitch Prime
- 会員限定先行タイムセール
- Amazon Photos
- ママ・パパ向け特典Amazonファミリー
というように、提供されている特典はまさに多彩で、すべてをフル活用するのは難しいと感じるほど。
そんな中でも、私が高頻度で利用し、最も恩恵を受けているのが、お急ぎ便やお届け日時指定便の無料利用です。
やはり、通常の注文に対して優先的に発送処理が行われるお急ぎ便を利用することで、注文の当日から翌日には希望した商品がお届けられるとなると、実店舗を持つ一般的な小売店に足を運んで商品を購入するよりも利便性が高いと感じることもあるほど。
また、お届け日時指定便は希望した都合の良いタイミングで確実に商品の受け取りが可能になるというのは、想像以上に快適で、我が家のAmazonでの購入ではなくてはならないサービスになってしまいました。
さらに、お急ぎ便もお届け日時指定便も、いつAmazonからの発送が行われて、いつ自宅などに届けられるのか、注文時に高い確度である程度案内されるのも、スムーズで快適な商品の受け取りを実現する上では重要なメリットと言えるかもしれません。
Amazon Primeのお急ぎ便やお届け日時指定便利用時の遅延発生
このような購入した商品の配送の面で、絶大なメリットを持つAmazon Primeでのお急ぎ便やお届け日時指定便の利用ですが、全くトラブルなく活用できるわけではありません。
というのも、せっかくお急ぎ便もお届け日時指定便を利用した上で注文を行ったとしても、予定したとおりに発送や配達が行われない、遅延トラブルが発生することがあるから。
ちなみに、遅延の原因としては、
- 注文が殺到した結果、Amazonの配送センターからの発送処理が遅れた
- Amazonの配送センターでシステム上のトラブルが発生し発送処理が遅れた
- 配送を担当している運送会社側で間違った都道府県に荷物を送ってしまった
- 配達を担当しているドライバーが何らかの理由で予定した時間に配達先を訪問できなかった
など本当に様々。
実際、我が家でも、都内に届けられるはずの荷物が、仕分け時のラベル読み取りにエラーが発生したのか、なぜか東北地方の秋田県にある営業所まで発送されてしまうという驚くようなトラブルが発生したことも。
もちろんこの場合も、間違った営業所に到着してしまったと気づいた時点で、元々予定していた日時での配達は困難でしたから、これもまた遅延が発生してしまうという結果になりました。
Amazon Primeのお急ぎ便やお届け日時指定便で遅延発生した時のお詫び
こうして、せっかくAmazon Primeで無料提供されているお急ぎ便やお届け日時指定便を利用したにも関わらず、注文時に案内されていた日時に遅延する形で商品の配達が行われた場合、気になるのは何らかのお詫びがAmazon側から提供されるのかということかもしれません。
なぜなら、お急ぎ便もお届け日時指定便も、本来はAmazon Prime会員以外は200円~550円の手数料を追加で支払った上で利用する有料サービスとして設定されていて、万が一、これらのサービスを有料で利用していたにも関わらず、遅延が発生し、注文時に案内されていたどおりの配達が行われなかった場合、追加で支払ったお急ぎ便やお届け日時指定便用の手数料の全額が返金されるルールになっているから。
ただし、ここで問題になるのは、Amazon Primeが年会費や月会費こそ支払っているものの、1回毎のお急ぎ便やお届け日時指定便の利用毎に手数料を支払っているわけではないという部分。
つまり、遅延発生に伴う返金が行われるとしても、その遅延分に対する返金金額の計算が現実的には難しいということになります。
では、Amazon Primeで無料提供されているお急ぎ便やお届け日時指定便を利用した時に遅延が発生しても、Amazon側からのお詫びがまったくないのかというと、実はそうではありません。
というのも、そうした遅延トラブルが発生した場合、Amazon側からはお詫びとして1ヶ月分のAmazon Prime会員の有効期限延長が提供されるから。
ちなみに、2020年7月現在、Amazon Primeの利用料としては、
- 12ヶ月分をまとめて支払う年会費としては年額税込4,900円(1ヶ月約408.33円)
- 1ヶ月毎の月払いとしては月額税込み500円
という設定ですから、お詫びとしての1ヶ月分の有効期限延長は約408円~500円分の価値があるということですね。
ちなみに、このAmazon Prime会員の有効期限1ヶ月分延長によるお詫びは、時折何ら手続きを行わなくてもAmazon側からの自動的に提供が行われることもあるものの、それはかなり稀なケースで、基本的に利用者側から手続きを行わないと確実に適用されるものではないという特徴があります。
そのため、遅延が発生し、それを確認したタイミングで、利用者側がAmazonに対し、「Amazon Primeで無料提供されているお急ぎ便やお届け日時指定便の利用時に遅延が発生したのでそれに対する対応をお願いしたい」というアクションを起こすことになります。
配達遅延に伴うAmazon Primeの有効期限延長手続きの方法
こうした事情もあって、Amazon Primeの特典として無料提供されているお急ぎ便やお届け日時指定便の利用時に遅延が発生してしまった際、Amazon側に対し、利用者からAmazon Primeの有効期限延長対応をお願いすることになります。
まず、最初にAmazonのホームページの下の方にある「ヘルプ&ガイド」のコーナーから「ヘルプ」を選択。
続いて、表示された「ヘルプページ」の中から、「問題が解決しない場合は」のコーナーの中から「カスタマーサービスに連絡」を選択。
すると、チャットや電話での問い合わせが開始できるカスタマーサービスのページにアクセスできるので、希望する方法でAmazonのカスタマーサービス担当者にサポート依頼の問い合わせを行うことになります。
個人的には、後述するようにあらかじめ文章でこちらの要件や要望を準備することができるチャットでの問い合わせが好みですが、電話での対応のほうが好みという場合には、そちらを利用するのが快適なはずです。
ちなみに、チャットでも電話でも、問い合わせ内容としては、
- Amazon Primeで無料提供されているお急ぎ便やお届け日時指定便を利用した注文番号○○○○○の注文を行ったこと
- 注文時に予定されていた日時に配達が行われず、遅延が発生したこと
- 遅延発生時のカスタマーサービスからの対応としてAmazon Primeの有効期限延長が行われてきたので、今回の遅延に対しても同様の対応をお願いしたいこと
といった内容を簡潔に伝えるようにすることに違いはありません。
Amazonのカスタマーサービスの担当者にそうした希望を伝えると、遅延の発生が確認され、その後は特に問題なくスムーズにAmazon Primeの有効期限延長の手続きが行われるはずです。
上の画像は実際にAmazon Primeの有効期限延長が行われたアカウントの会員情報が表示されたものですが、前回の年会費の支払いが行われたのが2019年11月に対し、次回の年会費請求が行われる予定日が2021年1月になっていて、通常の1年後ではない、1年2ヶ月後に更新手続きが予定されていることが分かります。
これは、2019年11月から現在までに2回分の遅延が発生し、その結果、2ヶ月分の有効期限延長が提供されたということですね。
実際、Amazonをある程度の高頻度で利用し、その度にAmazon Primeで無料提供されているお急ぎ便やお届け日時指定便を活用するとなると、どうしても1年間に何度かは遭遇してしまう類のトラブルですから、その度にコツコツ問い合わせの手続きを行うと、どんどんAmazon Primeの有効期限が延長され続けることになるはず。
もちろん、お詫びと言っても、直接的な返金やギフト券などの提供は基本的に行われないものの、Amazon Primeを継続する限り、いつかは年会費の支払いが発生するわけですから、それまでの猶予期間が増えるというのも嬉しいというのが正直な実感です。
また、Amazonのカスタマーサービスへの問い合わせでは、決まった内容を簡単に報告するだけでスムーズに有効期限延長の手続きが行われますから、チャット利用の場合はあらかじめ基本となる文章の雛形を作成し保存しておいたり、電話利用の場合でもあらかじめ話すべき内容をメモにまとめておくというのもおすすめと言えるかもしれませんね。
まとめ
Amazonをより便利で快適に利用する上で活用したい有料会員サービスの1つ、Amazon Prime。
その中でも、特に魅力的なお急ぎ便やお届け日時指定便の無料利用ですが、時には遅延が発生し、元々予定されていた日時での配達が行われないというトラブルに遭遇してしまうことも十分考えられることです。
そうした場合、Amazonのカスタマーサービスに本当に簡単な問い合わせを行うだけで、Amazon Primeの有効期限が1ヶ月延長されるという形でのお詫びの提供を受けることが可能です。
ただし、こうしたAmazon側からのお詫びとしての対応は、利用者側からの手続き無しで自動的に行われることは稀という性質を持つ以上、確実なお詫びの提供を受けるためには、やはり利用者側からのカスタマーサービスへの問い合わせがおすすめなのは間違いありません。
確かにお詫びを金額的に換算した時のメリットは数百円と大きなものではありませんが、必要な手順や手続きは容易なもので、少なからずAmazonの配送システムの機能向上にも寄与するかもしれない行動ですから、手間と感じたりすることなく、少し積極的に活用してみるのも面白い選択だと思いますよ。
コメント
おかげさまでアマゾンプライムの有効期限が1ヶ月伸びました。
とっても有益な情報ありがとうございました!
嬉しいご報告のコメントをいただき、ありがとうございます。
お急ぎ便やお届け日時指定便の遅延は発生する時には意外に立て続けに発生してしまうものですから、不便を被った後のサポート対応としての有効期限一ヶ月延長を知っているのとそうでないのとでは、ほんとにちょっとのことですが満足度はたしかに異なるので、実際に有効活用いただけたようで、私も嬉しいです。
今回のコメント、本当にありがとうございました。