海外旅行中に落下して壊れたカメラの修理にJALカードの海外旅行保険を使ってみた

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海外旅行の大切なお供といえば、カメラもその1つ。

もちろん、最近はスマートフォンのカメラも高性能化が進み、それだけで大半の状況をカバーできてしまうのですが、それでもズーム機能での遠くの撮影や条件の悪い暗い場所での撮影などには、やはり撮影機能だけに力を注いだカメラの方が失敗が少なく、安定感も安心感もたっぷりです。

そんな私が愛用しているカメラは富士フイルム製のFUJIFILM XQ2という機種。

レンズの使い分けを楽しめる一眼カメラには負けるものの、高級コンパクトカメラの1機種として画質や使いやすさなどはかなり良好で、とても気に入っています。

また、約一年前に放送されていたTBS系のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」内で新垣さんの演じる主人公が愛用しているカメラとしても、当時なぜか一部の界隈(?)で話題になっていました。

海外旅行中にカメラを石畳に落として故障

そんな愛用のカメラにトラブルが発生したのはヨーロッパを旅行のこと。

撮影を終えたカメラをケースに入れようとした時に、カメラがつるりと手から滑り落ちて、腰のあたりの高さからそのまま石畳の床に激突。

外観こそきれいなように見えるのですが、カメラ本体にはゆがみやずれが発生し、電源自体もオンになりません。

しかも、帰国までまだ旅程を残しているタイミングでの故障ですから、その後の写真はスマートフォンやタブレットを利用して撮影するしかなく、なかなか不便で不本意なものになってしまったのは今でもとても残念な思い出です。

帰国後クレジットカード会社に連絡

クレジットカードの中には、海外旅行保険が提供されているものも多く、そうしたカードを保有していると、今回のようなトラブルには、携行品損害補償が利用可能。

この補償を利用する場合、帰国してからできるだけ早いタイミングに、カード会社やカード会社の指定する保険会社の電話窓口に問い合わせを行うことから手続きはスタートします。

こうした問い合わせ先の電話番号は、クレジットカードの機能案内の小冊子や海外旅行保険の保険内容の説明書に書いてあったり、クレジットカード会社に問い合わせてみても調べることはできます。

ちなみに、今回利用したJALカードが発行するJAL CLUB-Aカードの海外旅行保険は東京海上日動火災保険が業務を担当しているらしく、問い合わせ先は、

東京海上日動火災保険(株)本店損害サービス第一部海外旅行保険損害サービス課

  • 電話:03-5537-3590
  • 営業時間:月~金 9:00~17:00(土・日・祝日・年末年始休み)

となっていました。

また、保険を利用するようなトラブル発生前にあらかじめ保険内容を知りたい時の問い合わせ先も別に用意されていて、こちらは、

JALUX保険サービス

  • 電話:0120-141-500/03-5460-6950(海外からの利用の場合)
  • 営業時間:月~金 9:00~20:00/土 9:00~17:00(日・祝日・年末年始は休み)

です。

最大の難関、免責金額と減価償却

ただし、すべてのトラブルで携行品損害補償が利用できるわけではありません。

なぜなら、利用する海外旅行保険によって異なるものの、

免責金額:

  • 保険利用時に必要な手数料のような位置づけ。
  • 通常1回の利用につき3,000円など、補償額に関わらず一律の金額が設定されていることが多い。

減価償却:

  • 新品購入時の価格から時間経過ごとに減算されていく品物の価値のこと。
  • カメラなどの電化製品の場合は、1年ごとに10%ずつ減少し、5年目の50%減算以降は減額なしの場合も多い。(例:1年目 90%、2年目 80%、3年目 70%、4年目 60%、5年目 50%)

という保証される上限を制限するための2つの仕組みがあるからです。

特に、免責金額の方は、一律で負担が求められるものですから、補償される金額があまり高くはない場合には、保険金額の大半が免責金額で消えてしまったり、免責金額で保険金が全く残らない可能性も。

また、減価償却の方も、愛着を感じ、長く愛用している品物ほど補償額的には不利になるため、想像より少ない金額しか補償されない原因になります。

お得な利用の鍵は免責金額の負担が0円の海外旅行保険

ただし、この免責金額は必ず必要になるのかというと、実はそうではありません。

保険会社や海外旅行保険の種類によっては免責金額が全くないケースもあり、実際に我が家で利用したJAL CLUB-Aカードもその1例。

この場合、免責のあるなしだけで補償額に数千円の差が生まれますから、一見あまり目立たないものの、海外旅行保険同士を比較する時には意外に重要なポイントです。

ちなみに、複数の海外旅行保険を利用可能な場合、保険金の手続き時にそれぞれの保険を申告することで、保険金額の加算が可能になるのですが、その中に1つでも免責金額が0円の海外旅行保険が存在している場合には、免責金額0円で補償が受けられます。

その時は、免責金額負担の有無について最初から考えなくても良いように、免責額0円の保険会社を通じての手続きがスムーズでおすすめです。

海外旅行保険の保険金請求手続き

手続きの細かな部分は保険会社によって異なるものの、JAL CLUB-Aカードを受け持つ東京海上日動火災保険の保険金請求の手続きでは、

  • 保険金請求書(電話での問い合わせ後に郵送してもらえる)
  • パスポートのコピー(写真のページと日本出国スタンプのページ)
  • 損害品の写真(全体と破損箇所)
  • 損害品の購入金額の分かる書類(領収書やクレジットカード利用明細など)
  • 修理見積書、または修理領収書

といった書類の提出が求められます。

この中で最も注意が必要なのは損害品の写真。

これは修理などを行う前にあらかじめ撮影しておく必要がありますから、海外旅行保険での保険金請求を考えている場合には、保険会社に電話して、今後の指示を聞いてから修理などに動き始める方が安心です。

また、損害品の購入金額の分かる書類としては、Amazonなどの通販利用の場合、自分で印刷するタイプの領収書でも問題なく受け付けてもらえました。

修理見積書や修理領収書については、故障した品物を修理してくれるメーカーに持ち込んだ後、修理開始前に海外旅行保険用の保険金請求のために発行してもらうのが修理見積書、一方の修理完了後に発行されるのが修理領収書という違いがあります。

これらの書類をそろえて指定の住所まで発送すると、保険金請求の手続きは完了。

あとは保険会社側で手続きが進められるのを待つだけです。

保険金額の計算

正確な補償額は書類が保険会社に到着し、所定の審査を経た後で決定されるのですが、書類を発送する時点でもある程度正確な金額は計算は可能です。

というのも、保険金額には

「修理に必要な金額-免責金額」

「商品購入代金-減価償却金額-免責金額」

のどちらか安価な方という計算方法があるため、それが目安になります。

例えば、1年前に40,000円で購入し修理料金が20,000円のカメラを免責金額3,000円の海外旅行保険で補償を受ける場合には、

「修理に必要な金額-免責金額」=「20,000円-3,000円」=「17,000円」

「商品購入代金-減価償却金額-免責金額」=「40,000円-2,000円-3,000円」=「35,000円」

となって、「17,000円」と「35,000円」のうち、安価な「17,000円」が最終的な保険金額になる可能性が高いです。

また、保険会社によっては見積もりや修理のためにメーカーに発送したり受け取ったりするための送料も保険金請求に必要なコストとして保険金額に含むこともありますから、念のため、保険金請求時にはそれらの領収書なども同封しておくのがおすすめ。

保険金で修理するのも新しく購入するのも全く自由

こうして保険会社に必要書類を発送すると、書類到着の1週間後程度で保険金請求書内で指定した銀行口座に保険金が振り込まれます。

ここで注意しなくてはいけないのは、この保険金の使い道。

というのも、保険金はあくまですでに発生したトラブル(事故)への補償としての意味しか持たず、そのお金をどのように使っても構わないから。

つまり、私のように振り込まれる予定の保険金を計算に入れて故障したカメラを修理したりするのはもちろん、保険金を元に新しいカメラを購入したり、あるいは、カメラを修理したり新しく買ったりせずに別のことに保険金を使ったりと、本当に使い道は自由。

それが、修理前に発行される修理見積書と修理完了後に発行される修理領収書のどちらでも、保険金請求用の書類として認められている最大の理由です。

まとめ

初めての海外旅行保険の請求は馴染みがなく一つ一つ調べたり問い合わせたりしながらの手続きが必要になり、なかなか大変なものでした。

しかも、トラブルに遭遇した品物の購入金額や購入後の年数、さらには保険会社の設定する保険金額によっては、手間の割に振り込まれる保険金額が悲しいくらい少ないものになるリスクも考えられます。

とは言え、ある程度でも仕組みの全体像を理解している場合、やり直しなどの不安なくスムーズに手続きが進められますから、不運にも海外旅行中に保険の対象になりそうなトラブルに遭遇してしまった時には、帰国後、ためらわずできるだけ早めに保険会社の電話窓口などに問い合わせてみるのがおすすめですよ。

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