Bose QuietComfort 35からB&O Beoplay H8iへ機内用ノイズキャンセリングヘッドホンを買い替えてみた(QuietComfort 35の弱点、上位機種H9iを選ばなかった理由、H8iが満足な理由、H8iの惜しい残念ポイント)

スポンサーリンク
広告ペース728×90




飛行機での移動が身体に与える負担の大きな原因の1つといえば、その巨大なエンジンから常時響き渡っている騒音。

特に長時間のフライトではこの騒音対策を適切に行うだけでかなりの部分での疲労が軽減されることは、私自身もはっきりと実感しています。

そのために忘れずに活用しているのがノイズキャンセリング機能が搭載されているヘッドホン。

その中でもJAL国際線ファーストクラスでの採用実績すら持つメーカー、Bose製のQuietComfort 35(以下QC35)という、ワイヤレスタイプのノイズキャンセリングヘッドホンを愛用してました。

QuietComfort 35の気になっていた弱点

では、QC35の使い心地に完全に満足していたのかと言うと、実はそうではありません。

確かに、エンジン音などの騒音を除去するノイズキャンセリング性能や装着感の良さ、コンパクトで扱いやすい収納性能など、3万円代後半の販売価格の高付加価値ヘッドホンとしては申し分ないものです。

しかし、意外に大きな周囲への音漏れ、ノイズキャンセリング機能利用時の耳への負担感、装着を続ける中で避けられない耳の蒸れや頭頂部の圧迫感など、気になる部分が全く無いわけではありませんでした。

この中でも音漏れはかなり気を使う必要があると感じるには十分なもので、利用する場面やタイミングによっては、ノイズキャンセリング機能だけをオンにして、音楽を楽しむためというよりも、あえて高性能で高価な耳栓として活用することも。

また、耳の蒸れも体温の放熱で重要な機能を持つ耳の大部分を覆ってしまう以上、ある程度は仕方のないこととは言え、長時間の利用にはストレスを感じていたのも事実です。

さらに、利用者の好みにも左右される部分ではあるものの、音楽を楽しむ上で重要になる音質についても、ノイズキャンセリング機能と合わせて利用した時だけ不自然な調整が感じられる楽曲も多くあるのも気になっていました。

QC 35の弱点を丁寧に解決したB&O Beoplay H8i

そんな中、注目していた製品の1つが、2018年3月にB&Oという著名なオーディオ専業会社が新たに発売したBeoplay H8i(以下H8i)というワイヤレスタイプのノイズキャンセリングヘッドホン。

販売価格的にはQC 35よりも1万円ほど高価な価格帯ながら、製品カテゴリーとしてはQC 35のライバルとなるものです。

実は、このH8iには約1ヶ月ほど先行して発売されたBeoplay H9i(以下H9i)がH8iよりもさらに1万円ほど高価な上位機種としてラインナップされているのですが、私の周囲の私と同様QC 35を利用しているユーザーの間でこのH9iの評判が異常に高く、買い換える利用者が続出。

彼らによると、ノイズキャンセリング性能は同等にも関わらず気になっていた音漏れが軽減され、蒸れも含めた装着感もかなり改善されているという評価だけでも買い替えにぐっと傾くのですが、そこにさらに音質が艷やかで圧倒的に優れているとなると、完全に危険水域。

私自身もQC 35からH9iへの買い替えのタイミングを窺っている状況でした。

そんな中、H9iよりも約1月遅れで発売されたのがH8i。

H8iはH9iよりも1万円ほど安価で、H9iでは搭載されていたタッチセンサーや長期の愛用では嬉しい充電式バッテリーの交換機能が省略されるなど、下位機種として設定されています。

しかし、完全な下位機種というわけではなく、ヘッドホンとしてのタイプがQC 35やH9iで採用されている耳をすっぽり覆うオーバーイヤータイプに対して、H8iでは耳に乗せるようにして利用するオンイヤータイプという違いに加え、利用時間についてはQC 35の20時間やH9iの18時間に対して、フル機能使用時でも最大30時間の利用が可能など、きらりと光る特長を持ち合わせています。

さらに、長い時間の利用では首周辺への負担感に差が出る重さもQC 35の234gやH9iの281gよりもH8iはさらに軽く213gというのも嬉しいポイント。

QC 35からの買い替えは評判の良いH9iではなく、あえて最新機種のH8iを選ぶことにしました。

QC 35からの買い替えで満足な結果になったH8i

最初にH8iを使って感じたのはやはり音質の違いでした。

ノイズキャンセリング機能を利用している時でも、全体的に艷やかで伸びやかな音が耳に届けられるのが楽しいヘッドホンという印象には大満足。

やはり、これまでのQC 35では、十分で満足なノイズキャンセリング機能の副作用とでも言うべきなのか、音に違和感が感じられていたとしても、それを受け入れた上で音楽を聞いていたことが実感できたのは大きな収穫になりました。

また、フル機能利用時でも30時間利用できるバッテリー寿命は、充電を気にせずに利用できるという意味で、これまでに利用していたQC 35の20時間から1つ上の快適性にアップグレードされたのは間違いありません。

さらに、気になる装着感は、耳への側圧自体もQC 35よりもH8iの方が優しく、耳や頭頂部に触れる部分の素材自体も柔らかくしっとりとしたものが利用されているため、長時間の利用での負担感もH8iに軍配が上がります。

飛行機の機内で利用するワイヤレスタイプのノイズキャンセリングヘッドホンの買い替えでは想像以上に大満足な結果になりました。

QC 35が優れているH8iの残念ポイント

では、H8iはQC 35に比べて完全無欠なのかというと、実は残念なポイントも存在しています。

その1つが専用のキャリングケース。

なぜなら、QC 35にはぴったりサイズの専用キャリングケースが同梱されていて、安心して持ち運べるようになっています。

しかし、H8iには巾着タイプのソフトケースが付属するのみ。

思わぬタイミングで外部からの力が加えられることもある移動時に利用するヘッドホンとしては、キャリングケースの保護は大きなメリットですから、H8iには別途ケースを探す必要があるのは少し気になりました。

また、ワイヤレスタイプのヘッドホンに必須な充電用のケーブルも、一般的なマイクロタイプのUSBを採用するQC 35に対して、H8iはUSB-C。

過渡期の製品ということで仕方のない部分ですが、利用している充電環境によっては、持ち出すケーブルの種類が増えたり、便利に利用するためにはUSB-Cのケーブルの追加購入が必要になるかもしれません。

この2点だけはH8iの数少ない残念に感じたポイントでした。

まとめ

ぴったりな持ち運び用の保護ケースを探す必要があったり、充電用のケーブルにUSB-Cを持ち運ぶ必要があるなど、気になる部分はあるものの、これまでのQC 35と同等のノイズキャンセリング性能に安心間を感じる音漏れ防止効果と十分すぎる音質の高さが加わるわけですから、QC 35からH8iへの切り替えは想像以上にスムーズに完了しました。

また、充電ケーブルの種類についても、元々完全に充電した後のバッテリーの寿命がフル機能利用時でも30時間、有線でつないでノイズキャンセリング機能を利用する場合に至っては42時間も利用できるわけで、正直充電するタイミングを忘れてしまいそうになるくらいの安心感があるため、実質的にそれほど気にならないのも嬉しいですね。

今後の飛行機でのQC 35にかわる快適な旅の大切なお供として、このH8iとあちこちを出かけたいと思います。

スポンサーリンク









シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする