JAL運航機材の最新鋭機、ボーイング787
JAL運航機材(飛行機)の中で最も気に入っているものが、ボーイング787と呼ばれる飛行機。
このボーイング787は2011年にようやく商業飛行が開始された新しい世代のもので、様々な最新技術が投入されたことでも有名です。
その結果、機内での快適性も多く向上し、我が家でエコノミークラスを利用する時にはできるだけ、このボーイング787で運航されている便を選択するほど魅力を感じています。
その魅力とは、
- 気圧や湿度の変化の緩和
- 窓の機能
- 座席選択の自由度
- 余裕のある機内空間
の4つ。
気圧や湿度の変化の緩和
ボーイング787を利用して最も強く感じるのは、長時間搭乗した後の負担の少なさ。
というのも、このボーイング787では、これまでの金属に加え、カーボンも素材として利用しているメリットを活かして、気圧と湿度がこれまでの飛行機に比べて、より地上に近い状況に維持されています。
その結果、離陸時や着陸時に感じる鼓膜への痛みや違和感は軽減され、さらに喉や肌の乾燥も大きく抑えられるため、疲労感や体調、肌の状態の変化をそれほど気にすることなく長距離線を利用できるのは、快適そのもの。
この魅力もあって、我が家でエコノミークラスを利用する時には、最優先でボーイング787で運航されている便を選びたくなるほどです。
窓の機能
また、ボーイング787では、窓の機能も大胆に強化され、電気的に明るさを段階的に制御する仕組みが取り入れられました。
その結果、どうなったのかというと、外の明るさを気にすることなく、少しだけ窓を明るくすることで、いつでも窓から風景を楽しむことが可能になりました。
これまでの飛行機では、物理的なシェードで光を遮っていましたから、機内の照明が消されている状況で窓のシェードを開けてしまうと、外から強い光が機内に差し込み、自由に窓から風景を楽しむことはできなかったのとは大きく状況が異なりますね。
また、窓のサイズ自体もかなり大きくなっていますから、より奥行きや広がりを感じながら風景を楽しめるのも嬉しいと感じているボーイング787の魅力です。
座席選択の自由度
JAL運航のボーイング787の座席の配置は横に2-4-2を基本としています。
そのため、1人や2人での利用時に、2人掛けを選択することで、快適に過ごせる座席選択が容易になっているのも嬉しい魅力です。
実際、同じく中距離線や長距離線で運航されているボーイング777では、3-3-3の座席配置で、1人での利用時に窓側を選択してしまうと、トイレなどに立つ時には、2人に声をかけて通路に出なくてはいけなくなるなど、なかなかつらいものがあります。
一方、ボーイング787では、窓側でも1人に声をかけるだけで通路に出られるのは、窓側の席選択でやはりとても気楽。
余裕のある機内空間
新しい飛行機だけあって、機械類のコンパクト化が進んだのか、機内の空間も全体的にゆったりとしています。
それを強く実感するのは、非常口席を利用した時。
これまでの飛行機では、非常口窓側は足元に脱出用のシュートが収納されたドア部品が突き出していて、必ずしも足元が広くて快適な席というわけではありませんでした。
しかし、ボーイング787の場合は上の写真のように、かなりすっきりしたドア部品に切り替わっていて、非常口席での快適なスペースを楽しめます。
それ以外にもトイレなどのレイアウトもすっきりとした効率的なものになっていて、これまでよりも使いやすいなと感じる方も多いかもしれません。
また、JALが運航しているボーイング787は、エコノミークラス1列に配置された席数が2-4-2の合計8席で、他社で一般的な3-3-3の9席よりも1席分少なく配置されているため、横方向のゆとりもしっかり感じられるのも、長い時間のエコノミークラス利用では違いを感じる嬉しい部分の1つになっています。
まとめ
確かにボーイング787といえども、短時間の利用ならこれまでの飛行機とそれほど大きな違いは感じないかもしれません。
しかし、10時間を超え、体調管理の面で最も無防備になる機内での睡眠が前提となるような長時間の飛行では、様々な部分での快適性がその後の疲労感や負担感の軽減に役立ってくれることが実感できるはず。
特に、ファーストクラスやビジネスクラスとは違って、飛行機自体の性能に快適性を大きく頼ることになるエコノミークラス利用時ほど、基本的な部分での性能が格段に高くなっているボーイング787を選択する意味はあると思いますよ。
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