正月元旦限定のJALファーストクラスラウンジの新春特別サービス(JALロゴ入の祝枡、おせち料理、完売必至の厚岸ウイスキー、ファーストクラスシャンパン・ローランペリエ グランシェクルの飲み比べ、JAL特製おみくじ&年賀状、無料の新刊本プレゼント)

クリスマスや正月などの時期には様々な企業が普段とは異なる少し特別なサービスを提供しています。

日本を代表する航空会社の1つ、JALも同様の取り組みを行っていて、JALが提供する地上サービスの中では最高峰といえる羽田空港と成田空港の国際線ファーストクラスラウンジをその貴重なタイミングに訪れることができたなら、普段のサービスからさらにアップグレードされた姿に出会えるのはとても嬉しい出来事になるはずです。

我が家でも2019年の正月元旦に、成田空港からJALを利用して海外旅行に出掛ける機会に恵まれたため、1年1度のスペシャルなJALファーストクラスラウンジの姿を楽しむことができました。

JALファーストクラスラウンジの特別メニュー、羽田空港・ガレット&カットステーキ、成田空港・寿司バーの楽しみ方(鉄板焼きの焼き加減とトッピング、限定メニュー・真鯛のポワレ、開始直後を避ける理由、寿司バーでのお気に入り注文方法)
JAL羽田空港ファーストクラスラウンジとサクララウンジの共通点と違い(食事、ガレット&ミスジステーキの鉄板焼き、アルコール、インテリア、ラウンジ内無料サービス)

正月らしさを感じるJALロゴ入り日本酒用祝枡の無料プレゼント

正月元旦の成田空港JALファーストクラスラウンジでは、様々な特別サービスが提供されるものの、目を引くものの1つといえば、本館のファーストクラスラウンジの寿司バー近くに用意された日本酒コーナーかもしれません。

なぜなら、おめでたい日の日本酒を楽しむために、JALのロゴが入った祝枡が用意され、綺麗にディスプレイされているから。

この祝枡は自由にお酒を飲むために利用できるのはもちろん、写真の左側に写っているビニール袋に入れて、利用前・利用後を問わず、記念に持ち帰ることもJAL側からおすすめされていて、元旦にJALファーストクラスラウンジを訪れた時のちょっとした記念品としてもらうというのも楽しい経験になるはずです。

特設コーナーに用意されたおせち料理と貴重な北海道ウイスキーの厚岸

これ以外にも本館のファーストクラスラウンジで正月のスペシャルとして提供されているサービスの中でも目を引くものと言えば、特設コーナーに用意されたおせち料理と貴重な北海道ウイスキー、厚岸(あっけし)の存在かもしれません。

おせち料理自体は種類の限られたとてもシンプルなラインナップながら、いずれの味付けや品質も良好で、海外への出発を前に、日本の伝統的な新年のその一部を感じるには十分なもの。

また、その特設コーナーに用意されたおせち料理の隣には、高い品質と希少性で知られる北海道ウイスキーの厚岸も用意。

この厚岸は、北海道の厚岸(あっけし)にある蒸溜所として製品の出荷が2018年に初めて開始され、現在、

  • 厚岸 NEW BORN FOUNDATIONNS 1(2018年2月発売)
  • 厚岸 NEW BORN FOUNDATIONNS 2(2018年8月発売)

の2種類がラインナップされているものの、いずれも発売後すぐに完売してしまうほどの人気商品ですが、JALファーストクラスラウンジでは、クリスマスの12月24日~25日に加え、元旦の1月1日にも、この2種類すべての厚岸を提供。

実際、目立つ場所にディスプレイされていたことと、一部ではなかなか注目されているウイスキーということもあってか、意外に多くの方がゆったりと楽しんでいる姿も見られました。

サテライトのJALファーストクラスラウンジ限定ローランペリエ グランシェクル

羽田空港と成田空港のそれぞれに用意されているJALファーストクラスラウンジでは、定期的に変更されるアルコールラインナップとは別の特別なシャンパンとして、ローランペリエが提供されてきました。

そのローランペリエにも、正月元旦の特別なサービスとして、普段提供されている最もスタンダードな「ローランペリエ ラ キュベ(Laurent-Perrier La Cuvée)」よりも上位に位置する「ローランペリエ グランシェクル(Laurent-Perrier GRAND SIÈCLE)」が数量限定で提供されています。

ちなみに、ローランペリエのJALファーストクラスラウンジでの提供は、

  • 通常期(通年):ローランペリエ ラ キュベ(Laurent-Perrier La Cuvée)
  • 桜の開花時期(3月中旬ごろ):ローランペリエ ロゼ(Laurent-Perrier CUVÉE ROSÉ BRUT)
  • 空の日(9月20日):ローランペリエ ウルトラ ブリュット(Laurent-Perrier ULTRA BRUT)
  • クリスマス(12月24日~25日):ローランペリエ グランシェクル(Laurent-Perrier GRAND SIÈCLE)
  • 正月元旦(1月1日):ローランペリエ グランシェクル(Laurent-Perrier GRAND SIÈCLE)

という構成になっていて、毎年恒例のイベントとしてお楽しみにしていらっしゃる方も多いはず。

JAL ファーストクラスラウンジ ローランペリエ(サービス内容と魅力、羽田空港 Red Suiteでの提供方法、成田空港 本館4階&サテライトの使い分け、グランシエクルやロゼは特別な時期に限定提供される特別なローランペリエ)

ローランペリエ グランシェクルの飲み比べ

 

実際、特別なバージョンのローランペリエが提供される時には、上の写真のように、普段から提供されている通常版のラ キュベに追加する形で、正月元旦限定のグランシェクルが並びますから、飲み比べも容易になっています。

上の写真は左側にグランシェクル、右側にラ キュベを同じグラスに同じ分量だけ注いで撮影したものですが、はっきりと色合いの違いが感じられるはずです。

もちろん、色合いの違いだけではなく、

  • 泡のきめ細かさ
  • 風味の良さ
  • 口当たりの良さ
  • 味わいの深さ

など、美味しさや満足度を左右する品質の多くで、グランシェクルがラ キュベを圧倒していることが気軽に確かめられるのは、クリスマスや正月元旦にJALファーストクラスラウンジを訪れるチャンスの嬉しいポイントです。

ちなみに、日本でローランペリエを販売するサントリーの定価ベースで、JALファーストクラスラウンジで提供されているそれぞれのローランペリエは、

  • ローランペリエ ラ キュベ:税込6,480円
  • ローランペリエ ウルトラ ブリュット:税込12,960円
  • ローランペリエ ロゼ:税込12,999円
  • ローランペリエ グランシエクル:税込24,000円

となっていますから、その材料の品質や製造工程に注ぎ込める手間暇を大きく左右してしまうコストを考えると、通常版のラ キュベも十分に飲みやすく美味しいものの、特別なグランシエクルとの差は納得の結果と言えるのかもしれません。

実際、ローランペリエ グランシエクルは、ブリティッシュ・エアウェイズなどの航空会社の国際線ファーストクラスでもシャンパンラインナップを支える1本として活躍しているくらいですから。

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ローランペリエ グランシェクルの提供本数と補充状況

こうして提供されるローランペリエ グランシェクルですが、気になることと言えば、あくまで数量限定となっていて、なくなり次第終了の特別サービスとして提供されていることかもしれません。

その提供本数としては、基本的には例年、

  • 12月24日:午前に5本、午後に5本の合計10本
  • 12月25日:午前に5本、午後に5本の合計10本
  • 1月1日:午前に5本、午後に5本の合計10本

というように、それぞれ午前と午後の時間帯に5本ずつの1日10本ずつという割当になっているようで、午後に訪れたからといって、完全にグランシェクルの在庫がなくなっているとは限らないのは嬉しい部分。

ただし、クリスマスや正月元旦のグランシェクル提供は、これらの特別な日の重要なサービスとして、ラウンジスタッフの方々にも周知されているのか、ボトルが空く度に頻繁な補充が行われているようですから、グランシェクルを楽しみたい時には、午前でも午後でもJALファーストクラスラウンジを早めに訪れての利用がおすすめかもしれません。

子供も大人も楽しめるJAL特製おみくじと年賀状のプレゼント

それ以外にも、正月元旦らしさを感じる特別なサービスとしては、ファーストクラスラウンジとサクララウンジの共通した入口に用意されたおみくじ&年賀状の特設スペースが楽しさを感じさせてくれるはず。

可愛らしくおみくじと書かれた手作り感を感じさせてくれる箱の中には、おみくじとキャンディーがJALのロゴ入りの袋に入った状態で複数用意。

この中から好きなものを1つ手にとって新しい年の運勢を占うというもの。

もちろん、無料で挑戦できますから、気軽に新年の運試しができるのも楽しいですね。

実際、わかりやすい楽しさが魅力な人気コーナーの1つのようで、タイミングによっては多くの人がおみくじ待ちの列を作っている様子も。

また、JAL特製の年賀状タイプのカードも英語対応のものも合わせて4種類も用意されていて、おみくじほどではないものの、新年のメッセージを読むために手に取る方の姿もなかなか多く見られました。

新刊本の無料プレゼント

厳密には正月元旦限定の特別なサービスとは言えないものの、この日に利用できるJALファーストクラスラウンジのサービスの1つが、新刊本のプレゼント。

この新刊本のプレゼントは、毎月1日にラインナップが更新される新刊本を無料でプレゼントしてもらえるサービスですが、1月1日の元旦もまたこのサービスをほぼ確実に受けられるチャンスの1つです。

もちろん、提供される数種類の本のラインナップによって、読書の好みに合う合わないがあるため、常に大満足で活用できるわけではないものの、特には普段出会うことのないようなジャンルの本に出会えるなど、無料で参加できる宝探しのような楽しさがあるのも事実。

そのため、せっかく正月元旦のJALファーストクラスラウンジを訪れたのであれば、ラウンジ受付でスタッフの方に新刊本の提供について、簡単に問い合わせてみるのもおすすめです。

まとめ

新しい一年の始まりを祝う正月元旦。

その日に訪れたJALファーストクラスラウンジでは、普段とは全く異なる高品質で特別なサービスが提供されていました。

もちろん、こうした特別なサービスが提供されるタイミングに合わせて、都合よく海外に出発するのは常に可能というわけではないものの、幸運にも利用する機会に恵まれたなら、そうした一年に一度の特別サービスを楽しんでみるのも本当におすすめだと思いますよ。

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