飛行機が出発するまで過ごす空港ラウンジでは、待ち時間を快適に過ごせる椅子などの快適性はもちろん、食事や飲み物の提供も期待するサービスと言えるかもしれません。
そんなサービスの中でも利用できると意外に嬉しいものの1つがシャワーサービス。
実際、長時間の飛行時間を必要とするフライトの前やホテルではなく観光先から直接空港に到着した時など、シャワーで汗を流してすっきりしてから、きれいで楽な服を着替えるだけで、その後の飛行機の中での時間がかなり快適なものになるはず。
ロクシタン製品が無料でプレゼントされるシャワールーム
そんなシャワーサービスを提供するラウンジの中でも特に気に入っていたのがパリ シャルル・ド・ゴール空港のエールフランスラウンジ。
なぜなら、このエールフランスラウンジのシャワールームでは、もれなくプレゼントされるバスアメニティとして、フランスが誇る総合化粧品メーカー、ロクシタンの製品を採用していたから。
しかも、上の写真のように持ち運びにも便利なトラベルポーチに入った状態で提供されるのはもちろん、ラウンジ自体が液体物のチェックが行なわれる保安検査後の制限エリアにあるため、シャワールーム内で使い切れなかった分を手軽に持ち帰り、自由に活用することも可能。
こうしたサービスはその国を代表する企業の製品をお試ししてもらう機会としても自然で好印象を感じさせるもので、とても気に入っていました。
据え置きタイプのアメニティーへの切り替え改悪実施済み
しかし、そんなサービスを期待して訪れたエールフランスラウンジでは状況は大きく変わっていました。
これまではシャワールームに入るとすぐ目に入る場所にタオル類とセットで提供されていたロクシタンのトラベルポーチは姿を消し、ビニール袋に収められたタオルセットがあるのみ。
アメニティーは洗面部分の鏡の前。
シャワーブース内の2箇所に分けて用意されていました。
まず、鏡の前に用意されていたアメニティーは
- 髭剃り
- 不織布製のデオドラントタオル
- シャワーキャップ
- ヘアーブラシ
- 歯磨きセット
の5種類。
そして、シャワーブース内に据え置きタイプのバスアメニティとしてリンスインシャンプーとボディーソープの2つが用意。
これまでのロクシタンのトラベルポーチに含まれていたようなスキンケアセットは影も形もありません。
しかも、バスアメニティは据え置きタイプでの提供になっただけではなく、ブランドもロクシタンからクラランスに切り替え済み。
もちろん、バスアメニティについては、切り替え前のロクシタンと切り替え後のクラランスのどちらが良いのかというのはそれぞれのブランドの得意とする機能面での方向性や香りの好みなど、利用する人ごとに異なるはず。
しかし、私としては、スキンケア用のセットが充実していたロクシタンのトラベルポーチ時代の方がシャワーサービスを利用した時の満足度や楽しさ、快適性が高かっただけに、今回の変更はどうしても改悪として捉えてしまいます。
ヘアーブラシ2本が用意され、少し不安を感じるアメニティーの補充状況
しかも、上の写真でも分かるように、本来は一本だけが用意されるはずのヘアーブラシが2本もあるなど、アメニティーがトラベルポーチで一括して提供されていた時には考えられない状況が発生しています。
これはシャワールームが利用された後の清掃では、簡単なチェックだけを元にして、残されたアメニティーの再利用と不足しているアメニティーの補充が行なわれるようになった結果なのかもしれませんね。
まとめ
シャワーサービスを提供するラウンジの中でも、間違いなくお気に入りの1つだったパリ シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2Eにあるエールフランスラウンジ。
そこでのロクシタンブランドのアメニティープレゼント終了は意外に嬉しく感じていたスキンケア用品の提供がなくなるという意味でも残念なものでした。
特に、これまでのように当然ロクシタンのアメニティーが用意されていると思ってシャワールームを訪れると、そこには全体的に改悪されたアメニティーしかない以上、その時になって驚いてしまう方も多いはずです。
コメント
昨晩5/23に利用したのですが、
シャワーブースにロクシタンのアメニティ置いてありましたよ!
復活したのかな?
gomaさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
私が今年の年末年始に利用した時には、記事のような状況だったので、復活したのかもしれませんね。
私も正直残念に感じていたので、嬉しいニュースです!
近々利用するので、その訪問がとても楽しみになりました。