アメリカン航空のお詫び割引クーポン券 エレクトリックトラベルバウチャーの魅力(ファーストクラス機内食トラブル、郵送でのバウチャー到着、予約方法、発券手数料、キャンセル・予約変更の制限)

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2017年11月のアメリカ旅行は我が家にとって忘れられない旅の1つになりました。

実際、出発前の旅程作成の段階から、

  • 我が家では珍しく比較的ゆったりとした休みを確保済み
  • 日本-アメリカの往復をJAL国際線特典航空券ファーストクラスで予約済み
  • 一生のうちに一度は実現したいと思っていたAmtrak(アムトラック)での鉄道によるアメリカ大陸横断を予約済み

といった特別な予定が盛り沢山。

いつもの旅以上に、出発が待ち遠しかったことを鮮やかに覚えています。

頚椎捻挫で最大の目的、鉄道でのアメリカ横断は断念

しかし、最大の転機となったのは、出発前月の10月に思わぬ形で負ってしまった首への怪我。

大事には至らず、それから2ヶ月以上の月日が経過した今現在は完全に以前の日常生活を取り戻しているものの、どうしても深刻に感じてしまう頚椎捻挫という当時の診断には正直大きなショックを受けてしまいました。

しかも、我が家で楽しみにしていたロサンゼルスからニューヨークへのサンセット・リミテッド(Sunset Limited)とクレセント(Crescent)という2つの寝台列車を乗り継いだ形でアメリカ大陸横断は、順調に運行された場合でも、乗車時間だけで80時間弱。

これに追加で、乗り継ぎの待ち時間はもちろん、比較的頻繁に発生する遅延対策のための予備日まで含めると、120時間はこの大陸横断のために確保していきたい必要な時間的な余裕になります。

それにしても、自分自身で言うのもなんですが、私の長年の夢とは言え、文字にするとあまりに長く感じる鉄道でのアメリカ横断という完全な道楽に付き合ってくれることを快く(?)了承をしてくれた奇特な(?)家族には本当に感謝しかありません。

そうした長時間に渡る必要時間を踏まえた時に心配になってしまったのが首の状態でした。

というのも、最終的な旅程を確定する段階の首の状態はとても完全と言えるものではなく、あまり良好とはいえない寝台列車のベッドでの長時間の移動が現地でどんなトラブルの原因になるのか判断不可。

最終的には、大事をとって泣く泣くアムトラックでのアメリカ横断は断念することにしました。

鉄道大陸横断の代わりに飛行機での大陸横断を計画するも、トラブルは続くよ、どこまでも。

そうした無念な気持ちを爆発させたわけではないのですが、すっぽり空いてしまった鉄道でのアメリカ大陸横断用確保されていた日数は、飛行機での大陸横断を含めたアメリカ国内都市の周遊に当てることに。

中でも楽しみにしていたのがアメリカン航空のトランスコンやトランスコンチネンタル(Transcon、Transcontinental)と呼ばれる大陸横断線のファーストクラス有償利用。

A321Tという大陸横断専用の飛行機に用意されたシートとそこで提供される食事は、国内線にも関わらず、国際線のビジネスクラス相当という高い評価を持ち、こちらも一度は利用してみたいと思っていました。

そんな風に楽しみにしていたアメリカン航空のトランスコンの利用でも、思わぬ形でのトラブル発生。

というのも、2017年11月1日にアメリカン航空の利用しているロサンゼルスのケータリング会社で食中毒の原因となる細菌(リステリア菌)の発生が確認されたため、ロサンゼルスを出発する利用者を対象に、本来予定していた機内食のサービス提供が不可になるという連絡がありました。

その結果が上の写真。

熱々のステーキなどを含めた本格的なメインディッシュが楽しめるはずのファーストクラスだったにも関わらず、代わりに提供されたのは、一部凍りついた状態の冷たいチキンサンドイッチとサラダ、そしてデザート代わりのクッキー。

トラブルの影響で仕方ないとは言え、安くはない料金を支払った結果がこうしたサービスだったのはやはり残念でした。

国際郵便で届けられたお詫びの割引クーポン

そんな利用者側の残念感に対してアメリカン航空側が提供してくれたのが、お詫びの割引クーポン、エレクトリックトラベルバウチャー。

本来の機内食サービス提供不可の影響を受けたロサンゼルスを出発する便の搭乗から1週間後には、航空券に登録していた日本の住所宛に国際郵便で写真のようなシンプルな封筒で届けられました。

封筒の中に入っていたのは、今回のトラブルに対する、責任者からのお詫びの手紙。

そしてエレクトリックトラベルバウチャーと呼ばれる割引クーポン。

ちなみに、クーポン上に記載された金額は200ドル。

この2枚のセットが実際に搭乗した私と家族のそれぞれに1通ずつ、同じ内容のものが届けられました。

アメリカン航空のお詫びの割引クーポン、エレクトリックトラベルバウチャーの内容

この割引クーポンをよく見てみると、

  • 乗客の協力に基づく搭乗拒否
  • 航空会社による強制的な搭乗拒否
  • 預入荷物の遅延
  • 預入荷物の破損
  • ダウングレードでの搭乗
  • 旅行中の提供サービスでの瑕疵発生

など、様々な理由でこうしたクーポンが提供されていることが分かります。

今回は、旅行中の提供サービスでの瑕疵発生(CI-CONSUMER INTRP.TRIP)が原因のクーポンの提供として扱われているようですね。

有効期限は国際郵便として発送する前に発行した日付から1年間。

アメリカン航空とアメリカンイーグルによる運航便の予約に対して利用できるクーポンということが記載されていました。

アメリカン航空でのお詫び割引クーポンの利用方法

この割引クーポンの最大の難点は使い方がとても分かりにくいということ。

なぜなら、クーポン上に、数字が印刷されているものの、それをアメリカン航空のホームページ上での予約時に入力しても、割引は受けられません。

それも自然なことで、この割引クーポンを利用するためには、サインした状態のクーポンそのものをアメリカン航空の予約デスクに郵送する必要があるから。

そのため、決済までオンラインで完結してしまうアメリカン航空のホームページからの予約は対象外となり、割引クーポンを利用したいのなら予約は電話で行うしかありません。

しかも、肝心の日本語に対応した日本のアメリカン航空予約デスク営業時間は、

  • 祝日を除く月曜から金曜の9時から17時30分まで

となかなかハードルが高いものになっているのは気になりますね。

ただ、この日本国内の予約デスクを利用する場合に限って、アメリカ本国まで国際郵便で発送する必要はなく、クーポンの送り先は千葉県成田市の国内の住所が提供されます。

発送期限は予約完了から1週間程度。

追跡番号などが残る発送方法が推奨されるものの、必ず利用しなくてはいけないわけではありません。

また、その発券が行なわれるまでの間は、発券が行なわれていない状態ということもあって、元々の予約のキャンセルポリシーにかかわらず、無料で自由にキャンセル可能なのは、最大24時間程度に制限される通常の航空券予約では考えられない破格と言える条件のゆるさ。

しかも、通常は50ドル程度必要な電話発券手数料も、割引クーポンを利用する旅程の発券に関しては、完全に手数料免除が行なわれるのも嬉しいですね。

この辺りは、あくまでお詫びとして提供されているクーポンらしい優遇といえるのかもしれません。

家族など記名された本人以外の割引クーポンの利用

我が家の場合、私と家族の2名で同じ旅程を利用した結果、それぞれの名前が印字された200ドルのクーポンが1枚ずつ、合計2枚で400ドルの割引クーポンが手元に届きました。

そうなると気になることと言えば、この割引クーポンは、

  • 記載されている本人以外が利用する航空券の予約・発券に利用できるのか
  • 1冊の航空券の予約・発券に複数枚の割引クーポンは利用できるのか

という2点。

まず、割引クーポンに記載されている名前の本人以外の利用については、特に制限はなく、問題なく可能です。

しかし、予約デスクへのクーポン送付時に、自由な形式の委任状で構わないので、本人以外への利用を認める旨を簡単に記載した紙のメモを添付する必要があります。

また、割引クーポンの複数枚利用についても全く問題はなく、それぞれの合計金額を合算した形での航空券の予約や発券が可能。

そういった部分からは十分に使いやすさにも配慮された自由な割引クーポンという印象を感じますね。

アメリカン航空で割引クーポンを利用する時のデメリットと注意点

そうした便利な優遇や利便性を受けられるアメリカン航空のお詫びの割引クーポンですが、デメリットや注意点が存在しないわけではありません。

最も大きなデメリットは、割引クーポンを利用可能なのはあくまで電話での予約が可能な旅程に限られるということ。

つまり、アメリカン航空ホームページ限定の特別運賃は電話での発券は元々不可とされているため、割引クーポンの利用はできません。

また、いくら予約時には1週間近くもの十分すぎるキャンセルの優遇が受けられる割引クーポンと言っても、発券してしまった後は、そうした効力は完全に失われ、発券済みの航空券のキャンセルポリシーがそのまま適用されるのは避けられません。

しかも、割引クーポンを利用し、不足分をクレジットカードで予約した旅程でキャンセルによる払い戻しを行う場合は特に要注意。

なぜなら、手数料を除いた金額分がクレジットカード利用分も含め、新たに発行されるクーポンとして払い戻しが行われてしまうのが避けられず、しかも、このクーポンには1年間の有効期限と共に、アメリカン航空でしか利用できないという制限が当然のように追加されてしまうからです。

つまり、高額な航空券予約の一部に割引クーポンを利用する際には、キャンセル時にクレジットカード支払い分がクーポンとしてしか返ってこないリスクも、可能性として考える必要があるということになります。

まとめ

機内食が通常のサービスレベルで提供できなかったことに対するお詫びとして届けられた1人につき200ドル分の割引クーポン。

2人で合計400ドルという金額だけ見ると、意外にインパクトはあります。

しかし、それでも元々予約時に支払った料金や機内では楽しみにしていたメニューが楽しめず悲しい食事になってしまった残念感を考えると、お得な結果になったとは全く感じられないのが正直な部分です。

特に、普段からワンワールドの中でも、アメリカン航空ではなくJALを利用することが多く、第一の選択肢としている我が家にとっては、せっかくもらった割引クーポンも、有効活用するためには、さらに頭を悩ませる必要があるというのも1つの難点。

こうしたトラブルに遭遇しないことがなによりだと強烈に実感する貴重な機会になったように思います。

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