リニューアル初日のJAL大阪伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジ(利用条件、アクセス、営業時間、インテリア、カレーチャウダーがダークホース(?)な軽食、青汁が魅力の飲み物・アルコールラインナップ、最新ラウンジらしい秘密の仕掛け)

ファーストクラスやビジネスクラスなどの上位クラス利用者はもちろん、多頻度で有償航空券を利用する上級会員も、その利用対象として用意されている航空会社の空港ラウンジ。

実際、JALでも、国際線と国内線のそれぞれで、

国際線:

  • ファーストクラスラウンジ(国際線ファーストクラス利用者、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、他社ワンワールドエメラルド保有者)
  • サクララウンジ(ビジネスクラス利用者、プレミアムエコノミー利用者、フレックス運賃でのエコノミークラス利用者、JMBサファイア、JGC、他社ワンワールドサファイア保有者)

国内線:

  • ダイヤモンドプレミアラウンジ(国内線ファーストクラス利用者、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、他社ワンワールドエメラルド保有者)
  • サクララウンジ(JMBサファイア、JGC、他社ワンワールドサファイア保有者)

というように、利用条件の異なる2つのラウンジでのサービスが提供されています。

この中でも、特にサービスの拡充が積極的に行われているのがダイヤモンドプレミアラウンジ。

最近でも、大阪・伊丹空港で行われていたリニューアルを目的とした改修工事が終了し、2019年3月28日にようやく営業が開始されたから。

我が家では2018年2月28日に営業開始し、幸運にもその初日に訪れることができた沖縄・那覇空港のダイヤモンドプレミアラウンジ同様、伊丹空港のラウンジにも営業開始初日に訪れる機会に恵まれました。

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リニューアル後の伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジのアクセスと営業時間

リニューアル後の伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジは、保安検査場や搭乗ゲートのある2階から1階分上の3階に立地しています。

そのため、2階のJMBダイヤモンドやJGCプレミア、国内線ファーストクラス利用者用の保安検査場を通過した後、眼の前に見えてくる、ラウンジへの案内板に従って、3階に向かうエスカレーターを利用する必要があります。

このエスカレーターはダイヤモンドプレミアラウンジだけではなく、サクララウンジの受付も兼ねたカウンターに向かうものですから、2019年3月28日現在、羽田空港や那覇空港のように、ダイヤモンドプレミアラウンジへ直結する形のチェックインカウンターや優先保安検査は提供されていないということになります。

このエスカレーターは規模と多少のデザインこそ違うものの、他の空港のラウンジにも似た印象を感じるもの。

そのエスカレーターを登った先には、リニューアルオープン初日だけあって、工事関係者の方々によるお祝いのお花がきれいに並べられていました。

エスカレーターを降りた先にある受付カウンターで、搭乗券のバーコード部分を読み取るいつもの入室手続き。

それを完了すると、向かって右側にある伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジへの入室が許可されます。

ちなみに、営業時間は午前6時10分からJAL運航便の最終便出発まで。

そもそも24時間空港ではない伊丹空港にあるラウンジとしては十分な営業時間と言えるはずです。

リニューアル後の伊丹空港ダイヤモンドプレミアラウンジのインテリア

ラウンジの内部は、様々な美術品や工芸品に彩られ、昨年オープンした那覇空港のダイヤモンドプレミアラウンジとの共通点がはっきりと意識されるものの。

伊丹空港の周辺の地域に関わりのあるものを中心に集められているためか、全体的に落ち着いた雰囲気を醸し出しているのがとても好印象。

また、ラウンジ自体は、それほど広いというわけではなく、意外にシンプルな作りですが、ラウンジ内での動きやすさに影響を与えない範囲で用意された仕切りや壁の働きによって、部屋としての個性や特長が生み出されているのも、私の印象に残った部分です。

加えて、ラウンジ内の窓側の席からは、窓越しに駐機場で翼を休めている飛行機はもちろん、目の前に広がる滑走路では、これから飛び立ったり、着陸したりする飛行機の勇姿をのんびり楽しめるのも嬉しいポイントです。

席自体は、伊丹空港のリニューアルが完了するまでは最新のダイヤモンドプレミアラウンジの座を維持していた那覇空港のラウンジとも多くの共通点を感じる、落ち着いた雰囲気が良好な仕上がりになっています。

もちろん、最新のラウンジらしくラウンジ内の様々な場所に充電用のコンセントやUSB端子が用意され、どの席を利用しても、その恩恵が受けられるように工夫されているのも好印象でした。

ちなみに、荷物などを預けることのできるロッカーは、15個分用意され、もちろん無料での利用も可。

また、東京と大阪を行き来するビジネス用途での利用も多い対象者の属性を考慮した結果なのか、携帯電話での通話が可能な個室タイプのブースが、上の写真のように他の空港よりもたっぷり多めに用意されていたのも驚きました。

電話用のブースの中は、落ち着いたインテリアで統一されていて、なかなか好印象です。

また、ラウンジ内の席と同様に、充電用のコンセントやUSB端子が用意され、バッテリー切れの心配なく、通話などの利用ができるように配慮されていました。

 

ちなみに、トイレはとてもシンプルな一般的な形で案内され、かつてタッチ式の自動ドアが導入され、一部トイレが見つけにくい混乱を巻き起こした那覇空港での経験は活かされていることが分かります。

もちろん、JALのラウンジらしく、マッサージ機もこれまでと同じメディカルマッサージチェア「3S匠」が用意され、搭乗前のリフレッシュに活躍してくれます。

しかも、ラウンジ内で奥まった個室のような場所に合計2台が設置されていますから、ラウンジ内でも特に静かな環境でマッサージを楽しめるのも嬉しいポイントですね。


リニューアル後の伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジの軽食ラインナップ

同じJALの国内線ラウンジでも、ダイヤモンドプレミアラウンジとサクララウンジとの間で設けられている差の1つが、軽食サービス。

具体的には、ダイヤモンドプレミアラウンジでのみ、おにぎりやパン、各種スープなどの軽食が提供されるというもの。

もちろん、内容としてはしっかりと食事の提供もサービスの提供目的の1つとなっている国際線のラウンジとは異なり、あくまで軽食という範囲を外れるものではないのですが、ちょっと小腹を満たしたい時には無料で利用できるサービスとしてまずまず以上の活躍を見せてくれるはずです。

リニューアル後の伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジで提供される軽食で、最も目を引く存在といえば、4種類のオリジナルパンかもしれません。

リニューアルオープン初日は、

  • 宇治抹茶デニッシュ
  • チーズパン
  • 六甲山嶺ミルクパン
  • 粗挽きウインナーデニッシュ

という4つのオリジナルパンのラインナップが提供されていました。

また、それとは別に、他の空港にあるダイヤモンドプレミアラウンジでも定番として提供されているJAL特製焼きカレーパンもしっかりと提供されていました。

ちなみに、私が4種類のオリジナルパンを味わってみた限りでは、上の写真に写っている

  • 宇治抹茶デニッシュ
  • チーズパン
  • 粗挽きウインナーデニッシュ

が手軽につまみやすく、最初におすすめしたいと感じました。

また、六甲山嶺ミルクパンはややサイズが大きなものながら、見た目よりもずっと食べやすく味わい深いのが気に入りました。

その一方で、オリジナルパンほどの注目を集めるものではないものの、おにぎりはおにぎりでも、伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジでは焼きおにぎりが提供され、リニューアルオープン初日は、

  • かしわ焼きおにぎり
  • 梅しそ焼きおにぎり

の2種類がラインナップ。

個人的には、他の空港のラウンジで提供されているおにぎりよりも焼きの部分でさらに一手間が加えられていて、実際に美味しく楽しめるのも気に入っています。

軽食の最後を飾るのは、スープ類としてラインナップされている

  • 味噌汁
  • カレーチャウダー

の2種類。

しかも、この中でもカレーチャウダーは想像以上にカレーの風味が楽しめる作りになっていることがこのラウンジで提供される軽食で最大の誤算、あるいはダークホースになったといえるのかもしれません。

なぜなら、ラウンジ内を歩いてみると、かなりの人が焼きおにぎりをカレーチャウダーにほぐしながら投入し、オリジナルカレーを楽しんでいる方の姿がなかなか頻繁に確認できたから。

確かに、私自身、国内線のラウンジでも国際線のラウンジのようにカレーが楽しめたらいいなと思っていたものの、そうした願いの実現(?)に、多少思っていた形とは違えど、最も近いといえるのは伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジなのかもしれませんね。

リニューアル後の伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジの飲み物ラインナップ

その一方で、飲み物やアルコールのラインナップで、このラウンジの特長といえば、それは間違いなく、青汁の存在です。

カロリーのある飲み物やアルコールを飲まない利用者にとっては、健康志向にも貢献してくれるという意味で、嬉しい選択肢になるのは間違いありません。

しかも、青汁らしさをしっかり感じさせつつも、飲みやすさも重視された形での調整が感じられ、意外にすっきり気軽に楽しめるのも好印象。

国内線のラウンジではアルコールを楽しまないと決めている私にとって、リニューアル後の伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジでは、この青汁をメインの飲み物として楽しみたいくらいです。

それ以外の飲み物としては、一般的な抽出の度に豆を引くタイプのコーヒーマシン。

ちなみに、上の写真では、飲み物関連ではないものの、JALのラウンジらしく、端の方に温められたおしぼりが専用の保温庫の中で用意されているのも確認できますね。

ティーバッグで抽出して楽しむタイプのお茶コーナー。

ダイヤモンドプレミアラウンジのアルコールとしては定番の1つ、知多も。

定番という意味では、

  • サッポロ エビス
  • キリン 一番絞りプレミアム
  • アサヒ ドライプレミアム豊穣
  • サントリー ザ・プレミアム・モルツ

などもプレミアムビールとしてのラインナップを形作っていました。

その他の飲み物としては、ビールジョッキの用意された冷蔵庫の中に、

  • トマトジュース
  • 牛乳
  • ミネラルウォーター
  • ポカリスエット

が一緒に準備されていました。


最新のラウンジらしい隠された秘密の仕掛け

こうした形でサービスが提供されるリニューアル後の伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジですが、最新のラウンジらしさを感じる秘密の仕掛けがまだ隠されています。

それが、上の写真の部屋。

この部屋は軽食などが用意された部屋とは一枚の壁で隔てられ、部屋と部屋の行き来は開け放たれた扉を通じて行います。

そのため、一見するとただのダイヤモンドプレミアラウンジの一室にしか見えないのですが、重要な仕掛けは部屋の奥に扉として隠されています。

というのも、部屋の奥の壁の先には、サクララウンジが広がっていて、サクララウンジが混雑した時には、奥の壁に用意された扉を開け放ち、逆にダイヤモンドプレミアラウンジ側の壁を閉ざすことで、サクララウンジの1室として活用できるから。

しかも、ダイヤモンドプレミアラウンジとサクララウンジの利用者が混在することもありませんから、混雑状況に応じで、ラウンジ間のスペースをやりくりし、有効活用できるようになりました。

実際、国内線のラウンジだけではなく、国際線のラウンジでもピーク時の混雑は大きな問題ですから、今後リニューアルや新たに営業開始されるラウンジでは、こうしたギミックがこっそり用意され、活用されるのが当たり前になるのかもしれませんね。

伊丹空港2階にあった仮設ダイヤモンドプレミアラウンジとリフレッシュラウンジの今

このように全く新しい形でサービスの提供が開始されたリニューアル後の伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジですが、少しだけ気になるのが、リニューアル工事中にこれまでラウンジサービスを提供していた2階の仮設ダイヤモンドプレミアラウンジ(元サクララウンジ)と空港内の通路に突如として登場したリフレッシュラウンジの今かもしれません。

まず、元サクララウンジで、リニューアル工事中は仮設のダイヤモンドプレミアラウンジとして利用されてきたラウンジは閉鎖され、入室できないのはもちろん、正面のドアの前には新しいラウンジへの案内が掲示されていました。

また、ダイヤモンドプレミアラウンジに変わってしまったサクララウンジの代わりに独自のサービスが提供されたリフレッシュラウンジも、今は通路とラウンジ内を隔てていた植栽やパーティションが残るのみで、ラウンジの中身はきれいに片付けられていました。

いずれにしても、リニューアルオープン直前となる前日の3月27日まで通常通り営業していたとは少し信じられない状況ですね。

まとめ

JALが誇る国内線の主要空港の1つだけあって、かなりの力を入れて実施された大阪・伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジのリニューアル。

実際、そこで提供されるサービスは高品質で心地よく、設備面でもよく考えられていることがはっきりと自覚できるほど。

昨年営業が開始された那覇空港のダイヤモンドプレミアラウンジをさらに進化させた新たなダイヤモンドプレミアラウンジとして、一度訪れて、そこでの時間を過ごしてみるのも、JALが目指すラウンジサービスの最先端を実感する上でも、なかなかおすすめだと思いますよ。

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