ブリティッシュエアウェイズ BA315便 パリ・シャルル・ド・ゴール-ロンドン・ヒースロー エコノミークラス搭乗記(ヒースロー空港を利用するメリット&デメリット、チェックインとラウンジ利用のおすすめ、不思議な優先搭乗と機内サービス、ヒースロー空港でのターミナル間乗り継ぎ)

イギリスのロンドンを拠点するフラッグキャリアとしてはもちろん、JALも所属するアライアンス、ワンワールドの中心メンバーとしても存在感を表し続けるブリティッシュエアウェイズ(BRITISH AIRWAYS)。

日本からロンドンを目的地とした旅程だけではなく、かつての大英帝国としての威容を今に残す路線網は、ご近所のヨーロッパ各地、あるいはアフリカなどそれ以外の地域でもイギリスとの関係が深い目的地へのアクセスでも高い利便性を誇るため、ワンワールドを好んで利用している方にとって重要な選択肢の1つにもなっているはずです。


ヨーロッパ旅行にヒースロー空港経由を選択するメリット

実際、JALを中心としたワンワールドの航空会社を好んで利用している我が家でも、ヨーロッパを訪れる時には、ロンドンのヒースロー空港経由の旅程を利用するケースも意外に多いというのが正直な部分です。

それはやはり、ヒースロー空港の持つ、

  • 乗り継ぎ前提では他のヨーロッパの都市経由よりも安価な航空券が供給されていることも多い
  • JALでは他のヨーロッパの都市の1日1往復よりも多い1日2往復運航しているため、上位クラスを中心とした国際線特典航空券の予約難易度が低い
  • 優先保安検査や充実したラウンジなどワンワールドのステイタスを保有した利用者に優しい

といった良い意味での使いやすさが大きな理由と言えるかもしれません。

また、乗り継ぎでの利用を前提とした場合、ヒースロー空港での導線はよく考えられていて、意外に安心して乗り継ぎが可能なのも嬉しいメリットです。

ヨーロッパヒースロー空港経由で日本に帰国するデメリット

ただし、そういったメリットを持つヒースロー空港ですが、忘れてはいけないデメリットが存在しているのも事実。

そのデメリットというのが、ヒースロー空港から日本を含めた長距離線に搭乗する際に支払いを求められる高額な空港税の存在です。

具体的に、イギリスのお隣、フランスと搭乗クラスごとの日本からの往復で必要な燃油サーチャージと税金の合計金額(2019年9月28日現在のJAL請求金額)を比較してみると、

イギリス・ロンドン・ヒースロー空港

  • エコノミークラス:48,750円
  • ビジネスクラス:61,250円

フランス・パリ・シャルル・ド・ゴール空港

  • エコノミークラス:38,460円
  • ビジネスクラス:43,240円

となっていて、エコノミークラスでは約1万円、ビジネスクラスでは約18,000円もの違いですから、無視できない金額なのは間違いありません。

実際、我が家でも、このまるで罰金なのかと思ってしまうような税金が課される、

  • ロンドン → 東京

のようなヒースロー空港をスタートとした航空券での日本への直接の帰国は極力避けるようにしているほど。

逆に、同じヒースロー空港経由での日本への帰国でも、

  • パリ → ロンドン →東京

のように、1冊の航空券として予約した場合には、あくまで出発地がヒースロー空港以外の空港で、ヒースロー空港はあくまで乗り継ぎでの利用として扱われますから、高額な空港税は回避可能。

そのため、我が家ではロンドンを経由しヨーロッパの別の都市を目的地とする場合、

  • 日本発ロンドン経由ヨーロッパの都市行きの往復有償航空券
  • 日本発ロンドン経由ヨーロッパの都市行きの往復ブリティッシュエアウェイズ特典航空券
  • 日本発ロンドン経由ヨーロッパの都市行きの往復ワンワールド特典航空券

のいずれかを好んで利用するようにしています。

ちなみに、ヒースロー空港の空港税を回避する目的には、

  • ヨーロッパの都市発ロンドン経由日本行きの片道有償航空券
  • ヨーロッパの都市発ロンドン経由日本行きの片道ブリティッシュエアウェイズ特典航空券
  • ヨーロッパの都市発ロンドン経由日本行きの片道ワンワールド特典航空券

といった片道の利用も可能ですが、これらの航空券は航空券代金や必要マイル数の面でかなり割高になってしまうため、積極的には選びたくはない予約方法になっています。

パリのシャルル・ド・ゴール空港発ロンドンのヒースロー空港行きのBA315便

そんな我が家がパリから日本に帰国する時に時々利用することになるのが、ブリティッシュエアウェイズが運航するBA315便。

パリのシャルル・ド・ゴール空港を14:10に出発し、パリとは1時間分遅い時差のあるロンドンのヒースロー空港には14:30に到着します。

機材は客室内の通路が1本で比較的コンパクトな飛行機に分類されるエアバスのA319、A320、A321のいずれか。

ちなみに、ブリティッシュエアウェイズではパリのシャルル・ド・ゴール空港から、コードシェアを含め、

  • ターミナル1
  • ターミナル2A
  • ターミナル2C
  • ターミナル3

という4種類のターミナルを利用しているのですが、BA315便の出発ターミナルについては、シャルル・ド・ゴール空港のターミナル2Cが利用されることが基本となっているようでした。


BA315便のチェックイン

BA315便の手続きを行うブリティッシュエアウェイズのチェックインカウンターはターミナル2Cにある9番カウンター。

ただし、シャルル・ド・ゴール空港はブリティッシュエアウェイズの拠点空港ではなく、チェックインカウンターが常時営業しているわけではないため、BA315便のチェックイン開始は出発の3時間前の11:10から。

それまではターミナル2Cにあるブリティッシュエアウェイズのチェックインカウンター自体が営業していないため、仮にオンラインチェックインを利用している場合でも、預入荷物がある場合には、その営業開始時間まで待つ必要があるのは要注意ですね。

チェックインカウンターには、

  • ビジネスクラス以上の上位クラス利用者
  • ブリティッシュエアウェイズの上級会員
  • ワンワールドのステイタスを保有している利用者

を対象とした専用レーンが1つだけ用意されているのですが、あまりに混雑すると、一般レーンに並んでいる利用者の手続きを一時止め、専用レーンで待っている利用者の手続きを優先するなど、ある程度柔軟に対応しているようでした。

ちなみに、ブリティッシュエアウェイズの地上係員の方は、一見、厳格で近寄りがたい雰囲気をまとっている方も多いのですが、気さくに話しかけてみると意外とフランクで、本来はワンワールドの預入荷物の運用ルール上除外されているはずのプライオリティバゲージサービス用のブリティッシュエアウェイズのタグを出してくれて、最優先での手荷物返却に配慮してくれるなど、ホスピタリティは十分です。

チェックインの手続きを終えた後は、搭乗券を手にチェックインカウンター近くの出国審査場の入り口に進むだけ。

ただし、シャルル・ド・ゴール空港では最初に出国審査、続いて保安検査という順番で手続きが進むのですが、そのいずれでもワンワールドの上級会員には特に優先的な扱いはなく、時間帯によっては長い長い順番待ちの列に並ぶ必要があるのは少しだけ要注意。

そのため、ワンワールドをメインに利用している方にとって、この優先的な扱いで歯がゆさを感じる部分だけがシャルル・ド・ゴール空港の出発で気になるポイントかもしれません。

BA315便の利用ラウンジ

シャルル・ド・ゴール空港には、ワンワールドの航空会社の利用ラウンジとして、

  • アメリカン航空アドミラルズクラブ(ターミナル2Aとターミナル2Cの中間)
  • キャセイパシフィックラウンジ(ターミナル2Aとターミナル2Cの中間)
  • Sheltairラウンジ(ターミナル2D)
  • Air France L’Espaceラウンジ(ターミナル2E)
  • スターアライアンスラウンジ(ターミナル1)
  • Qatar Airways Premiumラウンジ(ターミナル1)
  • Salon ICAREラウンジ(ターミナル1)

の7つが用意されています。

しかし、ラウンジによっては、

  • アメリカン航空アドミラルズクラブ:全てのワンワールド加盟航空会社運航便利用者
  • キャセイパシフィックラウンジ:全てのワンワールド加盟航空会社運航便利用者
  • Sheltairラウンジ:フィンエアー運航便の利用者限定
  • Air France L’Espaceラウンジ:JAL運航便の利用者限定
  • スターアライアンスラウンジ:LATAM航空運航便の利用者限定
  • Qatar Airways Premiumラウンジ:カタール航空運航便の利用者限定
  • Salon ICAREラウンジ:カタール航空運航便の利用者限定

というような利用に関する制限が設けられています。

つまり、ブリティッシュエアウェイズが運航するBA315便では、全てのワンワールドに加盟している航空会社の運航便の利用者を対象にしている、

  • アメリカン航空アドミラルズクラブ
  • キャセイパシフィックラウンジ

という2つのラウンジが利用可能ということですね。

この2つのラウンジは隣り合って立地していてアクセスは共に良好。

また、営業時間は、

  • アメリカン航空アドミラルズクラブ:6:30から15:00まで
  • キャセイパシフィックラウンジ:6:00から21:30まで

となっていて、シャルル・ド・ゴール空港を14:10に出発するBA315便の利用者はどちらのラウンジも問題なく利用できることが分かります。

ちなみに、この2つのラウンジの中では特別なこだわりが無い限りキャセイパシフィックの利用がおすすめ。

なぜならキャセイパシフィックラウンジの方がホットミールなどの料理が充実しているのはもちろん、利用者からのオーダーを受けてから作り始め、

  • ワンタン麺(Wonton Noodle、雲呑麺)
  • 担々麺(Dan Dan Noodle、擔擔麵)
  • チキンフォー(Pho Chicken、越式鶏河粉)
  • ベジタリアンうどん(Vegetarian Soup、素菜湯粉)

などのできたての料理が楽しめるヌードルバーも用意されているから。

また、夏の時期の限定として、

  • チキンヌードルサラダ(Chicken Noodle Salad、鶏肉白菜撈麺)

といった特別メニューが準備されているのも一生懸命な印象を感じるポイントの1つ。

ちなみに、そのヌードルバーのメニューの中でも、チキンフォーはスープの味わいと麺のバランスから、特にお気に入りの一品で、キャセイパシフィックの本拠地の香港や、味付け自体を日本人の好みに合わせているはずの羽田空港で提供される麺類よりも、それらのラウンジから遠く離れたヨーロッパにあるラウンジで提供されるものの方が美味しいと感じるほど。

これにはさすがはグルメの国として知られるフランスに所在するラウンジと感心するしかありません。

BA315便の事前改札と優先搭乗

BA315便の搭乗ゲートはアメリカン航空アドミラルズクラブとキャセイパシフィックラウンジからもほど近いC85番搭乗口。

定刻の出発時間14:10に対し、搭乗開始予定時刻はその30分前の13:40というように案内されていました。

しかし、列に並ぶのを特にいとわないと伝え聞くイギリス人の辛抱強い性格が表現されているのか、あるいは機内持ち込み荷物の収納に対して強い危機感を持っているのか、搭乗開始予定時刻の15分前にはゲート前に並び始める利用者の姿も。

実際に係員のお手伝いが必要な方の搭乗が行われる13:35の事前改札開始直前には50人ほどが並び、1本の長い列を作っていたほどでした。

そうしてゲート前の順番待ちの列がだんだん長くなってくると気になるのは、

  • グループ1:ワンワールドエメラルドやビジネスクラス利用者
  • グループ2:ワンワールドサファイア
  • グループ3:ワンワールドルビー
  • グループ4&グループ5:その他のエコノミークラス利用者

といったブリティッシュエアウェイズの短距離路線での搭乗の順番を左右するそれぞれの列はどこにあるのかということ。

しかし、目の前には1本の列しかなく、グループを示す優先搭乗用の案内板もありません。

そのため、とりあえず1本しかない列に加わり事前改札が終わるのを待ってみることにしました。

そうして事前改札が終了すると、次は案内板もなく多くの利用者が並んでいた列の搭乗が開始。

つまり、搭乗開始予定時間前から多くの利用者が並んでいた列がグループ1用のもので、そこに並んでいた利用者はもれなくビジネスクラスの利用かワンワールドエメラルドのステイタスを保有という条件を満たしていたということですね。

確かに、フランスとイギリスの首都間を結ぶビジネス路線としての性格を持つBA315便ですが、これだけ多くのワンワールドエメラルド保有者が集結して実際に利用している様子を目の当たりにすると、驚くのと同時にどうしても日本を代表するビジネス路線の羽田-伊丹間の搭乗開始前の様子を思い出してしまいます。

ちなみに、グループごとに並ぶべき列を区別するための案内板すらない状態ですから、そうとは知らずに優先搭乗対象外の利用者も、優先搭乗用の列に加わってしまうのですが、ゲートでの地上係員による搭乗条件のグループ表示のチェックはしっかりと行われているようで、対象外の利用者には強い口調で「今はグループ1の利用者のみ!」と伝えている姿も見られました。

そのため、とりあえずグループ1以外の利用者は次の案内が行われるまで、ゲート近くで待機しておくのが安心かもしれません。

BA315便の搭乗

ゲートを通過した先のボーディングブリッジからは今回のフライトで利用する機材の姿。

グループ1の優先搭乗に先駆けて行われた事前改札の対象者の着席がスムーズに行われなかったのか、ボーディングブリッジ内での数分の待ち時間を経て機内に入ります。

機内は通路が真ん中に1本用意されているだけのコンパクトなもの。

通路の先にあるコクピットのドアは乗客が搭乗しているタイミングでも大きく開け放たれ、機長や副操縦士などの運航乗務員が出発準備を進めている様子が確認できます。

このあたりには日本とは異なる海外の航空会社らしいおおらかさのようなものが感じられますね。

機内は数席の空席が見られるものの、ほぼ満席。

ただし、エコノミークラスでも、前の席とのスペースも比較的確保され、LCCの機内のような狭さを感じずに済むのは嬉しいポイントです。

また、安価な航空券での預入荷物の有料化の流れを受けた機内持ち込みの増加による頭上の荷物入れの混雑については、確かに混み合うものの、全く収納スペースが見つからないという状況ではなく、ほとんどの利用者が自身の近くになんとかスペースを確保できているようでした。

BA315便の離陸から機内サービス

飛行機のドアが閉じられるドアクローズが行われたのが14:05。

ただ、急に降り出した激しい雨の影響もあったのか、空港内の混雑のため、離陸が遅れるらしく、すぐに飛行機が動き出しません。

結局、飛行機が後ろ向きに動き出し、実際の出発時間とみなされるプッシュバックが開始されたのは14:16。

そこからゆったり誘導路を進んで実際に離陸が開始されたのは14:32でしたから、朝夕などの混雑時の成田空港ほどではないものの、離陸までに少しだけ待たされた感を感じました。

シャルル・ド・ゴール空港の滑走路から離陸した飛行機は一路ロンドンを目指します。

離陸から6分後の14:38にはシートベルトサインがオフになり、ビジネスクラスとエコノミークラスの間の境界はカーテンで遮られます。

エコノミークラスからは見通すことのできないビジネスクラスでは、上の写真のようなワンプレートタイプの簡単な食事が提供されるため、カーテンの向こうからは食器と食器のぶつかる音が聞こえ始めます。

一方のエコノミークラスは食事はもちろん、ソフトドリンクも無料での提供はなく、唯一水だけは注文することで無料でもらえるのみ。

食べ物や水以外の飲み物が欲しい場合には、シートポケットに入っているマークス&スペンサー(Marks & Spencer、M&S)監修の機内食&ドリンクメニューから、有料あるいはブリティッシュエアウェイズのマイル、AVIOSで注文する必要があります。

このメニューを含め、シートポケットに用意された、

  • 機内誌
  • 機内販売カタログ
  • マークス&スペンサー機内食&ドリンクメニュー

の点検やメンテナンスはあまり熱心に行われていないようで、メニューを広げてみると肝心の中身のページが無くなっていたり、そもそもメニュー自体用意されてないケースもあるため、どうしても注文したい時には、周囲の利用者からその方の席に用意されたメニューを借りる必要が生じるかもしれません。


BA315便の着陸とバス降機

再びシートベルトサインがオンになったのは15:04。

その後、ヒースロー空港混雑のため生じた上空待機を経て、実際に着陸したのはフランス時間の15:20(イギリス時間の14:20)

駐機場に駐機し、実際にドアが開いたのはイギリス時間の14:30。

イギリス到着の定刻が14:30でしたから、離陸前と着陸前の空港混雑による遅れが発生した上での定刻到着を考えると、元々そうしたトラブルの発生を考慮した上で、あらかじめなかなかの余裕を確保したフライトスケジュールが採用されていることが分かりますね。

飛行機のドアから外に出た利用者の前に待っていたのは2台のバス。

つまり、一般的なボーディングブリッジでの降機ではなく、飛行機から階段状のタラップを利用して降りた後は、バスでターミナルに向かうバス降機が航空会社側によって選択されたということです。

このバス降機、空港側にはボーディングブリッジの混雑を緩和でき、航空会社側には空港使用料を節約できるというメリットがあるのですが、利用者にとっては荷物を持った状態で金属製の階段を気をつけながら降り、バスに乗車した後は空港内を疾走する際の激しい揺れに耐え続けなくてはいけないという意味で、残念に感じる部分が存在しているのも事実。

特に、雨が降っている時には、タラップの金属製の階段が極端に滑りやすくなることもあるため、本当に要注意です。

BA315便ヒースロー空港到着後のターミナル5からターミナル3への移動

飛行機から乗車するバスは、利用者をブリティッシュエアウェイズがヒースロー空港の重要な拠点としているターミナル5へと運びます。

このまま日本に帰国する場合、仮にブリティッシュエアウェイズの日本行きの国際線に搭乗する場合は、そのまま同じターミナルのターミナル5から搭乗するだけと簡単なのですが、JALを利用する場合は、到着したターミナル5からJALが利用しているターミナル3に移動しなくてはいけません。

その際には、ターミナル5内に表示された「Flight Connections」の案内を元にターミナル3を目指すことになります。

ちなみに、同じ乗り継ぎでもターミナル5に到着し同じターミナル5から出発する場合は、徒歩だけで移動し、簡単な手荷物検査を受けるだけで、ターミナル5のゲートのある出発エリアに到達できるのですが、それ以外のターミナルからの出発便を利用する場合には、必ず無料のターミナル間連絡バスで移動する必要があります。

とはいえ、どちらの場合も制限エリア内での移動だけで完結するということに違いはありませんから、イギリス入国とその後の出国が不要な、なかなかシンプルなものです。

「Flight Connections」の案内に従ってターミナル3を目指し、空港内を進んでいくと、閉ざされた自動ドアの出口とその先に用意されたバス停に到着します。

自動ドアの出口の上の液晶画面には行き先となるターミナル名と、次のターミナル間連絡バスが到着するまでの時間が表示されています。

ちなみに、上の写真では先発のバスが7分後に到着し、それからわずか1分が経過した8分後には次発のバスが到着するという案内になっていますが、さすがに1分ごとという極端に短い時間間隔ではなく、実際には約10分に1回の頻度でバスの運行が行われているようでした。

ターミナル3での保安検査と乗り継ぎカウンターでのJAL搭乗券の発券

こうしてターミナル5から到着したターミナル3ですが、バスを降りた後、最初に通過しなくてはいけないのは、次にターミナル3からの出発便で利用の搭乗券確認を行なった後で行われる保安検査です。

保安検査前に行われる確認に必要な次に利用する便の搭乗券ですが、仮にシャルル・ド・ゴール空港での発券が行われていなかった場合、ヒースロー空港のターミナル3で発券する必要があります。

その時に困ることになるのが、JALの搭乗券を発券してもらうための乗り継ぎカウンターです。

なぜなら、ブリティッシュエアウェイズとアメリカン航空の2社については、ターミナル3へのバスを降りてすぐの保安検査が行われる前の段階で利用できる場所に乗り継ぎカウンターが用意されているのですが、JALを含めたその2社以外の航空会社の乗り継ぎカウンターは、保安検査を通過した先に用意されているから。

しかし、心配は無用です。

実際、ブリティッシュエアウェイズとアメリカン航空以外の航空会社でターミナル3を出発する場合、搭乗券を所持していなくてもEチケット控えなどの提示だけで保安検査前の確認を通過することができるため、全く問題ありません。

ちなみに、ターミナル3の乗り継ぎ用保安検査を通過した先に用意されたJALの乗り継ぎカウンターは、JL44便の定刻出発時間19:15の3時間前となる16:15からの営業開始となり、いくら早くターミナル3に到着していても、実際の搭乗券の受け取りはその営業開始後になってしまいます。

しかし、実際には乗り継ぎカウンターの営業開始前にターミナル3に到着していたとしても、Eチケット控えの提示だけで、ラウンジの入室資格ごとに、

  • British Airways Galleries Club ラウンジ
  • British Airways Galleries Firstラウンジ
  • アメリカン航空アドミラルズクラブ
  • アメリカン航空ファーストクラスラウンジ
  • キャセイパシフィックビジネスクラスラウンジ
  • キャセイパシフィックファーストクラスラウンジ
  • カンタス航空ラウンジ

といった、最大7つにも及ぶターミナル3内に用意されているラウンジへの入室を受け付けてもらえるため、時間を無駄にすることなく、快適な待ち時間を過ごせるはずです。

これだけのラウンジが自由に利用できるとなると、どのラウンジを選ぶべきか迷ってしまいそうですが、それぞれのラウンジは比較的近くに立地しているだけではなく、他のラウンジと比べて得意な部分と苦手な部分が比較的はっきりとしているため、最も好みのラウンジを見つけてそこでじっくり過ごしたり、重視するサービス内容によって2つ以上のラウンジを好きなように組み合わせてみるというのもおすすめです。

個人的には、ゆったりとした空間の使い方とインテリアの組み合わせ、雰囲気が好みに合っているため、キャセイパシフィックファーストクラスラウンジでのんびり過ごすことも多く、そこでの時間はとても気に入っています。

まとめ

フランスの首都パリにあるシャルル・ド・ゴール空港とイギリスの首都ロンドンにあるヒースロー空港とを結ぶブリティッシュエアウェイズのBA315便。

主要な国の首都間を結ぶ路線を構成する要素の1つがBA315便ということもあって、ビジネス路線としての横顔はもちろん、それぞれの空港の底力や魅力がしっかりと感じられるフライトになるはずです。

また、日本からのヨーロッパに向かう旅程では、ヒースロー空港の活用にいくつかの注意点が存在するのも事実ですが、それでも、JALを含め、ワンワールドに加盟する航空会社を好んで利用している方にとって、ロンドンのヒースロー空港を拠点とし、数多くの個性的な路線網を維持するブリティッシュエアウェイズは魅力的な選択肢の1つですから、実際に活用してみるのも面白いと思いますよ。

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