JAL JL228便 大阪・関西-東京・羽田 搭乗記(関西空港発着の国際線を選ぶメリット、国際線と国内線が同居の関西空港第1ターミナルの罠、悩ましい関西空港プライオリティパスラウンジ利用、JL228便の搭乗とサービス、羽田空港到着時間)

JALが国際線を運航している主要な国際空港としては、

  • 羽田空港
  • 成田空港
  • 中部空港
  • 関西空港

の4つの空港が存在しているものの、JALが運航する国際線の大半が発着しているのは、首都圏からのアクセスに優れた羽田空港と成田空港に限られ、それ以外の中部空港や関西空港を発着しているJAL運航の国際線は容易に数えるほど少数という現実があります。

実際、中部空港や関西空港に比べて利用者数が多く、それに伴って様々な設備投資も積極的に行われる羽田空港と成田空港は、そこで提供されるサービスも高品質で快適なものになりやすく、それもまた、都心近くの空港への一極集中を強力に推し進める原因と言えるかもしれません。

バンコク線と台北線をJAL国際線特典航空券エコノミークラスで利用する時にキラリと光る中部空港と関西空港のメリット

実際、羽田空港を最寄りの空港としている我が家でも、羽田空港や成田空港を利用した海外旅行はとても便利で快適なものです。

特に、国内線の飛行機を利用した乗り継ぎを必要とせず、自宅から空港までの移動時間が短いアクセス面での利便性はもちろん、空港で出発までの間に提供されるラウンジサービスなども、最上位となるファーストクラスラウンジをも用意している羽田空港や成田空港に対し、中部空港や関西空港ではサクララウンジのみの提供となっていることも、気になるという方はいらっしゃるはず。

では、我が家で羽田空港や成田空港以外に中部空港や関西空港を利用することがまったくないのかというと、実はそうではありません。

なぜなら、JALマイルを利用するJAL国際線特典航空券のエコノミークラスでバンコク線と台北線を利用する時のみ、中部空港と関西空港を発着する便を選択すると、必要マイル数の大幅な割引が受けられるというメリットがあるから。

実際、バンコク線の場合、発着する空港によって、大人1名片道分の必要マイル数は、

  • 羽田空港発着:17,500マイル~
  • 成田空港発着:13,500マイル~
  • 中部空港発着(2020年3月より運休):12,500マイル~
  • 関西空港発着:12,500マイル~

というようになっています。

同様に、台北線の場合でも、

  • 羽田空港発着:10,000マイル~
  • 成田空港発着:10,000マイル~
  • 中部空港発着:9,000マイル~
  • 関西空港発着:7,500マイル~

となっていて、なかなかインパクトのある割引率で特典航空券の提供が行われていると分かるはずです。

JAL国際線特典航空券では、どのキャビンクラス利用でも、

  • 往路:国際線へ24時間以内に乗り継ぐ国内線区間
  • 復路:国際線から24時間以内に乗り継ぐ国内線区間

を国際線区間と一緒に予約する場合、追加の必要マイル無しで利用できる優遇がありますから、

往路:

  • 関西空港 →(国際線利用)→ 台北桃園空港

復路:

  • 台北桃園空港 →(国際線利用)→ 関西空港

といったシンプルな往復合計2区間の利用でも、

往路:

  • 羽田空港 →(国内線利用)→ 関西空港 →(国際線利用)→ 台北桃園空港

復路:

  • 台北桃園空港 →(国際線利用)→ 関西空港 →(国内線利用)→ 羽田空港

というような、国内線2区間を含む、往復合計4区間の利用でも、最もリーズナブルな必要マイル数として設定される基本マイル数は全部で15,000マイルということに変わりありません。

 

ただ、我が家での実際の利用では、

  • 羽田空港と成田空港に用意されたファーストクラスラウンジを利用できるJMBダイヤモンドを維持している
  • 関西空港から直接羽田空港に向かうのではなく、大阪や京都でのプチ関西旅行を楽しみたい

という事情もあって、

往路:10,000マイル必要

  • 羽田空港 →(国際線利用)→ 台北松山空港

復路:7,500マイル必要

  • 台北桃園空港 →(国際線利用)→ 関西空港 → (関西観光含む地上移動)→ 伊丹空港 →(国内線利用)→ 羽田空港

というような旅程を合計17,500マイルの負担で作成することも多いというのが正直な部分です。

ちなみに、関西空港からJALの運航する国内線を利用する場合、関西空港の第1ターミナル内にある、

  • ぼてぢゅう
  • 大韓航空ラウンジ
  • 比叡
  • 国内線サクララウンジ

といったラウンジサービスを利用できるのも嬉しいポイントです。

特に、

  • ぼてぢゅう
  • 大韓航空ラウンジ
  • 比叡

については、

ぼてぢゅう

  • 一般エリア3階
  • 営業時間は07:00~22:00(ラストオーダー21:30)
  • (一部の発行元を除く)プライオリティパスレストランサービス対象店舗
  • 税込3,400円までの店内での飲食が可能
  • 提供料理はお好み焼きなど関西の料理を中心に多彩なもの
  • 飲み物は飲食店で一般的なアルコールや各種ソフトドリンク
  • 早朝時間帯には
  • 混雑時には料理提供までに時間を要したり、1時間以上入店待ちの列に並ぶことへの了承を求められるリスクあり

大韓航空ラウンジ

  • 一般エリア3階
  • 営業時間は07:00~14:00、15:30~19:15(日曜のみ19:35まで)
  • プライオリティパス対象ラウンジ
  • 軽食として、おにぎりや菓子パン、カップラーメン、スナックなどを提供
  • 飲み物として、ハードリカーを含むアルコールや各種ソフトドリンクを提供
  • ラウンジ内に専用トイレあり
  • 混雑時には大韓航空利用者を優先するため、プライオリティパスでの入室を断られるリスクあり

比叡

  • 一般エリア3階
  • 営業時間は07:30~22:00
  • ゴールド以上のクレジットカード対象ラウンジ
  • 食べ物としては簡単なスナックやチョコレートなどのお菓子を中心に提供(時々おにぎりが配られることも)
  • 飲み物としては各種ソフトドリンクを提供。有料でアルコールの提供もあり
  • ラウンジ内に専用トイレあり

というように、元々国際線利用者をメインの対象とする、国内線向けよりも格段に充実した高品質なサービスが提供されていますから、国内線利用にも関わらず、出発前にそれらを楽しめることも復路の帰国便で関西空港を選ぶメリットと言えるかもしれません。

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JALが運航する関西空港発羽田空港行きの国内線3便

そうした魅力を持つ関西空港を活用したJAL国際線特典航空券の利用ですが、我が家では、確保できた休みの日数や思いっきり海外を楽しんだことで減少した体力の残量などの事情から、日本に帰国した関西空港からそのまま羽田空港行きの国内線を利用するというのも、なかなか身近で重要な選択肢になっています。

そのように関西空港から直接羽田空港に戻る時に利用することになるのが、JALが関西空港と羽田空港間で運航する、

  • JL220 関西06:40 → 羽田07:40
  • JL224 関西15:05 → 羽田16:20
  • JL228 関西21:10 → 羽田22:25

という3便の国内線です。

ちなみに、バンコクや台北からの関西空港に到着する国際線は、

  • バンコク線:JL728 バンコク00:25 → 関西08:00
  • 台北線:JL814 台北08:40 → 関西12:25

というような形で運航されていますから、関西空港到着の当日中に羽田空港への移動を考える場合、早朝発のJL220を除いた、

  • JL224 関西15:05 → 羽田16:20
  • JL228 関西21:10 → 羽田22:25

の2つのいずれかが選択肢になるということですね。

関西空港第1ターミナル2階の国内線出発・到着フロアでのJL228便チェックイン

実際に関西空港を出発するJAL運航の国内線を利用する時、注意しなくてはいけないのはチェックインの手続きや実際の搭乗をどのように行うのかということかもしれません。

なぜなら、関西空港には第1ターミナルと第2ターミナルの2つのターミナルがあるのですが、JALが運航する国際線も国内線も第1ターミナルで発着するという事情があるから。

ちなみに、羽田空港の場合、

  • 国際線:第3ターミナル(旧国際線ターミナル)
  • 国内線:第1ターミナル

というようにはっきり分かれている一方、成田空港では、

  • 国際線:第2ターミナル
  • 国内線:第2ターミナル

といった形で、関西空港と同じ方式が採用されていることが分かりますね。

こうして関西空港や成田空港のように、国際線と国内線が同じターミナルから発着する場合、チェックインの手続きはもちろん、実際の搭乗の前に通過する必要のある保安検査場なども全く異なるため、注意が必要です。

実際、関西空港では、

  • 4階:国際線出発フロア
  • 3階:レストラン・ショップフロア(一般エリアにあるラウンジ含む)
  • 2階:国内線出発・到着フロア
  • 1階:国際線到着フロア

というように、フロアごとに異なる機能が割り当てられています。

そのため、仮に関西空港内で国際線から国内線に乗り継ぐ場合には、

  • 1階国際線到着フロアに到着 → 2階国内線出発・到着フロアに移動

といった形で別の階への移動が発生し、その移動の後でチェックインの手続き必要になるということですね。

2階国内線出発・到着フロアに用意されたJALの国内線チェックインカウンターは、

  • JMBダイヤモンド
  • JGCプレミア
  • 他社ワンワールドエメラルド

というような、より上位の上級会員ステイタス保有者を対象としたファーストクラスチェックインカウンターの設置こそないものの、

  • JMBダイヤモンド
  • JGCプレミア
  • 他社ワンワールドエメラルド
  • JMBサファイア
  • JGC
  • 他社ワンワールドサファイア

といった形で上級会員をすべてまとめて優先的に案内するJGCチェックインカウンターが用意されています。

ただ、関西空港を出発するJAL運航の国内線は、

羽田空港(1日3便)

  • JL220 関西06:40 → 羽田07:40
  • JL224 関西15:05 → 羽田16:20
  • JL228 関西21:10 → 羽田22:25

札幌 新千歳空港(1日3便)

  • JL2501 関西09:20 → 新千歳11:10
  • JL2503 関西14:00 → 新千歳15:50
  • JL2505 関西15:55 → 新千歳17:45

沖縄 那覇空港(1日3便)

  • JTA001 関西08:10 → 那覇10:25
  • JTA005 関西14:15 → 那覇16:25
  • JTA009 関西20:10 → 那覇22:22

石垣空港(1日1便)

  • JTA001 関西09:55 → 石垣12:30

の合計10便に限られ、そもそも国内線のファーストクラスが搭載された状態で運航される便もありませんから、必要十分な優遇と言えるのかもしれません。(いずれも時刻は2020年夏ダイヤ)

関西空港から出発するJAL国内線搭乗前のラウンジ利用

こうして、JALが運航する関西空港発の国内線のチェックインを完了した後、悩むことの1つが出発までの時間をどのラウンジで過ごすのかということかもしれません。

なぜなら、関西空港では前述の通り、

  • ぼてぢゅう(プライオリティパス対応)
  • 大韓航空ラウンジ(プライオリティパス対応)
  • 比叡(ゴールド以上のクレジットカード対応)
  • 国内線サクララウンジ(上位クラス乗り継ぎや上級会員ステイタス対応)

といったそれぞれ異なる特長を持つラウンジが国内線利用時にも活用できるようになっているから。

ただ、プライオリティパスに対応しているラウンジサービスの中でも、ぼてぢゅうは特に人気があり、入店や着席待ちの行列が発生するほどの混雑も珍しくありませんから、空港に到着後、実際にぼてぢゅうを訪れるタイミングとこれから搭乗する国内線の出発時間の組み合わせによっては、時間が足りないためにせっかくの利用できるチャンスを無駄にしてしまうリスクがあることだけは要注意です。

そのため、我が家の場合、

  1. 料理や飲み物が充実したぼてぢゅうを訪れて利用した後は、制限エリア内の静かで快適なサクララウンジに移動して搭乗開始時刻の前まで過ごす
  2. ぼてぢゅうが混雑していて利用が難しい時には、次にサービスが充実している大韓航空ラウンジを訪れ、利用後は制限エリア内のサクララウンジに移動し、搭乗開始時刻の前まで過ごす
  3. ぼてぢゅうも大韓航空ラウンジも混雑していて利用が難しい時には、そのまま制限エリア内のサクララウンジに移動し搭こ乗開始時刻の前まで過ごす

というような選択肢を順番に選ぶことが多くなっています。

個人的には、せっかく関西空港から出発するのであれば、ぼてぢゅうでお好み焼きなどの関西らしい料理を味わいたいというのが正直な部分ですが、こればかりはあらかじめ予期できない当日の混雑具合に左右されてしまいますから仕方ないですね。

JL228便の搭乗から離陸

関西空港の第1ターミナル2階にある国内線用の保安検査場を通過すると、そこは国内線専用の搭乗ゲートが並んでいるエリアに到着します。

ただ、保安検査場を通過してすぐのエリアにはKIX-ITMカード(KIX-ITM CARD)のポイントを貯めるための端末やサクララウンジの入口が用意されているので、それらを利用してから搭乗ゲートに向かうのもおすすめ。

ちなみに、このKIX-ITMカードは、関西空港を発着する便の利用1回につき10ポイントのポイント加算が無料で行えるようになってます。

しかも、そうして貯めたポイントは、30ポイント以上から関西空港内のラウンジや関西空港発着一部公共交通機関の料金割引に利用できたり、JALマイルやANAマイルへの交換にも活用できたりと、関西空港をちょくちょく利用するコツコツ派の利用者には楽しいサービスとして展開されているのは嬉しいですね。

上の写真がKIX-ITMカード用の端末やサクララウンジ入口からさらに進んだ先の搭乗ゲートが集まっているエリア。

この時に搭乗したJL228便は、JALが関西空港と羽田空港を結ぶその日の最終便としてはもちろん、JALの運航する関西空港を出発するすべての便の中でも最終便をいうこともあってか、搭乗ゲート周辺の人影もかなりまばらになっていることが分かります。

そういった事情も反映されていたのか、実際にJL228便が利用した搭乗ゲートは、ゲート22。

つまり、保安検査場を通過してほぼ正面の最も便利な搭乗ゲートが選ばれていて、最終便に対する関西空港からのちょっとした優遇のようなものを感じました。

ゲート22の外には、JL228便を運航する機材のボーイング737-800。

国内線での運航では、

  • クラスJ:20席
  • 普通席145席

の合計165席で運航されています。

また、定刻の出発時刻が21:15に対し、搭乗開始予定時刻は21:00。

つまり、搭乗開始時刻に対してかなり強気なJALの国内線らしく、15分以内で最大で165名にもなる搭乗者すべてを機内に案内し、その上で出発準備も完了させるつもりということですね。

21:00の搭乗開始予定時刻に向けて、搭乗ゲートでは準備が進んでいきます。

ちなみに、関西空港-羽田線では、優先搭乗は、

  • JMBダイヤモンド
  • JGCプレミア
  • 他社ワンワールドエメラルド
  • JMBサファイア
  • JGC
  • 他社ワンワールドサファイア

といった上級会員が一斉に搭乗するタイプのもの。

一方で、同じ大阪出発でも、伊丹-羽田線では、より早くに機内に案内される優先搭乗として、

  • 国内線ファーストクラス利用者
  • JMBダイヤモンド
  • JGCプレミア
  • 他社ワンワールドエメラルド

を対象としたものと、それに続く形で、

  • JMBサファイア
  • JGC
  • 他社ワンワールドサファイア

を対象とした優先搭乗の2段構えになっているのですが、関西空港-羽田線ではそうした優先搭乗の区別が行われていないことを残念に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

実際の搭乗は20:58。

出発の準備が完了し、飛行機のドアが閉じたのは21:16。

出発時の機内はというと、さすがに満席ではなかったものの、感覚的にはボーイング737-800の座席の8割から9割ほどが埋まっているという比較的混雑した状況でした。

ちなみに、この利用者の中には、別の乗務に備えることを目的に羽田空港へと移動する「デッドヘッド」と呼ばれるJALの乗務員の方々もなかなか多く含まれていましたから、JL228便がそうした調整用途にも活用されていることが分かりますね。

実際の出発時間として記録され、飛行機が後ろ向きに動き出すプッシュバックが開始されたのが21:20。

その後、関西空港内の誘導路を移動し、滑走路から離陸したのは21:32のことでした。

夜遅くで国内線のほとんどが運航を終了している時間にも関わらず、プッシュバックから離陸まで12分を要するあたりに、関西空港の空港としての規模の大きさや24時間体制で深夜すらも運航されている国際線の存在が感じられるように思いました。

JL228便の機内サービスと着陸

離陸が完了し、シートベルト着用のサインが消灯したのは21:37。

国内線で無料提供されるソフトドリンクのサービスが前方のクラスJの座席から開始されたのは21:40。

カップなどの片付けが開始されたのが21:57。

それからシートベルト着用のサインが再び点灯するまでの十数分間は、客室乗務員の方々がそれぞれの座席を巡回し、機内販売の案内や飲み物のおかわりを提供したりしていました。

そうしているうちに、飛行機は着陸に向けて高度下げ始め、シートベルト着用のサインが再び点灯したのは22:10。

つまり、シートベルト着用のサインが消えていたのは約33分間ということになりますから、関西空港-羽田空港間も短い路線ということが実感できますね。

実際の羽田空港への着陸は22:23。

その後、羽田空港第1ターミナルの駐機場に到着し、飛行機のドアが開け放たれたのは22:29。

飛行機の外のボーイングブリッジ内には、乗り継ぎの方用の案内板も用意されているのですが、さすがに22時を過ぎた時間帯の到着便ということもあってか、具体的な国内線への乗り継ぎ案内はありませんでした。

飛行機から降りて、足を踏み入れた羽田空港第1ターミナルの中は、普段からは想像もできないほど静かで閑散とした光景が広がっています。

そんな中を動いているのは到着したばかりの飛行機を降りて、到着口に向かう利用者とわずかなJALの乗務員の方々のみ。

普段はターミナル内で数多く営業しているお店はいずれも営業を終了し、シャッターが完全に降りた状態になっていました。

座席数の大きな機材で運航する主要路線で利用され、搭乗前には、順番待ちの列でとてつもない混雑が発生することもあるゲート16前の通路も上の写真のような状況。

とはいえ、この時間に羽田空港の第1ターミナルに到着するのは、関西空港から出発したJL228便だけというわけではなく、JALが運航する便だけに注目しても、

  • JL920 沖縄・那覇
  • JL654 鹿児島
  • JL332 福岡
  • JL530 札幌・新千歳

というようになっていて、22時30分を過ぎた時間帯でも、意外に多くの便が到着していることが分かります。

上級会員ステイタスの効果もあって、優先的に返却された預入荷物を回収し、制限エリアから一般エリアに到着したのが上の写真からも読み取れるように22:37。

この時間帯の羽田空港やその中でも国内線自体が特に混み合っていないというのが最大の理由だとは思うものの、JL228便の到着は目立った遅延などもなく、とてもスムーズな印象を感じるものだったのは事実です。

まとめ

JAL国際線特典航空券で必要マイル数が少ないお得な区間としての活用が可能な関西空港発着路線。

例え最寄り空港が関西空港から遠く離れた羽田空港だとしても、JAL国際線特典航空券の持つメリットをしっかり活用するために覚えておきたい関西空港-羽田空港間を結ぶ便の1つ、JL228はなかなか魅力的な選択肢なのは間違いありません。

また、日本でも主要な国際空港である、関西空港を出発する便だけあって、国内線にも関わらず、一部で国際線並みのラウンジサービスが提供されたりと、他の空港から出発する便では楽しめない特長も盛り沢山です。

もちろん、

  • 羽田空港
  • 成田空港
  • 中部空港
  • 関西空港

という4つの主要な国際空港の中でも、羽田空港と成田空港に、JALが運航する国際線の大半が集中する状況では、特に関東在住の方にとって関西空港を発着する国際線を選ぶというのは多少の抵抗感を感じるということかもしれないものの、スケジュールの都合さえ大丈夫なら、ついついリピートしたくなる楽しさは確かにありますから、一度お試し気分で利用してみるのも面白いと思いますよ。

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