関西空港のクレジットカード対応最新ラウンジ、ラウンジNODOKA ノドカ(ターミナルとは別の建物にあるラウンジへのアクセス、利用料金、無料での利用時間延長方法、オープン席とブース席、無料スーツケース預かり、ドリンクラインナップと料理メニュー)

飛行機と新幹線というスピード感を重視した国内長距離移動の手段を比べた時、飛行機を利用する際の嬉しい特典として忘れてはいけない存在の1つが利用者用に用意されたラウンジ。

もちろん、新幹線の利用者向けにもラウンジが用意されているのですが、ラウンジが設置されているのが東京駅や博多などの主要な駅の中でもごく一部に限られているだけではなく、その利用対象者も、

  • 飛行機のファーストクラスに相当するグランクラス利用者
  • グリーン車を利用する対象のクレジットカード保有者
  • 一定の有償乗車条件に到達した対象のクレジットカード保有者

というようにしっかり制限されています。

その一方で、飛行機を利用する際には、

  • ファーストクラスなどに相当する上位クラス利用者
  • 一定の有償搭乗条件に到達した上級会員ステータス保有者
  • 上級会員ステータスを付与するクレジットカードの保有者

といった、新幹線のラウンジと同様の制限が設けられた主に航空会社が運営するラウンジに加え、

  • ゴールドカードやプラチナカードなどの上位クレジットカード保有者
  • プライオリティパスやラウンジキーなどのラウンジ提携カード保有者

なども対象とする、より利用のハードルの低いラウンジも用意され、ラウンジの利用がより身近なものになっているのは間違いありません。

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関西空港に2021年4月30日オープンのKIXエアポート カフェラウンジ NODOKAのアクセス

そうした国内の空港にあるラウンジの中で最も新しいラウンジが2021年4月30日に新規オープンした「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」です。

このラウンジNODOKAは関西空港にあるカフェタイプのラウンジで、かつて同じ関西空港で営業していたカードメンバーズラウンジ「比叡」が閉店したことに伴い、対象のクレジットカード保有者の利用を引き受けることになりました。

ちなみに、ラウンジ比叡が閉店したのが、ラウンジNODOKAがオープンしたのと同じ2021年4月30日だったものの、ラウンジNODOKAでのクレジットカード保有者の利用は翌日の2021年5月1日からとなっていましたから、

  • 2021年4月31日まで:ラウンジ比叡
  • 2021年5月1日から:ラウンジNODOKA

というように、しっかりとした利用可能ラウンジの切り替えが行われていたことが分かります。

こうして、これまで提供されていたラウンジ比叡の代わりの役割がこのラウンジNODOKAにも与えられているとなると、その使い勝手もほぼ同等のものを期待したくなるのですが、実はそこには大きな落とし穴が存在しています。

なぜなら、関西空港の主要な航空会社が集結するターミナル1に立地していたラウンジ比叡に対し、ラウンジNODOKAはターミナル1とは全く別の建物となるエアロプラザに立地しているラウンジだから。

このエアロプラザという建物はターミナル1とは、JRと南海電鉄の関西空港駅を挟んで反対側にあるため、JRや南海電鉄といった鉄道はもちろん、リムジンバスなどで関西空港を訪れた後、そのままターミナル1に入ってしまうとどんなにターミナル内を探しても見つからないという事態に陥ってしまいます。

そのため、関西空港駅から見てターミナル1とは反対方向を目指すことになるのですが、そのまま進むとすぐに上の写真のようなエアロプラザ(AEROPLAZA)を表す案内が見つかるはずですから、最初の一歩で間違わない限り、特に不安は感じることはないはずです。

このエアロプラザはホテル日航関西空港を主要テナントとした複合商業施設で、ラウンジNODOKAもそこに入居するテナントの1つという位置づけ。

空港駅から数百メートルほど歩いてエアロプラザ内に入ると、そこには天井の開けた空間が広がるため、こんなところに本当にクレジットカード利用者ラウンジがあるのかと不安になるのですが、気にせずそのまままっすぐ進みます。

すると左手にラウンジNODOKAの入口が見えてくるはずです。

ちなみにこのラウンジNODOKAの入口は通路を挟んでコンビニのローソンとはお向かいに位置していますから、よりエアロプラザの入口から見つけやすいローソンの近くと覚えておくと安心できるかもしれません。

KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAの利用料金

こうして到着したラウンジNODOKAですが、入口には受付カウンターが用意され、ここでスタッフの方による入室手続きが行われます。

具体的には、クレジットカード保有者としての利用の場合、

  • ラウンジ利用当日搭乗分の搭乗券
  • 対象のゴールド以上のクレジットカード

の2点を提示するだけで、2時間までの無料での利用が可能になります。

ちなみに、ラウンジNODOKAの無料利用の対象としては、

  • VJAグループ
  • ダイナースクラブ
  • MUFG
  • DC
  • UFJ
  • NICOS
  • JCB
  • 楽天
  • ティーエスキュービック
  • Orico
  • アプラス
  • UC

といったクレジットカード会社の発行するゴールド以上のカード保有者が対象になっていました。

また、ラウンジNODOKAでは、対象のクレジットカード保有していない場合、有料での利用も可能なカフェラウンジとして営業しているのですが、その際の利用料金は、

オープン席

  • 最初の30分:550円
  • 延長10分ごと:140円
  • 3時間パック:1,870円
  • 6時間パック:3,080円
  • 9時間パック:4,180円

ブース席

  • 最初の30分:660円
  • 延長10分ごと:150円
  • 3時間パック:2,200円
  • 6時間パック:3,850円
  • 9時間パック:4,950円

というように、利用する席や利用時間によって料金は異なるのですが、クレジットカード保有者としての利用の場合、オープン席でもブース席でも2時間までは無料で利用可能になっていますから、クレジットカードでの無料時は落ち着けるブース席を積極的に選択するのがおすすめと言えそうですね。

KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAの2時間の制限時間の延長方法

こうして本来は割高になるはずのブース席もオープン席と同様に無料で利用可能なゴールド以上のクレジットカードによるラウンジNODOKAですが、気になるのは2時間までに設定されている制限時間の存在かもしれません。

実際、あまり多いケースとは言えないものの、念のために早めに空港を訪れたり、あるいはラウンジ内でシャワーを利用する場合などは、2時間という制限時間を短いと感じる方もいらっしゃるはずです。

では、この2時間という制限時間は絶対的なもので、それ以上のラウンジNODOKAの利用を望む場合、追加料金の支払いやラウンジからの退室が必要になるのかというと、少なくとも現時点ではそういった心配は不要なサービスが提供されています。

なぜなら、ラウンジNODOKAの受付での手続きが完了したタイミングで、上の写真のような、

  • 確保した席の番号
  • ラウンジ入室時間
  • ラウンジ利用可能時間(ラウンジ入室時間のちょうど2時間後)
  • Wi-Fiパスワード

などの情報が印字されたレシート入りの首から下げるタイプのIDカードホルダーが手渡され、その情報を元に利用者もラウンジスタッフも利用状況を確認することになるのですが、2時間の制限時間が近づいたタイミングで、

  • ラウンジ利用当日搭乗分の搭乗券
  • 対象のゴールド以上のクレジットカード
  • IDカードホルダー

の3点を提示するだけで、制限時間の更新手続きが可能になっているから。

実際、上の写真は制限時間の更新を行ったレシートの入ったIDカードホルダーですが、前の写真では9時台になっていたチェックイン時間が10時台に変更されていることが分かるはずです。

ちなみに、こうした制限時間の更新で気になるのは1回目のラウンジNODOKA入室の手続きで利用したクレジットカードをそのまま再度利用できるのかということですが、少なくとも私が利用した2021年5月初旬のタイミングでは特に制限は設けられていませんでした。

しかし、こうした利用者側にとってお得で自由度の高いラウンジの運用は、今現在の利用者数が極端に減少している状況での特別な対応として提供されていたり、あるいは、今後利用者数が増加するにしたがって悪い方向へのルール変更が実施される改悪の対象になる可能性もありますから、少しだけ要注意なポイントと言えるかもしれません。


KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAのインテリア

こうして利用することになるラウンジNODOKAはオープン直後のできたてほやほやなラウンジなのはもちろん、最新の設計を元に生み出されたこともあって、快適な利用が可能なラウンジに仕上がっていました。

入口を入ってすぐにある受付は最大で2組まで同時に対応できるようになっていて、混雑時でも待ち時間をできるだけ軽減できるように配慮されています。

ラウンジNODOKAの構成としては、受付に向かって、

  • すぐ左:カフェエリア
  • まっすぐ奥:1つめの個室エリア
  • すぐ右:2つめの個室エリア
  • 右に真っ直ぐ:芝生エリア
  • 芝生エリア奥:3つめと4つめの個室エリア

というようにそれぞれの席が用意されたエリアが設置されていました。

ちなみに、受付で入室の手続きが完了すると、前述の通り、オープン席利用者を除いて、それぞれの利用者用の席番号が記載されたレシート入りの首にかけるタイプのIDカードホルダーが手渡されますから、その席番号を元に自分の席を探すことになります。

まず、オープン席の1つとなるカフェエリアですが、ダイニングテーブルのような机やカウンターを利用した席になっていて、スペース自体の使い方はもちろん、窓から見えるラウンジの外の景色や外から差し込む日光が開放感を感じさせてくれるのは間違いありません。

一方で、カフェエリアとは別の特長的なオープン席として用意されているのが芝生エリア。

この芝生エリアは土足厳禁として扱われ、靴を脱いだ状態での利用が必須なのが要注意です。

テントやハンモックといったアウトドアでのキャンプを思わせるインテリアに統一されていて、(人工)芝生の上やテントの中、ハンモックの上などでリラックスした状態で過ごすことも可能など、嬉しいと感じる方もいらっしゃるはず。

ちなみに、芝生エリアでの飲食は衛生面での制限もあるのか、ハンモックの上はもちろん、テント内や芝生の上では禁止され、上の写真のテーブルのみに限定されているのも、気をつけたいポイントですね。

カフェエリアや芝生エリアといったオープン席に対し、割高な料金設定になっているブース席ですが、基本的には、個室エリアに

  • リクライニングチェア席
  • マット席(座敷席)

という2種類のブース席が用意されています。

いずれのブース席も個室エリアに用意されていて、それぞれの席に席番号が掲示されていますから、その番号を元に自分の席を探すことから始めるのはオープン席利用時との大きな違いと言えるかもしれません。

まず、1種類目のブース席となるリクライニングチェア席ですが、オットマン付きのリクライニングチェアとヘッドホン付きのテレビがセットになった構成になっています。

一方の2種類目のマット席(座敷席)はリクライニングチェアはもちろん、テレビもなく、リクライニングチェア席に比べるとシンプルな印象を感じる席なのは間違いありません。

リクライニングチェア席と比べて、明らかにゆったりとした専有面積が確保され、しかも、席全体がクッション性の高いマットでカバーされていますから、ゴロンと横になって身体を休め、リラックスすることも可能な作りになっています。

ただし、マット席(座敷席)の場合、座椅子はあるものの、十分に活用できる机などの設備はありませんから、パソコン作業や書類仕事などを行いたい時にはリクライニングチェア席、ゆったりとくつろぎたい時にはマット席(座敷席)というように使い分けを考えるのがおすすめと言えそうです。

どちらのタイプのブース席にも1口のコンセントと充電専用の1口のUSBコネクタが用意されていますから、ちょっとした充電を行いながらの利用も可能になっています。

また、リクライニングチェア席にも、マット席(座敷席)にも、上着などをかけるためのハンガーと、その席専用のゴミ箱なども完備されているのも嬉しいですね。

さらに、リクライニングチェア席の中には、窓からの外の景色やそこから差し込む陽の光を感じながら過ごせる席もわずかながら用意されていますから、集中して仕事などに取り組みたい時などにはチェックしたい席と言えるかもしれません。

ちなみに、オープン席でもブース席でも、席に持ち込めなかったり、しばらく利用する予定のないスーツケースなどの大きな荷物については、ラウンジ受付に向かって左側に簡易的なロック付きの専用のスーツケース置き場が用意されていますから、ラウンジ内でくつろいでいる間の手荷物の管理が多少気楽になるはずです。

こうしたオープン席やブース席が主な席として用意されているラウンジNODOKAですが、それ以外にも、

  • グループルーム
  • ミーティングルーム

といったより広い専有面積が確保され、席ではなく完全な個室としての利用も可能な部屋も用意されています。

特に、グループルームは家族や友人などでゆったりと過ごす上ではよく考えられた構成になっているのはもちろん、立地自体が受付や後述する、

  • ソフトドリンクコーナー
  • 貸し出し品コーナー(毛布・スリッパ)
  • 雑誌コーナー
  • キッチン

といった重要なサービスが主に用意されたエリアに最も近い個室エリアに用意されていますから、そういった使い勝手の面でも優遇されていることが分かりますね。

ちなみに、トイレやシャワールームといった設備も同様に受付と芝生エリアに挟まれたラウンジの中心に位置するエリアに用意されています。

シャワーはもちろん、トイレもそれぞれが入口のドア自体が独立した個室になっていて、

  • 男性専用:2室
  • 女性専用:2室

の合計4室が用意。

一方で、シャワーの方はというと、

  • シャワー1回40分:660円
  • シャワー用バスタオル販売:440円

といったサービス内容になっていて、そこで利用するシャワールームは、

  • 男性専用:3ブース
  • 女性専用:3ブース
  • ユニバーサル仕様:1ブース

の合計7ブースが用意されていました。

個人的には、はっきりとユニバーサル仕様を謳ったシャワールームを用意しているのが最新のラウンジとしてとても良いなと感じたポイントの1つです。

KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAのドリンク&貸し出しサービス

このような構成の席や部屋、その他の設備が用意されているラウンジNODOKAですが、受付と芝生エリアに挟まれたラウンジの中心に位置するエリアには、

  • ソフトドリンクコーナー
  • 貸し出し品コーナー(毛布・スリッパ)
  • 雑誌コーナー
  • キッチン

といった主要なサービスを提供するコーナーが集中しています。

まず、ソフトドリンクコーナーは、

  • コーヒーサーバー
  • アイスサーバー(製氷機)
  • コールドドリンクサーバー
  • ホット&コールドドリンクサーバー

の4種類の機械が並び、使い捨ての紙コップで飲み物が自由に楽しめるようになっています。

1つめのコーヒーサーバーは

  • エスプレッソタイプ(濃いめ) ブラック深煎り ホット/アイス
  • エスプレッソタイプ(濃いめ)+ミルク深煎り ホット/アイス
  • ドリップタイプ(すっきりめ) ブラック中煎り ホット/アイス
  • ドリップタイプ(すっきりめ) +ミルク中煎り ホット/アイス
  • お湯

というようにホットとアイスがそれぞれ2種類用意され、お湯と合わせて合計9種類から選べるようになっています。

また、2つめのアイスサーバー(製氷機)は押しボタンで操作する一般的なもの。

アイスタイプのコーヒーを楽しむ時にも活躍してくれるはずです。

さらに3つめのコールドドリンクサーバーは、

  • コカ・コーラ
  • カルピス
  • カルピスソーダ
  • ファンタレモン
  • 煌 烏龍茶
  • カナダドライ ジンジャーエール
  • ミニッツメイド Qoo すっきりオレンジ
  • ファンタメロン
  • 紅茶花伝 セイロンティー
  • 炭酸水

というように、コカコーラブランドのドンクサーバーでは比較的よく見かける種類の飲み物がラインナップされていました。

最後に、4つめのホット&コールドドリンクサーバーは、

  • バニラオレ ホット/アイス
  • カカオリッチココア ホット/アイス
  • ロイヤルミルクティー ホット/アイス
  • キャラメルマキアート ホット/アイス
  • コーンポタージュ ホット/アイス

というように、5種類の飲み物についてそれぞれホットとアイスが選べるようになっていて、1台で10種類のラインナップが提供されています。

個人的には、温かいコーンポタージュを試してみたのですが、飲みやすくしっかりとコーンの味わいが感じられるものに仕上がっていて十分楽しめたのが印象的でした。

そうしたドリンクコーナーの隣には、ラウンジNODOKAの利用者なら誰でも追加料金無しの無料で利用できる、

  • 貸し出し品コーナー(毛布・スリッパ)
  • 雑誌コーナー

といったコーナーも用意されています。

まず、貸し出し品コーナーでは、1つ1つパッケージングされた清潔な状態の毛布やスリッパが並び、自由に利用することができるようになっています。

実際、それらの毛布やスリッパは、一度利用されるとそのまま次の利用者用に再利用されることはなく、上の写真に写っている専用の返却口へと返すルールになっていて、適切に洗濯やパッケージングをされた後でようやく次の利用者の手に渡るという徹底した運用になっています。

一方の雑誌コーナーには、

  • 当日の新聞
  • クレジットカード会社発行の情報誌
  • 旅行ガイド

などの紙媒体が並ぶという、他のラウンジでは新聞や雑誌の提供を取りやめているケースが散見する現在、あまり見かけなくなった種類の光景がこのラウンジNODOKAでは広がっていたのが意外に感じられたのも正直な部分でした。

KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAの食事サービス

このように、ラウンジNODOKAでは、

  • ソフトドリンク
  • 毛布
  • スリッパ

といったサービスが利用者向けに提供されている一方で、軽食を含め、食事の提供は行われていません。

では、ラウンジ内での食事が制限されているのかというと、実はそうではありません。

というのも、無料ではないものの、有料の食事メニューは用意され、

パスタ

  • ミートソース 700円
  • カルボナーラ 700円

ライス

  • 炒飯 650円
  • エビピラフ 650円
  • タッカルビ炒飯 700円

麺類

  • 醤油ラーメン 650円
  • 味噌ラーメン 700円
  • ちゃんぽん 700円
  • きつねうどん 650円

カレー

  • ビーフカレー 750円
  • 3種豆のベジタブルカレー 750円
  • 大豆ミートのキーマカレー 750円

スナック

  • たこ焼き 500円
  • ポークフランク 350円
  • ミックスナッツ 150円

というように、15種類の料理が掲載されています。

ラウンジ内のスタッフの方に食事メニューからの注文をお願いすると、制限時間などが記載されたレシートの入ったIDカードホルダーの提示が求められ、そこに記載されたバーコードのスキャン後に手渡されるのが上の写真のような注文伝票のみ。

気になる支払いはラウンジから退出する時にまとめて精算する方式のようで、注文時やラウンジでくつろいでいる時の支払い手続きの手間が軽減されているのは面白いですね。

この辺りは、ラウンジNODOKAの運営企業であるアプレシオが元々インターネットカフェを主要事業としていることと関係があるはずです。

注文後に実際に届けられたビーフカレー(750円)が上の写真。

今回のビーフカレーを含め、提供される料理はラウンジ内のキッチンで用意されるものの、基本的には一部の炊飯などの調理を除き、冷凍食品を電子レンジなどで加熱したものが中心らしく、ものすごく美味しい仕上がりというわけではないというのが正直な部分です。

ただし、ラウンジ内で食事まで完結するという手軽さは実感できるのはもちろん、そこに魅力を感じる方もいらっしゃるようで、私以外にもラウンジ内での食事メニューを利用した方がすでに食器返却口に空の食器を返却していました。

KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAの飲食物の持ち込みと外出・再入場

このように飲み物は無料提供されている一方で、食事については有料での提供となっているラウンジNODOKAですが、飲み物だけではなく食べ物を楽しみたい場合に、有料の食事メニューを利用しなくてはいけないのかというと、実はそうではありません。

なぜなら、現時点でのラウンジNODOKAの運用では、

  • (常識的な範囲内での)飲食物の持ち込みが無料で可能
  • (利用制限時間内での)外出とその後の再入場が無料で可能

となっているから。

まず、飲食物の持ち込みが可能ということは、関西空港内のお店はもちろん、関西空港に到着するまでに調達したお弁当などの食事を持ち込み、ラウンジで提供される飲み物と一緒に楽しむことも可能になるということです。

また、2つめのラウンジからの外出と再入場が制限されることなく自由に可能というのは、ラウンジ内のスーツケース置き場などに貴重品以外の大きな荷物などを保管した上で、関西空港内の飲食店を利用したり、あるいはラウンジNODOKAの通路を挟んだお向かいさんのコンビニ、ローソンを手軽&リーズナブルに利用してみるというのも面白い選択肢になるはず。

ちなみに、ラウンジNODOKAからの外出の際には、受付のスタッフの方に首にかけるタイプのIDカードホルダーを手渡した上で、外出希望の旨を伝え、上の写真のようなカードキーを受け取る必要があるのは要注意。

このカードキーがスタッフの方に預けたIDカードホルダーの引換証にあたりますから、紛失はもちろん、うっかり手続き無しでのラウンジNODOKAの外への外出は思いがけないトラブルの原因になるリスクもあるので気をつけたいですね。

KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAの関西空港到着時の利用

こうして意外に自由度の高いサービスが提供されているラウンジNODOKAの利用で気になることといえば、関西空港から出発する時だけではなく、関西空港に到着した時にもゴールド以上のクレジットカードと到着便の搭乗券を提示することで、無料での利用が可能なのかということかもしれません。

この関西空港到着時の利用については、現状では制限されていないため、問題なく利用が可能になっています。

ただし、ラウンジNODOKAでは前述の、

  • 無料での延長が可能
  • 飲食物の持込可能
  • 外出と再入場が可能

といった高い自由度と合わせて、到着時のラウンジ利用もまたラウンジ内の混雑を促すものになってしまいますから、今後は無料での延長と合わせて改悪の対象になるのではないかと我が家で危惧しているメリットの1つなのは間違いありません。


KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAのKIX-ITMカード特典とフライトポイント

このラウンジNODOKAは関西空港に立地するラウンジですから、関西空港や伊丹空港を中心に様々な特典が提供されるKIX-ITMカード保有者向けにも、様々な形での優遇が用意されています。

利用料金についてはさすがに無料にはならないものの、会員本人は通常の席利用料金から一律で50%オフの優遇(同伴者は割引対象外)が用意されていたり、関西空港を発着する飛行機を1便利用する度に10ポイント~20ポイントが積算されるフライトポイントを消費した無料利用も可能といった形です。

ちなみに、フライトポイントを利用した場合、

オープン席(会員本人)

  • 1時間:50フライトポイント
  • 延長10分ごと:10フライトポイント

オープン席(同伴者)

  • 1時間:75フライトポイント
  • 延長10分ごと:15フライトポイント

ブース席(会員本人)

  • 1時間:60フライトポイント
  • 延長10分ごと:15フライトポイント

ブース席(同伴者)

  • 1時間:90フライトポイント
  • 延長10分ごと:15フライトポイント

というようになっています。

そこで、KIX-ITMカードの50%オフ料金(同伴者には適用不可)とフライトポイントのそれぞれで支払った場合の1時間利用のコストを比べてみると、

オープン席(会員本人):

  • 485円=50フライトポイント
  • 1フライトポイント=9.7円

ブース席(会員本人):

  • 550円=60フライトポイント
  • 1フライトポイント=約9.17円

となって、どちらも1フライトポイントが10円弱相当というのは変わらないものの、それでもブース席の方がわずかにお得ということが分かります。

ただし、このフライトポイントは、

40フライトポイント

  • JALかANAの100マイル
  • 通常2,620円、KIX-ITMカード割引でも1,960円の関西空港24時間駐車料金無料
  • 関西空港発着リムジンバスの運賃20%オフ

50フライトポイント

  • 伊丹空港商品券500円分

60フライトポイント

  • 関空展望ホール「Sky View」内のスカイショップタウンお買物券500円分

80フライトポイント

  • 関西エアポート直営店お買物券500円分

1200ポイント

  • ホテル日航関西空港シングルルーム無料宿泊券

2400ポイント

  • ホテル日航関西空港ツインルーム無料宿泊券

3600ポイント

  • ホテル日航関西空港スイートルーム無料宿泊券

というように様々な活用方法が用意され、その中にはラウンジNODOKAで利用するよりもお得度が高まる選択肢もありますから、仮にゴールド以上のクレジットカードを保有していない場合でもフライトポイントでのラウンジNODOKAの席利用料金の支払いには慎重になるべきだと我が家では考えています。

KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAでフライトポイントを活用するならシャワー利用分

では、ラウンジNODOKAでKIX-ITMカードに貯めたフライトポイントを利用することは選択肢として全く魅力がないのかというと、実はそうではありません。

なぜなら、ラウンジNODOKAでは、

  • シャワー1回40分:660円
  • シャワー用バスタオル販売:440円

というように、シャワーサービスが提供されているのですが、実はこのサービスはゴールド以上のクレジットカード保有者の無料利用の対象外となっていて、利用を希望する場合には必ず追加料金が必要になるから。

しかも、その際に支払う料金は、仮にKIX-ITMカードを保有していたとしても、KIX-ITMカードで50%割引になるのは席料金に限られている以上、通常の料金を支払う以外に利用する手段はありません。

だからこそ、そうした制限がたっぷりのシャワーサービスをKIX-ITMカードに貯めたフライトポイントを活用した際には、そのお得度は大きく跳ね上がることになります。

実際、フライトポイントでシャワーサービスを利用する場合、

  • 会員本人のシャワー1回40分利用:30フライトポイント
  • 同伴者シャワー1回40分利用:45フライトポイント

という必要ポイント数になっているため、

会員本人:

  • 30フライトポイント=660円
  • 1フライトポイント=22円

同伴者:

  • 45フライトポイント=660円
  • 1フライトポイント=約14.67円

という形で、フライトポイント利用時に割高になっているはずの同伴者の利用時すら、1フライトポイントの価値がかなり高まっていることが分かりますね。

KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAとぼてぢゅうや航空会社ラウンジなどの既存ラウンジサービスとの比較

こうして関西空港らしさを活かしたサービスが提供されることになったラウンジNODOKAですが、気になるのは関西空港にある既存のラウンジサービスとの比較かもしれません。

というのも、関西空港にはこれまでにもラウンジNODOKA同様、国内線と国際線の利用問わず、保安検査を受ける前に利用可能な一般エリアに用意された主要なラウンジサービスとして、

ぼてぢゅう関西空港店

  • プライオリティパスの提示で税込3,400円まで無料で飲食可能
  • 国際線利用時はもちろん、国内線利用時でも利用可能
  • 出発時のみ利用可能で到着時は利用不可
  • しっかりとした食事となる料理やアルコールを含む飲み物も注文可能
  • 持ち帰りは不可
  • 2021年5月現在は臨時休業中で利用不可
  • 関西空港第1ターミナル一般エリア3階に立地

大韓航空ラウンジ(KALラウンジ) 関西空港

  • プライオリティパスの提示で入室可能
  • 国際線利用時はもちろん、国内線利用時でも利用可能
  • 出発時のみ利用可能で到着時は利用不可
  • 混雑時には大韓航空利用者以外は入室拒否対応のリスクあり
  • おにぎりやカップラーメンなどの軽食に加えアルコールを含む飲み物も利用可能
  • 2021年5月現在は臨時休業中で利用不可
  • 関西空港第1ターミナル一般エリア3階に立地

ラウンジ比叡

  • ラウンジNODOKA同様ゴールド以上のクレジットカードの提示で利用可能
  • 国際線利用時でも国内線利用時でも利用可能
  • 出発時も到着時も利用可能
  • ソフトドリンクと簡単なスナック類のみ無料で利用可能
  • アルコールは有料での提供
  • 不定期&数量限定でおにぎりなどの軽食を提供することも
  • 2021年4月30日で営業終了
  • 関西空港第1ターミナル一般エリア3階に立地

といった3種類のサービスが利用可能でした。

特に、ぼてぢゅうと大韓航空ラウンジは、プライオリティパスの保有が必要なものの、かつてのラウンジ比叡や最新のラウンジNODOKAはもちろん、制限エリアにある航空会社運営の国内線ラウンジを上回るサービス品質で関西空港出発の国内線を利用する大きなモチベーションとなっていた方もいらっしゃるはず。

実際、JAL運航の国際線の利用時さえ、羽田空港と成田空港に用意されているファーストクラスラウンジへのアクセスがあるならまだしも、サクララウンジへのアクセスまでに制限されているのであれば、関西空港から出発できる目的地へは、首都圏からでも関西空港乗り継ぎを選択し、関西空港でぼてぢゅうとサクララウンジの両方を活用した方が羽田空港や成田空港のサクララウンジを単独で利用するよりも満足度は高く、全体的な満足度としてはファーストクラスラウンジ利用にも近づくと感じている利用者も意外に多く見かけたくらいですから。

ただし、昨今の情勢で関西空港発着の国際線は激減し、それに本来ターゲットにしている利用者の需要が蒸発してしまった結果、2021年5月現在ぼてぢゅうと大韓航空ラウンジはそろって臨時休業中。

もちろん、残るラウンジ比叡も前述のとおりラウンジNODOKAとバトンタッチするように2021年4月30日で営業を終了してしまっていますから、現状としては、

  • 第1ターミナルや第2ターミナルとは別の建物のエアロプラザまで移動する必要がある
  • 食事やアルコールの無料提供はない

といったデメリットが存在するとしても、保安検査前の一般エリアで利用できるラウンジとしてはラウンジNODOKAしか選択肢がないということですね。

ちなみに、JALでもANAでも国内線利用時に活用できるより便利で全体的な高品質なラウンジが保安検査を通過した制限エリア内に用意されているものの、

  • アルコールは無料なものの食べ物は簡単なおつまみのみ
  • ラウンジNODOKAのように有償/無料問わずシャワーサービスの提供なし
  • 出発時のみの利用可能で到着時は利用不可

といった制限はあります。

そのため、仮に航空会社のラウンジへのアクセスを保有しているという方にとっても、ラウンジNODOKAには、

  • 出発前にシャワーサービスを利用できる
  • 関西空港到着時にも利用できる

といったメリットがありますから、航空会社のラウンジとの使い分けを含め、互いに補完する形での活躍の機会はありそうですね。

関西空港JAL国内線サクララウンジのサービスと強力すぎるライバル (中部空港や関西空港から出国する意外なデメリット、あえて中部空港や関西空港から帰国するメリット、関西空港発のJAL国内線ラインナップ、関西空港内の豊富すぎる競合ラウンジ)
関西空港のプライオリティパス対応レストラン ぼてぢゅうの3,400円分割引で鉄板焼きステーキを楽しんでみた(アクセス&利用条件、全提供メニューと料金一覧、最高金額のリブロースステーキ、追加料金の支払方法、KIX-ITMカード併用での10%割引)

まとめ

2021年4月30日、関西空港のエアロプラザにオープンすることになったKIXエアポート カフェラウンジ NODOKA。

確かに、実際に飛行機を利用する時に訪れる第1ターミナルや第2ターミナルといった旅客ターミナルとは全く別の建物のエアロプラザにあるラウンジということで、これまでラウンジサービスを提供してきたラウンジ比叡同様の気軽な利用が可能かと言えば、残念ながらその答えはノーです。

また、そこで提供される飲食サービスも、ソフトドリンクのみ無料で、アルコールやしっかりとした食事は有料など、同じ関西空港内で提供されてきたぼてぢゅうや大韓航空ラウンジといった他のラウンジサービスに比べても見劣りしてしまうのも事実。

しかし、ラウンジNODOKAにはそれらのラウンジにはない、

  • オープン直後で新しく綺麗な内装
  • 多彩な種類の席
  • 有料ながら誰でも利用できるシャワーサービス
  • 実質無制限の利用可能時間
  • 到着時も利用可能な利用条件

などの特徴的な魅力も忘れてはいけないポイントです。

そう考えると、今後機会に恵まれたタイミングに、一度関西空港という日本を代表する国際空港に生まれたばかりの最新ラウンジ、ラウンジNODOKAを利用してみるというのもなかなか面白いと思いますよ。

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