2018年5月の北米旅行のハイライトの1つといえば、それは間違いなく、メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手の投手としての活躍を、本拠地アナハイムにあるエンゼルスタジアムで観戦できたことでした。
やはり、日本人選手が現地のファンから多くの尊敬と敬意を集めながら活躍する姿を本場の舞台で観戦するというのはインパクトがとても大きく、たった1回の経験でもその1回がきっかけでまた訪れたいと思ってしまうほど、信じられないくらい魅力的なもの。
大谷翔平選手の活躍を応援するために再び必ずこの場所に来ようと決意したくらいです。
目次
日本からの空の玄関口、ロサンゼルス空港からのアクセス
そんなエンゼルスの本拠地、エンゼルスタジアムは日本からも多くの直行便が就航しているロサンゼルス空港からも自動車で1時間弱とほど近いアナハイムという都市に立地しています。
そうなると考えなくてはいけないのがロサンゼルス空港からアナハイムまでのアクセス方法ですが、
- 電車やバスなどの公共交通機関の乗り継ぎ利用
- カリフォルニア ディズニーランド・リゾート行きのリムジンバス
- 乗り合いシャトルバス
- Uberなどの自動車配車サービス
- タクシー
などの候補の中から選んだのは乗り合いシャトルバスのスーパーシャトル。
その理由は、
- 世界各国である程度共通のサービスレベルでサービス提供が行われている
- アプリや公式ホームページが洗練され安心して申し込み手続きが可能
- 料金が往復で大人1人34ドルとかなりリーズナブル
- ロサンゼルス空港に専用の有人デスクが用意されている
といったもの。
実際に利用した我が家としてはこの選択は想像以上に快適で大正解。
次回以降の利用時にも同じような選択を積極的に選ぶことになりそうです。
逆に、それ以外の選択肢はエンゼルスタジアムでの観戦には効率が良くなかったり、料金が割高だったりといったことを理由に積極的に選べませんでした。
日帰り観戦に利用したいロサンゼルス空港のコインロッカーと手荷物預かり所の現状
ロサンゼルス空港とエンゼルスタジアムのあるアナハイムはアクセス的に良好ですから、空港への到着時間と試合開始時間の組み合わせによっては日帰りでの観戦も可能です。
ただし、エンゼルスタジアムでの観戦時にはスーツケースなどの大きな荷物の持ち込みは厳しく制限され、そうした荷物の保管に利用したいコインロッカーや手荷物預かり所がロサンゼルス空港には全く用意されていないのは要注意。
その結果、日帰り観戦を実現するためには、空港到着後のアクセスの良いロサンゼルス空港近くのホテルにチェックインして荷物を置いてきたり、電話でピックアップを依頼するタイプの空港外部の企業が運営する手荷物預かりサービスを割高と感じたとしても利用するしかありません。
スーパーシャトルでのアクセスとエンバシースイーツオレンジでのホテル滞在
実は我が家でもロサンゼルスにホテルを確保し、あくまでそこを拠点としながら、観光の一環として日帰りとしてのアナハイムでのメジャーリーグ観戦を楽しもうと思っていました。
ただ、スーパーシャトルを利用する場合、空港から出発した先の目的地や空港へ向かう時のピックアップ場所として、ホテルを指定することも可能なことに加え、ボールパーク入り口まで400m弱と実質的なエンゼルスタジアムの最寄りホテルと言えるヒルトン系のエンバシースイーツオレンジがなかなか安価でお得な宿泊料金を提示していたため、ロサンゼルスではなくアナハイムでの宿泊を決めました。
実際、立地や都市としての物価の違いもあるのか、ロサンゼルス市内はもちろん、ロサンゼルス空港周辺のエアポートホテルの相場やピックアップしてもらうタイプの空港外部の手荷物預かりの料金よりも安価という状況でした。
ちなみに我が家の場合、現地時間の午後1時から開催されるデイゲームの観戦でしたが、現地のファンの方と一緒になって声援を送った身体は心地よい疲れを感じさせるものでしたから、スタジアムから徒歩でてくてく歩いて帰ることのできるホテルは快適そのもの。
まして、現地時間の午後6時や午後7時以降に行われるナイトゲームの観戦では、より一層エンゼルスタジアム最寄りホテルのメリットが感じられるはずです。
エンバシースイーツオレンジからのスタジアムアクセスとダブルツリーバイヒルトンアナハイム
エンバシースイーツオレンジとエンゼルスタジアムとの間を結ぶ道路は歩道もきれいに整備され、とても安心して利用できる環境が整っています。
そのため、ホテルを出て数分から10分程度でボールパークと呼ばれるスタジアムや駐車場なども含めた公園の入口に到着できるはずです。
その途中に大きな通りを横断する必要があるのですが、もちろん、横断歩道と歩行者用の信号機も分かりやすい形で完備済み。
全く不安はありません。
ただ、歩行者は横断歩道近くに用意された押しボタンを利用することで横断する順番になるようですから、その点はうっかり忘れないようにしたいですね。
ちなみに、エンバシースイーツオレンジの近くには同じヒルトン系のホテルのダブルツリーバイヒルトンアナハイムオレンジカウンティも営業していて、エンバシースイーツオレンジよりも安価な料金が設定されていることもあります。
とは言え、エンバシースイーツオレンジの入口付近からダブルツリーバイヒルトンアナハイムオレンジカウンティを撮影した上の写真からも分かるように、スタジアムとは逆に方向に向かって距離的にかなり離れているのはもちろん、明るさとそれに伴う治安に多少の不安が残る高速道路の高架の下を通って訪れる必要があるため、万が一にもホテルまでの徒歩での移動中のトラブルにも巻き込まれてしまうリスクを考え、安全重視でエンバシースイーツオレンジを選択することにしました。
まとめ
エンゼルスタジアムでのメジャーリーグ観戦を楽しむため、アメリカ西海岸の玄関口の1つ、ロサンゼルス空港から、スーパーシャトルとエンバシースイーツオレンジの組み合わせで訪れることにした我が家でしたが、なかなか満足度の高い結果になりました。
もちろん、ロサンゼルス市内やロサンゼルス空港周辺にホテルを確保したり、空港周辺で空港外部の企業が運営するピックアップタイプの手荷物預かりサービスを利用したりすることで、アナハイムでの宿泊を全く行わない日帰り観戦も十分可能です。
しかし、お得度や快適性、観戦前後の移動時の安心感まで含めると、我が家と同様にスーパーシャトルでの移動とエンバシースイーツオレンジでの宿泊の組み合わせの選択もなかなかおすすめだと思いますよ。
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