スタバコラボでも注目 津軽びいどろ(北洋硝子)アウトレットガラス市

津軽びいどろのアウトレット販売のために一路青森

このまま少し早めの夏休み・・・だったらもっと良かったのですが、今週の木曜日と金曜日の2日間だけ休みを追加して、我が家では青森県を訪れることにしました。

その最大の目的は、津軽びいどろで有名な北洋硝子のガラス市への参加。

この北洋硝子は最近、スターバックスとのコラボレーションとして、JIMOTO made シリーズの第4段に参加したことでも注目されている職人によるハンドメイドガラス工房です。

[JIMOTO Made]津軽びいどろ AOMORI 266ml|マグカップ|スターバックス コーヒー ジャパン
スターバックス コーヒー ジャパンの津軽びいどろ AOMORI 266mlについてご紹介します。

そこで1点1点手作りされた作品を年に1度だけ、アウトレット価格で購入できる貴重なチャンスが夏のガラス市。

津軽びいどろ
季節を彩る硝子工芸品「津軽びいどろ」のWEBサイトです。ブランドコンセプトや商品の魅力を紹介しております。日本独特の四季の色にこだわり、巧みな技術・技法で職人たちの手で作られた色とりどりの魅力をご覧ください。

北洋硝子ガラス市

このガラス市は毎年7月の第3週から第4週の金曜日、土曜日、日曜日の3日間開催され、時間は9時から16時30分まで。

2017年は7月21日(金曜日)、22日(土曜日)、23日(日曜日)の開催になりました。

場所は、青森県青森市にある北洋硝子工場敷地内。

(住所:〒038-0004 青森県青森市富田4丁目29−13、電話:017-782-5183)

 

工場近くにある陸橋下のスペースを活用するなどした駐車場も用意されていて、レンタカーなど自動車での来場も問題ありません。

会場は工場前の敷地に仮設のテントを設置しただけのシンプルなものですが、そこにお宝と言えるような美しい手作りのガラス製品がお買い得価格で並び、9時の開場&営業開始を待ち構えています。

しかも、その価格は製品によって異なるものの、アウトレット価格ということで、通常百貨店などで販売されている定価の7割から9割9分引きほど。

本当に信じられないような価格で思いっきり伝統工芸品としても登録・認知されている手作りガラス製品を購入する貴重なチャンスです。

2017年ガラス市のはじまり

2017年ガラス市開始10分前の段階で開場を待つ行列は300mほどにもなり、かなりの来場者が今か今かと待っている状況でした。

良い商品を確保するためには、できることなら開始40分から50分程度前の早めに到着しないことには難しい状況になりそうです。

これが、我が家が金曜日ではなく、初日前日の木曜日から休みを取った最大の理由。

ガラス市開始前の会場ではせっせとレジや包装資材などの最終的な準備を行なわれていました。

上の写真で数多く積み重なっているのは来場者用の買い物かご。

その中にはもれなくプレゼントされるガラス製品の粗品が最初から用意されていて、それもまた楽しみの1つです。

2017年版はきれいなグラスが提供されていました。

9時少し前に開場されると、行列に並んでいて人たちはあらかじめ目標にしていた商品のあるコーナーめがけて急ぎ足で向かい、ガラス市の会場はあっという間に人で埋め尽くされます。

それでも、大きな花瓶や器、装飾品のコーナーは別として、それ以外ではそれぞれのコーナーでは作品をゆったりと選ぶ余裕はありますから、目の保養も兼ねてお気に入りの食器などをじっくり探すことはできました。

それにしても、手作りだけあって一点一点が精細できれいなのはもちろん、色使いもどこか柔らかさと華やかさが感じられ、この津軽びいどろブランドのガラス製品はとても好きです。

ロゴはないものの、スターバックスとのコラボのベースになったと思われる商品も豊富に用意され、アウトレット価格でお得に購入可能でした。

さらに、それほど大きくはないコンパクトなサイズの花瓶や水差しは豊富に用意され、数百円から購入できるため、普段使いとしてなのか、いくつかまとめて買い求めている方の姿もちらほら。

その結果、会場のすみっこの部分には確保済みの商品を入れたかごが置かれ、身軽になった状態で再びお気に入りの一品を探しに行く人の姿をよく見かけます。

上の写真のような大物の花瓶や大皿は、自宅で利用することがないため、購入対象にはならないものの、夏の日差しの下できらきら輝くガラスの美しさはかなりのもの。

それを写真で表現できないのが本当に残念です。

しかも、1つ1,000円程度から購入できるものもありますから、インテリアや観賞用として購入したいという誘惑に、かさばるからという理由で打ち勝つためには、なかなかの頑張りが必要でした。

結局、我が家で購入したのは、津軽びいどろブランドの中では特に有名なふくろうの置物に加え、ちょうど切り替え時期だった普段使い用の食器やグラスなどを中心に予備も含めた複数枚構成で5万円分ほど。

とは言え、割引なしの通常の定価で計算した場合、30万円ほどになってしまいますから、大人2人分の青森までの移動コストを含めても十分お得だったと考えています。

最大最後の難関、レジ待ち行列

ただし、ガラス市での最大最後の難関は、レジ待ち行列。

2箇所のレジ用のテントは用意されているものの、圧倒的な来場者数をさばききれず、20mほどの行列が常に絶えない状況。

これを避けるためには、ガラス市開始直後の9時に気になる商品を確保して、そのままできるだけ早くレジで会計してしまうことですが、せっかく来場した以上、ゆったりと掘り出し物を探したいのも正直な部分です。

そう考えると、どうしてもこのレジ待ち行列に並ぶのは避けられませんね。

行列の長さによるものの10分から15分程度は待つ可能性もありますから、熱中症対策に水分補給用の飲み物の用意は本当に重要。

ちなみに、アウトレット価格での販売でもクレジットカードは利用できるため、現金を持ち歩く必要がないのも嬉しいのですが、お得な商品の数々に目移りしてついつい買いすぎてしまうことにも要注意。

まとめ

実際に、日頃からガラス工芸品を作り上げている工場の前の敷地で信じられないくらいお得なアウトレット価格での津軽びいどろ購入を楽しめる北洋硝子ガラス市は、年に一度の貴重なチャンスなのは間違いなく、とても魅力的です。

もちろん、青森県まで足を運ぶ必要があるのは気になりますが、それでも、手作りのガラス製品の美しさや手触りの優しさ、使いやすさを知っている方は一度訪れると想像以上に楽しめるイベントになると思いますよ。

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