アメックスのヒルトン滞在で最大20%キャッシュバックキャンペーンを100%活用するためのテクニックと注意点(キャンペーン内容と魅力、対象外リスクと隣合わせの注意点&落とし穴、キャッシュバックの流れと必要日数、2つのキャッシュバック活用テクニック)

世界中に数多く展開されている大手ホテルグループの1つ、ヒルトン。

我が家でも、

  • 最上位の上級会員となるダイヤモンド会員でも滞在数での維持が容易
  • ダイヤモンド会員には無条件でのラウンジアクセスや意外に頑張ってもらえるルームアップグレードなども提供
  • キャンセル不可となってしまう世界的なセールを利用しなくても、有料会員サービスHPCJを活用することでキャンセル無料&安価な料金での宿泊が可能
  • ポイント利用の特典宿泊でもお得な活用方法は完全に失われてない

といった理由からメインのホテルグループとして愛用しています。

コンラッド東京のクリスマス宿泊滞在記(クリスマスの特別な飾り付け、クリスマスのエグゼクティブラウンジのアフタヌーンティー・イブニングカクテル・朝食、セリーズでの朝食限定のクリスマス特別メニュー、無料&気軽に楽しめる聖歌隊コンサート)
コンラッド東京の大晦日宿泊滞在記(完全満室の繁忙期のダイヤモンドアップグレード、エグゼクティブラウンジのアフタヌーンティー・イブニングカクテル、大晦日のスペシャルは特別なシャンパン、大晦日限定の年越しそば予約とカウントダウンパーティー参加の両立)

アメックスカード利用でキャッシュバックキャンペーンの魅力

そんなヒルトンでの利用をさらにお得なものにしてくれるのが、大手クレジットカードブランドの1つ、アメックス(アメリカンエクスプレス)が定期的に提供するキャッシュバックキャンペーンです。

このキャンペーンは事前登録完了後、数カ月間のキャンペーン期間中に対象ホテルのうち、同一のホテルで35,000円以上の利用を行うと7,000円のキャッシュバックが3回まで受けられるというもの。

しかも、

  • アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(日本支社)
  • 株式会社クレディセゾン
  • 三菱UFJニコス株式会社
  • 株式会社エムアイカード

といったカード会社が発行するアメックスブランドのカードであれば対象として扱われるため、それぞれ異なる複数の種類の対象カードを保有している場合は、そのカード枚数の分だけキャンペーンを活用できるチャンスが広がることを意味します。

さらに、本会員のカードがキャンペーン対象であるなら、その本会員と同じ種類の家族会員のカードも問題なくキャンペーン対象として扱われますから、想像以上にキャッシュバックを受けられる回数が多くなることも十分に考えられるほど。

実際、我が家でも3枚のキャンペーン対象のカードを登録し、合計9回、総額63,000円分のキャッシュバックを恩恵として受けることができたわけですから、なかなかインパクトのあるキャンペーンなのは間違いありません。

特に、通常料金から25%OFFでの宿泊予約が可能な有料会員サービス、HPCJとの併用も問題なく可能なのも、最終的な割引率アップのためには嬉しいメリットです。

キャッシュバックキャンペーンの注意点と落とし穴

そうした魅力あるキャンペーンですが、いくつか注意しなくてはいけないポイントがあるのも事実です。

それがキャンペーンの対象となるホテルとそうではないホテルの違い。

具体的には、

  • 日本
  • タイ
  • 香港
  • 中国
  • シンガポール
  • インド
  • オーストラリア
  • ニュージーランド

などのアジア太平洋地域の一部の国々にある、キャンペーン対象のヒルトン系のホテルに限られるのは要注意です。

実際、日本のお隣にある韓国のホテルは全てキャンペーン対象外なのはもちろん、キャンペーン対象のホテルを持つ国の中でも、全てのホテルがキャンペーン対象になっているわけではないのも意外な落とし穴になってしまうリスクがあるはず。

そのため、キャンペーンの活用を前提にした予約を行う前に、予約を考えているホテルがキャンペーン対象のホテルなのか、確認する必要があるということですね。

また、アメックスのキャッシュバックキャンペーンでは、1つの対象ホテルで35,000円以上の利用がキャッシュバックの条件になっていますから、例えそれぞれがキャンペーン対象のホテルであっても、2つ以上の別々のホテルでの利用で35,000円以上の利用を行なった場合でも、合算は行われず、あくまでキャンペーン対象外として扱われてしまうのはちょっとした落とし穴になる可能性があるかもしれません。

https://www.americanexpress.com/content/dam/amex/au/merchant/AmexOffers/Hilton_offer_2019.pdf

(PDF注意)

キャッシュバックの流れと完了までの必要日数

実際にキャッシュバックキャンペーンを利用する場合、気になるのはしっかりと漏れなくキャッシュバックが行われるのかということですが、このアメックスによるヒルトンのキャンペーンはとても簡単です。

というのも、通常は、35,000円以上という利用条件を満たして、その利用分がそれぞれのクレジットカード会社のオンラインサービスで確認可能な速報版のクレジットカードの利用明細記載後は、早ければ1日後の翌日、遅くとも4日後までに、7,000円分のマイナス利用分として表示されるから。

その後、クレジットカード毎に設定された直近の締日を経て確定のキャッシュバック分の7,000円分が減額された請求金額が銀行口座から引き落とされて、キャッシュバックは完了します。

このキャッシュバックがマイナス利用分として扱われる以上、締日前後にヒルトン系ホテルを利用した場合、同月中の利用金額内でのキャッシュバックが行われず、翌月に持ち越しになることもありますが、その場合も問題なくキャッシュバックされるので心配する必要はありません。

ちなみに、同じホテルでの一度の滞在で70,000円以上など複数回分のキャッシュバック条件を満たした場合ですが、そうしたケースでは、上の画像のように2回分の14,000円分のキャッシュバックが行われるため、利用金額が大きくなった場合でもキャッシュバックの枠や割引率が無駄になるわけではないのも嬉しいですね。

キャッシュバックキャンペーンを無駄にしないための部屋付活用

こうしたお得度を誇るキャッシュバックキャンペーンですが、そのメリットを無駄にしないために役立つテクニックがあります。

その1つが、部屋付の積極的な活用。

具体的には、

  • ルームサービスの利用
  • ホテル内レストランでの食事
  • ホテル内ショップでのショッピング

など、宿泊料金と一緒にチェックアウト時に支払えるサービスや商品は全て部屋付としてまとめてしまい、キャッシュバックの条件となる35,000円を超えることを目指すというものです。

実際、我が家の場合、金額の微調整を兼ねて、ホテル内のショップでホテルオリジナルグッズやお土産品をキャッシュバック前提で購入することも多くなっています。

特に、有名なお土産品については、他の販売店と同様の割高ではない販売価格で提供されていることも多く、空港や駅などに店を構えるいわゆるお土産屋さんで購入するよりも格段にお得なこともあるくらいですから。

ホテル予約者とカード決済者を別々に切り換えるテクニック

このキャンペーンを最大限利用する上で重要なルールの1つが、実はこっそり隠されています。

なぜなら、このキャッシュバックキャンペーンは、

「キャッシュバックキャンペーンの対象となる予約の宿泊料金をキャッシュバックキャンペーンの対象として登録済みのクレジットカードで決済した時」

というルールが設定されているだけで、実際にホテルを予約した人物とチェックアウト時に実際に宿泊料金を支払った人物が異なっても、予約とクレジットカードのそれぞれがキャンペーン条件を満たすなら問題なくキャッシュバックの対象になるから。

つまり、具体的には、

  • Aさんがキャンペーン対象となる形で宿泊予約を手続き
  • Aさんの配偶者で一緒に滞在したBさんがキャンペーン対象となるクレジットカードで宿泊料金を決済

といったケースでも、実際に宿泊予約を行なわず宿泊料金の決済を行なっただけのBさんのクレジットカードにしっかりと35,000円の利用1回につき7,000円のキャッシュバックが行われることになります。

このテクニックを知っていると、キャンペーン対象のホテルに滞在する機会が少ないと分かっている家族のキャッシュバック枠を自分の名義で予約した際に利用するといった形での、キャッシュバック回数の温存やその後の活用も可能になりますから、積極的に利用したいですね。

事前決済型の予約を避ける理由

このように大きなメリットを持つアメックスによるヒルトン系ホテルでのキャッシュバックキャンペーンですが、期待通りにキャッシュバックを受けるため、気をつけているのが事前決済型の予約プランを利用しないというもの。

具体的には、

  • ヒルトン早期割引(ADVANCE PURCHASE)
  • セミフレックス(SEMI-FLEX)

といったチェックアウト時はもちろん、そもそもホテルに到着する以前に自動的に決済が行われることもあるタイプの予約プランのことです。

これらの予約プランとキャッシュバックキャンペーンはその決済のタイミングや方法から愛称が悪いのか、当然対象となる条件を満たしている場合でも、なぜかいつまで待ってもキャッシュバックが行われずにがっかりした経験があるため、キャッシュバックキャンペーンの活用を考えている場合には、念のために、こうしたプランでの予約自体を避けるようになりました。

ちなみに、キャッシュバックキャンペーンについては、正式な問い合わせ窓口が用意されていないようで、原因不明でキャンペーン対象外になってしまった際には打つ手がなくなってしまた経験があることも、そもそも私が対象外トラブルリスクに近づかないようになった理由の1つです。

まとめ

ヒルトンでの滞在をよりお得なものに変えてくれるアメックスによるキャッシュバックキャンペーン。

常に開催されている種類のキャンペーンではないのが残念ですが、定期的に実施されているため、ヒルトンの利用を予定している場合には、忘れずに事前登録だけでも行なっておくだけの価値があるキャンペーンなのは間違いありません。

確かに、注意点や落とし穴など、思わぬ形でキャッシュバック対象外になってしまうリスクもあるのですが、それ以上に隠れたルールはもちろん、それらを活かしたお得な活用や楽しむためのテクニックがたっぷりのキャンペーンですから、そうしたチャンスに巡り会えた時には、積極的に参加して楽しんでみるのも本当におすすめだと思いますよ。

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