デルタ航空 ニッポン500マイルキャンペーン 週末のFAX申し込みで加算に必要な日数

生まれては消えていく様々なマイルに関するキャンペーンで、長い間継続していることに加え、大盤振る舞いと感じるお得なものの1つが、デルタ航空のニッポン500ボーナスマイル・キャンペーン。

このキャンペーンは、デルタ航空以外の航空会社が運航する日本国内線に搭乗する度に、1区間につき500マイルももれなくもらえてしまえるという不思議なもの。

ニッポン500マイルボーナス・キャンペーン:デルタ航空

もちろん、旅行終了後2ヶ月以内に搭乗券をFAXで送信する手間が必要だったり、年度内に申請できる区間数に制限はあるものの、一般会員で最大10回(=5,000マイル相当)、デルタ航空の上級会員では最大40回(=20,000マイル相当)ものマイルが費用負担なしで獲得可能です。

ちなみに、デルタ航空は1,000マイルあたり税抜き35ドルで販売していますから、この購入価格を元にした単純計算では、一般会員で最大175ドル相当、上級会員に至っては700ドル相当ものマイルがもらえてしまうことに。

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確かにデルタ航空は1マイルの価値が低くなり続ける宿命(?)を持つ航空会社としても有名ですが、マイルに有効期限が存在しないこともあって、気楽に長く付き合いたいサブ的なマイルサービスといえるかもしれません。

デルタ航空 ニッポン500マイルでJAL国際線乗り継ぎ用の国内線はマイル加算対象外なのか(氏名がローマ字・THRU1表記あり)

週末の申し込みのマイル加算に必要な日数

そんなデルタ航空のニッポン500ボーナスマイル・キャンペーンで気になっていたことの1つが、申し込みを行ってから、実際にマイルが加算されるまでの必要日数。

もちろん、元々マイル数に余裕がある場合には全く問題がないのですが、キャンペーン分のマイルが加算されると、なんとかギリギリで予約できるようなタイミングでは、この加算までの必要日数は意外に気になるポイントの1つです。

そこで、ちょうど6区間分のキャンペーン対象の搭乗券が手元にあったので、加算までの日数を調査してみることにしました。

具体的な方法としては、

  • 搭乗から2ヶ月以内のJAL国内線搭乗券を利用
  • 搭乗券2枚ずつを1枚の申込用紙に貼り付けて、合計3回分を別々に送信
  • 送信にはコンビニのFAXを利用
  • 実際の送信は9月22日(金曜日)、23日(土曜日)、24日(日曜日)のお昼の12時30分頃の合計3回
  • 加算された日付はデルタ航空ホームページのマイル口座で確認

というもの。

金曜日と土曜日の間に大きな境目あり

その結果は、

  • 9月22日(金曜日)申し込み分 → 9月28日(木曜日)加算
  • 9月23日(土曜日)申し込み分 → 10月3日(火曜日)加算
  • 9月24日(日曜日)申し込み分 → 10月3日(火曜日)加算

でした。

これは言い換えると

  • 金曜日 FAX送信 → 翌週木曜日 加算(必要日数は6日間)
  • 土曜日 FAX送信 → 翌週火曜日 加算(必要日数は10日間)
  • 日曜日 FAX送信 → 翌週火曜日 加算(必要日数は9日間)

ということになり、少なくとも金曜日のお昼ごろまでFAXで送信された分は何らかの手続きが進められる一方で、土曜日以降にFAXで送信された分は、1日以上の手続き開始待ちの時間が発生していることが分かりますね。

もちろん、送信するタイミングでのキャンペーン申し込み総数によって多少の加算日数が前後する可能性もあります。

しかし、たった1日の送信日の違いで加算までの日数に最大で4日間もの差が広がってしまうリスクがあるわけですから、マイルの加算を急いでいる時には、できるだけ頑張って少なくとも金曜日のお昼ごろまでのFAX送信がおすすめです。

まとめ

キャンペーンに参加するためには、専用の申込書に記入した上でFAX送信の手間が必要だったり、せっかくマイルが加算されても、特典航空券の予約に必要なマイル数が意外に多かったり、気になる部分も多いデルタ航空のニッポン500ボーナスマイル・キャンペーン。

しかし、無料でのキャンペーン参加が可能なことと、マイル自体に有効期限がないことと合わせて、あまり期待せずにのんびりとお手軽に楽しむサブ的なマイルサービスとしてはなかなか楽しめる潜在能力も持ち合わせています。

特に、ワンワールドやスターアライアンスとも違った意外な目的地行きのお得な特典航空券に空席が見つかることもあります。

申し込みから加算までに必要な日数もある程度把握した上で、そういったチャンスに備え、コツコツとマイルを貯めていくのもおすすめだと思いますよ。

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