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繁忙期でも確実性が高い特典航空券の電話予約
ゴールデンウィークや夏休み、冬休みなどの繁忙期を含め、希望したタイミングにJALマイルを利用した国際線特典航空券をできるだけ確実に予約したいのであれば、おすすめできる方法はただ1つ。
それは、電話での予約を活用する方法です。
具体的には、予約受付が開始される午前10時になる前にJAL国際線予約の電話窓口に電話し、あらかじめ希望する目的地、日時、クラスなどを担当の電話オペレーターに伝えておき、午前10時になった直後に予約を確保してもらうというもの。
この方法の場合、まず空席を確保してからその後利用者情報を登録する形で予約手続きが行うため、利用者情報をすべて入力してから空席を確保するインターネットでの予約手続きに比べ、確実性は桁違い。
元々手続きの順番自体が違うわけですから、どんなに高性能なPCや高速なインターネット回線を用意しても、JALホームページ上からのインターネットでの予約手続きを行っている限り、JAL国際線予約の電話窓口のオペレーターによる手続きには全く太刀打ち出来ないと感じるほど、その差は圧倒的です。
そのため、この方法を利用することで、繁忙期の長距離線のファーストクラス特典航空券の2人分の予約でさえ、不可能ではありません。
ただし、電話予約にも、
- 片道ずつの予約手続きが必要
- 電話発券手数料が必要
- 午前10時直前には電話がつながりにくい
- マイル割引キャンペーンを利用できない
- 電話予約でも予約確保できない可能性もあり
といった注意点があります。


片道ずつの予約手続きが必要
片道ずつの予約手続きが必要というのは、330日前の予約を行うためには、往路と復路のそれぞれで330日前になったタイミングでの片道ずつの予約が必要になり、往路予約時に復路も含めた往復での予約はできないということです。
つまり、最もスムーズに予約できた場合でも、少なくとも2回は330日前午前10時の争奪戦には参戦しなくてはいけません。
電話発券手数料が必要
目に見える形で電話予約のデメリットを感じるのは電話発券手数料の存在。
というのも、電話予約を利用する場合、1冊の特典航空券発券につき2,160円の電話発券手数料の支払いが必要になるからです。
ちなみに、330日前午前10時の争奪戦に電話予約で参戦する場合、往路と復路に分けて2冊の特典航空券として発券することになりますから、1人につき2,160円×2=4,320円の発券手数料が必要コストになります。
とは言え、非常に価値の高い繁忙期の特典航空券をできるだけ確実に予約するためのコストとしては、まだまだ十分安価でお得と感じていることが、今現在も4,320円の電話発券手数料を支払う形で片道ずつの電話予約を活用している理由です。
午前10時直前には電話がつながりにくい
330日前の繁忙期の予約時期になると、担当の電話オペレーターにつながるまでに数十分待ちが当たり前になるほど、混雑した状況になってしまいます。
その対策としては、早めに電話するしかないのですが、何の用事もない状況で待たせてもらえるほど甘くはありません。
そんな中、おすすめしたいのがある程度早い時間から電話して予約受付開始まで他の国際線特典航空券の予約や変更の手続き、あるいは国際線特典航空券に関する疑問や質問への回答をお願いするというもの。
こうすることで、午前10時直前の電話がつながりにくいを回避し、争奪戦への参加が可能になります。
そういった点でも、複数の予約を持っていることは意外にいろいろな面で有利です。
マイル割引キャンペーンを利用できない
電話予約を利用する場合の意外に見逃されがちなデメリットの1つが、マイル割引キャンペーンを利用できないということ。
具体的には、ファーストクラスやビジネスクラスを対象にした国際線特典航空券 曜日限定特典、プレミアムエコノミーやエコノミークラスを対象にしたディスカウントマイルやJALカード割引なども、すべてJALホームページからの申込みがキャンペーン適用の条件になっているため、電話での予約時には割引の恩恵を受けることはできません。
このあたりはキャンペーン前の通常必要マイル数で希望する日程での予約確保を優先するのか、それても、330日前の争奪戦後も残っている席をキャンペーンが適用されたお得な必要マイル数で予約するかの2社択一を天秤にかけているようなものですね。
電話予約でも予約確保できない可能性もあり
予約受付が開始される330日前の午前10時のタイミングに合わせて電話予約を行ったからといって、確実に予約が確保できるのかというと、残念ながらそうではありません。
繁忙期や人気のある目的地の予約では、電話予約をお願いされた何人もの電話オペレーター間での手続き競争が発生し、それに勝利できなかった場合には、電話予約でも予約確保に失敗する可能性は十分あります。
また、それ以上に深刻なのは、JAL上級会員サービスの中でも最上級中の最上級資格とされるJMBダイヤモンド メタル会員(PRST)の方には、JAL国際線特典航空券での通常の330日前からさらに5日早い335日前からの予約が認められていること。
つまり、メタル会員特典ですでに予約済みとなった結果、通常の予約が始まる330日の時点では特典航空券として提供されている空席が1席も存在せず、実は特典航空券の争奪戦は始まる前に終わっていたというリスクも。
こうした電話予約を予約確保できない時に備えて、「ファーストクラスがだめだった時は同じ目的地同じ日程でのビジネスクラス」というように第二希望をあらかじめ担当の電話オペレーターに伝えておくなどの準備は私も実際に行っています。
そうした形で、とりあえず往路と復路の特典航空券の準備を完了し、出発直前1週間前前後に、それまで有償用として確保されていた空席が出発の1週間前後に特典航空券で予約可能な特典枠への切り替えによる開放に希望をつなぐというのも、なかなかおすすめな作戦です。

まとめ
繁忙期の特典航空券の予約はその人気の高さからとてつもない難易度を誇り、しっかりと準備を整えてからの参戦が必要と感じるほどの争奪戦と言った様相を呈しています。
特に、特典航空券として提供される席数自体が少ないファーストクラスやビジネスクラスを希望する場合はなおさら。
とは言え、いくつかの注意点やデメリットに注意しながら電話予約を活用する場合、そうしたプラチナチケットといえるような貴重な特典航空券の予約も不可能ではありません。
せっかく貯めたJALマイルを有効活用するためにも、電話予約での争奪戦をいくつかの対策と一緒にちょっとだけ頑張ってみるのもなかなかおすすめだと思いますよ。
コメント
こんにちは、いつも参考にさせて頂いております。
今回の記事もとても勉強になりました。
一つ伺いたいのですが、管理人さんは330日前の有楽町発券は試された事がありますか?
拝見する限り、電話発券で発券に成功されている事が多いようなのでそんな必要もないのかもしれませんが、、
有楽町発券の、電話発券(やオンライン発券)に対する優劣について論じている記事を見た事がないのでもしご存知であればと思い質問させて頂きました。
どうぞ宜しくお願い致します。
ポルコさん、こちらこそブログやツイッターを楽しく拝見しています。
ご質問のJALプラザ有楽町での330日前発券は以前、一度だけチャレンジしたことはあるものの、それ以後は利用していません。
理由は
・電話発券でも十分と感じる最終的な発券成績を維持できている(直前の空席開放によるC→Fのアップグレードも含む)
・成功率は電話とは大きく変わらないと予想(競合の有無など究極的には運次第)
・たまたまなのか参加当日の雰囲気がとてつもなく良くなかった(不快感と少しの恐怖を感じた)
・有楽町発券で実際に列に並ぶコストと、電話発券で同時に電話をかける人数や電話機の数を増やすコストの比較
・繁忙期の中で争奪戦が最も厳しいと感じる年末年始の争奪戦は冬になり、列にあまり並びたくない
などいくつかあるのですが、一番はやはり電話発券に満足していることかもしれません。
また、これまでブログ記事として大きく取り上げなかったのは、
・全国各地の誰でも気軽に利用できる方法ではないこと
・取り上げると伝統的(?)にコメント欄などがとても荒れてしまう話題なこと
・将来的には消えていく種類の古き良き予約方法かもしれないと考えていること
などが理由。
ポルコさんの質問への直接的な回答になっているのか少し不安ですが、現在のJAL国際線特典航空券の争奪戦参加で考えていることです。
少しでもお役に立てたなら嬉しいのですが・・・。
スタ好き様
早速とても丁寧なお返事を頂きありがとうございます。
どの理由も納得のいくもので、かつ実体験に基づく貴重なもので、また一つ勉強になりました。有楽町でも列に並ぶのであれば同じ事ですもんね。。1月末の一番寒い時期に行きたくないというのも非常に共感しました笑
これからも更新を楽しみにしております。この度は本当にありがとうございました!