JALビジネスクラス搭乗記(JL707 成田-バンコク B787 JAL SHELL FLAT NEO)

成田空港を出発する便を利用する時に気になるのは実際に離陸するまでの時間。

特に、夕方の時間帯での出発では、ドアが閉じられてからの離陸するまでの地上移動の時間が長く感じてしまいます。

そこで、どんな時間帯ごとの内容で成田発の飛行機が運航されているのか、一度調べてみることにしました。

そのために利用したのは、JL707便のビジネスクラス。

このJL707便は成田空港を18時15分に出発し、バンコクのスワンナプーム国際空港には同日23時25分到着予定、飛行時間7時間20分の中距離線としてボーイング787(SKY SUITE非搭載)で運航されています。

この日のJL707便の97番搭乗口では、出発45分前の17時30分ごろから搭乗を待つ列のためのロープが準備され始めます。

17時45分頃にはすべての準備が完了。

そのタイミングで出発予定時刻の15分前にあたる18時ごろからの搭乗開始予定がアナウンスされました。

優先搭乗の列は、JMBダイヤモンドやJGCプレミア、ワンワールドエメラルド用の列が1列、ビジネスクラスやJMBサファイア、JMBクリスタル、JGC用の列が2列用意されています。

17時50分頃には、いずれの列にも優先搭乗の対象者が並び始めていました。

18時の搭乗開始予定時刻になっても搭乗は開始されず、機内への案内が始まったのは少しだけ遅れた18時3分頃。

JMBダイヤモンドやJGCプレミア、ワンワールドエメラルド用の列から案内が始まり、その列に並んでいる利用者がいなくなり次第、ビジネスクラスやJMBサファイア、JMBクリスタル、JGC用の列も案内され始めます。

ビジネスクラスやJMBサファイア、JMBクリスタル、JGC用の列に並んでいた私が機内に到着したのは、18時7分頃。

もちろん中距離線のビジネスクラスですから、スパーリングワインやオレンジジュースなどのウェルカムドリンクはなく、おしぼりが提供されるのみです。

この日はかなり高い搭乗率だったようで搭乗にも時間がかかっているようでした。

その結果、ドアクローズは18時23分

出発予定時刻の18時15分からは8分遅れです。

飛行機がボーディングブリッジを離れてからも、すぐに飛び立つわけではなく、滑走路までの長い長い地上移動が始まります。

もちろん、日も暮れた夜間の離陸ということで、機内の照明は落とされていました。

機長からの離陸開始前のアナウンスがあったのが19時3分頃。

そして、滑走路での離陸開始はその2分後の19時5分頃。

つまり、ドアクローズは18時23分でしたから、ドアが閉ざされてから40分以上も成田空港を滑走路を目指して移動していたということですね。

これでは長いと感じるはず。

シートベルトサインが消えたのは窓の外に見える街並みが遠く感じられる様になった19時19分頃。

そのタイミングでギャレーからは食器などのガラス製品の音が聞こえてきて、機内サービスの準備が始まっているようでした。

実際に、機内サービスが開始されたのは、19時40分頃。

この日の食事とドリンクのラインナップが記載されたメニューが手渡され、客室乗務員の方にドリンクのオーダーを質問されます。

ドリンクと袋に入ったおつまみが手渡されたのが19時50分

その後、20時15分頃の前菜。

20時35分頃のメインディッシュ。

最後に20時55分頃のデザートに続きます。

すべての席の食器などが片付けられた21時10分頃、ペットボトル入りのミネラルウォーターが全員に配られ、1回目の食事、夕食サービスは終了です。

その後、21時30分頃には少しずつ照明が落とされ、暗くなった機内はつかの間の就寝モードに。

その照明が次に明るくなるのは、約2時間後の23時30分頃。

到着前に提供される2回めの食事です。

内容は、様々な具材が用意されたおにぎりとアイスクリーム。

これらに追加して、好きな時にオーダーできるアラカルトメニューのJALオリジナル麺、ちゃんぽんですかい、うどんですかい、そばですかいなども客室乗務員の方はおすすめしていました。

次のサービスが行われたのは、2回めの食事の片付けがすべて終了した頃の翌日0時20分頃。

この便のビジネスクラスを担当するシニアキャビンアテンダントの方ともう1名の客室乗務員の方が一緒に、それぞれのビジネスクラス利用者の席を挨拶に訪れ、今回の搭乗のお礼と共に、バンコクのスワンナプーム国際空港のプレミアムレーンの利用チケットを手渡していきます。

その挨拶が終わると機内は着陸体制に。

シートベルトサインが点灯するのはもちろん、夜間の着陸のために照明は落とされます。

スワンナプーム国際空港に着陸したのは日本時間の翌日0時55分頃、現地のタイ時間の22時55分頃。

高い気温と湿度のためか、飛行機の窓が真っ白に曇っています。

滑走路から空港のターミナルに向かった後、シートベルトサインが消え、飛行機からの降機を開始したのがタイ時間の23時5分頃(日本時間の翌日1時5分頃)

飛行機から降りたあとは、スワンナプーム国際空港内の長い長い動く歩道を移動しながら、入国審査場に向かいます。

写真はないのですが、入国審査場に到着したのはタイ時間の23時10分頃(日本時間の翌日1時10分頃)。

ちょうど混雑していない時間帯だったためか、2人ほど並んでいる列に並んだものの、入国審査場に到着してから5分後、タイ時間の23時15分頃(日本時間の翌日1時15分頃)には入国審査を通過完了。

預入荷物を受け取るバゲッジクレームに到着しました。

この程度の混雑なら、わざわざプレミアムレーンを利用する必要もないですね。

その後、税関も通過し、タイ時間の23時20分頃(日本時間の翌日1時20分頃)には制限エリアから一般エリアに到着しました。

 

今回利用したJL707便は成田空港での離陸待ち時間がかなり長いと感じたとしても、元々7時間20分もの羽田便に比べ20分も長い飛行時間を設定するなど、ダイヤ的な余裕を確保しているのか、結果的に早着傾向がある便なのかもしれませんね。

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