JAL 森伊蔵 機内販売ルールと複数本購入の方法

JAL国際線のファーストクラスやビジネスクラスの隠れた魅力の1つとして忘れられないのが、幻の焼酎とも評される、森伊蔵の機内販売。

もちろん、森伊蔵を製造する森伊蔵酒造と強力なコネクションを持ち、それを維持しているJALでは、国際線や国内線のファーストクラスの機内で森伊蔵を提供しています。

しかし、上空を飛ぶために気圧を低く保たれた機内では、味覚や嗅覚が制限されてしまうのは避けられず、森伊蔵本来の美味しさや風味を楽しむために、機内販売で森伊蔵を購入し、それを地上で味わうという選択肢はとても魅力的なものになるからです。

JAL森伊蔵機内販売での利用キャビンクラスと上級会員ステイタスの条件と制限(森伊蔵のオールシーズン&フルラインナップ提供、極上森伊蔵と楽酔喜酒森伊蔵の機内販売条件比較、キャビンクラスと上級会員ステイタスの制限、50万マイル相当の別格の価値を持つ18年貯蔵原酒森伊蔵)
2019年版 JAL機内販売 森伊蔵購入の争奪戦を勝ち抜くための具体的な準備と戦略(機内販売条件と詳細発表の時期、油断できない波乱の東南アジア、販売終了は何月、争奪戦と複数本購入の対策、インボラアップグレードと森伊蔵)

JAL上位クラスの隠れた魅力、森伊蔵機内販売

この森伊蔵の機内販売は、

  • JAL運航のファーストクラスとビジネスクラス利用者限定の機内販売サービス
  • 販売対象は森伊蔵720ml(アルコール度数 25度)
  • 価格は3,200円。JALカード割引の10%OFF適用で2,880円
  • 販売本数は通常1人につき1本
  • 通常販売期間は毎年3月1日から在庫がなくなるまで
  • 販売路線は一部の例外を除く中・長距離路線の都市
  • 販売時期や在庫状況によってファーストクラス運行路線や他社競合路線限定など販売路線の変更もあり

といった条件で行なわれ、その年の販売の詳細が発表される毎年2月下旬の時期には私も楽しみにしてきました。

やはり、この機内販売最大の魅力は、森伊蔵自体が貴重すぎて当選に強運の必要な抽選販売でしかお目にかかれない定価での購入が可能なこと。

特に、JALカードでの購入の場合は、ただでさえ信じられないほどお得な定価からさらに10%引きになるという大盤振る舞い状態です。

しかも、この森伊蔵は自宅での消費目的はもちろん、お酒の好きな方ほど本当に喜んでくれる贈り物としても活躍してくれますから活用の幅が広く、JAL運航のファーストクラスやビジネスクラスを利用する時には忘れずに購入したい一品と言えそうですね。

ビジネスクラス利用時の森伊蔵争奪戦リスク

そんな森伊蔵の機内販売で最も注意したいのは、ビジネスクラス利用時。

なぜなら公表されていないルールとして、

  • 森伊蔵の搭載本数は1便8本以上
  • ファーストクラス利用者は注文の段階で最優先での購入確定が可能
  • ビジネスクラスのみで運航される便の場合は基本的に早い者勝ち
  • ファーストクラス利用者や上級会員、特定のお得意様の場合、これまでの機内販売での嗜好などを踏まえ、注文がない段階での事前ホールドといった優遇あり

といった運用が行なわれていて、ファーストクラス利用時は無条件で確実な購入ができる一方、ビジネスクラス利用時には、購入できるのかどうかは他の購入希望者の数の影響を受けるなど、運に左右されることが避けられないからです。

その結果、せっかく森伊蔵が販売されている時期にビジネスクラスを利用したにも関わらず、肝心の森伊蔵が売り切れで買えないという悲劇に遭遇してしまうことも。


ビジネスクラスの森伊蔵購入確率アップ対策

その対策としておすすめしたいのが、

  • (進行方向に向かって)できるだけ前方左側の席を指定する
  • 優先搭乗を利用してできるだけ早く機内に入り着席する

という2つ。

これらの対策を利用すると、搭乗開始直後の早い時期に自分の席に到着し、担当の客室乗務員の方ともあいさつを交わすことが可能になります。

特に、前方左側の席は、客室乗務員の中でも上位にあたる方が担当することが多い以上、そういった方に離陸前の早い段階でリクエストとしてでも森伊蔵の購入希望を伝えられるのは、大きなアドバンテージになるはず。

もちろん、ビジネスクラス利用では、この段階での確約はもらえないことが大半ですが、それでも早めにリクエストを完了したということに違いはありません。

ファーストクラス利用時や深夜便利用時に挑戦したい複数本数の購入

さて、この森伊蔵の機内販売は、1人につき1本までの本数制限が設定されているのですが、実は購入希望者が在庫数の合計よりも少ない場合などに限って、2本以上の複数本の購入も可能です。

上の写真は、2016年7月、つまり2016年の森伊蔵の販売終了直前時期に、パリ-羽田線の国際線ファーストクラスを利用した時の森伊蔵購入レシートですが、アルファベットで「MORI IZOU」と書かれた隣に個数「3」と記載されていることが確認できるはず。

また、2017年2月25日から3月25日までの約1ヶ月間限定で運航されたファーストクラス搭載機材での羽田-バンコク線も同様で、ファーストクラス利用者は複数本の購入が可能でした。

この2本以上の複数本の購入は、ファーストクラス利用者や上級会員、特段のお得意様の中でも、早くに希望を出した方などの優遇され、調整完了後の最終的な購入可能本数の案内は機内販売終了のタイミングに実施されます。

そのため、確実に森伊蔵が購入できるファーストクラス利用者でも、複数本の森伊蔵を購入を希望する場合には、できるだけ早いタイミングで、客室乗務員の方にリクエストしておくことがおすすめなのはビジネスクラス利用時と全く変わりありません。

また、客室乗務員の方によると、深夜便は森伊蔵を含めた機内販売の購入希望者自体が特に少ないらしく、森伊蔵の在庫もなくなりにくいとのことですから、意外に穴場な複数購入のチャンスの1つかもしれませんね。

ただし、こうした複数本の購入はあくまで客室乗務員の方のご厚意で提供してもらえるサービスの1つですから、「もし可能なら・・・」というような少し控えめなスタンスでのリクエストにとどめておくのが、その時だけではなく今後のJAL運航便利用時へ続く快適性や配慮も重視する場合に大切だと考えています。

ちなみに、森伊蔵の機内販売は、

  • 春~夏:森伊蔵(3200円)
  • 秋:極上森伊蔵(5600円)
  • 冬:楽酔喜酒森伊蔵(36200円)

という機内販売向けのラインナップで提供されているのですが、秋の極上森伊蔵と冬の楽酔喜酒森伊蔵には、JAL運航のファーストクラス搭乗やJMBダイヤモンドとJGCプレミア限定の事前予約が必要といった条件が設けられていますから、1便につき1本までの購入に厳しく制限されています。

そのため、春から夏にかけて販売される森伊蔵は、1便で複数本の購入が可能な貴重なチャンスということですね。

森伊蔵は復路の帰国時購入を重視する2つの理由

我が家で森伊蔵の機内販売を利用する時には、基本的に帰国時の復路でのみ購入するようにしています。

これは、出国時の往路で購入してしまった結果、ずっしりと重さを感じる森伊蔵を持ち歩きながら全旅行期間を過ごす悲劇は最大限避けたいことがその大きな理由。

また、目的地の国によっては、下の表のようにその国の入国時に持ち込みできるアルコール類の本数や分量は細かく決められ、それぞれが大きく異なっていることも要注意。

特に、国によっては、関税を払うだけで制限を超えた持ち込みが可能になるとは限らず、罰金やそれに伴う身柄の拘束など処罰にもつながりかねないリスクが有るのも事実。

そうした制限に対するうっかりミスが意外に深刻な事態を招いてしまう可能性がゼロにはできないことも、我が家が積極的に往路での森伊蔵購入を検討しない理由の1つです。


複数本の森伊蔵を希望した時の購入可能本数

このように、森伊蔵の機内販売での、

  • 3月1日~売り切れ前の森伊蔵の販売時期内
  • ビジネスクラス以上の搭乗

という2つの購入条件を満たせた時、気になることと言えば、実際の搭乗では何本の森伊蔵が購入できるのかということかもしれません。

ただ、これについては、残念ながら本当に運次第としか言えないもので、事前に予想することは困難。

そのため、搭乗してみて、担当する客室乗務員の方に最終的な購入可能本数を伝えてもらうまで分からないというのが正直な部分です。

実際、上の写真に写っているレシートのように、どんなに条件を整えて複数本の購入を希望したとしても、そもそも希望者が多い場合には1本のみの購入しかできないという可能性も十分ありえるものです。

つまり、2本以上の複数本を購入できることはもちろん、例え1本だけだったとしても売り切れにならずに購入できたという意味で、十分運が良かったと考えるべきかもしれませんね。

その一方で、搭乗している日本に向かう復路便はもちろん、日本発の往路でも、購入希望者が極端に少ないというような本当に珍しい幸運に巡り合うことさえできたのなら、上の写真のように10本を超える森伊蔵の購入も現実のものになります。

このレシートの購入の時には、

  • ファーストクラス搭載路線では比較的夜行便に近い時間設定のフライト
  • ファーストクラスとビジネスクラスに空席が目立つ繁忙期ではないタイミング
  • ファーストクラスの1Aに搭乗し、複数本購入を希望
  • JMBダイヤモンドのステイタス保有

という条件が良い方向に結びついたのか、13本の購入が可能と案内されました。

ちなみに、個人的な感触としては、比較的予約難易度が低く、それに伴って高い搭乗率を実感する中距離線のビジネスクラス利用時よりも、長距離線のファーストクラスやビジネスクラスを利用している時の方が、複数本の森伊蔵の購入では有利で、よりサプライズを期待できると感じています。

複数本の森伊蔵購入後に利用したいJAL ABCの空港宅配とダンボール箱購入

こうして購入した複数本の森伊蔵ですが、持ち帰る時に活用したいサービスが、日本国内の主要な国際空港で提供されている、JAL ABCによる空港宅配サービス。

というのも、このJAL ABCでは、様々なクレジットカードと提携して、無料や割引料金での宅配サービスを提供しているだけではなく、

  • 森伊蔵などのビンに入ったアルコールの運搬に正式に対応したダンボール箱の有料販売
  • 購入したダンボール箱でアルコールを梱包しての発送手続きの代行

といった複数本の森伊蔵を購入した後には嬉しいサービスも提供されているから。

実際、その梱包は手間と工夫が十分なのはもちろん、とても丁寧なもの。

確かに上の写真のように最大サイズとなる1箱で8本までの森伊蔵が収められるダンボール箱の場合、送料の他に1,410円のダンボール箱の料金が追加で必要になるのですが、その梱包の作業の価値まで考える十分にお得と感じるほどです。

もちろん、4本まで対応可能なもう少しコンパクトなダンボール箱として、1,150円ほどと多少安価なものも用意され、購入した森伊蔵の本数に合わせて選べるのも嬉しいポイントですね。

まとめ

JAL国際線機内販売での森伊蔵購入を実現するためには、森伊蔵の販売期間に販売対象路線にファーストクラスやビジネスクラスで搭乗し、機内での争奪戦に勝利する必要があるなど、なかなかの高い難易度を誇っています。

しかし、いくつかの対策やテクニックを忘れず丁寧に活用することで、意外に購入のチャンスは間違いなく広げられますから、せっかく貴重なチャンスに巡り合った時にはとりあえず森伊蔵購入に挑戦してみるのは本当におすすめです。

実際に、機内販売で購入した森伊蔵を手にし、自分で楽しんだり、贈り物として活用したりすると、その高い満足度にきっと嬉しくなるはずですから。

コメント

  1. かぴばら より:

    こんばんわ、はじめました!
    今回、シンガポールに往復ビジネスクラスで行く事になり、絶好の「森伊蔵」購入チャンスと思い、こちらのサイトを拝見させて頂きました(*`・ω・)ゞ
    非常に参考になりました。
    ファーストクラス無しの便にて往復ともに1Aを確保!
    結果は、往路が2本、復路がなんと9本の計11本購入出来ました…(;´∀`)
    私もこの本数は全く想定外でしたが、復路ではチーフCAさんに在庫全てを買わされた感じです(笑)

    こちらの事前情報は、大変参考になりました。有り難うございましたm(_ _)m

    さて、これ、どうしよう…(^o^;)

    • スタ好き より:

      嬉しいコメントと詳細なレポート、ありがとうございます。

      森伊蔵購入の事前準備で少しでもお役に立てなのであれば、本当に嬉しいです。
      ブログ継続の大きな励みになりました。

      それにしても合計11本の森伊蔵とはすごい分量ですね!
      少しずつ味わいながら自家消費で活躍してくれるのはもちろん、友人や知人、お世話になった方などへの贈り物としても本当に喜ばれる一品ですから、意外にさくさくと嫁ぎ先が決まって、あっという間になくなってしまうかもしれませんよ(笑)