JAL森伊蔵機内販売での利用キャビンクラスと上級会員ステイタスの条件と制限(森伊蔵のオールシーズン&フルラインナップ提供、極上森伊蔵・楽酔喜酒森伊蔵との機内販売条件比較、キャビンクラスと上級会員ステイタスの制限、美味しさ飲み比べとおすすめの1本)

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その希少性から幻の焼酎とまでうたわれる森伊蔵。

JALでは森伊蔵と長年に渡る信頼関係によって、機内での提供アルコールとしてはもちろん、機内販売商品としての継続して行われてきました。

特に、機内販売では通常は困難とされる定価での購入が可能になるため、森伊蔵が好きな方にとって、とても貴重な入手チャンスなのは間違いありません。

JAL上位クラスの隠れた魅力、森伊蔵機内販売 JAL国際線のファーストクラスやビジネスクラスの隠れた魅力の1つとして忘れられないのが、...
あまりの人気のために、幻の焼酎とまで評される森伊蔵。 そんな森伊蔵とJALの関係はとても深く、JALを利用していると機内販売や...

オールシーズン&フルラインナップ提供の機内販売

そんな森伊蔵の機内販売では、2018年9月から極上森伊蔵が新たに追加されることになりました。

その結果、

  • 春~夏:通常森伊蔵(3200円)
  • 秋:極上森伊蔵(5600円)
  • 冬:楽酔喜酒森伊蔵(36200円)

という機内販売ラインナップが完成しました。

そのため、ほぼオールシーズン&フルラインアップでの提供が行われることに。

もちろん、森伊蔵の機内販売自体が在庫がなくなり次第終了という条件で行われている関係で、切れ目なく販売が行われるわけではないのですが、それでも、いずれの季節にも何らかの森伊蔵の機内販売での購入チャンスが存在すること自体、嬉しいと感じる方も多いはずです。

春から夏の通常森伊蔵の機内販売条件

例年3月1日から在庫がなくなる夏頃まで販売されるのが最も一般的な森伊蔵で、私自身は他の森伊蔵と区別する目的で通常森伊蔵と呼んでいる一本。

この通常森伊蔵は、

  • JAL運航のファーストクラスとビジネスクラス利用者限定の機内販売サービス
  • 有償航空券に加え、特典航空券利用でも購入可能
  • 容量は720mlでアルコール度数は25度
  • 販売価格は3,200円。JALカード割引の10%OFF適用で2,880円
  • 販売本数は通常1人につき1本
  • 通常販売期間は毎年3月1日から在庫がなくなるまで
  • 販売路線はロンドン、パリ、フランクフルト、モスクワ、ヘルシンキ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ボストン、シカゴ、サンディエゴ、ダラス、バンクーバー、ホノルル、バンコク、ハノイ、ホーチミンシティ、シンガポール、ジャカルタ、クアラルンプール、デリー、シドニーなどの中・長距離路線の都市
  • 販売時期や在庫状況によってファーストクラス運行路線や他社競合路線限定など販売路線の変更もあり

といった条件で販売されるものです。

また、路線や販売時期によって異なるものの、通常1回のフライトにつき10本前後が機内販売用在庫として搭載されるため、基本的に、

  • ファーストクラス利用者には優先的に1本は確保
  • ビジネスクラス利用者は早いもの勝ちの争奪戦
  • 在庫に余裕がある時には2本以上の複数本購入も可能
  • 複数本購入はファーストクラス利用者や上級会員、早いタイミングでの複数本購入希望者が優先

といったルールでの優遇や運用が行われています。

その結果、ファーストクラス利用時などは安定して複数本の購入が可能なのは嬉しいメリット。

ちなみに、中・長距離線が対象とされているものの、中距離線にあたる東南アジアの都市と日本を結ぶ路線の販売は不安定で、その年によって、最後まですべての路線での販売が継続されることもある一方、JAL運航東南アジア線では競争が激しく、戦略的にも重要なジャカルタ線以外、早めに販売が終了してしまったということもありました。

ただし、これまでジャカルタ線の強大なライバルだったANAとガルーダ・インドネシア航空の提携関係が終焉を迎え、逆にJALとガルーダ・インドネシア航空の提携関係強化が進められることになったため、ジャカルタ線がこれまでのように森伊蔵の機内販売で東南アジアの中では最も優遇される路線の座を維持できるのかどうかは不透明なのは要注意。

秋の極上森伊蔵の販売条件

新たに2018年9月からの機内販売での提供が開始されたのが極上森伊蔵。

3年以上の熟成期間を設けることで、通常の森伊蔵とは明らかに異なる美味しさを誇る一本。

そうした希少性を反映してか、これまではJAL国際線ファーストクラス用アルコールとしても、特段のフラグシップ路線として設定されているニューヨーク線とロンドン線の2路線のみで提供されていました。

この極上森伊蔵は、

  • JAL運航のファーストクラス搭乗のJMBダイヤモンドとJGCプレミア限定の機内販売サービス
  • JAL以外のワンワールドエメラルドは利用不可
  • 搭乗の72時間前までに専用デスクへの電話での事前予約と在庫確保が必要
  • 在庫確保後のキャンセルは機内での購入直前までペナルティなしで可能
  • 有償航空券に加え、特典航空券利用でも購入可能
  • 容量は720mlでアルコール度数は25度
  • 販売価格は5,600円。JALカード割引の10%OFF適用で5,040円
  • 販売本数は会員1人1搭乗につき1本
  • JMBダイヤモンドとJGCプレミア保有以外の同伴者による購入は不可
  • 往復で合計2本など、搭乗を繰り返すことでの複数本購入は可能
  • 販売期間は9月1日搭乗分から在庫がなくなるまで
  • 販売路線はロンドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴの国際線ファーストクラス運航路線のみ

といった条件で販売されるものです。

この極上森伊蔵の機内販売が特殊と感じさせる大きな理由は、販売の条件に

  • 国際線ファーストクラス利用(ビジネスクラス利用では不可)
  • JMBダイヤモンドとJGCプレミアの上級会員資格保有(JGCやJMBサファイア、JMBクリスタル、他社ワンワールドエメラルドでは不可)

という通常の森伊蔵よりも格段に厳しい条件を2つも満たす必要があることなのは間違いありません。

しかも、状況によっては、複数本の購入も運さえ良ければ可能な通常の森伊蔵に対して、事前予約によって、

  • 上級会員本人の会員情報
  • 販売期間内に搭乗の航空券情報
  • 極上森伊蔵の在庫情報

の3点が結びつけた上でようやく購入できる仕組み上、1回のフライトでの複数本の購入はしっかりと制限されています。

その結果、もし極上森伊蔵をJALの機内販売で複数本購入したいのであれば、その本数分だけ、複数回JAL国際線ファーストクラスに搭乗する以外に方法はないというなかなか厳しい条件が課されていることに。

後述する楽酔喜酒森伊蔵は事前予約の可能なJMBダイヤモンドとJGCプレミアの上級会員資格さえ保有しているのであれば、対象路線のエコノミークラス利用時にも問題なく購入可能だったことと比べると、その厳しさもしっかり実感できるはずです。

JALマイルを貯めているのであれば、ぜひともおすすめしたいのがJAL国際線特典航空券でのファーストクラス予約。 なぜならJAL...

冬の楽酔喜酒森伊蔵の機内販売条件

幻の焼酎と評される森伊蔵の中でも最も上位にラインナップされているのが、楽酔喜酒森伊蔵(らくすいきしゅもりいぞう)。

完成までに3年の熟成期間を誇る極上森伊蔵をさらに上回る10年の熟成期間を要する一本で、極上森伊蔵とはすでに別物と言っても良いほどの深い味わいはもちろん、一般に販売されている森伊蔵の中でも最高金額となる3万円台の販売価格に至るまですべてが他の森伊蔵と一線を画しています。

さらに、薩摩切子をデザインに取り入れた器や高い質感を感じさせるケースなど、最上の森伊蔵にふさわしい一本と言っても言い過ぎではないはずです。

そんな楽酔喜酒森伊蔵は、

  • JMBダイヤモンドとJGCプレミア限定の機内販売サービス
  • JAL以外のワンワールドエメラルドは利用不可
  • 搭乗の72時間前までに専用デスクへの電話での事前予約と在庫確保が必要
  • 在庫確保後のキャンセルは機内での購入直前までペナルティなしで可能
  • 有償航空券に加え、特典航空券利用でも購入可能
  • 在庫の確保さえできれば、エコノミークラス利用時にも購入可能
  • 容量は600mlでアルコール度数は25度
  • 販売価格は36,200円。JALカード割引の10%OFF適用で32,580円
  • 販売本数は会員1人1搭乗につき1本
  • JMBダイヤモンドとJGCプレミア保有以外の同伴者による購入は不可
  • 往復で合計2本など、搭乗を繰り返すことでの複数本購入は可能
  • 販売期間は12月15日搭乗分から在庫がなくなるまで
  • 販売路線はロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ボストン、シカゴ、サンディエゴ、ダラス、ジャカルタ、シドニー、メルボルンの事前予約サービス対象の中・長距離路線の都市

といった条件で販売されています。

この楽酔喜酒森伊蔵は、極上森伊蔵と同様にJMBダイヤモンドとJGCプレミアの上級会員資格保有者限定という条件を持ちながら、ファーストクラス利用者限定というわけではなく、ビジネスクラスはもちろん、さらに安価なコスト負担で予約可能なエコノミークラスでも購入可能という点で、購入難易度はかなり低く抑えられています。

これは、36,200円という販売価格が通常森伊蔵の11倍以上、極上森伊蔵でも6倍以上という高価格が、販売数量自体を大きく抑えていることが原因と私は考えています。

確かに、世界的に見ても長期間の熟成を経た高品質ワインなどのアルコールと比べると、こうした楽酔喜酒森伊蔵の価格も決して法外というわけではないのですが、それらの比較対象も含め、焼酎を購入する手軽さという意味では大きく性質が異なるのも事実ですから。

とは言え、元々定価での購入が著しく困難な上、JALカードでの決済時には10%オフの割引が適用され、一般的な定価販売よりも5,000円以上も安価に購入可能な以上、少しユニークで高品質なアルコールのストックを確保する目的には、良いチャンスなのは間違いありません。

実際、我が家でも、2017年-2018年の冬には楽酔喜酒森伊蔵2本の複数本購入を行い、とても満足していますから。

あまりの人気のために店頭での自由な購入が制限され、抽選に当選しての購入が必須となっていることから、幻の焼酎とまで評される森伊蔵。 ...
あまりの人気の高さのため、幻の焼酎とまで謳われる森伊蔵。 その森伊蔵と深く長い強固な信頼関係を保ち続けているJALでは、様々な...

通常森伊蔵、極上森伊蔵、楽酔喜酒森伊蔵のキャビンクラスと上級会員資格保有での購入条件と制限

このようにして、販売される時期だけではなく、購入可能なキャビンクラスや必要上級会員資格の有無まで異なる3種類の森伊蔵。

いずれも森伊蔵の機内販売ですが、詳細は意外と大きく異なることに驚かされる方も多いはず。

そこで、それらの購入条件と制限を含め、森伊蔵についてまとめてみたのが下の表です。

通常森伊蔵 極上森伊蔵 楽酔喜酒森伊蔵
販売時期 春から夏
販売価格(定価) 3,200円 5,600円 36,200円
事前予約 不可 必須 必須
1フライトでの複数本購入 可能 不可 不可
ファーストクラスでの購入 可能 JAL上級会員資格必要 JAL上級会員資格必要
ビジネスクラスでの購入 可能 不可 JAL上級会員資格必要
プレミアムエコノミーでの購入 不可 不可 JAL上級会員資格必要
エコノミークラスでの購入 不可 不可 JAL上級会員資格必要

もちろん、今後もこれまでと同じ条件での機内販売が行われるとは限らないものの、予約の際にはこのような年間の森伊蔵の販売予定を考えながら手続きを進めるのは、最終的なお得度も高くなり、なかなかおすすめです。

通常森伊蔵、極上森伊蔵、楽酔喜酒森伊蔵の美味しさと森伊蔵おすすめの1本

通常森伊蔵と極上森伊蔵、そして楽酔喜酒森伊蔵という3種類の森伊蔵がラインナップされていて気になるのは、美味しさにどのような違いがあるのかということ。

実際、この3種類について我が家で地上での飲み比べを行った時には、通常森伊蔵を基本とした場合、

極上森伊蔵:

  • 通常森伊蔵の芋の香りが、すぅーっと鼻に抜けるように、より洗練されたものになり、芋焼酎が苦手とする方でもよほどのことがない限り香りの面でのクセが気にならない。
  • すっきりとした飲みやすい印象を感じさせるものながら、味わいは深みと広がりを伴ううまみが美味しさとして自然に口の中に広がり、通常森伊蔵よりも1段も2段も上位の存在として実感。

楽酔喜酒森伊蔵:

  • 極上森伊蔵よりもさらに香りが洗練されクセが気になることは皆無なものの、芋とは別の控えめで上品ながらしっかりとした軸を持つ良い香りが感じられ、このあたりから本当に芋焼酎?という不思議な疑問を持ち始める。
  • すっきりとした飲みやすさは変わらず、恐ろしいことにするすると飲めてしまうものの、極上森伊蔵とは別路線とも感じるうまみが口の中に広がり、同じ芋焼酎というカテゴリーに加えて良いのか迷い、少しだけ頭の中にハテナマークを生み出して混乱しながらも、やはり極上森伊蔵よりも様々な面での高次元での調和が感じられ、これはどこか不思議な飲み物だけど間違いなく美味しいと判断せざるを得ない一本。

という感想を持ちました。

そのため、純粋な美味しさの順位としては、順当に

  1. 楽酔喜酒森伊蔵
  2. 極上森伊蔵
  3. 通常森伊蔵

という形になります。

ただし、楽酔喜酒森伊蔵は極上森伊蔵の美味しさをそのまま高品質な方向に伸ばした純粋な上位製品というわけではなく、その方向性も完全に重なるものではないこと。

そして、楽酔喜酒森伊蔵と極上森伊蔵では、JALの機内販売で購入可能な定価でさえ、6倍以上の違いがあることを考えると、個人的には極上森伊蔵が最も美味しさと価格のバランスが優れていて、最もストックしておきたい森伊蔵と感じています。

また、極上森伊蔵と通常の森伊蔵との価格差も、その味わいの差を考えると、まだまだ十分リーズナブルと感じるレベルというのも好印象。

逆に、楽酔喜酒森伊蔵は芋焼酎の進歩の最先端の粋を集めて表現した1本として、一度体験してみたり、あるいはそうした特長を持ち合わせるものですから、とても重要な贈り物としての活躍も期待できます。

実際、我が家でも、2本購入した楽酔喜酒森伊蔵のうちの1本は、我が家の記念日の中でも特に重要なタイミングで開け、もう1本は大変お世話になった方への贈り物に利用し、とても喜ばれましたから。

まとめ

春から夏の通常森伊蔵と冬の楽酔喜酒森伊蔵に、秋の極上森伊蔵が加わることになったJAL国際線の機内販売。

しかも、この極上森伊蔵は、JALが提供する森伊蔵の中でも美味しさと価格面でのバランスがとても良好で、我が家でも特に気に入っている1本が機内販売商品としての購入が可能になるのはとても嬉しいサービス向上と言えるのは間違いなし。

もちろん、通常森伊蔵、極上森伊蔵、楽酔喜酒森伊蔵のいずれも機内販売での購入時には様々な条件が設けられ、それを突破し、ようやく購入が可能になるという意味で入手難易度の高いものですが、地上との気圧差で味覚や嗅覚に制限のある上空ではなく、それらが万全な状態で楽しめる地上に持ち帰ってゆったり楽しめるというだけでも、十分にそれだけの価値があると感じています。

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