北海道にある唯一のヒルトン系のホテル、ヒルトンニセコビレッジは北海道にあるホテルらしく、食事の面でも力が入ったサービスが提供されています。
そうした姿勢は、追加料金の支払いが必要なレストランでの夕食はもちろん、ヒルトンの上級会員には無料で提供される朝食でも変わることはなく、なかなか満足度の高い食事を楽しむことができました。
目次
ゆったりとした開放的なレストランインテリア
ヒルトンニセコビレッジでの朝食は、基本的に、ホテルの2階にあるメインレストラン、メルトで、ヒルトンブレックファストとしてビュッフェ形式のサービスが提供されています。
レストラン内は席の配置自体がゆったりとしていることに加え、窓も大きく開放的な雰囲気の中で朝食を楽しめるように工夫されているのは好印象。
しかも、窓の外には、大きく雄大な姿を見せる羊蹄山も楽しめるため、朝から心地よい時間を過ごせるのも嬉しいですね。
また、料理自体も余裕のある形でスペースが確保され、しかも、ホットミールとコールドミールなどの種類ごとに別々に配置しているため、混雑時でも空いている場所から料理を選べるようにという試行錯誤を経たと感じる工夫も見られました。
ヒルトンニセコビレッジ ヒルトンブレックファストの料理ラインナップ
ヒルトンニセコビレッジの朝食で注目したいのは、豊富な種類を誇るラインアップと北海道らしいメニューがしっかりと用意されていること。
それはホットミールでもコールドミールでも同様で、とても楽しめる内容になっています。
まず、その中から簡単にホットミールのラインナップの一部を紹介してみましょう。
ミニハンバーグ
メンチカツ
白身魚のフライ
ソーセージ
本日のパスタ
塩焼きそば
サンマの煮物
餃子とシュウマイ
野菜カレー
じゃがいも
肉じゃが
湯豆腐とコーンバター
蟹汁
各種おかゆと味噌汁
左からスクランブルエッグ、ベーコン、パンケーキ、ワッフル。
もちろん、レストランの奥には少し見つけにくいものの、エッグステーションも用意され、
- チーズ
- キノコ
- トマト
- 玉ねぎ
- ハム
- ほうれん草
といった6種類の具材の中から、好きなものを選んでオムレツを作ってもらえるサービスが展開されています。
上の写真は具材を全部入りで私が注文してみたオムレツ。
ヒルトンニセコビレッジのエッグステーションでは、たっぷり卵液を利用した少し大きなサイズのオムレツがスタンダードなようですから、あえて少し小さめでリクエストしてみるのもおすすめかもしれませんね。
これらのホットミールの中では、
- 野菜カレー
- じゃがいも
- 肉じゃが
- コーンバター
- 蟹汁
などが北海道コーナーという位置づけで用意されているようで、人気も高く、多くの利用者が楽しんでいました。
また、お子様連れでの利用にも嬉しい配慮として、可愛らしくディスプレイされた子供用のキッズコーナーも完備。
子供が喜びそうなメニューが並んでいますね。
ホットミールに続いて、コールドミールもその一部を紹介してみることにしましょう。
たっぷり漂うバターの香りが美味しく楽しいパンコーナー
パンコーナーの近くにはジャムやクリームなどもしっかりラインナップ
スタンダードな種類のシリアルコーナー
チーズとハムのコーナー
新鮮な野菜とサーモンも含めた豊富なトッピングが嬉しいサラダコーナー
温泉卵に加え、べったら漬けや梅干しなどの漬物などが並ぶコーナー
特に、漬物コーナーの一部には、北海道の郷土料理の1つとされる松前漬けやトロトロに調理された長芋など、珍しいと感じるラインナップも。
しかも、このコーナーは日替わりや時間帯での変更も行われているようで、タラコや塩辛など他の種類が並ぶことも。
特に、タラコと塩辛は味付けが上品で優しく、その美味しさのためについついご飯が進んでしまって困ってしまったほどでした。
ヨーグルトとベジタブルゼリー
フルーツポンチ、コンポートタイプのフルーツ、各種カットフルーツ。
この中でもカットされた状態で提供されているキウイが甘さと酸味のバランスが良好でなかなか楽しめた一品でした。
ヒルトンニセコビレッジ ヒルトンブレックファストのドリンクラインナップ
ヒルトンニセコビレッジの朝食で頑張っていると感じたことの1つがドリンクに特色をもたせていること。
特に、スペシャルドリンクとして、様々なフルーツをミックスしたスムージーは美味しく、作りたてがそのまま提供されるのは嬉しいポイントです。
しかも、日替わりで少し異なる種類が提供されるなど、連泊でも楽しめるように工夫されていました。
スペシャルドリンクの他には、キウイとグレープフルーツのベースに酢を加えた、すっきりした味わいのドリンク2種類が提供されているのも、ヘルシーな朝食を楽しみたい利用者にはなかなか重要な注目ポイント。
もちろん、
- オレンジジュース
- アップルジュース
- グレープフルーツジュース
- トマトジュース
- 牛乳
- ミネラルウォーター
などのスタンダードなドリンクも用意されています。
この他、温かい飲み物としては、コーヒーやお茶などが用意。
ラインナップとしてはあまり豊富とは言えないものの、自由に楽しめるように準備されていました。
また、レストランの入り口にはテイクアウト用として自由に利用できるコーヒーマシンも用意され、食後の1杯を自分の部屋やちょっとした屋外での散策を楽しみながら味わう目的で活用できるのも嬉しいですね。
まとめ
豊富で楽しさを感じるラインナップの朝食がゆったり美味しく味わえるヒルトンニセコビレッジのメルトでのヒルトンブレックファスト。
特に、北海道にあるホテルとしての特色を大切にしていると感じる料理も要所要所でしっかりと並び、それらを自由に選べる楽しさも十分なサービスが提供されています。
もちろん、同じメルトのビュッフェでも夕食として提供されるリルディナーブッフェとは、目玉となる食材や調理方法、豪華さなど、多少の方向性の違いは感じるものです。
しかし、どちらも北海道の美味しさを気軽に楽しむという目的では、なかなか満足な体験になるはずですよ。
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