韓国・釜山空港のトランジットホテル(エアポートホテル)の代わりにはタクシー不要&リムジンバスでのアクセスが便利な東横INN釜山駅1と東横INN釜山駅2がおすすめ

特典航空券での国際線ファーストクラス予約を主な目的にJALマイルを貯めている我が家では、主にゴールデンウィークや夏休み、年末年始などを中心とした繁忙期に向けて、330日前の予約受付開始直後のタイミングで予約手続きを行っています。

そのため、予約完了から一年弱もの間、その旅行に出発することを楽しみにわくわくしながら過ごせるのも、嬉しいメリットの1つなのは間違いありません。

そんな我が家でも、繁忙期以外にファーストクラスを利用するチャンスとして活用していたのが、海外発海外を目的地としたJAL国際線特典航空券の存在です。

JAL国際線ファーストクラスの機内サービスを120%楽しむためのリクエスト(ワインリストに掲載されていないアルコール、食事でのアレンジ、アメニティ&パジャマ、アラカルトの楽しみ、ファーストクラス優先降機、誕生日&記念日の特典、森伊蔵の機内販売優遇)
JAL国際線ファーストクラスの2017年以前と2018年以降との間の変更と改悪(サロンからルイ・ロデレール クリスタルへの切り替え、機内食和食メニューでの龍吟撤退からの石かわ&琥珀の2店体制への移行、メインディッシュ2品以上の事前予約受付終了)

海外発海外を目的地としたJAL国際線特典航空券の特長

この海外発海外を目的地としたJAL国際線特典航空券は、通常のJAL国際線特典航空券のように、日本を出発地とし、海外の目的地を旅行した後に日本に帰国するというものでなく、海外を出発地とし、日本を経由して海外の目的地に向かい、その後、再び日本を経由して出発海外に到着するというものです。

具体的には、

  • バンコク→東京→ニューヨーク→東京→バンコク
  • バンコク→大阪→東京→ニューヨーク→東京→名古屋→バンコク

というように、日本国内での乗り継ぎのない4区間のみのシンプルなものや逆に日本国内での乗り継ぎも活用してJAL国際線特典航空券の最大利用可能区間となる6区間もの複雑なものまで自由に利用することが可能。

また、このJAL国際線特典航空券の隠されたメリットとしては、JALホームページはもちろん、電話での予約デスクでも、東京出発などの日本国内線も含めた乗継便を必要としない旅程では空席が提示されず全く予約できない旅程でも、海外発で日本国内での乗り継ぎを必要とする旅程であれば容易に予約できるなど、より良いスケジュール条件でファーストクラスやビジネスクラスを予約したい時の裏技としても愛用していました。

ただし、2018年12月4日から実施されたJAL国際線特典航空券PLUSの導入では、肝心の海外発海外を目的地としたJAL国際線特典航空券を含め、海外発の特典航空券は廃止。

その結果、このようなテクニックは過去のものとして葬り去られてしまったのはとても残念なことです。

JAL国際線特典航空券PLUSの導入はJALマイル離れを強いる決定的な改悪だったのか(注目のファーストクラスや出発直前期の開放制限、誰でも使えるダイヤモンド特典航空券、PLUSの割増マイルと有償航空券の予約クラス)
JAL国際線特典航空券PLUSのメリット、デメリット、気になる不確定要素 (激動の2018年の最後に待っていた変更、予約難易度低下、予約変更&キャンセル待ちの廃止、必要マイル数増減での明暗、上級会員優遇の縮小、最大約4倍に増加の手数料負担)

上位クラスへの乗り継ぎ目的でとても便利だった韓国・釜山

我が家でそんな海外発海外を目的地としたJAL国際線特典航空券を利用する時に活躍していたのが、韓国のソウルと釜山。

なぜなら、この2つの都市がJAL運航便を特典航空券で予約・発券する時に最も少ない必要マイル数で利用できるからです。

特に、釜山は、

  • 特典航空券に開放されている空席枠がソウルに比べて圧倒的に多く予約しやすい
  • 実質2時間程度の短い飛行時間で到着する
  • ソウルの1日3便には劣るとは言え、午前と午後の1日2便運航され活用しやすい
  • 成田空港発着のため、ファーストクラスが多く運航されている北米線との接続も良好

といったメリットがあるのも嬉しいポイント。

実際、我が家でも、エコノミークラスのJAL国際線特典航空券で釜山に向かうものの、特に観光などを楽しむ時間を確保することなく最短の乗り継ぎで日本に戻り、そのままファーストクラスで韓国とは別の海外の目的地に向かうというような旅程を楽しむこともありました。

釜山乗り継ぎの最大の難点は宿泊の問題

そんな釜山をファーストクラスなどの上位クラスへの乗り継ぎ利用する時に最も問題になるのは、宿泊の問題です。

なぜなら、釜山での乗り継ぎを行う場合、

  • 釜山からの帰国便のオンラインチェックイン不可
  • 日本を午前出発便の釜山到着時間(13時05分)
  • 釜山のJALチェックインカウンターの手続き締切時間(すべてのクラス共通で13時05分)

となっている関係で、仮に釜山での乗り継ぎだけが目的だとしても、釜山到着後すぐに折り返し便に搭乗して、そのまま日本に帰国することは不可能。

そのため、どうしても釜山での一泊が必要です。

一方、ソウルでの乗り継ぎの場合は、釜山での乗り継ぎとは異なり、到着時間やチェックインカウンターの締切時間の関係からも、到着後すぐに折り返し便に搭乗して、そのまま日本に帰国することはルール上可能です。

ただし、特典航空券としての空席が大きく絞られていることに加え、定刻でのソウル到着でも数十分しか時間的な猶予はないため、乗り継ぎの手続きは終始慌ただしいものになることは避けられず、遅延が発生してしまった時には大変な事態になってしまうリスクはあるのは要注意ですね。

空港近くのホテルではなく釜山の中心部のホテルを目指す理由

そんな釜山での乗り継ぎに伴う宿泊で悩まされるのは、どのホテルに宿泊するのかという問題です。

これは、釜山空港の近くに宿泊先となるホテルの選択肢が充実していないことが最大の原因。

もちろん、釜山空港最寄りと言えるホテルも一軒だけ存在しているものの、普段は釜山空港に就航する航空会社の乗務員のステイ先として十分な需要があるのか、一般利用者向けには多くの日程で満室とされ、常に利用できるとは限りません。

そのため、釜山での乗り継ぎを行う場合、基本的には空港から離れた場所にある釜山の中心部のホテルから宿泊先を選択することになります。

とは言え、釜山では、

  • 1~3回程度の乗り換え&通常数百円台の低額運賃で空港と釜山中心部を網羅する鉄道網
  • 約600~700円で空港と主要な釜山の観光地をダイレクトに結ぶリムジンバス
  • 運賃自体が安く、2千円から4千円程度で空港と釜山中心部を行き来できるタクシー

というように安価で便利な交通手段が空港と市街地の間で整備されていることに加え、ホテルの宿泊料金も日本に比べてまずまずリーズナブルなホテルも多く用意されています。

そのため、空港から離れたホテルを選んだとしてもそれほど大きな負担にならないのは嬉しいと感じるポイントの1つかもしれません。

イビスアンバサダー釜山シティセンター デラックスルーム宿泊滞在記(特典航空券のトランジット利用での韓国滞在、釜山空港からタクシーでのアクセスと料金、東横インとの対決、アップグレードとウェルカムドリンク、朝食と営業時間、デラックスルーム)

釜山空港のトランジットホテル利用で東横イン釜山駅1と東横イン釜山駅2がおすすめな理由

このように釜山空港から離れた釜山中心部に乗り継ぎでの宿泊目的でホテルを探す場合におすすめだと感じているのが、日本のビジネスホテルブランドとしても有名な東横イン。

というのも、釜山には東横インブランドのホテルが、

  • 東横INN釜山駅1
  • 東横INN釜山駅2
  • 東横INN釜山西面
  • 東横INN釜山海雲台1
  • 東横INN釜山海雲台2

と合計5軒も営業していて、

  • 日本とほぼ同様の清潔レベル
  • 英語はもちろん日本語も通じるフロントサービス
  • 大人2人でも1室1泊5,000円前後のリーズナブルな料金
  • (早朝出発であまり食べる機会はないものの)韓国料理を中心とした無料朝食

といった特長を持っています。

もちろん、ホテルステイ自体を楽しむことが売りのラグジュアリーなホテルではないものの、そこそこ安価で十分に清潔なホテルで乗継便出発までの一晩を過ごす用途には十分。

しかも、

  • 東横INN釜山駅1(鉄道、リムジンバス)
  • 東横INN釜山駅2(リムジンバス)
  • 東横INN釜山西面(鉄道)

の3つのホテルについては、それぞれの公共交通手段の乗り場・降り場の目の前、あるいは徒歩数分の距離とアクセスも良好です。

実際、我が家ではその中でも、釜山空港からリムジンバスで乗り換え無しの直通アクセスが可能な、

  • 東横INN釜山駅1
  • 東横INN釜山駅2

の2つを主にトランジットホテルとして選択していました。

東横INN釜山駅1と東横INN釜山駅2にはリムジンバスでのアクセスがお得で便利

釜山に5軒存在する東横インのうち、我が家で利用していた東横INN釜山駅1と東横INN釜山駅2には、釜山空港と釜山中心部を結ぶ同じリムジンバスを利用して便利に訪れることができるという特長があります。

また、乗降車するバス停も、

釜山空港発のバスが停車する最寄りバス停(空港からの往路)

  • 東横INN釜山駅1:ホテルから160mほど離れた大通りを渡った先のバス停
  • 東横INN釜山駅2:ホテルのまさに目の前のバス停

釜山空港行きのバスが停車する最寄りバス停(空港までの復路)

  • 東横INN釜山駅1:ホテルから140mほど離れた大通りに面したバス停
  • 東横INN釜山駅2:ホテルから300mほど離れた大通りを渡った先のバス停

というようにそれぞれなっています。

どちらのホテルも行きと帰りで合計300mほど歩くことになるのが変わらないのは面白いですね。

もちろん、バス停からホテルまで、あるいはホテルからバス停までの道のりを歩く必要がありますから、その徒歩での利用が不要なタクシーに比べると利便性は劣るものの、

  • リムジンバス:6,000韓国ウォン(約600円)
  • タクシー:18,000韓国ウォン~30,000韓国ウォン(約1,800円~約3,000円)

という価格差を考えると、

  • タクシーをお得に使える同行者の人数が3人~4人
  • 荷物が多い
  • 雨が降っているなどの天気が悪い

といった特別な事情がない場合などには、十分にお得で便利なリムジンバスも積極的に使いたいと感じる方も多いはず。

東横INN釜山駅1と東横INN釜山駅2のどちらがトランジットホテルとして優れているのか

こうしてリムジンバスでのアクセスが便利な東横INN釜山駅1と東横INN釜山駅2の2つのホテルですが、どちらがトランジットホテルとして優れているのかというと、私としては東横INN釜山駅1よりも東横INN釜山駅2の方が安定して便利に利用できると感じています。

その理由は、東横INN釜山駅2の方が、

  • 復路の空港行きのリムジンバスに乗車できる可能性が高い
  • 宿泊費が500円~1000円程度安価

という2つ。

まず、復路の空港行きのリムジンバスに乗車できる可能性が高いというのは、リムジンバス自体が予約を受け付けていないため、満席になるまで先着での乗車となるのですが、復路の空港行きでは、東横INN釜山駅2の方がより始発に近いため、

東横INN釜山駅2最寄りバス停(チュンアンドン/中央洞)→東横INN釜山駅1最寄りバス停(プサンステーション/釜山駅)

という順番での運行になっていることがその理由です。

もちろん、混雑していない時期や時間帯であれば全く問題がないのですが、混み合うタイミングにあちこちのホテルなどから意外に多くの利用者が集中する釜山駅のバス停からリムジンバスを利用する場合、せっかく待っていたバスが満席になってしまった結果、次のバスまで数十分の時間を待たなくてはいけないリスクも少し考える必要があると考えています。

次に、宿泊費が500円~1000円程度安価というのは、釜山のまさに中心部の釜山駅最寄りの東横INN釜山駅1に比べ、そこから約1kmほど離れた場所にある東横INN釜山駅2は交通の利便性で劣るため、宿泊費自体もそれを反映したものになっているから。

とは言え、観光が目的ではないリムジンバスで訪れるトランジットホテルとしては特に問題になることではないため、我が家でも東横INN釜山駅2を第一希望として積極的に選択。

そして、その東横INN釜山駅2の希望の部屋が満室の時には、第二希望として東横INN釜山駅1を選んでいたくらいです。

釜山空港から東横イン釜山駅1&2までリムジンバスでのアクセス方法

東横INN釜山駅1も東横INN釜山駅2も、釜山空港から釜山中心部に向かう同じリムジンバスでアクセスできるのは前述の通りです。

その場合、上の写真にあるような2番のバス停からリムジンバスに乗車することになります。

ちなみに、釜山中心部行きのバスが停車する2番のバス停は、海雲台と呼ばれる釜山のリゾート地に向かうバスが停車するバス停でもあるため、バス停の番号とそこに掲示されている時刻表の行き先をチェックするのは重要です。

参考までに2018年下半期時点での釜山空港国際線の出発時刻をまとめた時刻表は、

6時45分、7時15分、7時45分、8時15分、8時45分、9時25分、9時55分、10時25分、10時55分、11時35分、12時15分、12時45分、13時15分、13時45分、14時15分、14時55分、15時25分、15時55分、16時25分、17時05分、17時45分、18時15分、18時45分、19時15分、19時55分、20時35分、21時15分、21時55分

のそれぞれの時間発の合計28便が運行されていました。

スーツケースなどの荷物の積み込みの時間も必要という事情もあってか、出発の5分前には上の写真のように車体に釜山駅やその先にある終点の南浦洞が目的地としてプリントされたリムジンバスが到着します。

ちなみに、同じく2番のバス停から出発する海雲台行きのリムジンバスは全く異なる目的地のプリントが施されていますから、そこに注目すると迷う心配はないはずです。

乗車する時には、バスのドライバーに大人1人6,000韓国ウォン(約600円)の定額運賃を現金の手渡しや交通カードと呼ばれるIC式のプリペイドカードで専用端末にタッチして支払います。

この6,000韓国ウォンの運賃支払時には、10,000韓国ウォン札など、お釣りを必要とする紙幣しか持っていないくても、上の写真の右側に写っている専用の両替機からドライバーがお釣りを用意してくれるため、全く問題はありません。

その際に、ドライバーによっては、乗車時に相手が外国人だと分かると、運賃支払時に目的地をあらかじめ質問し、そのバス停で教えてくれることもあるため、地名を質問されていると感じた時には、

  • 東横INN釜山駅1:プサンステーション
  • 東横INN釜山駅2:ヨンジュドン

というような形で、降りる予定の目的地を伝えてみるのもおすすめです。

ちなみに、バス車内には機内持ち込み程度のスーツケースなどを置くことのできるスペースが用意されているものの、利用できる荷物の分量には限りがあるため、混雑している時や大きな荷物を持っている方ほど、バスのトランクルームへ収納するようにお願いされます。

こうして始発となる釜山空港国際線を出発したリムジンバスは、釜山空港国内線でも乗客をピックアップし、一路釜山中心部へと向かいます。

車内では、次に停車するバス停のアナウンスが韓国語、英語、日本語、中国語で流れ、それを元に「STOP」と書かれたボタンを押して、バスのドライバーに停車希望を伝えます。

逆に、ボタンが押されなかったバス停には停車せず、そのまま通過してしまいますから、

  • 今どのあたりを走っているのか
  • 降りなくてはいけないバス停まであと何個なのか

ということはある程度でも構わないので把握しておくのがおすすめです。

ちなみに、

  • 東横INN釜山駅1:「プサンジン」の次の「プサンステーション/釜山駅」で降りる
  • 東横INN釜山駅2:「プサンステーション/釜山駅」の次の「ヨンジュドン」で降りる

と覚えておくのも分かりやすいかもしれません。

東横INN釜山駅1の最寄りバス停となる釜山駅で降りると眼の前には大きな通りがあるのですが、東横INN釜山駅1はその通りを歩行者用の信号付きの横断歩道で渡った先にあります。

上の写真でも、やや中央寄りの左奥に東横INN釜山駅1の建物が見えていますね。

一方の東横INN釜山駅2はホテルのエントランスの目の前がリムジンバスのバス停ですから、迷う心配は全く無し。

そのため、気温が低い時や雨が降っている時などのホテル到着では、ほとんど歩く必要がない東横INN釜山駅2の方が気軽で安心なのは間違いありません。

東横INN釜山駅1からのリムジンバスの乗車方法

リムジンバスが有力な釜山空港へのアクセスとして活躍している東横INN釜山駅1では、ホテル内にも、リムジンバスの時刻表や乗車場所の案内が掲示されています。

上の画像は韓国語で記載されたリムジンバス乗り場に日本語の注釈をつけたもの。

釜山空港からの到着時とは異なり、釜山空港に出発する時には、横断歩道で通りを渡る必要はなく、通りの手間にあるバス停のうち、右側のバス停を利用することが分かりますね。

地図の場所にあるバス停は上の写真のような形で設置されていて、出発時刻を示す時刻表も案内されています。

参考までに2018年下半期時点での、東横INN釜山駅1最寄りの「釜山駅」バス停の出発時刻をまとめた時刻表は、

5時30分、6時、6時30分、7時、7時40分、8時13分、8時43分、9時13分、9時43分、10時13分、10時53分、11時23分、11時53分、12時23分、13時03分、13時43分、14時13分、14時43分、15時13分、15時43分、16時23分、16時53分、17時23分、17時53分、18時33分、19時13分、19時43分

となっていて、合計27便が運行されています。

ちなみに、運賃は釜山空港からの往路同様、大人1人定額で6,000韓国ウォンで、支払い方法も現金での手渡しや交通カードでのタッチでの対応になるのは、東横INN釜山駅1最寄りのバス停でも、後述する東横INN釜山駅2最寄りのバス停でも変更はありません。

また、このバス停のすぐ近くにはバス停はバス停でも、釜山港の国際旅客ターミナル行きのシャトルバス用のバス停があるため、うっかり間違えて乗車してしまわないように注意が必要ですね。

東横INN釜山駅2からのリムジンバスの乗車方法

東横INN釜山駅1以上に釜山空港へのアクセスでリムジンバスが重要となっている東横INN釜山駅2でも、しっかりとホテル内にリムジンバスの時刻表や乗車場所の案内が掲示されています。

往路の釜山空港からのリムジンバス利用ではホテルの目の前で降車できるため、とても便利だった東横INN釜山駅2ですが、復路では、ホテルのすぐ近くにバス停はなく、上の写真のイラストにあるように、通りを渡った上で、しばらく歩く必要があります。

その距離、約300mほど。

もちろん、前述の通り、東横INN釜山駅1も釜山空港からホテルへの到着時に約160m、ホテルから釜山空港への出発時に約140mの合計約300mの距離を歩くことになるため、往路と復路の2回に分けるか、復路のみの1回で済ませてしまうのかの違いでしかないものの、ホテルから約300mの距離というのは、天気が悪い時などは、タクシーを利用してそのまま空港に向かいたくなるには十分な距離と言えるかもしれません。

もちろん、東横INN釜山駅1の最寄りのバス停と同じデザインのバス停が案内された場所に設置されています。

参考までに2018年下半期時点での、東横INN釜山駅2最寄りの「チュンアンドン(中央洞)」バス停の出発時刻をまとめた時刻表は、

5時27分、5時57分、6時27分、6時57分、7時37分、8時8分、8時38分、9時8分、9時38分、10時8分、10時48分、11時18分、11時48分、12時18分、12時58分、13時38分、14時8分、14時38分、15時8分、15時38分、16時18分、16時48分、17時18分、17時48分、18時28分、19時8分、19時38分

となっていて、合計27便が運行されています。

また、東横INN釜山駅1最寄りの「釜山駅」バス停の出発時刻と比べてみると、7時台までの早朝時間帯は3分、それ以降の時間帯は5分間だけ東横INN釜山駅2最寄りの「チュンアンドン」バス停の出発時刻の方が早く設定されていて、より早くに停車するバス停ということが分かりますね。

まとめ

乗り継ぎを前提としたJAL国際線特典航空券の利用に便利な韓国の釜山。

ただし、乗り継ぎに設けられた制限上、釜山での宿泊が必須にもかかわらず、空港周辺にトランジットホテルとして気軽に利用できるエアポートホテルが用意されていないことは悩みの種になるかもしれません。

とはいえ、釜山中心部にまで足を伸ばすことを視野に入れると、十分に安価で便利な交通手段が空港と市街地の間で整備されていることとホテルの宿泊料金も日本に比べてまずまずリーズナブルなことで、それほど大きな負担感を感じずに、乗り継ぎのための宿泊が可能になっています。

確かに、JAL国際線特典航空券PLUS導入の結果として、海外発特典航空券が廃止された今、以前のように釜山での乗り継ぎを特典航空券で活用する機会は大きく制限される様になったのも事実です。

しかし、まだまだ安価でお得なものが散在する海外発の有償の航空券も選択肢に加えた時、釜山を利用する機会があるかもしれませんから、その際のトランジットホテルの1つとして、2つの東横インを検討してみるのも面白いと思いますよ。

コメント