クレジットカード会社はその主要な収益源をカード決済時に加盟店から徴収する数%の手数料に頼っています。
そのため、入会時にはお得度抜群なキャンペーンが展開される一方で、キャンペーンの内容は寂しいものが大半。
そのため、一見お得に思えても、手数料負担が跳ね上がるリボ払いや分割払いの利用が必須だったりと、入会後の既存会員に対しては、釣った魚に餌を与えない方針を貫くつもりなのかと思ってしまうほどです。
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キャッシュバックキャンペーンをちょくちょく開催するアメックス
そんなクレジットカード会社が多い中、例外といえるのがアメックス(アメリカン・エキスプレス)。
これは、イオンやヨドバシカメラ、ビックカメラ、Amazonなど様々な加盟店を対象に、対象のアメックスブランドのカードでの一定金額以上の利用に対してキャッシュバックを行うキャンペーンをちょくちょく行っているからです。
実際、今現在も2017年10月17日(火曜日)から12月15日(金曜日)まで約2ヶ月間のAmazon.co.jpでのカード利用に対してもれなくキャッシュバックを行うキャンペーンが開催されています。
2017年10月~12月 Amazon.co.jp1,000円キャッシュバックキャンペーン
このキャンペーンはAmazon.co.jpでの5,000円以上のカード利用に対してもれなく1,000円分のキャッシュバックが行われるもの。
もちろん、お得度がキラリと光るキャンペーンですから、
- 3つのカード会社発行カード限定(クレディセゾン、MUFG、エムアイのみ。プロパー^は対象外)
- 先着&人数制限ありの事前の登録が必要(クレディセゾン:25,000名、MUFG:5,000名、エムアイ:7,000名)
- 複数のキャンペーン対象外の商品やサービスあり(有料会員年会費、デジタルサービスなど)
といった注意事項は存在しています。
その中でも、アメックス主催のキャンペーンのはずなのに、対象カードがアメックス本体と言えるアメックスプロパーのカードは除外されていること。
そして、アメックス本体以外のカード会社にもそれぞれキャンペーンを利用できる人数制限に差があるのも興味深いですね。
最もお得なのは複数カードでのAmazonギフト券購入・・・のはず?
このキャンペーンで最もお得度が最大になるのは5,000円分を利用した時で、還元率は20%にも及びます。
しかも、対象のカードを保有しているのなら、本会員のカードだけではなく家族会員のカードもキャンペーン対象になる大盤振る舞い状態です。
そうなると、利用したくなるのは、Amazonギフト券の購入。
なぜなら、一番無駄がなく還元率も高い5,000円ちょうどの購入も無理なく行えるのはもちろん、対象のカードで5,000円ずつ購入した複数のギフト券を1つのアカウントで同時利用すると5,000円以上の買い物でも最大の20%近い還元率を維持できるからです。
また、ギフト券として購入しておけば、12月15日までのキャンペーン期間中に5,000円の枠を使い切る必要もなくなるのも嬉しいポイントになるはず。
実際、キャンペーンの案内ページにも、ギフト券が対象外の記載なし。
我が家でも、家族会員向けの年会費優遇が充実しているMUFG発行のカードを複数枚保有している関係で、それぞれのカードをフル活用して数万円分のAmazonギフト券の購入も考えました。
しかし、結局、この計画を実行に移すことはありませんでした。
その理由は、キャンペーンページの案内ページには、確かにギフト券が対象外という記載はないものの、注意深く確認してみると、意外な場所にその記載があったからです。
それは、キャンペーン登録ページの最下部、「」をスクロールした奥深くにある「優待特典の条件」の「C. 優待特典対象外のご利用」には「」という内容。
これは我が家で利用中のMUFG発行のカードだけではなく、他のカードのキャンペーン登録ページでも同様です。
もちろん、最も目を引くはずのキャンペーンページにはギフト券が対象外と判断できる記載はないものの、キャンペーンに参加するために同意する必要がある「優待特典の条件」にしっかりとギフトカードが対象外という記載がある以上、キャッシュバックをあてにしてギフト券を購入するのはリスクが高いと判断。
また、念のため、MUFG発行のアメックスブランドカードのの問い合わせ窓口の1つ、プラチナデスクに問い合わせてみたところ、少なくともMUFG発行アメックスブランドのカードでのギフト券購入は対象外という回答でしたから、この時点でギフト券購入計画は完全に終了しました。
まとめ
そういった事情もあり、お得にギフト券をたっぷり購入することで、5,000円を越える金額の商品での高還元率購入に活用したり、キャンペーン期間に縛られずゆったりと消費していく目論見は脆くも崩れ去りました。
しかし、5,000円以上の利用でもれなく1,000円分のキャッシュバックでの還元が魅力的なことには間違いありませんから、対象のカードを保有している方は忘れずにキャンペーン参加がおすすめだと思いますよ。
ちなみに、これまでのキャンペーンでは、購入金額が合計が条件の5,000円を満たした2・3日後には、1,000円のマイナスが計上されるなど、かなりスピーディーにキャンペーンの適用が自動的に行なわれるのも、なかなか好印象です。
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