JAL国際線ファーストクラス 森伊蔵 VS 極上森伊蔵(提供路線、飲み比べ、極上の魅力、楽酔喜酒 森伊蔵購入)

JALマイルを貯めているのであれば、ぜひともおすすめしたいのがJAL国際線特典航空券でのファーストクラス予約。

なぜならJAL国際線ファーストクラスには、割引運賃自体がそもそも存在しないため、運賃だけで最も安価なサンフランシスコ行きでも往復約151万円、最も高価なロンドンやパリ行きに至っては往復約250万円にもなってしまいます。

しかし、そんなファーストクラスもマイルを貯めて予約するのであれば、大人1人分往復を11万マイルから16万マイルというまだまだ十分リーズナブルと感じる負担で利用可能。

しかも、片道だけ利用することもルール上制限されていないため、この場合は北米線は7万マイル、ヨーロッパ線では8万マイルとさらに手の届きやすい存在になるはずです。

さらに、そうした1マイルの価値の高さはもちろん、日本を代表する航空会社の1つである、JALの最も理想とするサービスが惜しげもなく提供される貴重な機会としても、とても高い価値があるのは間違いありません。

JAL国際線ファーストクラスの機内サービスを120%楽しむためのリクエスト(ワインリストに掲載されていないアルコール、食事でのアレンジ、アメニティ&パジャマ、アラカルトの楽しみ、ファーストクラス優先降機、誕生日&記念日の特典、森伊蔵の機内販売優遇)
森伊蔵とJALの機内販売&機内サービスのまとめ(JAL提供森伊蔵の全種類、国際線機内販売、楽酔喜酒 森伊蔵、国内&国際線ファーストクラス、JAL提供 極上森伊蔵の希少性)

ファーストクラス限定の魅力的なワインリスト

JAL国際線ファーストクラスの魅力といえば、快適でぐっすり眠れるシートや客室乗務員の方による至れり尽くせりの機内サービス、さらには有名なレストラン監修の美味しい機内食など、目移りするものばかり。

その中でも忘れてはいけないものの1つに、とても貴重なアルコール提供されるワインリストの存在があります。

ファーストクラスの提供アルコールが掲載されたワインリストには、シャンパンとしてはもちろん、すべての飲み物の中でワインリストの先頭に掲載されているシャンパーニュ サロン(1本6万円~)を筆頭に、市販価格が高価なだけではなく、希少性が高いためにそもそも購入自体が難しい銘柄も多数。

また、クイーン オブ ブルー(定価1本4,104円)と名付けられた高級なお茶も用意されているなど、お酒が苦手な方への配慮も十分考えられていて、お酒が好きな方はもちろん、そうではない方も一度はチェックする価値ありのワインリストに仕上がっています。

ファーストクラスの中でも限られたファーストクラス路線だけに許される極上の1本

そんなファーストクラスで提供されるアルコールの中でも、間違いなく別格といえる存在の1つが、森伊蔵と呼ばれる焼酎の存在。

この森伊蔵はあまりの人気のため、店頭での購入が自由にできず、抽選での購入が基本というとても貴重焼酎ですが、それがJAL国際線ファーストクラスでは自由に楽しむことができます。

しかも、ファーストクラスの中でも、それぞれ北米線とヨーロッパ線で最も距離が長い、ニューヨーク線とロンドン線というビジネス利用客の利用も多いとされる花形路線では、一般的な森伊蔵から3年以上の熟成期間を要するさらに貴重な長期洞窟熟成酒極上森伊蔵(通称 極上森伊蔵)にアップグレード。

その極上森伊蔵のためだけにファーストクラス用のワインリストもニューヨーク線・ロンドン線用とそれ以外の路線用の2種類が用意されているほど。

実際、ワインリストの裏表紙から一枚めくったページには、それぞれの路線名が印字されていることからも、しっかりとしたこだわりを感じますね。

JAL国際線ファーストクラス 機内食と提供アルコールの路線ごとの違い(日本発 VS 海外発、フラグシップ路線限定の極上森伊蔵、アラカルトメニューの特徴)

通常森伊蔵と極上森伊蔵の飲み比べと味わい

貴重な極上森伊蔵を楽しめるニューヨーク線やロンドン線をファーストクラスで利用する場合に気になるのは、通常の森伊蔵との飲み比べができるのかということ。

これについては、残念ながら極上森伊蔵が搭載されている路線では通常の森伊蔵が搭載されず、極上森伊蔵のみの提供になり、一度の搭乗で両方の森伊蔵を楽しむことはできません。

そのため、できるだけ飲み比べに近い状況を楽しむのであれば、極上森伊蔵の搭載されているロンドンと通常の森伊蔵の搭載されているパリ、極上森伊蔵の搭載されているニューヨークと通常の森伊蔵の搭載されているシカゴというように、ファーストクラスが運航されている異なる路線を選ぶのがおすすめです。

ただし、通常の森伊蔵と極上森伊蔵は全く別の種類のお酒と感じるほどの差を感じるため、一緒に並べての厳密な飲み比べが必須とは思えないほど。

もちろん、通常の森伊蔵自体もくせがなく、まろやかな香りとコク、すっきりとした味わいが特長で、するすると楽しめてしまうお酒として魅力的なものですが、極上森伊蔵はそこからさらに別の印象をしっかりと感じさせるものです。

香りと味わいがより洗練され、それぞれの方向性がしなやかではっきりとしたものに。

極上森伊蔵と比べてしまうと、それまではくせが気にならないと感じていた通常の森伊蔵も、比べてみて初めて気になるわずかな雑味や、わずかとはいえぼんやりとした不明瞭な部分が味わいに残っていたことを知りました。

そして極上森伊蔵の持つ飲みやすさは焼酎に対するイメージが大きく覆るほどのもので、普段は焼酎を避けているという方にも、まずは極上森伊蔵を一口、恐れず少しだけ試してほしいと感じるほどの一品に仕上がっています。

上級会員限定で機内販売される最上の森伊蔵

実は極上森伊蔵の上にはもう1つより上位の森伊蔵が存在しています。

それが、楽酔喜酒「森伊蔵」。

この楽酔喜酒「森伊蔵」は極上森伊蔵の3年以上の熟成期間に対して、10年間の熟成時間を要するなど、焼酎としては古酒と呼びたくなるような一品です。

しかも、楽酔喜酒「森伊蔵」は機内販売される商品としてラインナップされ、機外に持ち出して、地上で自由に楽しむことができるという特長も持ち合わせています。

ただし、機内販売での購入には、

  • JMBダイヤモンド会員とJGCプレミア会員による事前予約が必要
  • 対象路線での12月15日以降搭乗分のみ予約の対象
  • 品切れによる早期販売終了の可能性あり
  • 1人様1本まで
  • 免税適用価格でも1本36,200円

といった条件が適用され、購入までになかなか敷居の高さを感じさせる商品。

とは言え、何事もなければ私自身、今年はJMBダイヤモンド会員まで到達できる予定なので、通常の森伊蔵、極上森伊蔵と比べるためにも、12月15日以降の便の予約と合わせて、この楽酔喜酒「森伊蔵」を購入してみますね。

森伊蔵酒造|公式サイト
鹿児島県垂水市に明治18年(1885年)創業した焼酎蔵・森伊蔵酒造の公式サイトです。脈々と受け継いだ伝統の技と創業当時からの和かめのみを使い、かめ壺焼酎「森伊蔵」をつくっています。
JAL 森伊蔵 機内販売ルールと複数本購入の方法
楽酔喜酒 森伊蔵をJAL機内販売の免税品事前予約購入で複数本購入してみた(予約方法、本数制限、免税&割引適用価格、予約可能期間&売り切れ時期、他の森伊蔵との味わい比較)

まとめ

JAL国際線ファーストクラスで提供されるアルコールの中でもその希少性からも異色の存在と言える森伊蔵。

しかも、その森伊蔵の中でもさらに珍しくで魅力的な味わいを持つ極上森伊蔵が楽しめるニューヨーク線とロンドン線はやはりファーストクラスの中でも別格と言えるフラグシップ路線として重視されているのは間違いありません。

極上森伊蔵の持つ味わいはもちろん、別次元と感じるほどの飲みやすさはこの2つの路線のファーストクラスを利用した時には忘れずに少しだけでも試してみるだけの価値があると思いますよ。

コメント