コンラッド東京での年末年始の大晦日限定特別メニュー、天ぷら年越しそば(ルームサービス利用条件と料金、メニュー内容、同時開催のカウントダウンパーティー参加との両立)

日本にあるヒルトン系のホテルの中で最も上位のブランドに位置する、コンラッド東京。

提供されるサービスがとても好みに合っているためか、そこでの滞在自体がとても快適なこともあって、国内のホテルの中では我が家で最も気に入っていて、週末などにちょっとした機会にリピート宿泊を楽しんでいるホテルの1つです。

コンラッド東京の大晦日特別メニュー、天ぷら年越しそば

そんなコンラッド東京では少し特別なメニューが大晦日のタイミングで提供されています。

それが天ぷら年越しそば。

この天ぷら年越しそばは、12月31日の大晦日限定の特別メニューとして準備されるものの、ルームサービス限定で提供されるため、大晦日の宿泊者のみ利用可能という制限が設けられています。

しかも、限定70食しか用意されず、先着完全予約制ですから、予約のタイミングによっては、申込み自体が断られることもあるほど。

もちろん、ホテルに到着してからの申込みも可能ですが、大晦日のコンラッド東京での滞在が決まったのなら、その時点で天ぷら年越しそばの予約だけは完了してしまうのがおすすめです。

ちなみに、利用料金は1食あたり3,500円(税サービス料別)が部屋付として扱われ、最終的な明細にはルームサービスの利用として4,347円が請求されていました。

コンラッド東京の年越しそば

そんなコンラッド東京の年越しそばは、大晦日の午後10時から12時までの2時間限定で提供され、

  • 午後10時~午後10時30分
  • 午後10時30分~午後11時
  • 午後11時~午後11時30分
  • 午後11時30分~午後12時

というように、30分毎に区切られた4つの時間帯の中から希望したタイミングに部屋まで届けてもらえます。

この時間帯の希望についても人気のある時間帯からそれぞれの枠が埋まるリスクがありますから、予定している大晦日の過ごし方に合わせて早め早めに希望をコンラッド東京側に伝えるのがおすすめ。

そうして希望した時間帯になると、部屋の呼び鈴が鳴り、ホテルスタッフが部屋の中まで年越しそばを運んできてくれます。

もちろん、運搬には通常のルームサービスと同様に保冷機能付きのワゴンを利用していますから、調理を終えた直後のできたての状態が維持されているのは嬉しいポイントです。

実際、天ぷらの仕上がりがなかなか良好で、さっくり、ほっこり、かりっといったそれぞれの食材ごとの食感はもちろん、甘みや旨味といった味わいも十分。

実は、肝心のそばにはつゆが少なく、「まさかそばがのびてつゆを吸い尽くしてしまった!?」とも思ったのですが、さすがにそんなことはなく丁度良い食感と優しくも要点を押さえたつゆの味付けに満足な一品でした。

また、そのままでシンプルにつゆだけの風味と味わいを楽しんでも十分良いのですが、一緒に用意された香りの良いねぎや薬味を忘れずに加えてみるのもなかなかおすすめです。

ちなみに、コンラッド東京の朝食で提供され、我が家でも気に入っているメニューの1つ、「日本そば」と同じそばが利用されているのかとも思ったのですが、見た目などは似ていると感じつつも、風味の良さなどからは少し違うかなという印象を感じました。

大晦日限定のイベント、コンラッド東京カウントダウンパーティー

こうして楽しむことのできるコンラッド東京の年越しそばですが、ちょうどこの年越しそばが提供される午後10時から午後12時までの同じタイミングで大晦日のコンラッド東京限定のイベントが開催されます。

それが、タイムズスクエアグラマーと名付けられたニューイヤーズイブカウントダウンパーティーパーティー。

このカウントダウンパーティーは、12月31日の大晦日限定で、コンラッド東京の28階にあるバー&ラウンジの「トゥエンティエイト」で午後10時から午後12時まで開催され、シャンパンを含め、自由にドリンクを楽しみながら新年を迎えようというイベントです。

気になる利用料金は、

  • スタンディング(宿泊者以外のゲスト):1名15,000円(税サービス料込)
  • スタンディング(宿泊者による部屋付利用):1名13,000円(税サービス料込)
  • VIPテーブル(着席利用可能):1名30,000円(税サービス料込)

という設定で、宿泊者への優遇がしっかりと用意されているのが面白いですね。

ちなみに、フリーフローとは言え、ホテルで提供されるシャンパンを含めたサービスとしては破格のお得度を誇るのは間違いなく、コンラッド東京としてのファンサービスの1つとして開催されている模様。

その結果としてすでに多くのファンやリピーターを抱えているのも納得なイベントです。

さらに、アルコールが振る舞われるイベントながら、参加者に対して特に厳しい年齢制限は設けられていないようで、小学生くらいのお子さん連れの方が参加している姿も何組か多く見られました。

カウントダウンパーティーと年越しそば

こうしてせっかく大晦日のコンラッド東京に滞在するのであれば参加したいカウントダウンパーティーですが、気になるのはそのイベント開催時間と年越しそばの提供時間がどちらも午後10時から午後12時までというように完全に重なることかもしれません。

とは言え、カウントダウンパーティーも午後10時から午後12時までの間、会場となる28階の「トゥエンティエイト」を離れることができないわけではなく、自由に出入り可能。

そのため、同じ階にあるレストランや化粧室などの設備の利用はもちろん、宿泊者の場合は自分の部屋に戻って少し休むということも可能です。

また、カウントダウンパーティーという名前が表すように、新年のカウントダウンがメインのパーティーですから、終了時刻として予定されている午後12時を過ぎてもパーティーは即座に終了するものでもありません。

一方で、年越しそばの利用の方も、

  • 午後10時~午後10時30分
  • 午後10時30分~午後11時
  • 午後11時~午後11時30分
  • 午後11時30分~午後12時

というように、30分毎に区切られた4つの中から1つの時間帯だけを希望するわけですから、その希望時間帯だけカウントダウンパーティーを抜け出してきて年越しそばとパーティーの両方を楽しむことも問題なく可能ですね。

ただし、パーティー開催中の28階はチェックインなどを行うフロント前のロビーエリアを含め、かなり大きな音楽が流れているので、我が家と同様に大音量が苦手な方の参加は少し慎重な検討が必要かもしれません。

まとめ

大晦日のコンラッド東京に滞在する宿泊者限定で楽しめる特別メニュー、天ぷら年越しそば。

確かに、利用するための条件は厳しいものの、一年の終わりにしっとり味わう料理としては十分な仕上がりの一品なのは間違いありません。

また、ルームサービスとして予約時に希望する時間帯によっては、同じタイミングでコンラッド東京で開催されているカウントダウンパーティーへの参加も特に問題なく楽しめるのも嬉しいメリットです。

確かに、自宅での年越しもゆったりとした安心感はあるものの、高品質なホテルで過ごす少し特別な年越しもなかなか魅力的で楽しく、忘れられない一年の締めくくりと新しい一年の幕開けになってくれると思いますよ。

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