JAL国際線オリジナルコースターキャンペーンの魅力(JAL海外ベースシリーズと日本の季節シリーズ、さっぽろ雪まつり限定デザイン、オリジナルコースター入手方法、都道府県シールキャンペーンとの違いと共通点)

JALが運航している飛行機を利用している時の隠れたお楽しみの1つといえるのが、オリジナルグッズのプレゼントの存在。

もちろん、オリジナルグッズと言えば、小さな子供や赤ちゃんなどを連れている利用者など向けの様々な可愛らしいおもちゃなどが用意され、それがプレゼントされている様子は一般的でよく見かけるものです。

しかし、それとは別に希望者向けにプレゼントすることを前提としたオリジナルグッズも用意されていることがあります。

JAL JMBダイヤモンドのインボラアップグレード(過酷な満席エコノミークラス便予約のメリット、最終防衛ラインは事前座席指定、おすすめな45A非常口席、「この予約はJALホームページではお取扱いできません」エラーでの事前確定通知、Eチケット印刷問題、厳しい条件で成功例)
JAL JMBダイヤモンドとJGCプレミアの違いとお得度(共通特典とメリット、JMBダイヤモンドだけの魅力、高頻度の隣席ブロック&インボラアップグレード、高い自由度のパートナーステイタス、JGCプレミアで十分な条件、JMBダイヤモンドを維持する理由)

国際線限定のJALオリジナルコースターのデザイン

そうしたオリジナルグッズの1つが、JALが運航する国際線利用時に希望者を対象に無料でプレゼントされるオリジナルコースターです。

このコースターは、JALが開設・維持している海外ベース(拠点)ごとに、それぞれのベースを象徴する、

  • ロンドンベース:ティータイム(TEA TIME)
  • シンガポールベース:チリクラブ(CHILLI CRAB)
  • バンコクベース:トムヤムクン(TOM YAM KUNG)
  • 香港ベース:スイーツ(SWEETS)
  • 台北ベース:小籠包(XIAO LONG BAO)
  • 上海ベース:ワンタン(WONTON)

というように合計6種類のグルメを元にデザインされたものが用意されています。

その裏面には、QRコードが印刷され、スマートフォンやタブレットなどのカメラ機能からは、JALが訪日観光客を対象に日本の名所を案内するコンテンツを用意した特設ページ「Guide to Japan」にアクセスできるように連携が取られています。

https://www.world.jal.co.jp/world/en/guidetojapan/

 

また、このオリジナルコースターは海外ベースがテーマのデザインの6種類ばかりではなく、日本ベース用としてもそれぞれ別々のものがデザインされ、

  • 秋バージョン(コースター配布開始の2018年秋版)
  • 冬バージョン(2018年冬から2019年春版)
  • 春バージョン(2019年春から秋版)

というように季節ごとに移り変わる日本の風景をテーマにしたものも用意されています。

しかも、2019年冬の時期には期間限定でさっぽろ雪まつりとのコラボレーションしたデザインとして、可愛らしい雪だるまが大きく描かれたコースターがプレゼントされたこともあるなど、遊び心たっぷりな企画として運営されていたのも嬉しいポイントです。

ちなみに、さっぽろ雪まつりデザインのコースターも、それ以外のコースター同様、表面には専用のデザイン、裏面には「Guide to Japan」へのQRコードという構成は共通しているのですが、

  • 通常版:プラスチック製で約1mmの厚み
  • さっぽろ雪まつり版:紙製で約2mmの厚み

というように材質や厚みに違いが設けられているのが興味深い部分です。

コースターとしてはプラスチック製の通常版の方が気軽に利用できるものの、デザインや手触り、作りの良さなどからは、さっぽろ雪まつり版の方により好印象を感じています。

JALオリジナルコースターの入手方法

こうした特長を持つJALオリジナルコースターですが、気になる入手方法としてはJALが運航する国際線に搭乗することが必要になります。

つまり、その結果、

  • JAL運航の便でも国内線利用時は不可
  • 国際線でもJAL以外の航空会社が運航している便では不可
  • JAL便名がついた国際線でもJAL以外の航空会社が運航している便では不可

のような制限が設けられているということですね。

また、JAL運航の国際線に搭乗したとしても、利用者全員に自動的に配布されるものではないため、基本的には、コースターのプレゼントを希望する必要があるのも要注意。

もちろん、国際線の中でも、飛行時間の長い長距離線や中距離線を中心に、

  • 食事の後などに自由に楽しめるお菓子や飲み物などが用意されたギャレーでの提供
  • ファーストクラスやビジネスクラスなどの利用時にプレゼントされるギフトバッグの中身の1つとしての提供

なども期待できるのですが、確実性を考えるとあまりおすすめできるものではありません。

そのため、忙しくされていないタイミングを見計らった上で、客室乗務員の方に機内で直接、

「国際線限定で配布されているオリジナルコースターをいただけませんか?」

などのようにお願いしてみるというのが最も確実でおすすめできる方法なのは間違いありません。

JAL国際線ファーストクラスの機内サービスを120%楽しむためのリクエスト(ワインリストに掲載されていないアルコール、食事でのアレンジ、アメニティ&パジャマ、アラカルトの楽しみ、ファーストクラス優先降機、誕生日&記念日の特典、森伊蔵の機内販売優遇)
JAL PROM会員の国際線ファーストクラス搭乗ではどんな特別サービスが提供されるのか(きっかけはちょっとした違和感、アテンドサービスの贅沢な魅力、ファーストクラスでの優先隣席ブロック、こっそり&強力に行われる機内サービスでの優先扱い)

国内線都道府県シールとオリジナルコースターの違い

こうした無料でプレゼントされるオリジナルグッズというと、2017年10月3日から2019年3月31日の長期間に渡って、国内線の機内限定でプレゼントされていた都道府県シールを思い出される方も多いかもしれません。

とはいえ、国際線のオリジナルコースターと国内線の都道府県シールでは、

オリジナルコースター:

  • 国際線利用時のみプレゼント
  • 約10種類前後のラインナップ
  • 全ての客室乗務員の方が用意しているわけではない
  • 全種類集めても特別な追加プレゼントなし
  • キャンペーン開始から終了までの期間の案内はなし

都道府県シール:

  • 国内線利用時のみプレゼント
  • 全47都道府県分+4種類のコンプリートシール(一部地上でのイベント限定版は除く)
  • 全47都道府県分を集めることで最大4種のコンプリートをもれなく追加プレゼント
  • 品切れなどの例外を除き、全ての客室乗務員の方が自分とゆかりのある都道府県のシールを用意
  • キャンペーンの開始から終了までの期間をしっかり案内

というように、この2つのオリジナルグッズには意外にはっきりとした違いが設けられていることが分かります。

特に、オリジナルコースターの入手を希望する場合、都道府県シールのように、全ての客室乗務員の方が常に常備しているわけではないのは要注意ポイントです。

つまり、せっかく希望する海外ベースに所属する客室乗務員の方に会えた場合でも、その方がオリジナルコースターを用意した上で搭乗していなかった場合、オリジナルコースターはもらえないのですが、実際に我が家でもそうしたケースには想像以上に多く遭遇してきました。

それは国内をベースとする客室乗務員の方も同様ですから、せっかく新しいコースターがプレゼントされる時期に搭乗しても、希望する季節のコースターが入手できないということもリスクとしては十分考えられるということですね。

JAL都道府県シールフルコンプリート!(コンプリートシールの申し込みから到着までのスケジュール、コンプリートシールセットの内容、デザインやオリジナルシールフォルダの違い、JALも半信半疑だった4回目のコンプリートとその先の目標)
JAL都道府県シール4セット分フルコンプリート(必要合計枚数&必要搭乗回数、都道府県ごとの獲得確率、入手困難のレアシール&希少シール、まとめて入手の難易度上昇のルール変更と改悪)

まとめ

JALの国際線に搭乗した時限定で客室乗務員の方から無料でプレゼントしてもらえるチャンスのあるJALオリジナルコースター。

その用意されたコースターのどれもがなかなか可愛らしいデザインのため、ちょっとしたJALオリジナルグッズコレクションとしても楽しいものです。

また、機内で客室乗務員の方にコースターをお願いし、それを受け取る過程で思わぬ形で会話に広がりが生まれ、その搭乗自体が良い思い出になることも嬉しいメリット。

そうしたことまで考えると、都道府県シールと同じようにJALのファンを作り出す仕組みとしても十分楽しめるのはもちろん、キャンペーンの1つとしてとても気に入っています。

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