JAL JMBダイヤモンドのインボラアップグレード(過酷な満席エコノミークラス便予約のメリット、最終防衛ラインは事前座席指定、おすすめな45A非常口席、Involuntary regrade descriptionでの事前確定通知、Eチケット印刷問題、厳しい条件で成功例)

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JMBダイヤモンドとしてJALを利用する時に活用できるメリットとしては、

  • 予約時や空港利用時の各種優先扱い
  • ファーストクラスラウンジなど最上位ラウンジへのアクセス
  • 最大130%にも及ぶ追加のマイルボーナス

など、魅力的な特典が明文化された形で提供されています。

そんな中、最も魅力を感じているものの1つといえば、国際線利用時に追加の料金負担やマイルの負担もなく、無料で元々予約したキャビンクラスより上位のキャビンクラスへのアップグレード、通称インボラアップグレードに遭遇する期待値がかなり高いものになることだと感じています。

特に、マイルでのアップグレードが不可とされているエコノミークラスの割引運賃からビジネスクラスやプレミアムエコノミーにアップグレードされた時は元々不可能だったものが可能になるわけですから、そのお得度はなかなかのものです。

過酷なはずのほぼ満席のエコノミークラスに搭乗するのが楽しみになる矛盾

このインボラアップグレードで注意しなくてはいけないのは、上位クラスに空席があるからと言って、その空席を埋めるように積極的に行われるものではなく、下位クラスが満席の時に、上級会員や高い予約クラスを持つ航空券の購入者など、よりインボラアップグレードの優先度の高い利用者から順番に行われるという特長があることです。

このあたりは、積極的にアップグレードを行ったからといって利用者間の快適性や不公平感を感じることのない独立した部屋をそれぞれに提供するホテルでのルームアップグレードとは大きく異なる特長を飛行機でのアップグレードが持っていると感じる部分。

そうした事情があるため、JMB ダイヤモンドだからといって、十分な空席が元々予約したエコノミークラスに残っている時には、必ずビジネスクラスへのインボラアップグレードが提供されるわけではありません。

ただし、逆に考えると、予約時はもちろん、出発直前期にエコノミークラスが満席、あるいは満席に近い便ではビジネスクラスへのインボラアップグレードが期待できるということになります。

実際、そうした便を利用する時には、今日はどうかな?と期待しても裏切られることのないほどの高確率・高期待値でインボラアップグレードが提供されます。

そのため、本来は客室自体が利用者でぎっしりした状態になるのは避けられない以上、客室乗務員によるサービス提供が手薄なものになるのはもちろん、トイレ利用時などのあらゆる場面での混雑なども含め、全体的に快適ではない過酷な搭乗が予想される便の利用が楽しみになる一種の矛盾した状態にふと戸惑うことも。

インボラアップグレードされなかった時の快適な搭乗最終防衛ライン

JMB ダイヤモンドとして、インボラアップグレードを期待できると考えていた便でも、実際に利用してみると、

  • メタル会員など通常のダイヤモンド会員より高優遇される利用者がいた
  • ダイヤモンド会員の中でもより高優遇される属性を持つダイヤモンド会員がいた
  • 満席は満席でも席に不足がまったくないちょうどぴったりの満席になった

などの様々な理由でインボラアップグレードが提供されず、満席、あるいは満席に近い過酷なエコノミークラスで長時間過ごす必要に迫られる可能性も常に考える必要があります。

ただし、JMB ダイヤモンドを含めた上級会員にはかなり自由度の高い事前座席指定での優遇が与えられていますから、予約と発券を完了した段階で可能なら非常口の直前で足元のかなり広い非常口席、それが難しい場合には次点として目の前が壁になっていてその結果足元のスペースがより広く確保されたバルクヘッドと呼ばれる席を忘れずに確保しておくことがおすすめ。

これがインボラアップグレードが実現しなかった時でも、快適な搭乗を確保するための最終防衛ラインとして後々になってしっかり機能してくれるはずです。

上級会員用の事前座席指定対象席の中でのおすすめ席

そんな最終防衛ラインとしての働きも期待する事前座席指定で選択する席の中でも、我が家でのお気に入りといえばそれはダントツで45A。

この45Aという席は飛行機の先頭に向かって左側の窓側45列目にある非常口席のこと。

実際、家族など複数人で利用する時にも、2人掛けでは45Aと45Cというような形や、3人掛けの場合でも45Aと45Bと45Cというように、必ず45Aを含めるようにしています。

これは、他の非常口席を指定する場合に比べ明らかに差のあるインボラアップグレード成功率を誇るから。

また、サンプル数としてはあまりに少なく、あくまでこうしたことがあったという参考程度にしかならないものの、同じくJMBダイヤモンドの友人とあえて同行者登録を行っていない状態で、向かって左側の窓側45Aと向かって右側の窓側45Kに分かれて搭乗した時には、45Aのみインボラアップグレードの対象になったことも、45Aには優先される要素があるのかもしれないと考える理由になりました。

実際、国際線ファーストクラスでは、向かって右側の窓側1Aの席を間違いなく重要視していると感じることが多々あるのはもちろん、飛行機を操縦するパイロットの序列的にも、責任者となる機長が左側、その補佐を担う副操縦士が右側の席に座るのが基本となっていることからも、飛行機の世界では左側優先は様々な部分で密かに息づいているのかもしれませんね。

もちろん、こうして高成功率を誇る45Aを指定してもインボラアップグレードが提供されず、だめな時はだめですが、それでも自分自身が最善と考えることを実行した上での結果として納得できるのも事実です。

ちなみに、利用する機材によって異なるものの、15列、18列、22列、23列のそれぞれの席に設置されているバルクヘッドと呼ばれる非常口ではないものの足元の広い席は、感触的に向かって右側の非常口席よりもさらに優先度が低く、インボラアップグレード成功率も低いと経験的に感じているため、我が家の場合、積極的に事前座席指定で選ぶことはありません。

事前に確定を知らせる「Involuntary regrade description」通知

インボラアップグレードというと、

  • 出発当日の空港チェックインカウンター
  • 空港ラウンジの受付カウンター
  • 搭乗ゲート

などでその幸運な事実を通知されるのが一般的ですが、JMB ダイヤモンドがその提供を受ける場合、予約詳細画面で「Involuntary regrade description」という不思議なエラーによる通知を見かけることで、インボラアップグレードの確定を知ることが多くなります。

特に、利用する便の出発の24時間前には、こうしたエラーが表示される様になりますから、インボラアップグレードに対する心の準備的にも好印象。

「Involuntary regrade description」の持つ最大のデメリット

ただし、「Involuntary regrade description」が表示されたということは、ほぼ確実にインボラアップグレードが提供される予定という幸運を示している一方で、忘れてはいけないデメリットも存在しています。

それが、Eチケットが全く印刷できなくなってしまうこと。

なぜなら「表示できません」というエラーがご案内として表示され、予約詳細へのアクセスも完全に制限されてしまうから。

JALホームページからログアウトし、予約番号や便名、搭乗日、氏名などの情報から予約やEチケットの表示を試みても、予約自体が存在しないという扱いになるため、正直、出発当日の空港チェックインカウンターを訪れるまで打つ手が全く無い状態に陥ってしまいます。

もちろん、空港のチェックインカウンターでは、JAL便を利用する場合、基本的にパスポートを提示するだけでチェックインの手続きは受け付けてもらえるため、実はEチケットはもちろん、JMBの会員カードなども必須というわけではありません。

しかし、海外の目的地で到着後に受けることになる入国審査は別。

なぜなら、様々な国の中には、Eチケットで帰国便や第三国に向かう便をすでに確保している人物かどうかを確認しているケースもまだまだ多くあるから。

そのため、インボラアップグレードの提供が考えられるような予約を持っている時は特に、「Involuntary regrade description」が表示され、予約詳細の表示やEチケットが印刷できなくなる前の早め早めのタイミングで、確実なEチケット印刷を心がけておくのがおすすめです。

ちなみに、うっかりEチケットの印刷を完了する前に「Involuntary regrade description」が表示され、Eチケットが用意できない状態に陥ってしまった場合には、空港のチェックインカウンターや自動チェックイン機でEチケットの印刷を行うことも可能。

ただし、この場合は、A4サイズの用紙に印刷される一般的なEチケットと異なり、搭乗券の用紙サイズに区間ごとに印刷されるタイプのEチケットとして提供されますから、目的地となる国によっては警戒され、入国審査が不必要に厳しくなるなどの不利益を被るリスクが増えるなど、やはりあまりおすすめできるものではありません。

予約クラスや同行者数、長距離線など厳しい条件でのインボラアップグレード

こうしたインボラアップグレードの提供を受け続けている中でふと気になることと言えば、

  • 格安な予約クラスのエコノミークラス利用
  • 同行者を含めた2人以上の複数人での旅程
  • ヨーロッパや北アメリカなどの長距離線利用
  • インボラアップグレードを断った後のインボラアップグレード提供

など、どう考えても厳しい条件でもインボラアップグレードは提供されるのかということかもしれません。

まず、予約クラスについては、通常販売されているエコノミークラスでも格安なSやV、Lといった安価な予約クラスはもちろん、キャンセルやマイルの加算などにすら大きな制限が設けられるQクラスですらこれまで無事にインボラアップグレードが提供されているため、予約クラスが低いからと言って可能性がないわけではありません。

また、複数人での旅程についても、我が家では、私と私の家族の合計2名でそれぞれを同行者としてあらかじめ登録する形での旅行が中心ですが、そうした中でも、満席や満席に近い便であれば、全く問題を感じない期待値でインボラアップグレードが提供されています。

ただ、親類や友人などを伴って3人以上の旅行となると、普段なら全く問題なくインボラアップグレードが提供されそうな条件を満たしている便の利用でも、そういったことはないため、高い成功率を期待するのであれば、2名以内での搭乗がおすすめという印象を強く感じているのも事実。

さらに、ヨーロッパや北アメリカなどの運賃自体も高額になりやすい長距離線でのインボラアップグレードについては、これも問題なく提供された経験があります。

ただし、その時にそれぞれ担当してくださった空港スタッフの方にやんわりと尋ねた限りでは、やはり元々長距離線はビジネスクラス以上での販売が好調な路線も多いため、エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードは他の中距離までの路線に比べ、稀で貴重というようなニュアンスの回答を得ています。

実際、我が家でも長距離線では、エコノミークラスからプレミアムエコノミーまでなら他路線同様の比較的高い期待値を感じるほどに経験しているものの、エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードは本当にさっとすぐに数えられるほどしかありません。

最後に、何らかの事情でせっかく提供されたインボラアップグレードを断った後、その後に提供されるインボラアップグレードはなくなってしまわないのかということですが、全く問題ないと感じています。

なぜなら、我が家でも、エコノミークラスの非常口席からプレミアムエコノミーのあまり得意ではない席へのインボラアップグレードを数回断る経験をしているものの、その後もまったく影響を感じることのない程度の期待値で継続してインボラアップグレードの提供を受けているから。

確かに、担当してくれる空港スタッフの方には、せっかく決まったアップグレードのダウングレードを希望!?と驚かれることも多いのですが、より快適に過ごせると考える席を正直に選ぶというのも大切にしています。

まとめ

JMB ダイヤモンドと比較されることの多いJGC プレミアでは、明文化された特典はその多くがほとんど同等のものが提供されています。

しかし、インボラアップグレードについては、本当に限られた席を上級会員内で壮絶な争奪戦を静かに演じるような状況と考えることもできますから、こうした高期待値でのインボラアップグレードの提供は、JGC プレミアとJMB ダイヤモンドとの明文化されていない違いの1つと言えるかもしれません。

実際、しっかりと活用できたなら、数十万円をあっさり超えてしまうような計り知れないメリットを生み出す特典と言い換えることも可能ですから。

ただし、インボラアップグレードの提供が行われる必須の前提条件といえる、元々満席や満席近い便を予約する機会の少ない場合、あるいは、3人以上の複数人での旅行が多いという場合は、残念ながらそうしたメリットを活用する機会が少なくなってしまうリスクが除外できないのは要注意ですね。

もちろん、こうしたインボラアップグレード自体、必ず提供されるものではない不確実なものですが、実際の搭乗前のお得なお楽しみの1つなのは間違いなく、そうしたお楽しみに高期待値で毎回の搭乗ごとに参加できるのもまた、紛れもないJMB ダイヤモンドの特長と考えています。

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