青森空港のラウンジ、エアポートラウンジ訪問レビュー(クレジットカード&上級会員ステイタスでの利用条件、営業時間、罠回避の近道アクセス、ラウンジ内インテリア&飲み物サービス、リニューアル後も残る以前の面影)

本州の最北端に位置する青森県。

その県庁所在地の青森市には国際空港としての機能も有する青森空港が整備され、

  • 東京・羽田線:1日6往復(すべてJAL運航便)
  • 札幌・新千歳線:1日5往復(JAL運航3便、ANA運航2便)
  • 大阪・伊丹線:1日6往復(JAL運航3便、ANA運航3便)
  • 名古屋・小牧線:1日4往復(すべてFDA運航便)
  • ソウル・仁川線:1週間に3往復(すべて大韓航空KAL運航便)
  • 台北・桃園線:1週間に2往復(すべてエバー航空EVA運航便)

というように国内の主要都市と近隣アジアの都市とを結ぶ運航便のラインナップを擁しています。

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青森空港の共用ラウンジ、エアポートラウンジ

そんな青森空港にも、青森空港を発着するフライトの利用者を対象としたラウンジが設置され、愛用されています。

その名もエアポートラウンジ。

利用条件としては、

  • VISAカード
  • JCBカード
  • DCカード
  • UCカード
  • UFJカード
  • アメリカン・エキスプレス
  • 楽天カード
  • MUFGカード
  • TSカード
  • TS CUBICカード
  • NICOSカード
  • ダイナースクラブカード
  • ライフカード
  • ジャックスカード
  • エムアイカード

といったクレジットカードブランドのゴールドカード相当以上のカード保有者に加え、

  • JMBダイヤモンド
  • JGCプレミア
  • 他社ワンワールドエメラルド
  • JMBサファイア
  • JGC
  • 他社ワンワールドサファイア

といったJALやワンワールドに加盟する航空会社の上級会員も、無料での利用が認められる一方、そうした無料対象の利用者以外は、

  • 大人1人につき830円
  • 小中学生1人につき410円
  • 小学生未満無料

の都度利用料金が設定されていました。

逆に、海外での共用ラウンジの利用に強いプライオリティパスなどは対象外になっているのは少しだけ要注意ですね。

また、営業時間は6時40分から20時25分という案内があるものの、季節によって出発時刻はもちろん、チェックイン開始時刻すら変更される、青森空港の始発便となるJALの東京・羽田便のスケジュールによって、同じくラウンジの営業時間帯も変更されるようです。

ちなみに、このエアポートラウンジ自体は、すべての航空会社のチェックインカウンターがある青森空港の1階から1階分だけ上に上がった2階にあるのですが、最短経路でたどり着きたい時には、JALとANAのチェックインカウンターの間に挟まれた通路の先にあるエレベーターを利用するのが最適な近道。

逆にチェックイン後の順路として案内されているエスカレーターを利用して2階を訪れた場合、ラウンジからは遠く離れた状態になってしまうため、ちょっとした罠という印象すら感じます。


青森空港エアポートラウンジのインテリア

ラウンジと空港内の廊下を隔てる自動ドアの先には、目隠しとなる壁とラウンジスタッフが常駐している受付カウンターが用意されています。

この受付カウンターでは、

  • 指定のゴールドカード以上のクレジットカードと当日利用の搭乗券の提示
  • サファイア以上のJALやワンワールドの上級会員ステイタスと紐付けられた当日利用の搭乗券の2次元バーコードやICカードの利用者自身でのスキャン
  • 有償利用分の料金の支払い

で入室が認められます。

受付カウンターの反対側には韓国の写真家の方による青森の四季が切り取られた写真がディスプレイされており、それぞれの季節に見せる青森の美しさが確かめられるようになっていました。

ラウンジ内はとても広いというわけではないものの、十分な数の座席は用意され、しかも、比較的ゆったりとスペースが確保されているのは好印象。

ビジネスマンなどの利用に対応するためか、有料で利用できるデスクトップパソコンに加え、コンパクトなパーティションで仕切られたブースタイプのデスクも準備され、人気のある席として多くの方に利用されていました。

また、ラウンジの奥には横にも広いカウンタータイプの席。

壁や窓には、青森の夏を代表する祭りの1つ、ねぶた(ねぷた)がデザインされていました。

その窓の外は滑走路と反対側に位置する高速道路ビューで、景色が良くないためか常に日差しを軽減する目的でねぶたや青森の観光地がデザインされたロールカーテンが降ろされているようです。

ちなみに、青森空港では2019年8月29日のリニューアルオープンに向けた工事が様々な場所で行われていたようで、ラウンジにもその影響がもたらされた結果、ラウンジ内の受付カウンター近くにトイレが設置されることに。

それまではトイレ利用の度に、ラウンジの外の廊下を10mほど歩いた先にある一般利用者とも共用のトイレに移動する必要があっただけに、気楽さという意味では確かな改善を感じる方も多いはずです。

また、それに伴い喫煙所の場所も、以前のラウンジ最奥部分から受付カウンター近くのトイレに隣接する形で移動しています。

さらに、ラウンジ内にはNHKの総合が音量を低く設定した状態で放送されているテレビ。

出発便と到着便の状況をリアルタイムで確認できる案内板などもリニューアル後には用意されるようになり、遅延や欠航の発生などにも早めに気づくことが可能です。

もちろん、ラウンジですから新聞や雑誌も用意。

特に、新聞は首都圏でも見かける主要紙だけではなく、青森県独自の地方紙も数種類用意され、そのいずれも人気を集めている様子がなかなか印象に残りました。

青森空港エアポートラウンジの飲み物サービス

ラウンジの利用で気になることの1つといえば、どんな飲み物などのサービスが提供されるのかということかもしれません。

もちろん、青森空港のエアポートラウンジは国内線向けの共用ラウンジですから、料理や食べ物の提供はなく、ソフトドリンクが無料で楽しめるように用意されています。

まず、利用の度に豆を挽いて抽出するタイプのエスプレッソやカフェラテなどの利用にも対応したコーヒーメーカー。

それも2台同じものが用意されていますから、多少混雑している時でも待ち時間が発生しにくいのは嬉しいポイントです。

その隣にはティーバッグで淹れるタイプのお茶のパッケージと大判のウェットティッシュに湯沸かしポット。

お茶は、

  • ダージリン
  • ローズヒップ&ハイビスカス
  • ブルーベリーティー
  • ピーチティー
  • 烏龍茶
  • 煎茶
  • ほうじ茶
  • ジャスミン

の8種類が用意され、フレーバーティーもその中に含まれているのが面白いですね。

さらにその隣には、コカコーラブランドのソフトドリンクサーバーと、それとは別のアイスコーヒーとリンゴジュースが並べられたサーバー。

やはりこの中では注目したいのは青森の主力名産品のりんごを利用したりんごジュースです。

青森県内に拠点を置く、シャイニー(青森県りんごジュース株式会社)ブランドのりんごジュースの中でもミドルランクに位置する青森完熟林檎シリーズが採用されているようで、さらりとした飲みやすさと自然なコク、爽やかな風味がなかなか良い形で調和したおいしいりんごジュースが楽しめるようになっていました。

ちなみに、このりんごジュースは、大量のジュースをあらかじめサーバー内に準備しておくのではなく、ジュースが残り少なくなる度にラウンジの受付カウンターに常駐しているスタッフの方が別の冷蔵庫内できりりと冷やされた紙パックに入ったものを開封し、そのまま全量をサーバー内に注ぐという運用が行われているのですが、この一見非効率的で手間に思える作業がりんごジュースの素朴なおいしさを支えているのかもしれませんね。

アイスコーヒーとりんごジュースのサーバーの隣にはソフトドリンク用のグラスとストロー、そして、冷やされた生ビールが300円で楽しめるという案内も。

この300円の生ビールというのはとても人気なようで、朝の早い始発便の出発までの時間を待つタイミングにも関わらず、「えっ?」と驚くほど想像以上に多くの方が実際に注文をしている様子が見られました。

また、その隣にはしっかりとした洗面台も用意され、ウェットティッシュなどではなく、ハンドソープと流水でしっかりと手洗いをしたい時にも、ラウンジ内で十分対応できるようになっているのも嬉しいですね。


新旧の空港設備があちこち入り乱れる青森空港

こうしてりんごジュースを中心とした飲み物を楽しめる青森空港のエアポートラウンジですが、保安検査を受ける前の一般エリアにあるラウンジですから、制限エリアに移動するための時間を確保した上での利用が必要なのは少しだけ要注意かもしれません。

そんなエアポートラウンジがある青森空港は前述のように2019年8月29日のリニューアルに向けた工事が行われていたため、そこでは様々な珍しいものを見つけることができました。

その1つが、上の写真のような大判のディスプレイ広告を裏側から照らすためにびっしり並んだ最新の照明用LED。

工事完了後の普段の状態では、すでに広告によって覆われてしまって見ることのできない裏側部分を間近に見るできたのはちょっとした驚きでした。

一方で、リニューアル後でも、以前の青森空港の面影を感じさせてくれるものも確かに残されています。

その1つが、搭乗ゲートに用意されたパタパタタイプ(反転フラップタイプ)の案内板。

リニューアル工事で搭乗ゲートやその周辺エリアにも手が加えられているにも関わらず、以前から利用されてきた古い設備がそのまま流用されていることになんだかこだわりを感じますね。

その中には喫煙室以外は完全禁煙になって久しいはずの空港ターミナル内で、「これより先禁煙」という案内も。

まとめ

本州の最北端の県ながら、首都圏からは新幹線での移動も十分視野に入る青森県。

とは言え、新幹線の約3時間の所要時間に対し、その3分の1の約1時間で到着することに加え、搭乗前の時間に利用できるラウンジサービスもまた、速さだけではないちょっとした優雅さをも持ち合わせる飛行機での移動の魅力の1つかもしれません。

ちなみに、このエアポートラウンジでは、出発時だけではなく、到着時にも、指定のゴールドカード以上のクレジットカードと当日利用の搭乗券の提示を提示することで無料利用可能ですから、空港連絡バス出発までの待ち時間での利用やちょっと飲み物で一息ついてからの出発などの利用にも活用できるのも面白いポイントです。

青森空港を利用する時には、そうした魅力をお手軽に楽しめるエアポートラウンジを訪れてみるのもなかなかおすすめだと思いますよ。

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