コンラッド東京 エグゼクティブラウンジの朝食、アフタヌーンティー、カクテルタイム・イブニングサービス(ラウンジサービスの概要と営業時間、ラウンジでも十分と感じる朝食、ラインアップが楽しいアフタヌーンティー、改善実感のカクテルタイム)

2018年9月中旬にレストランを中心としたサービスに様々な変化が加えられたコンラッド東京。

その影響は37階に用意されたエグゼクティブラウンジにもはっきりと表れていて、これまでとの違いを感じることになり、そこに新しい発見も見つかるはずです。

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コンラッド東京のエグゼクティブラウンジのサービス内容

コンラッド東京のエグゼクティブラウンジはホテル最上階となる37階に位置し、35階から37階までのエグゼクティブフロア宿泊者やヒルトンのダイヤモンド会員が利用できるようになっています。

もちろん、そうしたエグゼクティブラウンジの利用対象者は28階にあるメインロビーのフロントデスクだけではなく、そのまま37階を訪れてエグゼクティブラウンジでもチェックインの手続きが可能ですから、混雑状況や好みに合わせて自由に選べるというのも嬉しいメリット。

ラウンジ内は2箇所に分かれていて、より広く、チェックインやチェックアウトなどの手続きを行うことができるコンシェルジュデスクを備えたメインのシティビュー側。

ラウンジスタッフの方が常駐し、朝食やアフタヌーンティー、カクテルタイムなどの時間帯に料理やスイーツなどが並ぶのも、こちらの方のラウンジです。

もちろん、メインラウンジ内には、常時、各種ソフトドリンクも用意されていますが、ラウンジを訪れるとすぐに飲み物などの希望などを聞きに来てくれるスタッフの方にお願いすることも可能。

また、アフタヌーンティーの時間帯には及ばないものの、簡単なチョコレートなどのお菓子やフルーツなども自由に楽しめるようになっています。

そうしたシティビュー側のメインラウンジに対し、もう一方がリニューアルを経て、廊下を挟んでシティビュー側のラウンジとは反対側に設置され、2017年3月からの提供が開始されたベイビュー側のサブラウンジ。

コンラッド東京 エグゼクティブラウンジ 改装前後のインテリア

このベイビュー側のラウンジはシティビュー側に比べて、広さも少し狭いものになり、ラウンジスタッフの方が常駐しているわけではないため、飲み物の注文や営業時間など、一部のサービスが制限されたものになるのは少し残念。

しかし、窓から楽しめるベイビュー側の景色は素晴らしく、料理などを楽しむ以外のゆったりとしたい時には、積極的にこちらのラウンジを選びたくなる魅力があります。

特に、3組しかない窓際の2人掛けの席は景色を楽しむ上での特等席。

もちろん、東京湾の夜景が映えるカクテルタイム(イブニングサービス)の時間などは競争率は高く、その争奪戦はなかなか厳しいものですが、少し頑張って狙ってみるのも本当におすすめです。

ちなみに、シティビュー側のラウンジにも、ソフトドリンクなどを提供するための開放型の冷蔵庫やコーヒーマシン、お茶用セットなども用意されているため、セルフサービスでの対応も可能で、飲み物を片手に景色をゆったり楽しむ時でもそれほど不便はありません。

また、上の写真に写っている冷蔵庫の右側にある引き戸は実は個室への入口になっています。

お子さん連れの家族などの希望に応じて、少しプライベートな環境で、周囲に気兼ねなくラウンジサービスを楽しむ時などにも利用することが可能な場所として位置づけられている模様でした。

コンラッド東京のエグゼクティブラウンジの営業時間

そんなコンラッド東京のエグゼクティブラウンジの営業時間やサービス提供時間は、

  • 営業時間:6時30分から22時まで
  • 朝食:平日は7時から10時30分まで、祝休日は7時から11時まで
  • アフタヌーンティー:15時から17時まで
  • カクテルタイム(イブニングサービス):18時から20時まで

といった内容になっています。

ラウンジの営業開始直後には朝食が楽しめないことと、その朝食も平日と祝休日でサービス提供終了時間が異なるのは少しだけ要注意ですね。

また、比較的朝早くから夜遅くまで営業しているラウンジということで、ラウンジと同じ37階にある客室にアサインされた時には、元々部屋に併設されているリビングのような形で気軽&自由に利用できることも、我が家が37階の部屋の利用を気に入っている理由の1つになります。

コンラッド東京 エグゼクティブラウンジの朝食サービス

コンラッド東京のエグゼクティブラウンジの朝食サービスは、

  • 平日:7時から10時30分まで
  • 祝休日:7時から11時まで

の時間帯で提供されています。

ご飯や味噌汁、お新香、納豆などスタンダードな和食ラインナップ。

焼き魚や厚焼き玉子、温泉卵、厚揚げなども。

もちろん、洋食メニューもスタンダードなものをしっかり準備。

もちろん、スペースの制限上、28階のメインレストランよりも料理の種類自体は取捨選択されているものの、上の写真に白く写っているえび餃子のように、ラウンジでしか見かけないホットミールもありました。

フルーツやシリアル、サラダなどのコールドミールも厳選されたラインナップで十分な品質のもの。

生ハムやサーモンも同様です。

あると嬉しいチーズやナッツもしっかり用意されていました。

フルーツジュースやミネラルウォーター、各種ミルクにスムージーなども冷蔵庫に取りやすい形で準備済み。

さらに、フルーツについては、28階のメインレストランで提供されているものよりも食べやすい形でカットされていたり、いちごなどのラウンジ以外では見かけない種類のフルーツも用意されているなど、ラウンジメニューの一つ上の高品質を感じるポイントになるはず。

パンについても、全体的にラインナップの縮小傾向が感じられる28階レストランとの差は大きく縮まり、ラウンジだからといって提供される種類の部分で大きな不満は感じることはないはずです。

エグゼクティブラウンジの朝食サービスでのサービスの改善と言えば、28階のメインレストランと同じオリジナルメニューの一部が楽しめるようになったこと。

これは、これまで2~3週間前後のクールで1日1品のみ設定される日替わりの卵料理や基本的なオムレツなどの卵料理のみが提供されてきたことから考えると、とても嬉しい変更と言っても言い過ぎではないはず。

実際、2018年9月の滞在時にも、合計7種類が提供されている28階のメインレストランに対して、エグゼクティブラウンジでは、

  • 「納豆と椎茸のオムレツ」シェフのオススメ ザ・ニッポンのオムレツ アオサとカツオだしの香り
  • 「キノアとグリーンベジのエッグホワイトのフリッタータ」ヘルシーキックオフ  ワカモレ フェタチーズ ローストトマトを添えて
  • 「エッグベネディクト」ザ・コンラッド・シグニチャー・ブレックファースト  ハム、オランデーズソース
  •  「プレーンオムレツまたはお好みの具材をお選びください」プロテイン・プリファレンス ハム、チーズ、トマト、オニオン、パプリカ、マッシュルーム、ハーブ
  • 「目玉焼き、ゆで卵、ポーチドエッグ」お好みのスタイルでご提供します

といった、合計5種類のオリジナルメニューの注文が可能になっていました。

コンラッド東京 エグゼクティブラウンジのアフタヌーンティー

コンラッド東京のエグゼクティブラウンジのアフタヌーンティーサービスは、

  • 15時から17時まで

の時間帯で提供されています。

ラインナップとしては、フランスパンやクロワッサンなどをベースにしたサンドイッチやカナッペ。

プチサイズの各種ケーキやジュレなどのスイーツ。

特に、スイーツ類は、時間帯や補充状況によって、様々な種類が随時追加されるため、ラウンジ内でのんびりとした時間を過ごしながら、いろいろと試してみるのも楽しく、おすすめです。

毎回2種類提供されるアイスクリームのうちの定番となるバニラクリーム。

もう一方の日替わりアイスクリーム。

その日によって、チョコ、抹茶、ベリーなど様々なフレーバーが楽しめるようになっています。

アイスクリームの近くには、見た目も可愛らしくなるトッピングも完備。

また、常時用意されていたチョコレートなどのお菓子の他に、各種チップスが追加されるなど、全体的なラインナップの強化が見られるのもアフタヌーンティーの特長です。

コンラッド東京 エグゼクティブラウンジのカクテルタイム(イブニングカクテル)

コンラッド東京のエグゼクティブラウンジのカクテルタイム(イブニングカクテル)は、

  • 18時から20時まで

の時間帯で提供されています。

ラインナップとしては、丁寧にふんわり握られたミニサイズのおにぎりと、少しスパイシーな揚げ餃子。

しっかりと旨味の感じるあたたかなスープ。

カットステーキとごはん類。

特に、このカットステーキは味付けや焼き加減、風味もしっかりとしたもので、これを自由に楽しめるラウンジで提供するということは、これまでのコンラッド東京のエグゼクティブラウンジのカクテルタイムに対する私の想定を超えたもの。

そのため、少し驚いてしまったのも正直な部分。

しかも、ラウンジに用意されたオーブン内には、すでに調理済みで仕上げ中のカットステーキを含め、メインになってしまうような肉料理の器が複数が準備されているなど、品切れになる前に一生懸命補充が行われていたのも印象に残りました。

その他には、用意されていると嬉しいサラダコーナー。

スタンダードなチーズやサラミ、ピクルス、野菜スティック、チップスなどの並ぶコールドミール&おつまみコーナー。

他の食材と自由に組み合わせて楽しめるフランスパンなどのパンコーナー。

さらに、その隣りにあるクッキーやチョコレートなどのお菓子コーナーも人気を集めているようでした。

アルコール類のラインナップはというと、ある程度コストを意識しつつも、面白いと感じるラインナップを目指している方向性を感じるもの。

もちろん、これらのラウンジ内に用意されているアルコールを利用者自身で自由に利用することはもちろん、ラウンジスタッフの方に注文をお願いするといった形での利用も可能です。

ビールは、コエドビール(COEDO)とアサヒスーパードライ。

スパークリングワインはBerry Bros. & Rudd Crémant de Limoux、白ワインはDe Bortoli Lorimer 。

赤ワインも白ワインと同様に、De Bortoli Lorimerでした。

日本酒(Sake)は新潟の北雪(ほくせつ)。

梅酒やウイスキー、ジン、その他ハードリカーについては上の写真のように、比較的スタンダードを基本としながら、細部にちょっとしたこだわりが感じられるラインナップでした。

この他にも、ノンアルコールの各種ソフトドリンク。

カクテルタイムに提供されるものとして、しっかりとした内容のフルーツやスイーツ。

特に、この中でも、スイーツは、頻繁に補充が行われるのはもちろん、上の写真に写っているいちごのショートケーキのように、アフタヌーンティーの時間帯に見かけることのなかった種類の少し高品質なものも随時見かけるため、チェックしてみるのがおすすめ。

まとめ

シティビューとベイビューの両方の景色が楽しめるコンラッド東京のエグゼクティブラウンジ。

しかも、そこで提供される朝食、アフタヌーンティー、カクテルタイムの各サービスも、時間帯ごとに変化する風景と合わせて、なかなか楽しめるものばかりです。

もちろん、通常の予約ではこのエグゼクティブラウンジへのラウンジアクセスが付与されず、追加のコストが必要になる場合も多いとは思います。

しかし、その追加コストを支払ったとしても、ラウンジでの利用を楽しむ機会が十分あるのであれば、しっかりと満足できるだけではなく、逆に、コンラッド東京の底力や魅力を満喫するのならラウンジアクセスは必須と感じるほど、我が家でも気に入っているコンラッド東京での過ごし方の1つです。

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