JALホノルル線ファーストクラスサービスの魅力(かつて運航されていた中距離JAL国際線ファーストクラスの特長、繁忙期特典航空券争奪戦の敗者復活としてのホノルル線、復活のシャンパン・サロン、森伊蔵&波花の幻の焼酎飲み比べ)

マイルの活用方法の中で最も魅力的ものと言えば、それはやはり国際線ファーストクラスを特典航空券として予約するというもの。

特に、国際線ファーストクラスは、様々な航空会社によって一定水準以上の高品質なサービスが当然のように提供されるのはもちろん、その上でそれぞれの航空会社が持ち味とする特色や個性を濃密に楽しめるのも嬉しいポイントです。

そうした特長はJALの国際線ファーストクラスでも変わるものではなく、実際に利用する時の大きな楽しみの1つになるはずです。

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運航路線が限定されているJAL国際線ファーストクラス

そうした魅力を持つJAL国際線ファーストクラスもJALが運航するすべての路線で設定されているわけではないことには注意が必要です。

具体的には、

北米:

  • ニューヨーク(羽田発着と成田発着の1日2往復)
  • シカゴ(成田発着の1日1往復)
  • サンフランシスコ(羽田発着の1日1往復)
  • ロサンゼルス(成田発着の1日1往復)

ヨーロッパ:

  • ロンドン(羽田発着の1日1往復)
  • パリ(羽田発着の1日1往復)

と北米とヨーロッパを目的地とした長距離線を中心に運航されているのみ。

そうした長距離線で運航される国際線ファーストクラスですから、特典航空券で利用する場合にも、往復で大人1人につき、

  • 北米:140,000マイル
  • ヨーロッパ:160,000マイル

というように気軽に利用できるとは言えない必要マイル数に設定されています。

かつて利用できた中距離線JAL国際線ファーストクラス

では、JAL国際線ファーストクラスは、多くの必要マイル数の負担が避けられない長距離線でのみ運航されていたのかというと、実はそうではありません。

なぜなら、過去には、

  • ジャカルタ(飛行時間は約7時間から8時間)
  • シドニー(飛行時間は約9時間から10時間)

といった中距離線でも毎日運航され、2017年2月から3月に至っては約1ヶ月間限定で

  • バンコク(飛行時間は約6時間から7時間)

での非常に珍しい国際線ファーストクラス運航も行われたこともあるからです。

特に、2017年2月から3月のバンコク線の国際線ファーストクラスの運航では、それまで運航されていたジャカルタ線でのファーストクラス廃止に伴い、突発的に運航が決定されたことが影響しているのか、国際線ファーストクラスで搭載されている8席全ての座席が特典航空券向けに開放されるという普段では考えられない状況に。

実際、この時は我が家でも親類夫妻と一緒に合計4人で国際線ファーストクラスを利用したのですが、とても良い思い出になっています。

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中距離線JAL国際線ファーストクラスの魅力

こうした中距離線で国際線ファーストクラスを利用する最大のメリットとして忘れてはいけないのは、長距離線よりも少ないマイル数で利用できること。

具体的に、かつて運航されていた中距離線の国際線ファーストクラスの利用に必要なマイル数は、

  • ジャカルタ:片道50,000マイル、往復100,000マイル
  • バンコク:片道50,000マイル、往復100,000マイル
  • シドニー:片道50,000マイル、往復100,000マイル

というように統一されていて、

  • 北米:片道70,000マイル、往復140,000マイル
  • ヨーロッパ:片道80,000マイル、往復160,000マイル

といった前述の長距離線の必要マイル数とは大きな差が設けられていることがわかります。

その一方で、機内で提供されるサービスは、少なくとも日本発では、

  • 機内食(一部のアラカルトメニューを除く)
  • アルコール
  • アメニティ

といった内容部分で他の長距離線と同等の国際線ファーストクラスらしいものが用意されていました。

そのため、手軽、そしてお得に、JALが提供する国際線ファーストクラスを体験するにはとても良い機会になったのは間違いありません。

ただし、中距離線では長距離線に比べ、そもそも飛行時間が短いため、その長短で充実の度合いが変化するアラカルトメニューは控えめなラインナップになっているのはもちろん、海外発の便では、現地の出発時間と日本到着時間の関係であまり国際線ファーストクラスらしい高品質を実感できない内容の機内食が提供され、日本発の機内食との落差に驚くリスクがありました。

そのため、中距離線に限って、日本発と海外発のどちらか一方だけを利用するのであれば、機内食の面でフルにサービスを楽しめる日本発が断然おすすめだったほどです。

また、2019年はJAL国際線ファーストクラスでの、幻とまでうたわれたシャンパン・サロンの提供は、日本発のフライトのみに限定されていますから、そういう意味でもあえて一方だけ優先するのであれば日本発と言えそうです。

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JALで唯一生き残る中距離国際線ファーストクラスは繁忙期のホノルル線

そのようにJAL国際線ファーストクラスの中でも、特別な存在だったものの、惜しまれつつも定期的な運航が廃止された中距離線での国際線ファーストクラスですが、実は完全になくなってしまったわけではありません。

なぜなら、確かに中距離国際線ファーストクラスが毎日運航される路線は存在しないものの、期間限定で運航される路線はわずか1つだけ生き残っているからです。

その期間限定で国際線ファーストクラスが運航される中距離線というのがハワイ・ホノルル線。

このホノルル線での国際線ファーストクラスの運航は、

  • ゴールデンウィーク
  • お盆休み
  • 年末年始

の繁忙期限定で実施され、特典航空券での利用に必要マイル数は、片道50,000マイル、往復100,000マイルとして設定され、

  • ジャカルタ
  • バンコク
  • シドニー

などのかつて運航されていた中距離線の国際線ファーストクラスに必要なマイル数と同様のリーズナブルなものです。

ちなみに、このホノルル線での国際線ファーストクラスの運航は、2016年12月28日~2017年1月8日の年末年始を皮切りに、

  • 2016年/2017年の年末年始
  • 2017年のお盆休み
  • 2017年/2018年の年末年始
  • 2018年のお盆休み
  • 2018年/2019年の年末年始
  • 2019年のゴールデンウィーク
  • 2019年のお盆休み
  • 2019年/2020年の年末年始

というように、2019年8月8日~17日の2019年/2020年の年末年始までの間に、合計8回の期間限定での運航が行われることになっています。


JALホノルル線国際線ファーストクラスの魅力

期間限定とは言え、2016年から繁忙期にお馴染みのイベントのように毎年運航されているホノルル線のJAL国際線ファーストクラスは、中距離線で運航されることもあって、すでに廃止された他の中距離国際線ファーストクラスと同様、手軽&お得に利用できるというメリットだけではなく、ホノルル線にしかない特長も持ち合わせています。

それが、本来の360日前予約受付開始直後の争奪戦とは異なるタイミングで予約が行われるというものです。

具体的には、ホノルル線の国際線ファーストクラスの予約受付開始のタイミングを、JALのプレスリリースなどに記録が残っているものを参考に調べ、まとめたのが以下の結果。(数字は「年/月/日」の順。)

時期運航期間予約受付開始日通常予約受付開始
2016/2017

年末年始

2016/12/28~

2017/1/8

2016/8/29

14時から

2016/2/2~13
2017

お盆

2017/8/4~15不明2016/9/8~19
2017/2018

年末年始

2017/12/28~30

2018/1/2~4

2017/8/28

14時から

2017/2/1~8
2018

お盆

2018/8/10~172018/1/24

14時から

2017/9/14~21
2018/2019

年末年始

2018/12/29~

2019/1/5

2018/9/10

14時から

2018/2/2~9
2019

GW

2019/4/26~

5/5

2019/1/31

14時から

2018/5/31~6/9
2019

お盆

2019/8/8~172019/1/31

14時から

2018/9/12~21
2019/2020

年末年始

2019/12/26~

2020/1/4

2019/8/27

14時から

2019/1/30~2/6

 

こうしてみると、いずれのホノルル線の予約受付開始も、2019年3月31日までは330日前となっていた予約受付開始直後の争奪戦での結果が判明した後に、全く新しいチャンスとして登場していたことがわかります。

もちろん、繁忙期の予約は、現在2019年4月1日から360日前となった予約受付開始直後のタイミングに確保できることが最も安心ですが、それが希望通りに予約できなかった時の頼りになる敗者復活戦として、期間限定で運航されるホノルル線のJALで国際線ファーストクラスが活用できる部分に面白いと感じる方も多いはずです。

ホノルル線JAL国際線ファーストクラスだけで楽しめる幻の焼酎飲み比べ

こうした予約面でのチャンス以外に忘れてはいけないホノルル線のファーストクラスのメリットとしては、アルコールラインナップの充実が挙げられます。

というのも、国際線ファーストクラスでも日本発のみで提供が復活したシャンパン、サロンに加え、ホノルル線では幻と呼ばれる焼酎が2種類も搭載されているから。

その2種類の焼酎というのが、通常の国際線ファーストクラスでも搭載され、JALの定番焼酎として愛されている「森伊蔵」と、国際線ファーストクラスの中でもホノルル線限定で搭載されている「波花」。

このうち、波花はハワイのノースショアに移住した日本人のご夫婦が2人だけで醸造されているため、年間わずか6,000本のみの出荷という高い希少性を持ち、ハワイの芋と日本の伝統的な製法とが生み出す味わいが魅力とされる焼酎です。

奇しくも、森伊蔵も波花も、かめ壺を利用して生み出される焼酎という点で共通しているのも面白いですね。

そうした2種類の幻の焼酎を同じ飛行機の機内で楽しめるのは期間限定で繁忙期に運航されるホノルル線の国際線ファーストクラスだけですから、ゆったりと飲み比べを楽しみたいと感じていた方には魅力的なチャンスになるのは間違いありません。

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まとめ

JALが運航する国際線ファーストクラスのうち、長距離線にはない魅力を持ちながら、惜しまれつつも、定期的な運航から姿を消した中距離線の国際線ファーストクラス。

そんな中距離国際線ファーストクラスを期間限定とは言え、今なお利用できるホノルル線は、国際線ファーストクラスの魅力を手軽&お得に楽しめる貴重な生き残り言えるのはもちろん、ホノルル線しか楽しめない特長を持ち合わせているという点で魅力的な路線に仕上がっています。

確かに、いつでも国際線ファーストクラスを楽しめる路線ではないことは残念ですが、利用できるチャンスに巡り会えた時には、思い切って活用してみるのも本当におすすめだと思いますよ。

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