ルフトハンザセネターラウンジへのニューヨーク・JFK空港JAL指定ラウンジ切替で降格が決まったエールフランスラウンジの弱点(ホットミールやシャワーのサービスレベル、混雑、切替後のシャワー利用不可リスク)

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空港で出発までの待ち時間を過ごす場所としての様々なサービスが提供されている空港ラウンジ。

その空港ラウンジについて、これから行なわれるなかなか大きな変化について、2018年1月11日、JALから発表が行なわれました。

具体的には、アメリカのニューヨーク、JFK空港でJALが用意する指定ラウンジをこれまでのエールフランスの運営するビジネスクラスラウンジから、新たにルフトハンザが運営するセネターラウンジとビジネスクラスラウンジへの切替が行なわれることになるというもの。

具体的には、2018年1月16日から、

  • Lufthansa Lounge(Senator Lounge):ファーストクラス、JMBダイヤモンド、JGCプレミア
  • Lufthansa Lounge(Business Lounge):ビジネスクラス、JMBサファイア、JALグローバルクラブ
  • AIR FRANCE Lounge:プレミアムエコノミークラス、エコノミークラス(Flex Y運賃)

というような当日搭乗する利用クラスや上級会員資格により、異なる指定ラウンジが案内されるようになります。

サービスレベルに残念感を感じる主要空港のラウンジ

今回の発表を知った時、私自身、この変更はやむなしかなという印象を持ちました。

なぜなら、ニューヨークのJFK空港にあるエールフランスラウンジで提供されているサービスは、アメリカを代表する主要空港で提供されているものとしては、気になったり、残念感を感じる部分が意外に多く存在していたから。

例えば、これまでのエールフランスラウンジを利用してきた時期には、JMBダイヤモンドやJGCプレミアなどのワンワールドエメラルド相当の上級会員に加え、ファーストクラス利用者さえも、ビジネスクラス利用者やJMBサファイア、JALグローバルクラブと全く同じエールフランスラウンジを利用してきました。

もちろん、ラウンジは内部でファーストクラス利用者やワンワールドエメラルド会員に利用が制限されている上に位置するフロアと、ビジネスクラス利用者やワンワールドサファイア会員が利用できる下に位置するフロアに分かれ、ラウンジエントランスの目の前にある階段やエスカレーターによって行き来するようになっています。

しかし、ラウンジスタッフによる階段やエスカレーターの利用資格の確認はとても緩やかなもの。

しかも、ラウンジ奥に用意されたエレベーターは全く確認が行なわれていない以上、上のフロアと下のフロアの利用資格の確認は実質的にほとんど意味をなさない状況でした。

快適なラウンジ利用を大きく制限するラウンジ内の混雑

こうした緩やかなラウンジの影響を一番実感することになるのは、ラウンジ内が混雑してきた時。

特に、このエールフランスラウンジは、エールフランス運航便の利用者はもちろん、JALなどの提携航空会社の利用者、さらには、プライオリティパスやラウンジキー、ラウンジクラブなどの有料ラウンジサービス利用者も入室できるラウンジとして指定されているため、混雑する時にはあっと言う間に人で溢れかえり、ラウンジ内は席を探す人で混雑する姿も見られるほど。

その結果、本来はファーストクラス利用者や一部上位の上級会員資格を保有する利用者向けに用意された上のフロアも、次第に混雑してしまうのはどうしても避けられません。

ちなみに、上の写真は2つ前の写真と同じ場所から撮影したものですが、席が埋まるまでに要した時間は十数分。

この短い時間の変化とその後の混雑には、アメリカの中でも主要空港の1つとされるJFK空港の利用者数はもちろん、その中でもエールフランスラウンジへのアクセスを持つ利用者の多さとその勢いには驚くばかり。

もちろん、ラウンジ側もこうした混雑している状況を良しとしていないのか、午後1時30分から午後11時までの間はプライオリティパスに限って利用を受け付けず、利用者数を制限しようとしています。

しかし、そうした対策を実施しているにも関わらず、現実に混雑している状況を見ると、エールフランスラウンジとして快適なサービスを提供できる許容量に対して、あまりに多くの潜在的な利用者を引き受けすぎていると感じました。

そう考えると、今回JALの当日搭乗する利用クラスや上級会員資格により、異なる指定ラウンジを案内するという変更は、ラウンジで提供されるサービスレベルに変化をつけるのはもちろん、エールフランスラウンジへの過度な集中を軽減するための解決策としての一面もあるのかもしれませんね。

JAL運航路線最長ニューヨーク-羽田・成田線向けとしては提供料理のアップグレードが必要

このエールフランスラウンジを利用する中で驚くなることの1つが、提供される料理や食べ物が、基本的にコールドミールを中心とした軽食のみというものでした。

上の写真のようなヨーグルトやフルーツ、冷蔵保存されたパン、ポテトチップスなどのスナック。

そして、簡単なサラダやカットフルーツと同じく冷蔵保存されたシンプルなサンドイッチ。

唯一、温かい料理として提供されていたのが、利用者自身がお湯を入れて食べるカップラーメンのみ。

こうした状況は、上のフロアでも下のフロアでも変わらず、ファーストクラス利用者も案内されるラウンジとしてはもちろん、アメリカの中でも主要空港の1つとされるJFK空港の指定ラウンジ唯一のホットミールがカップラーメンのみという状況はなかなか衝撃的でした。

実際、JAL利用者はJALが運航する全路線の中で最長となる14時間前後のフライトに搭乗するわけで、その前にラウンジでしっかりとした食事を楽しみたい方にとってこうした料理の内容は、なかなか残念な結果になってしまうはず。

一方で、アルコールを含めた飲み物類はワインなどを誇りとしているフランスの航空会社エールフランスのラウンジらしく、食事に比べたらまずまずのラインナップを見せるため、搭乗前のラウンジでは食事よりもアルコールをゆったりと楽しみたいという方にとっては、それほど大きな影響はないかもしれません。

長時間のフライトの前には積極的に利用したいシャワールームがびしょびしょ状態

このエールフランスラウンジで残念だったことの1つが、シャワーサービスの品質。

利用希望者数に対して、完全に提供可能なシャワールームが不足しているのか、ラウンジエントランスの受付でシャワーサービスの利用を予約しても、1時間単位で待たされたり、搭乗時間によっては予約自体が受け付けてもらえないことは当たり前といった混雑ぶり。

また、肝心のシャワーサービスの自体もなかなか悲しい状況。

というのも、シャワールーム内の換気だけではなく、清掃自体も十分ではないのか、清掃が完了後、利用できると案内された直後でも、壁はもちろん、床もびしょびしょに濡れている状態。

もちろん、こうした状況は、あまりに利用が集中し、清掃を担当してくれた方も急いで作業を進めてくれた結果だとは思うのですが、長距離線利用の前に、快適な搭乗のためには頼りにしたいシャワーサービスのサービス品質としては、特に床のびしょびしょはもう少し頑張って欲しいと感じた部分です。

変更後のルフトハンザ運営ラウンジで唯一気になるポイント

では、エールフランスラウンジのみの利用から、ルフトハンザが運営するセネターラウンジとビジネスラウンジへの切替が実施される1月16日以降、すべてのサービスが改善されるのかというと、実はそうとは限りません。

なぜなら、シャワーサービスが提供されるのが、ファーストクラス利用者とJMBダイヤモンド会員、JGCプレミア会員が利用できるルフトハンザ セネターラウンジ、さらには、プレミアムエコノミークラス利用者とエコノミークラス(Flex Y運賃)利用者が利用できるエールフランスラウンジに限られているから。

逆に、ビジネスクラス利用者、JMBサファイア会員、JALグローバルクラブ(JGC)会員が利用できるルフトハンザ ビジネスラウンジではシャワーサービスが提供されないことになっています。

この件について、情報筋へ簡単に確認してみたところ、サービスの提供が実際に開始されていない今現在は、ビジネスラウンジでのシャワーサービスの提供はないとのこと。

また、今後の反響によっては、エールフランスラウンジやセネターラウンジなど他のシャワーサービスを借りる形でのサービス提供もありえるかもしれないものの、現時点で何か決まっていて、公表できる段階のものはないということは聞き出せました。

つまり、少なくとも新しい指定ラウンジでのサービス提供開始からしばらくの間、ビジネスクラス利用者、JMBサファイア会員、JALグローバルクラブ(JGC)会員といったルフトハンザ ビジネスラウンジ利用対象者は、JFK空港からの出発時に、シャワーサービスを利用できない可能性があるので要注意です。

まとめ

これまでニューヨーク-羽田・東京というJALが運航する最長距離路線を支えるラウンジとしては、全体的に力不足や無理なラウンジ運営を感じたニューヨーク・JFK空港のエールフランスラウンジ。

それが今回の変更で、ルフトハンザの運営するセネターラウンジとビジネスラウンジへと切り替えられることになりました。

これらの2つのラウンジの評価は全体的に他の空港含め良好ですから、私としてはこれまでのエールフランスラウンジよりも良い形でニューヨークからの出発までの時間を過ごせると期待しています。

ただし、ビジネスクラス利用者、JMBサファイア会員、JALグローバルクラブ(JGC)会員といった方々が利用することになるルフトハンザ ビジネスラウンジでは、これまでエールフランスラウンジで当たり前のように利用できていた今のところシャワーサービスの提供が行なわれない可能性が高く、長距離線搭乗前にシャワーでさっぱりという利用ができないリスクを持ち合わせているのは要注意。

この部分については、それぞれのラウンジで提供されているサービスのバランスから見て、今後変化する可能性も十分ありますから、利用前のタイミングで念のため、変更がないかどうかチェックするのがおすすめです。

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