ワンワールドステイタスでのブリティッシュエアウェイズ事前座席指定料金と手数料の無料条件(事前座席指定コスト、エメラルド・サファイア・ルビーでの特典の違い、特典利用の条件とデメリット、あえて無料特典ではなく有料座席指定を選ぶ理由)

スポンサーリンク
広告ペース728×90




JALを含め、日本のフルサービスを提供する航空会社を利用している限り、あまり意識することはもちろん、その必要すらないものの1つに、事前座席指定のために必要な料金や手数料の存在があります。

実際には、予約クラスや上級会員ステイタス、座席指定の手続きを行うタイミングごとに、指定できる席は元々制限されているものの、座席を指定するために追加で料金や手数料が必要になることはありません。

一方で、LCCと呼ばれる格安航空会社では事前座席指定はもちろん、1つめの預け入れ荷物に至るまで料金や手数料が設定されることが多くなっているのが対照的で面白いですね。

イギリスのロンドン・ヒースロー空港を拠点とするブリティッシュエアウェイズ。 そんなヒースロー空港でもブリティッシュエアウェイズ...
JALの上級会員資格JMBダイヤモンドやJGCプレミアを獲得するということは、JALが加盟するワンワールドでは、最上位のエメラルド資...

事前座席指定は有料が前提のブリティッシュエアウェイズ

では、LCC以外の航空会社なら、事前座席指定が無料で利用できて当たり前なのかというと、実はそうではありません。

実際、事前に座席指定を希望する場合には手数料が必要で、出発の24時間~48時間などの直前期にオンラインチェックインなどを利用することでようやく無料での座席指定が可能になるといったケースは想像以上に多く見かけるルールになっています。

それはJALとも提携し、イギリスを拠点とするワンワールドに加盟する航空会社の1つ、ブリティッシュエアウェイズもその1つ。

特に、このブリティッシュエアウェイズはファーストクラス利用者や割高な普通運賃利用者、さらに一部のお手伝いや配慮を必要とする利用者以外は、エコノミークラスも、プレミアムエコノミーも、ビジネスクラスすらもすべてまとめて事前座席指定は有料というなかなかダイナミックな事前座席指定の運用が行われています。

具体的に、運航区間やキャビンクラスによって異なるものの、

  • エコノミークラス:£7/€8/$11 ~ £50/€60/$75
  • プレミアムエコノミー:£18/€22/$27 ~ £50/€60/$75
  • ビジネスクラス:£20/€24/$30 ~ £55/€66/$83

となっていて、なかなかの負担感。

個人的には、少なくとも他のキャビンクラスよりも高額な運賃になりやすいビジネスクラスにはサービスとして無料の事前座席指定を提供しても良いのではないかと思ってしまうほど、かなり利益重視の姿勢です。

ブリティッシュエアウェイズの事前座席指定で効果を発揮するワンワールドステイタス

そんな事前座席指定に対してとても厳しいブリティッシュエアウェイズだからこそ、通常よりも大きな効果を発揮するのがワンワールドの上級会員ステイタス。

というのも、

ワンワールドエメラルド:予約時に無料で事前座席指定可能

  • 会員本人を含む同一の予約内のすべての利用者
  • 会員本人と同一のフライトで同一のキャビンクラスを同行者として利用するものの、別の予約の利用者

ワンワールドサファイア:予約時に無料で事前座席指定可能

  • 会員本人を含む同一の予約内のすべての利用者

ワンワールドルビー:出発の7日前から事前座席指定可能

  • 会員本人を含む同一の予約内のすべての利用者

というように、会員の持つステイタスごとに事前座席指定の優遇が提供されているから。

特に、ワンワールドエメラルドを保有している会員との同行の場合、別の予約で利用する同行者まで対象としているため、活用の幅は広がり、それに伴い無料化できる合計金額はかなりのものになる可能性も考えられます。

ちなみに、搭乗する便がブリティッシュエアウェイズ運航のものであれば、JAL便名のコードシェア便としての予約とブリティッシュエアウェイズ便名としての予約の組み合わせでも、ワンワールドエメラルドの特典は問題なく利用可能ですから、こうした部分もなかなか嬉しいですね。

ワンワールドエメラルドでの別予約の事前座席指定のルールとデメリット

では、実際にワンワールドエメラルドを利用して別予約の同伴者の事前座席指定を行う場合、どんな手続が必要になるのかというと、基本的にはブリティッシュエアウェイズの予約センターに電話で問い合わせることから始まります。

具体的には、「03-3298-5238」に電話し、ワンワールドエメラルドを保有している会員の含まれる予約の確認番号と、それとは別ながら同一のフライトで同一のキャビンクラスを利用する同行者の予約の確認番号を用意した上で、予約同士の紐付けを行い、その後、事前座席指定のリクエストを受け付けてもらうという順番です。

ここでの注意点は、利用者側でシートマップや座席番号などを元に好きな席を指定し、その席が即座に確保できるわけではないということ。

というのも、ブリティッシュエアウェイズ側としては、リクエストを受け付けても即座に座席しての手続きが完了するわけではなく、リクエスト登録後、システム的に処理が行われ、座席が確保されるまで最大数日の時間が必要になってしまうから。

特に、その処理が完了するまでの間に、希望していた席が他の利用者によって確保され、指定できない場合には、リクエスト時の希望に近い属性の席が予約システムによって自動的に選ばれてしまうリスクもあります。

また、一度ワンワールドエメラルドを保有する会員の同伴者として事前座席指定のリクエストを行った場合、2回目以降は原則受け付けてもらえないという制限もあり、希望する結果が出るまで何度かリクエストを繰り返すといった対策もしっかり制限済み。

そのため、余程空席に余裕がある便以外では快適で自由度の高い利用はできないサービスという印象を強く感じる方も多いはずです。

同行者としての無料事前座席指定ではなく、あえて有料の事前座席指定を選ぶ理由

こうした制限がありますから、我が家でも、友人夫妻とのヨーロッパ旅行を計画した時には、ワンワールドエメラルド会員の同行者としての無料事前座席指定の特典活用も考えたものの、搭乗するのが飛行時間2時間未満の短距離ヨーロッパ域内線で、さらにリアルタイムで席が決定ができる有料の事前座席指定でも日本円で1000円程のまずまず安価な追加負担で済むこともあって、あえて有料の事前座席指定で料金を支払って予約することにしました。

ただ、こうすることで、手間のかかる電話でのやりとりも不要なのはもちろん、予約時の段階で希望する並びの席をすぐに確保できたことを考えると、悪くはない選択だったと今でも考えています。

逆に、十分に事前座席可能な空席が残っていたり、そうした手続きを行う時間的な余裕がある時には別の方法が選択できます。

具体的には、まず同行者の方をワンワールドエメラルド会員の同行者として紐付けと事前座席指定のリクエストを行い、同行者の座席が決まった後で、何度でも事前座席指定の変更が可能なワンワールドエメラルド会員自身が同行者の近くに座席を確保するといった順番と方法。

これなら事前座席指定の料金や手数料を免除してもらい、無料にできるお得度に加え、確実性と手間の少なさからおすすめと言えるはずです。

まとめ

JALやANAを利用している限り、事前座席指定がそもそも無料で利用できる状況では、そのサービスのために料金や手数料を支払うものとして捉ええるといのはなかなか難しいのも正直な部分。

しかし、その一方で、フルサービスを提供する一般的な航空会社も常にLCCとの競争にさらされている以上、こうした事前座席指定のようにこれまでは当たり前に利用できたサービスを追加サービスに切り替え、そうしたサービスを希望する利用者からはしっかり料金や手数料を徴収する方向性に切り替わっていくのは仕方のないことなのかもしれません。

ただし、航空会社がそうした追加のコスト負担を取れるところから積極的に取るようになればなるほど、上級会員資格で活用できる特典が効果を発揮し始めるのも事実。

もちろん、ブリティッシュエアウェイズでの利用のように、多少の制限が設けられているため、不便を感じる部分はあるものの、同行者として対象となる利用者の数が増えれば、無視できない金銭的な恩恵につながるのは間違いありません。

確かに、多少ルール自体が複雑で、実際の手続きでも手間を感じる部分もあるのですが、いつか活用できる機会に備えて、上級会員資格を保有している方は、知識として頭の片隅覚えておくのもおすすめだと思いますよ。

スポンサーリンク









シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする