2017年JALシステム刷新で手数料負担アップリスクのある改悪2選(乗り継ぎ自由度大幅低下、電話手続き利用時の発券手数料不可避化)

スポンサーリンク
広告ペース728×90




2017年11月16日以降に実施される、JALのシステム刷新では、良くなる部分も用意されている一方、これまでできて当然だったことがあっさり制限されるなど、かなりダイナミックな変化が予定されています。

特に、今回の刷新では、予約システムの大幅改善も重要な目的の1つになっていただけあって、これまでお世辞にも高機能とはいえないJALホームページを補完する存在だった電話での問い合わせを行う予約センターや、市内・空港カウンターの利用ルールにも、こっそりと、それでいて大胆に手が加えられることになりました。

2017年11月16日以降に実施される、JALのシステム刷新ではかなりダイナミックな変化が予定されています。 そのため、良くな...

有償の国際線航空券の乗り継ぎ自由度の低下リスク

今回のシステム刷新で最も危機感を感じている改悪の1つが、有償の国際線航空券を乗り継ぎを含めて利用する時に、その自由度が大きく低下してしまうリスクがあること。

というのも、11月16日以降のシステム刷新後は、予約センター、市内・空港カウンターで旅程の作成を行った予約については、予約センター、市内・空港カウンターで航空券1冊につき5,400円の手数料を支払っての購入・発券が必須になるからです。

それによって、これまでの予約作成だけは予約センター、市内・空港カウンターで行い、その後、購入と発券を手数料が免除されているJALホームページで行うというような抜け道は完全に塞がれてしまいました。

もちろん、JALホームページだけで予約・購入・発券が完結できるのなら、こうした手数料負担を気にする必要はありません。

しかし、問題になるのは、ベースとなる国際線区間に追加される、日本国内の国内線や目的地の国や地域に到着してからの国内線など乗り継ぎを伴う場合に、必ずしも本来予約できるすべての便の候補が提示されるわけではないケース。

例えば、日本からクロアチアのドゥブロヴニクに向かう旅程をJALホームページ上で検索してみると、往路も復路もドイツのフランクフルトで乗り継ぐ航空券しか予約できません。

しかし、上の旅程にもあるように、実はフィンランドのヘルシンキで乗り継いでクロアチアのドゥブロヴニクに到着する方法も存在していて、これまでこうしたJALホームページで提示されない旅程は、予約センター、市内・空港カウンターで予約の作成を行ってもらうしかありませんでした。

つまり、システム刷新後は乗り継ぎにこだわる場合、これまでは回避できていた手数料を負担してようやくこれまでと同じような自由度が確保できるようになってしまうかもしれません。

有償の国際線航空券を予約・発券する時にJALを最も有力な選択肢にしているのは、お得だと感じる機会が多いことが最大の理由。 例え...
チェコのチェスキークルムロフと並び立つ双璧として、世界でも別格に美しいその街並みはアドリア海の真珠とも評され、世界遺産にも登録されて...

改悪の脅威を左右するのはシステム刷新後のJALホームページ完成度

このようにシステム刷新後は、手数料負担が増えてしまうリスクがあるのですが、実際の改悪の脅威を大きく左右するのは、システム刷新後のJALホームページの完成度。

なぜなら、刷新後のJALホームページでこれまで検索できなかった旅程についても、すべて検索結果として提示できるのであれば、予約センター、市内・空港カウンターを利用する必要もなくなり、結果的に手数料負担も回避できるから。

このあたりは、実際に刷新後の予約システムを利用してみないことには判断できない部分ですから、期待半分、怖いもの見たさ半分でその時を待ってみたいと思っています。

JALホームページが残念・・・な出来だった時の切り札はJAL旅行券

残念ながらシステム刷新後のJALホームページの完成度が、なんというか残念なものだった時に重要になるのが、JAL旅行券の存在。

というのも、有償の航空券の支払いの一部または全部にJAL旅行券を含む場合、通常必要になる手数料が免除され、無料での予約センター、市内・空港カウンターを利用した購入・発券が可能になるから。

また、こうした手数料免除特典はJAL旅行券の特長として、JAL旅行積立の申込時などに案内されていること、そして、JAL旅行券の有効期限が発行から10年とかなり長く設定されていることから、今後しばらくの間は、想像できる最悪のケースでもJAL旅行券を利用した手数料免除の方法は確保できる見込みです。

JALで有償の国際線航空券を予約する時に活躍する最もお手軽な手段といえば、それは間違いなくJALホームページ。 ただし、そのJ...

特典航空券電話手続きでの手数料不可避化

手数料が必須になるという点で似たような改悪が国際線特典航空券でも実施されます。

というのも、11月16日以降のシステム刷新後は、予約センター、市内・空港カウンターで国際線特典航空券を新規で発券してもらった時はもちろん、予約変更を行った場合でも手数料が必要になってしまうからです。

ちなみに、これまでは同じ国際線特典航空券でも、国際線第一区間以外の変更だったり、国際線第一区間を含む変更でも燃油や空港税の差額調整が約300円程度未満の場合、手数料負担の対象となる新たな航空券としての交換発券は行なわれず、結果的に、予約センター、市内・空港カウンターでの予約変更を行った場合でも、手数料負担は発生しませんでした。

しかし、11月16日以降のシステム刷新後は、基本的に予約変更を行った場合、どんな軽微な変更でもすべて新しい予約番号を与えられた航空券として交換発券が行なわれるため、予約変更に予約センター、市内・空港カウンターを利用した時点で、手数料を回避することは不可能になります。

もちろん、元々手数料無料で利用できるJALホームページ上で手続きが完結するのであれば問題はないのですが、JALホームページ上での手続きは変更前・変更後の旅程の前日から数えて4日前までしか受け付けてもらえないという大きな制限があります。

一方の予約センター、市内・空港カウンターでは、実際の便出発前まで手続きを受け付けてもらえますから、手数料負担が必須とは言え、直前期のいざという時に頼りになるのはJALホームページではなく、圧倒的にこちらの方ですね。

ちなみに、有償の国際線航空券の購入・発券ではJAL旅行券の利用によって、5,400円の手数料を回避する方法がありましたが、国際線特典航空券の場合、予約センター、市内・空港カウンターを利用して時点で、残念ながらこうした回避するための方法は存在していません。

もちろん、国際線特典航空券の場合、手数料は2,160円となっていて、確かに5,400円にもなる有償の航空券の手数料よりは安価。

しかし、システム刷新前は手続きの種類によっては無料で利用することもできたサービスが完全有料になってしまった時点で、やはり改悪として捉えるのが正解と言えるはず。

まとめ

今回のシステム刷新はJALホームページ上の予約システムの改善も大きな目的としてしているだけあって、これまで比較的手軽に頼ることができていた、予約センター、市内・空港カウンターの利用には、しっかりと手数料負担が必要になるなど、意外に気になる改悪が行なわれることが決定しています。

特に、肝心のJALホームページの出来によって、これらの改悪の実際の影響やインパクトは大きく左右されますから、システム刷新後にあらためて注目したいポイントです。

スポンサーリンク









シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする