提携航空会社フライトマイル事後登録でのオンライン手続きと郵送手続きの使い分け(提携航空会社でJALマイルを貯めるメリット、事後登録が必要な理由、郵送手続きでのフライトマイル&FOP加算日数、おすすめの切り札はJALホームページと郵送の同時手続き)

21世紀の航空会社の戦略として一般的なものとなった世界中の航空会社間の提携。

こうした戦略は、航空会社にとって1社だけの頑張りで路線を開設・維持しなくても、世界的な航空路線ネットワークを構築できるのはもちろん、ラウンジや拠点の運営についても、コスト削減やサービス向上など、あまりに多くのメリットを持ち合わせています。

そうしたメリットの多くは、提携関係にある航空会社を活用する利用者にとっても、役立つものですから、どのような提携関係を築いている航空会社を選ぶのかということは、想像以上に重要な選択になっているのも間違いありません。

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提携関係のある航空会社を利用するメリット

利用者にとっての普段主に利用している航空会社と提携関係にある別の航空会社を利用するメリットとしては、

  • 別の航空会社の利用でも、主に利用している航空会社のマイルを貯められることがある
  • 別の航空会社の利用でも、主に利用している航空会社の上級会員ステイタス獲得や維持に必要な実績として扱われることがある
  • 別の航空会社の利用でも、主に利用している航空会社の上級会員ステイタスを活用できることがある
  • 別の航空会社の利用でも、主に利用している航空会社同様の特別サービスを受けられることがある

といったものがあります。

いずれも、利用者にとって、普段利用している航空会社と大きく変わらない使用感を感じながら、別の航空会社の利用が可能になりますから、航空会社側が選択する囲い込み選択としては、シンプルながらとても強力な印象を感じるものの1つかもしれません。

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提携航空会社の利用でマイルを貯める意味

こうした普段主に利用している航空会社と提携関係のある航空会社を利用する際に得られるメリットの中でも嬉しいと感じるサービスの1つが、別の航空会社の利用分でも、主に利用している航空会社マイルとしての貯められることかもしれません。

というのも、マイルというのはある程度の分量を貯めないことには有効活用できない性質を持っているため、基本的に様々な航空会社に分散して貯めているよりも、普段から利用する機会や貯める機会の多い航空会社に厳選して貯める方がお得で便利な利用が可能になるから。

実際、数年に1度程度しかお世話にならない航空会社の利用分のマイルを、その航空会社のマイル口座にそのまま加算したとしても、何かしらの特典と交換するために必要な最低マイル数も突破できないまま、有効期限をむかえ、失効してしまう可能性が高くなってしまいます。

それよりは、普段から日常的にマイルが貯まっていて、その貯まったマイルの使用も日常的に行われている航空会社のマイル口座へ、別の航空会社の利用分のマイルも集める形で加算したほうが有効活用できるのは間違いありません。

実際、我が家の場合も、マイル戦略は選択と集中を意識し、JALをメインの航空会社としつつ、サブとして、

  • ブリティッシュエアウェイズ
  • デルタ航空

といった2つの航空会社の利用に抑えているのも正直な部分。

もちろん、この他にも魅力的で面白いなと感じるマイルサービスを有する航空会社もいくつか存在するものの、

  • 使い勝手とお得度のバランス
  • キャンセルや予約変更時のコスト
  • 遅延や欠航などのトラブル発生時の対応
  • マイルサービス改悪リスク
  • 航空会社自体の経営面での安定性

といったことまで考えると、我が家では、様々な誘惑には負けないように頑張りつつ、気楽で十分お得に楽しめるメインのJAL一本でいいかなと感じています。

提携航空会社の利用でマイルを貯める時の注意点

そのように、分かりやすい様々なメリットを持つ、提携航空会社利用で貯めるマイルですが、いくつか注意点が存在しているのも事実です。

その注意点とは、「提携している航空会社の利用でも、すべての航空券でマイルが貯まるわけではない」というもの。

というのも、提携している航空会社の利用であれば、どんな航空券でもマイルが主に利用している航空会社のマイルとして貯められるということではなく、航空券の予約クラスによって、マイルを貯めることのできるケースとマイルを貯めることのできないケースに分かれてしまうから。

上の画像は、JALとも提携しているキャセイパシフィック航空利用時のJALマイルへの航空券の対象予約クラスと積算率の一覧なのですが、ここに記載のない予約クラスは一律で積算不可(積算率0%)として扱われてしまいます。

実際、リーズナブルな有償国際線のエコノミークラスでもちょくちょく見かける、予約クラスQなどももちろん積算対象外になってしまいますから、こうしたキャセイパシフィック航空での利用の際にはJALマイルへの積算を希望しても、完全に無駄になってしまうのは避けられません。

そのため、こうしたケースでは、上の画像からも読み取れるように、予約クラスQのようなキャセイパシフィック航空のリーズナブルな予約クラスでもマイルの加算が認められているブリティッシュエアウェイズをサブの航空会社として利用し、そのマイル口座への積算を希望した方がお得ということですね。

JAL423便 成田-ウラジオストク線初便ビジネスクラス搭乗記(搭乗ゲートでの初便セレモニー、利用者限定の記念品プレゼント、初便限定機内食メニュー、近距離線と長距離線の初便比較)
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マイルが貯まるはずの提携航空会社の利用でもマイルが貯まらないトラブル

こうして利用する提携航空会社や利用する予約クラスを確認した後は、

  • 予約時に主に利用する航空会社の会員番号を登録する
  • 実際に提携航空会社の搭乗当日の空港チェックインカウンターなどで、主に利用する航空会社の会員番号を登録してもらう

などの手続きを通して、マイル積算の準備を行うことになるのですが、時々直面することになるトラブルが1つ存在しています。

それが、「本来はマイルが貯まる航空会社と航空券の組み合わせでも、マイルが確実に貯まるわけではない」というもの。

しかも、このトラブルは、

  • 発行された搭乗券に主に利用する航空会社の会員番号が印字されていた
  • 当日の空港内ではラウンジへのアクセスや優先搭乗、預入荷物の優先返却などの主に利用する航空会社の会員番号由来の優遇サービスが実際に提供されていた

といった状況でも、あっさり発生してしまう可能性がありますから、実際に提携航空会社利用分のマイルが積算されるまでは全く安心できないということを意味します。

ちなみに、JALの場合、提携航空会社利用分のマイル積算のスケジュールは、「搭乗後、約1週間~4週間」となっていて、

  • JAL国内線:搭乗後、約2日~3日
  • JAL国際線:搭乗後、約4日~5日

と比べ、かなり長くなっているのも要注意。

つまり、提携航空会社利用分のマイルをJALに積算する場合、最大搭乗後4週間の間は、本当に積算されるのかどうか、ドキドキしながら待つ必要があることを意味しています。

提携航空会社利用分のマイルが積算されない時の対策としての事後登録

このような形で、本来積算されるはずのマイルが正しく積算されないこともある提携航空会社利用分のJALマイルへの積算ですが、こうしたトラブルが発生した時に、利用者側で行うことができる対策が存在しています。

それが「提携航空会社フライトマイル事後登録」という手続きです。

この手続きは、

  • 航空券情報
  • 搭乗券上の情報
  • 搭乗した会員本人の情報

などを元に、JAL側に提携航空会社の利用分マイル積算をリクエストするもので、元々利用を見込んでいる「利用者が予約時や出発当日の空港でマイル積算を希望する航空会社の会員番号を登録しなかったケース」以外にも、

  • JALへのマイル積算対象となっている航空会社と予約クラスの組み合わせでの利用
  • 実際の搭乗までにしっかりと会員番号の登録が完了済みの利用

といったマイル未積算のケース救済も担当しているサービスです。

ただし、申込可能な期間が設定されているだけではなく、

  • JAL便:5日後~6ヶ月以内
  • 提携航空会社:14日後~6ヶ月以内

というように、JAL便利用とそれ以外では違いも存在しているのは少しだけ要注意かもしれません。

また、6ヶ月間の申込期限となると、意外に時間的な余裕があるように感じますが、そもそも提携航空会社利用分のJALマイルへの未積算が確定するまでに、最大で4週間の日数が必要ですから、その未積算確定時点で残り約5ヶ月。

さらに、後述するようにJALホームページ上で1度提携航空会社フライトマイル事後登録の手続きを行ったにも関わらず、そのまま正常に積算されなかった時に最終手段として行う「郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録」まで必要になった場合、それぞれの手続きの成否を待つ時間が長く必要になる以上、それほど余裕があるわけではないというのが私の正直な実感です。

JALホームページ上で行う提携航空会社フライトマイル事後登録

こうして、提携航空会社利用分のマイルが正しく積算されない時に重要な手続きとなる「提携航空会社フライトマイル事後登録」は、

  • JALホームページ上での提携航空会社フライトマイル事後登録
  • 郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録

の2種類が用意されているのですが、

JALホームページ上での手続き:

  • JALホームページから手軽で簡単に手続きを行える
  • 進捗状況がJALホームページ上で確認できる
  • (正しく反映されたなら)郵送での手続きより早く手続きが完了する
  • 搭乗券を紛失していても手続きできる

郵送での手続き:

  • 必要書類(eチケットお客様控、搭乗券、会員情報記載のメモ)すべての3種類の準備が必要
  • 必要書類郵送のための送料の負担が必要
  • 基本的にJALホームページ上からの進捗状況の確認はできない
  • JALホームページでの手続きよりも手続き完了までに時間を要することが多い

といった特徴がそれぞれありますから、基本的にJALホームページ上からの手続きを行うことになります。

まず、JALホームページの「マイレージ&JALカード」のタブを選択。

次に、画面上の「フライトマイル事後登録」を選択。

切り替わった画面上の「国際線」を選択。

詳細なサービス内容や注意事項が表示されるので、それらを確認した後に「JMB事後登録サービスへ」を選択。

事後登録用の申し込みフォームが表示されるので、

  • 搭乗日
  • 航空会社
  • 便名
  • 搭乗クラス(ビジネスクラスやエコノミークラスなど)
  • 予約クラス(AやJ、P、Lなど)
  • 区間(出発空港と到着空港)
  • 航空券番号(13桁の数字のみ)

といった情報を1つ1つ確認しながら正確に入力。

入力後は画面右下にある「確認へ進む」を選択します。

ちなみに、同じ事後登録でも、JAL便に関する事後登録用の申し込みフォームでは、

  • 搭乗日
  • 航空会社
  • 便名
  • 航空券番号

の4点のみが必要事項として扱われ、提携航空会社分の申込みより格段に容易なものになっているのは興味深いですね。

上の画像は、JALと提携しているS7航空(シベリア航空)の未積算分の手続きを行った時のものですが、確認画面として入力した情報の一覧が表示されるので、自分では大丈夫だと思っていても、念のため最後の確認をしておくのがおすすめ。

その最終確認後は、画面右下の「登録する」を選択して、JALホームページ上での提携航空会社フライトマイル事後登録の手続きは完了です。

手続きの完了から2~3日も経過すると、JALホームページ上の右上にある「ベルのマーク」からアクセスできる「お客さまへのメッセージ」上には、上の画像のように、

申請いただきました提携航空会社便のフライトマイル事後登録は現在手続き中です。

>>詳細はこちら

という案内文が表示されるようになります。

ただし、これはあくまでJAL側が申請を受領したというのみであって、この案内文が表示されたからと言って、確実に申請手続きを行った提携航空会社利用分のマイルが積算されるわけではないのは要注意です。

実際、先の例として紹介し、私がJALホームページ上での事後登録手続きを行ったS7航空利用分のマイルは無残にも積算が承認されず。

残念ながらこのケースでは、JALホームページでの提携航空会社フライトマイル事後登録は無駄に終わってしまいました。

提携航空会社フライトマイル事後登録での最後の手段、郵送での手続き

手軽で便利ということで、提携航空会社フライトマイル事後登録での第一の選択肢となりうる、JALホームページ上での手続きですが、今回の具体例のS7航空利用分の申請のように、一度承認されず、却下されてしまった場合、それ以上JALホームページ上での手続きで可能なことはなくなってしまいます。

では、そのようなケースで打つ手が全くなくなってしまうのかというと、実はそうではなく、前述の郵送での手続きに挑戦するというのが次のステップです。

郵送での手続き方法については、JALホームページ上での手続きの途中で、詳細なサービス内容や注意事項が表示される画面があるのですが、その中に、

郵送による事後登録手続き方法 JALグループ航空会社  JMB提携航空会社

というリンクが用意されているので、そこからアクセス可能なページを参考に手続きを開始します。

具体的には、

  • eチケットお客様控え(利用者自身が印刷したものや、そのコピーでも可)
  • 搭乗券(原則として航空会社発券の原券)、またはホームプリント搭乗券(利用者自身が印刷したものや、そのコピーでも可)
  • 会員情報を記載したメモ(JAL会員番号、フルネームの名前、住所、電話番号、生年月日)

の3点を、

〒143-6590
東京都大田区東京流通センター内郵便局私書箱158号
JMB日本地区会員事務局「国際線事後登録係」

まで、送料利用者負担で送付することになります。

基本的に、3点の必要書類を合わせても25gの重さで、定形郵便用の封筒に十分収まるものですから、84円の料金負担のみで発送可能ですが、万が一の郵便事故リスクを軽減するため、

特定記録郵便(定形郵便料金84円+特定記録料金160円=合計244円)

  • 郵便局のホームページ上で追跡が可能
  • 郵便事故発生時の保証はなし
  • 郵便局での発送手続きが必要

レターパックライト(専用封筒込みで370円)

  • 郵便局のホームページ上で追跡が可能
  • 郵便事故発生時の保証はなし
  • 速達並みの配達速度
  • ポストへの直接投函が可能

といった特徴を持つ2つのサービスの利用がおすすめです。

ちなみに、我が家の場合は、特定記録のように追跡番号を付与してもらうために郵便局での料金支払いや発送手続きが必須の特定記録ではなく、追跡番号シールを剥がすだけで、人通りの多い場所や一部コンビニ(ローソン、ファミリーマート、セイコーマート)などに設置されているポストから直接投函できるレターパックライトの利用を気に入っています。

また、ホームプリント搭乗券を除き、搭乗券については原則、航空会社から発券された原券そのものの提出を求められているのですが、これはあくまで原則であって、必ず原券を送付しなくてはいけないというわけではないという案内が、マイルを中心としたJMB関連の問い合わせを担当する、

  • JMB日本地区会員事務局
  • JALグローバルクラブ事務局
  • JMBダイヤモンド・サファイア事務局
  • JGC Five Starデスク

などで行われています。

そのため、記念に手元に置いておきたい搭乗券を送付する必要のある郵送での手続きを行う時には、事前に原券の送付を行わなくてもよいか確認してみるのがおすすめです。

実際、我が家の場合も、上の写真のように搭乗券の原券をコピーしたものを必要書類の一部として添付し、郵送したものの、後述するように問題なく事後登録が完了し、積算が確認できましたから。

郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録完了までの日数

こうしてレターパックライトで必要書類一式を発送することで開始されることになった、郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録ですが、具体的なスケジュールとしては、

1日目(土曜日):レターパックライトで必要書類一式を発送

2日目(日曜日):東京都大田区東京流通センター内郵便局の私書箱に到着

3日目(月曜日):午前9時12分頃窓口で受け渡し完了

16日目(月曜日):早朝にマイルの積算完了

という流れになりました。

つまり、郵送での手続きを開始してから約2週間で積算が完了したということですね。

ちなみに、S7航空をロシア・ウラジオストクから韓国・ソウルまでの片道で利用した分として積算されたJALマイルは119マイル。

上級会員ステイタスの獲得や維持に利用できるFOPについては、提携航空会社利用のため、マイル数と同じ119ポイントが加算され、搭乗回数も1回加えられていました。

正直、積算されるマイル数に比べて、必要書類を揃える手間やレターパックライトを利用するために支払った370円を考えると、お得な手続きだったとはお世辞にも言えません。

しかし、本来、積算されるはずの運賃での利用だったことと、実際の提携航空会社フライトマイル事後登録手続きの実際を知ってみたいという好奇心から手続きを行ってみたので、結果としては満足しています。

エクスペディア発行の提携航空会社航空券のeチケット控えを添付した理由

このように、郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録を行うことで、未積算だったJALマイルの積算が現実のものになったのですが、実際の手続きでは、必要書類の準備の部分で多少の工夫もしていました。

その工夫というのが、しっかりと予約クラスが明示された航空券のeチケット控えを添付したというもの。

具体的には、上の画像のように、今回の航空券を購入したオンライン旅行代理店、エクスペディアが発行する航空券のeチケット控えをS7航空が発行するものとは別に用意し、それも合わせて提出しました。

なぜなら、エクスペディア発行の航空券のeチケット控えには、JALマイルの積算対象を意味する予約クラスSの記載があるにも関わらず、より簡略化された形の航空券のeチケット控えを採用しているS7航空のものには、その記載がまったくなかったから。

実際、上の画像のS7航空が発行した航空券のeチケット控えには、エコノミーベーシック(Economy Basic)という運賃のカテゴリーの記載こそあるものの、肝心の予約クラスの記載はありません。

万が一にも、それが原因で承認されず、JALホームページ上での提携航空会社フライトマイル事後登録に引き続き、手間とコストを掛けた郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録も無駄になってしまうことだけは避けたかったため、念には念をという考えでこうした選択を行いました。

ちなみに、同じ旅行代理店を通した予約でも、ポイントの加算や上級会員の優遇などで直接の予約に比べて大きな制限が設けられるホテル予約に比べ、今回のような航空券予約では(事前座席指定などの)一部の機能を除き航空会社から直接購入した時と同じように扱ってもらえるため、それが原因でマイルが積算されないということは基本的に考えられない仕組みになっているのも少しだけ注意が必要なポイントかもしれません。

実際、今回のケースでは、そのルール通り、エクスペディアから予約・発券し、購入を完了した提携航空会社航空券でも、正常に手続きさえ進むのであれば、問題なく積算されるわけですから。

JALホームページと郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録の使い分けと同時手続きのススメ

こうして、本来はマイルが積算されるはずの提携航空会社と航空券の組み合わせで利用した場合でも、搭乗後にマイルが積算されず、さらには、JALホームページ上でのフライトマイル事後登録手続きを行っても積算されず、ようやく郵送でのフライトマイル事後登録手続きで積算が可能になるということもある現状、

  • JALホームページ上での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き
  • 郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き

の2つの手続きについて、どのように使い分けるべきなのか、悩む方もいらっしゃるかもしれません。

これについては、

  • JALホームページ上での手続きで問題なく積算されやすい提携航空会社は、とりあえずJALホームページでの手続きだけを試してみる
  • JALホームページ上での手続きでは承認されないことが多い提携航空会社は、JALホームページ上での手続きと郵送での手続きを両方同時に進めてみる

という考え方がおすすめです。

というのも、JALと提携している航空会社には、システムの優劣などが影響しているのか、JALホームページ上での手続きだけでスムーズにマイル積算が行われる航空会社と、そうではない航空会社の2種類が存在していると実感しているから。

具体的には、本来はJALホームページ上での手続きだけで問題なく積算が完了する航空会社利用分については郵送での手続きも同時に行うとその手間やコストは完全に無駄なものになってしまう一方、JALホームページ上の手続きだけではどうしようもなく、結果的に郵送での手続きが必要になる航空会社利用分については、JALホームページ上での手続きの結果を待つ時間が無駄になってしまうと言えるからです。

特に、中距離線や長距離線、あるいはビジネスクラスやファーストクラスといった上位クラスで提携航空会社を利用する場合、その搭乗で得られるJALマイルや次のステップの上級会員ステイタス到達に必要なFOPが、どのタイミングで積算されるのかという事柄は、積算完了までの間の新規予約作成や搭乗での優遇を左右してしまうリスクもあります。

そうしたケースでは、積算完了までの必要時間を最大限短くするための努力として、より一層、

  • JALホームページ上での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き
  • 郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き

を同時に行うメリットがあるはずです。

ちなみに、前述のJMB関連の問い合わせを担当する、

  • JMB日本地区会員事務局
  • JALグローバルクラブ事務局
  • JMBダイヤモンド・サファイア事務局
  • JGC Five Starデスク

といった電話デスクに確認してみると、可能な限り迅速で確実な提携航空会社フライトマイルの積算を希望する場合には、

  • JALホームページ上での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き
  • 郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き

の同時手続き開始は可能で、おすすめという回答が得られるはずですから、必要な度合いに合わせて、そうしたご厚意に甘えてみるのもおすすめです。

特に、正常にJALマイルやFOPが積算されていたのなら、その積算されたマイルで希望する特典航空券の空席が無くなる前に予約できたり、その積算されたFOPのおかげでJMBサファイアから提供されるサービスの質ががらりと変わるJGCプレミアやJMBダイヤモンドに到達できたにも関わらず、正常に積算されなかったばかりに、それらの特典航空券を逃したり、上位サービスが利用できないというのは、あまりに残念な出来事になるはずですから。

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まとめ

航空会社側はもちろん、利用者にとっても、様々なメリットをもたらしてくれる、航空会社間の提携関係。

それは、マイルの貯め方にもとても良い影響を与える一方、異なる航空会社間でのデータのやり取りが発生することから、本来積算されるはずのマイルが正常に積算されないというトラブルに巻き込まれる原因となるのも事実です。

そうしたトラブルに巻き込まれてしまった際には、「JALホームページ上での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き」が大きな助けとなってくれるのは間違いないものの、このサービス自体も完璧なものではなく、それを補完する存在として、「郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き」も用意されていますから、少しだけ注意を要するポイントと言えるのは間違いありません。

特に、提携航空会社利用分として積算されるマイルやFOPの有無が、その後の特典航空券の予約・発券はもちろん、より上位の上級会員ステイタスを獲得した上での利用を、大きく左右することもありますから、そうしたリスクが本当に心配な時には、

  • JALホームページ上での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き
  • 郵送での提携航空会社フライトマイル事後登録手続き

の同時手続き開始を検討してみるのも、なかなかおすすめだと思いますよ。

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