関西空港JAL&ANA最新共用ラウンジ「ラウンジKANSAI」(特徴と利用資格、優先保安検査とラウンジへの行き方、インテリアとサービス内容、旧国内線サクララウンジとの違い、プライオリティパスラウンジとの関係)

駅に到着するだけですぐに乗車できる鉄道とは大きく異なり、搭乗する前の保安検査が必須とされる航空機の利用では、出発時刻よりも早めに空港を訪れるのが安心なのは間違いありません。

その際に、利用する機会があるのが、空港ラウンジ。

設置されている空港はもちろん、国内線利用と国際線利用、あるいは対象となる会員の種類などに応じて、異なるサービスが提供されているものの、

  • 無料でのソフトドリンクの提供
  • 限られた利用者のみがアクセスできる空間と座席

を基本としつつ、ラウンジとしてのサービスレベルに応じて、

  • アルコールの無料や優待での提供
  • 軽食に加え、質や種類の面で十分な食事の提供
  • コピーやFAXのサービス
  • ラウンジ利用者のみが利用可能なトイレや通話ブースといった設備の提供

なども用意されています。

そんな空港ラウンジですが、2022年10月26日(水)に新たに仲間に加わることになったのが、大阪関西空港にある、ラウンジKANSAIです。

関西空港のクレジットカード対応最新ラウンジ、ラウンジNODOKA ノドカ(ターミナルとは別の建物にあるラウンジへのアクセス、利用料金、無料での利用時間延長方法、オープン席とブース席、無料スーツケース預かり、ドリンクラインナップと料理メニュー)

ラウンジKANSAIの特徴と利用資格

このラウンジKANSAIは、関西空港の運営会社である、関西エアポートが「関西国際空港第1ターミナルビルリノベーション工事」として、2021年から2025年頃までの間に計画する大規模な改装計画の一環として新たに設置される国内線利用者向けのラウンジになります。

ちなみに、ラウンジKANSAIのオープン以前は、JALとANAの国内の主要な航空会社が、

  • JAL:関西空港JAL国内線サクララウンジ
  • ANA:関西空港国内線ANAラウンジ

というように、それぞれの自社ラウンジを運営していたのですが、ラウンジKANSAIはJALとANAによる共用ラウンジとして運営されることになりました。

ただし、自社ラウンジから共用ラウンジに切り替わったものの、その共用ラウンジとしてのラウンジKANSAIを利用するための条件自体に変更はなく、JALやANAの上級会員としてのステイタスの保有が必要なのは少しだけ注意が必要かもしれません。

具体的なラウンジKANSAIを無料で利用するための条件としては、

JAL:

  • JMBダイヤモンド
  • JGCプレミア
  • JGCサファイア
  • JMBサファイア
  • JGC
  • ワンワールドエメラルド
  • ワンワールドサファイア
  • 上記利用者の1人目の同伴者

ANA:

  • プレミアムクラス利用者
  • ANAダイヤモンドサービス利用者
  • ANAプラチナサービス利用者
  • ANAミリオンマイラープログラム利用者
  • ANAスーパーフライヤーズカード利用者
  • スターアライアンスゴールド
  • 上記利用者の1人目の同伴者
  • ANAカードプレミアム

となっています。

ちなみに、ANAの場合、ステイタスを保有していなくても、プレミアムクラスの搭乗でのラウンジKANSAIのアクセスが可能ですが、JALでは、2022年10月現在、搭乗だけでラウンジアクセスが提供されるJAL国内線ファーストクラスの関西空港発着便の設定がないため、基本的にはJALでのラウンジKANSAI利用時には、ステイタスが必須ということですね。

ラウンジKANSAIへのアクセス

こうして、共用ラウンジとしての運営が開始されたラウンジKANSAIですが、保安検査を通過した後の制限エリアにあるため、まずはチェックインや保安検査を完了する必要があります。

ちなみに、2022年10月26日(水)からJALとANAの国内線チェックインカウンターが南側(搭乗ゲートに向かって右側)にまとめられ、さらに保安検査場自体もそれまでの北と南の合計2ヶ所から、南の1ヵ所のみに集約されるようになりました。

もちろん、保安検査場が1ヵ所に減少したとなると気になるのが混雑やそれに伴う通過時間の増大です。

しかし、今回の保安検査場の変更に伴い、関西空港の国内線の保安検査場でも優先レーンの運用が開始されたことで、お手伝いや配慮を必要とされる方に加え、

JAL:

  • JMBダイヤモンド
  • JGCプレミア
  • JGCサファイア
  • JMBサファイア
  • JGC
  • ワンワールドエメラルド
  • ワンワールドサファイア

ANA:

  • プレミアムクラス利用者
  • ANAダイヤモンドサービス利用者
  • ANAプラチナサービス利用者
  • ANAスーパーフライヤーズカード利用者
  • スターアライアンスゴールド

といった利用者を対象に、優先レーンによる保安検査通過時間短縮の優遇が与えられるようになったため、意外に嬉しいと感じる方もいらっしゃるはず。

しかも、その保安検査場には、複数の保安検査場利用者への同時対応が可能となるスマートレーンも整備され、実際に利用してみると、なかなかスムーズで快適という印象も十分でした。

ちなみに、この保安検査場の変更もラウンジKANSAIの営業開始と同じく、2022年10月26日(水)に実施されたのですが、新たな保安検査場の優先レーンの隣には、今回の工事に携わった企業や団体から贈られた多くの胡蝶蘭を中心とした花が飾られ、確かなお祝いムードを演出していました。

 

そうした真新しい保安検査場での保安検査を終え、そのまま素直に通路を道なりに進んでいくと見えてくるのが、ラウンジへの案内表示です。

この関西空港の国内線チェックインカウンターはJALもANAも第1ターミナルの2階に用意され、そこでの手続きを終えた後に利用する保安検査場や搭乗ゲートも同じ2階に位置しているのですが、新たに開業したラウンジKANSAIはそこから1フロア上に上がった3階に立地していることが上の写真では分かるように案内されていますね。

保安検査場からラウンジKANSAIへの移動を考えた時、最もシンプルで移動距離も少ないのが、保安検査場を出て真っすぐ歩いていると、右側に見えてくるエレベーターを利用するというもの。

もちろん、このエレベーターを利用しなくても、そこからさらに先に進んで、右側に見えてくるエスカレーターを利用するという選択肢もあるのですが、この場合、結果的にエレベーター利用に比べ大きく遠回りすることになるので要注意。

特にエレベーターが混雑しているなどの特別な事情がない限り、エスカレーターではなくエレベーターでのアクセスがおすすめだと感じています。

エレベーターやエスカレーターで2階から3階に移動した先の壁に張り出されているのが、キリンの一番搾りとハイネケンビールの広告。

一見唐突に思える2つのビール会社によるアピールですが、後述するように実はこの2社、ラウンジKANSAIで提供されているビール2銘柄を提供していて、これらの広告はそれを表していると考えると自然です。

キリンとハイネケンによる広告を横目に、そのまま先に進むと見えてくるのがラウンジKANSAIです。

2022年10月26日(水)の開業直後のタイミングに訪れたこともあって、入口には胡蝶蘭の花が飾られていました。

ラウンジの入口のそばには、ラウンジKANSAIの利用対象者を分かりやすくコンパクトにまとめた案内表示もあり、サクララウンジやANAラウンジといった航空会社の自社ラウンジではないラウンジへの入室前確認が容易に行えるのも嬉しいですね。

ラウンジKANSAIの座席と注意点

ラウンジKANSAIの入口を入ると、カウンターを備えた受付が用意されています。

そこで、担当の係りの方の指示に従い、JALやANAのそれぞれの搭乗券を提示し、スキャンなどすることで問題なくラウンジKANSAIへの入室の手続きは完了。

こうして入室するラウンジKANSAIには、大きく開放的な窓が用意された空間が広がり、2022年10月26日(水)の開業時点で、130席ほどの座席が用意されていました。

ちなみに、ラウンジKANSAI開業前に利用されてきた関西空港JAL国内線サクララウンジは、上の写真のように、50席程度のとてもコンパクトなラウンジでしたから、ANAラウンジと統合された結果として共用ラウンジとなったことを割り引いても、座席数としては収容数を大きく増加させていることが分かりますね。

 

また、座席の数だけではなく、種類も豊富。

実際、様々な種類の座席が色々な場所に用意されているため、好みやラウンジでの過ごし方に合わせて選べるのも嬉しいですね。

個人的には、窓側に5席だけ用意されたハイバックタイプの座席の座り心地が良好でお気に入りでした。

ちなみに、窓の外には滑走路こそ直接見えないものの、主に国内線を舞台に活躍する飛行機が並ぶ駐機場が広がっていて、意外に近く感じられますから、出発までの時間をのんびり景色を眺めながら過ごすというのも本当におすすめです。

さらに、座席によっては、専用の荷物置きも用意され、カジュアルな印象のラウンジながら、全体的に快適に過ごせるようにという工夫が細やかに行われているのも好印象ですね。

 

ただし、このラウンジKANSAIで利用する座席を選ぶ上で少しだけ注意しなくてはいけないポイントの1つが、2022年に完成し、営業を開始したばかりの最新のラウンジながら、ラウンジKANSAIではすべての座席に電源供給が可能なコンセントや充電用のUSBコネクタが用意されているわけではないというもの。

もちろん、多くの座席には、コンセントやUSBコネクタのいずれかや、その両方が用意され、自由に充電しながらのスマートフォンやタブレット、PCなどの利用が可能になっています。

その一方で、充電の需要に全く対応できない席も確かに存在するため、気になる方もいらっしゃるはずです。

ちなみに、座席が充電に対応するのか、それとも対応しないのかについて、

  • 充電に対応していない席:ラウンジ入口側
  • 充電対応の席:ラウンジ奥側

という配置になっていますから、ラウンジKANSAIの運営会社側としては、ラウンジ入口側のレイアウトに自由度を確保しておき、インテリアやそこで提供されるサービスを一時的だったり、ダイナミックにだったり、変更する余地を残しているのかもしれませんね。

実際、ラウンジに入ってすぐの入口側のエリアだけに注目してみても、必要に応じてパーティションなどを活用することで個室として使えるように切り替える仕組みや構造もあらかじめ用意されているようでしたから。

ラウンジKANSAIのドリンクサービスと食べ物サービス

このような形でくつろぎの空間が用意されているラウンジKANSAIですが、気になることといえば、どのような飲食サービスがラウンジ内で提供されているのか、ということかもしれません。

提供されている飲み物としては、ラウンジ入口近くの広告にもあった、

  • キリン一番搾り
  • ハイネケン

のビール2種。

ビール以外のアルコールとして、ウイスキーのジョニーウォーカーレッドラベルが氷の入ったアイスペールと共に並びます。

その隣には、ソフトドリンク用のドリンクサーバーが用意され、

  • コカコーラ
  • コカコーラゼロ
  • カルピス
  • カルピスソーダ
  • 綾鷹(緑茶)
  • ジンジャーエール
  • ミニッツメイド さわやかピーチ
  • ミニッツメイド レモン
  • ミニッツメイド 野菜と果実の健康レシピ 果汁100
  • 炭酸水

を中心としたラインナップを楽しむことができました。

さらに奥には、コーヒーやお茶のコーナーとして、ティーバッグで淹れるタイプの緑茶や紅茶に加えて、

  • コーヒー
  • アイスコーヒー
  • アメリカンコーヒー
  • カフェラテ
  • アイスカフェラテ
  • ココア
  • アイスココア

といったなかなか多彩なメニューが楽しめる高性能なコーヒーサーバーも用意され、人気を集めていました。

その一方で、飲み物の他にお菓子やスナックなどの食べ物が用意されているのかというと、残念ながら少なくとも2022年10月26日(水)の開業時点では、1種類の提供もありません。

かつての関西空港JAL国内線サクララウンジも含め、一般的な国内線のサクララウンジであれば問題なく提供されていた、上の写真のようなお煎餅やおかきなどのスナック類、キャンディーがラウンジKANSAI内には1種類もなかったことには私自身、正直驚きを隠せませんでした。

個人的には、JALが自社運営していた関西空港JAL国内線サクララウンジからのサービスダウンを最もはっきりと感じたポイントかも知れません。

ちなみに、飲み物コーナーのすぐ近くには、利用したグラスなどを返却するためのコーナーも用意され、セルフサービスでの片付けが自由に行えるようになっていました。

ラウンジKANSAIの飲食以外のサービス

このように、飲食サービスが提供されているラウンジKANSAIですが、それ以外に目を引いたのが複合機を利用した無料の印刷サービス。

ただし、提供されているのがコピーサービスのみで、複合機を設置済みの多くのラウンジで提供されている、

  • USBメモリからの印刷
  • ネットワーク経由での印刷
  • 書類をデータに保存するスキャン
  • FAX

などの機能は制限されている状況です。

個人的には、これらの機能を自由に利用できるようになることで喜ぶ方もいらっしゃるはずですから、せっかく複合機があるのであればサービス向上の一環として実現してほしいポイントと言えるかもしれません。

この他には、ゆったりとしたスペースの確保され、しっかりと個室として利用可能な通話ブースも完備合計3室。

通話ブースの中には、椅子こそないものの、自由に使えるコンセントも用意されていますから、電源の不安なく利用できるのは嬉しいですね。

3室の通話ブースのうち、1室は車椅子を利用されている方でも、快適な入退室が可能なバリアフリー対応のものになっていて、最新のラウンジらしい配慮が感じられます。

文字の大きさや読みやすさ的には、もう少し大きなディスプレイを採用した方がよかったのでは・・・とついつい思ってしまうものの、空港ラウンジとしては、あるとやはり安心な最新の出発情報案内。

ラウンジ内に用意されていない場合には、利用する度に再入場の手間が気になるトイレですが、ラウンジKANSAIではラウンジ内にしっかり用意されているのも、快適性や手軽さの面でのちょっとした嬉しいポイントです。

加えて、授乳室もトイレとはしっかりと独立する形で近くのエリアに用意されているのも、最新のラウンジらしい配慮と言えるかもしれません。

ラウンジKANSAIとサクララウンジ、プライオリティパスサービスとの比較と関係

このような形でサービスが提供されているラウンジKANSAIですが、これまで関西空港JAL国内線サクララウンジをちょくちょく訪れてきた利用者として、気になるのは、ラウンジKANSAIとサクララウンジ時代でどんな違いが生まれたのかということです。

実際に私が気になった部分としては、

  1. 煎餅やおかきなど、食べ物の無料での提供が完全に無くなった
  2. 飲み物の種類が34種類から23種類に減った
  3. 新聞や雑誌の閲覧サービスが無くなった
  4. トイレでの歯ブラシの提供が無くなった
  5. 専用の荷物置き場の提供が無くなった
  6. 半個室タイプの公衆電話専用ブース1ヶ所から個室タイプの通話ブース3ヶ所に変更された

という6つ。

関西空港JAL国内線サクララウンジのサービスと強力すぎるライバル (中部空港や関西空港から出国する意外なデメリット、あえて中部空港や関西空港から帰国するメリット、関西空港発のJAL国内線ラインナップ、関西空港内の豊富すぎる競合ラウンジ)

こうして並べてみると、最後の6番目以外はこれまで提供されてきたものが提供されなくなったという意味で、サービス低下といえる部分なのですが、実際にラウンジKANSAIを利用してみると、意外に快適なラウンジに仕上がっているというのが一番正直な感想です。

それはやはり、2022年に新規開業するラウンジとして、関西空港JAL国内線サクララウンジとは異なる視点でサービスごとの取捨選択がはっきりと、そして積極的に行われた結果かもしれません。

特に、

  • 窓の外に広がる駐機場の景色
  • ゆったりとしたスペースの使い方
  • 高い天井
  • ラウンジ内の見通しの良さや広さ

などは、別物としか表現できない開放感と共に、確かな居心地の良さのようなものも感じさせてくれるため、仮に以前の関西空港JAL国内線サクララウンジとラウンジKANSAIのどちらか1つだけ好きな方を選べた場合でも、ラウンジKANSAIの方を選ぶだろうなと確信するほど。

また、関西空港の場合、

  • 羽田空港
  • 成田空港
  • 中部空港

と合わせて、日本でも主要な国際空港の一角を占める重要な空港ですから、航空会社が提供するラウンジ以外にも、国内線の利用者でも活用できるサービスとして、

ゴールドカード以上のカード保有者向けのラウンジ

  • ラウンジ比叡(2021年4月30日まで)
  • ラウンジNODOKA(2021年5月1日から)

プライオリティパス利用者向けのラウンジや飲食サービス

  • KALラウンジ(大韓航空のビジネスクラスラウンジ、2022年10月現在利用不可)
  • ぼてぢゅう(3,400円までの飲食サービス提供。2022年10月現在利用不可)

というように、複数のサービスが用意されてきたという経緯があります。

しかも、プライオリティパス利用者向けサービスは、そもそも国際線利用者を主なターゲットとしているものでしたから、関西空港JAL国内線サクララウンジ時代でも、KALラウンジやぼてぢゅうを利用できるのであれば、あえて国内線のサクララウンジをしっかり利用する機会は皆無になるほど。

もちろん、2022年10月現在、関西空港ではプライオリティパス利用者向けのラウンジや飲食サービスは皆無の状況ですが、関西空港が日本でも有数の国際空港としての地位を維持している以上、今後の航空需要の回復に少し遅れる形で、それも2019年以前に近い状況を取り戻すはずです。

そうした想定を元にすると、ラウンジサービスの選択肢が多くなる可能性が高く、結果的に航空会社1社や1つのラウンジ単体で、あれもこれもと頑張る必要のない関西空港に立地する国内線利用者向けのラウンジを新設するという条件に対する最適解の1つが、現在のラウンジKANSAIなのかもしれませんね。

関西空港のプライオリティパス対応レストラン ぼてぢゅうの3,400円分割引で鉄板焼きステーキを楽しんでみた(アクセス&利用条件、全提供メニューと料金一覧、最高金額のリブロースステーキ、追加料金の支払方法、KIX-ITMカード併用での10%割引)

まとめ

2022年10月26日(水)に新規開業したラウンジKANSAI。

同じ関西空港の第1ターミナルに用意された国内線利用者向けのラウンジでも、JALとANAがそれぞれ単独で自社運営してきたこれまでのサクララウンジやANAラウンジとは大きく異なる共用ラウンジという形でのサービスの提供が行われることに伴い、サービス内容の取捨選択が行われたのは間違いありません。

ただ、今の時代の要望に応えうる最新のラウンジとして、サービス全体のバランスがよく考えられているのか、なかなか快適で過ごしやすいラウンジに仕上がっていて、好印象を感じたのも事実です。

もちろん、JALとANA問わず、大阪を出発する国内線としては、利便性の面での絶対的な王者として君臨する伊丹空港がその盤石な地位を維持し続けている以上、関西空港を出発する国内線の利用はあまり一般的なことではないかもしれません。

しかし、JALやANAの運航便の中では、ある意味で影の薄い関西空港を出発する国内線だからこそ、直前期でも意外にお得なコスト負担で利用できたり、国際線特典航空券のメリットを最大限活かす手段の1つとして活躍してくれたりもしますから、そうしたチャンスの1つで関西空港を立ち寄った際には、最新の共用ラウンジとして生み出されたラウンジKANSAIでの時間を楽しんで見るのも面白いと思いますよ。

 

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