マドリード空港(バラハス空港)で乗り遅れ&迷子トラブル対策に事前に知っておきたいターミナルの秘密(ターミナル4とターミナル4Sの違い、難敵になりうる出国審査、直前発表の搭乗ゲート、とにかく歩く空港内部)

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スペインの首都マドリードの空の玄関口、マドリード空港(バラハス空港)。

その特長的で美しい内装に反して、実際に国際線を利用して最初に感じたのは意外に使いにくいという印象と、利用に想像以上に注意を要する空港という評価でした。

航空会社の上級会員資格のメリットと言えば、ラウンジ利用が分かりやすくとても有名ですが、チェックインや搭乗、預入荷物の返却など様々な場...
スペインの首都の空の玄関口、マドリード空港(バラハス空港)。 スペインを代表する航空会社の1つ、イベリア航空の本拠地として機能...

最も重要なターミナル4とターミナル4Sの違い

このマドリード空港には、

  • ターミナル1
  • ターミナル2
  • ターミナル3
  • ターミナル4
  • ターミナル4S

の合計5つのターミナルが存在するのですが、この中でもターミナル4とターミナル4Sがクセモノ。

というのも、ターミナル4SのSはサテライトを意味し、そのターミナル4Sにはターミナル同士がつながっているターミナル4を通ってしかたどり着けなくなっているため、例えターミナル4Sからの出発でもチェックインの手続きはすべてターミナル4で行う必要があるから。

さらに、これらのターミナル4とターミナル4Sはいずれもマドリード空港を拠点とするイベリア航空はもちろん、ブリティッシュエアウェイズ、アメリカン航空、LATAM航空など、ワンワールドに加盟している航空会社のみが利用するのですが、それぞれのターミナルを

  • ターミナル4:基本的にスペイン国内線を含むシェンゲン協定国に発着する加盟便
  • ターミナル4S:例外的に一部のスペイン国内線とシェンゲン協定国以外の国に発着する便

というように使い分け中。

そういう事情もあって、2018年現在はEUに加盟していながら、シェンゲン協定国ではないイギリスを含め、マドリード空港から出発するワンワールド加盟航空会社の国際線を利用する場合には、ターミナル4でチェックイン手続きやその後の保安検査を行った後、全く別のターミナルであるターミナル4Sに移動してから飛行機に搭乗という形になります。

導線が分かりにくいターミナル間移動

そんなターミナル4とターミナル4Sの移動は、自動運転で運行されている無料のシャトルトレインを利用することになるのですが、問題はターミナル間の移動に想像以上に時間を要すること。

ここの移動時間を読み違えてしまうと、後述する搭乗ゲートの案内が出発直前に近い時間に発表されることと合わせて、あっさり乗り遅れてしまいかねないリスクがあると感じるほど。

その時間を要する最大の理由はやはり、シャトルトレインを利用するためには、ターミナル4とターミナル4Sのそれぞれの地下深くに用意されたシャトルトレインの乗り場にエレベーターやエスカレーターなどで移動しなくてはいけないから。

しかも、その導線自体、途中には分かりやすいような形での案内板が用意されていない場所もあるため、初めてマドリード空港を利用する場合には、次に向かう場所を見失い、迷子の不安を感じてしまう可能性も十分ありです。

思わぬ強敵になりかねない長時間の出国審査待ちの列

もちろん、到着したターミナル4Sでは、ターミナル4で地下に降りたのとほぼ同じ高さだけ何本ものエスカレーターを乗り継いで地上に向かい、そこでようやく出国審査を受けることに。

しかも、その出国審査は、日本人はそれほど厳しいものではないものの、自国民であるはずのスペイン人でも疑わしいと審査官が感じたらしい方に加え、中東を思わせる佇まいやパスポートを所持している方には、平気で10分から20分程度もの時間を要することもあり、その間、数少ないブースのうちの1つは完全に流れがストップしてしまいます。

こればかりは本当に運次第とはいえ、列の選択次第では最悪の結果として数十分単位で時間をロスする可能性もありますから、単純に列の長さだけではなく、様々な観察力やこれまでの経験、さらには直感までも駆使して、これからどの列に並ぶのかを選択するのがおすすめです。

ちなみに、この出国審査を通過した先には、それぞれの航空会社でビジネスクラス以上の席に搭乗する利用者やワンワールドの上級会員を対象にしたラウンジはもちろん、それとは別にプライオリティパスで利用できるラウンジも用意済みなので、出発前にラウンジでの時間を楽しむことも可能。

そのため、もしラウンジが利用可能なら、少し余裕を持ってターミナル4からターミナル4Sまでの移動と出国審査の両方を済ませてしまい、その後はそれぞれのラウンジで時間調整を行うようにした方が、出発ギリギリになってゲートに駆け込むような状態に陥ることもなく、快適に旅行できるはずです。

席に座るまで気が抜けない直前発表の搭乗ゲート案内

そうしてターミナル間の移動と出国審査まで完了し、無事ラウンジにまで到着したから一安心・・・と最後の最後まで問屋がおろさないのがマドリード空港。

なぜなら、実際に飛行機に乗るために利用する搭乗ゲートが何番なのか、搭乗時刻がかなり近づくまで案内されないからです。

同じターミナル4S出発便でも、一部の航空会社の便は早く、遅くとも20分前までには案内というような目安はあるようなのですが、遅い航空会社の便はとことん遅く、搭乗ゲートが発表されたのが搭乗開始時刻だったという目を疑うケースも。

遠くの搭乗ゲートまでとにかく歩き続けなくてはいけない空港内部

しかも、マドリード空港はとにかく建物自体も大きく広い空港。

ターミナル4Sのラウンジや免税店のあるエリアから搭乗ゲートのあるエリアまでも、とことん歩き続けなくてはいけません。

もちろん、動く歩道などの設備もあるのですが、そのカバー範囲は広い空港を快適に動くためには十分とは言えないレベルで、用意されている場合でも片方しか用意されていなかったり、故障中でまったく利用できないことも。

その結果、当日利用するゲートの当たりハズレもあるとは思うものの、マドリード空港の印象として一番鮮明なのは、これまで利用したどの空港よりもとにかくゲートまで長い距離を歩いく必要のあった空港とすら感じていまいました。

確かに、私自身もこれまで「成田空港第2ターミナルの本館からサテライトの搭乗ゲートまで離れているな」と感じることがあったのですが、空港での歩かせられた感に関してはあっさり上には上があるものだとしみじみ。

その結果、搭乗ゲートが案内されてからゆったりと構えすぎて、実際の移動に必要な時間を読み違えると、飛行機に乗り遅れてしまったり、そこまでの遅れない場合でも、せっかく優先搭乗の特典が与えられているにも関わらず、それを活かしきれないリスクも考えられます。

特に、ヨーロッパ発のエコノミークラス利用者は機内に持ち込み荷物を多く持ち込む傾向が見られ、座席上の棚は争奪戦やその後の空きスペース探しの様相を呈するほど。

そのため、一足も二足も早く機内に到達して、確実に荷物を置く場所を確保できる優先搭乗が、日本国内や日本発着路線で利用するかなり有能な特典なのは間違いなく、この魅力的な特典に関しては無駄にすることなく活用したいですね。

まとめ

少し独特なターミナルの構成やチェックイン手続き後の移動、さらには待ち時間が長くなりかねない出国審査やその後の直前まで発表されない搭乗ゲートの番号など、意外に戸惑ってしまうリスクを持ち合わせているマドリード空港。

とは言え、あらかじめ注意点として確認しておくことで、そのほとんどがスムーズに対処可能なものですから、特にマドリード空港を初めて利用する時には、それらを事前確認し、空港に到着してからも、少しだけ警戒レベルを高めた状態で移動するのが、不要なトラブル回避のためにはとてもおすすめだと思いますよ。

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