割高と評判のバンコク空港最寄りのエアポートホテル、ノボテルバンコクスワナプームエアポート宿泊滞在記(アクセス、アップグレード、インテリアと設備、朝食、ウェルカムドリンク&ラウンジサービス、割高批判の理由と使い分け)

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タイのバンコクで空の玄関としての役割の大部分を引き受けている、スワンナプーム国際空港。

スターアライアンスに所属するタイ航空が拠点空港として活用しているのはもちろん、観光でもビジネスでも人気を集めるバンコクの国際空港らしく、眠らない空港として24時間体制で各国の様々な航空会社の発着に対応しているのは本当にお見事。

そんなスワンナプーム国際空港には、我が家で気になるホテルが1つ存在しています。

それがノボテルバンコクスワナプームエアポート(Novotel Bangkok Suvarnabhumi Airport hotel)。

このノボテルバンコクスワナプームエアポートは、空港に直結しているホテルでは唯一ここだけで一般的な宿泊サービスを提供しているという貴重なエアポートホテルです。

さらに、そうした立地を反映してか、チェックインの受付開始時刻が設定されていないことに加え、1泊の宿泊でもチェックインから最大24時間以内であればいつでもチェックアウトを可能というフレキシブルな長期滞在にも対応しています。

しかし、私の周囲では、その評判があまり良いものではなく、逆に割高なホテルという厳しい評価が聞こえてくるような状況。

そこで、なぜそのような評判なのか、我が家のバンコクでの定宿として愛用中のコンラッドバンコクがリノベーション工事中の2018年6月から9月までのタイミングに、お試しするホテルの1つとして実際に滞在してみることにしました。

ちなみに、予約したのは最も安価なスーペリアルーム。

料金は大人2人分の朝食追加&料金前払いのキャンセル不可という制限付きで税・サービス料込み5,865タイバーツ(日本円で約21,114円)でした。

スワンナプーム国際空港からシャトルバスでのアクセス

エアポートホテルとして営業しているノボテルバンコクスワナプームエアポートには、バンコク市内にある他のホテルでは考えられないほど、手軽なアクセスが保証されています。

というのも、

  • ホテル運行の無料のシャトルバスによるアクセス
  • 専用の通路による徒歩でのアクセス

の2種類が用意されているから。

まず、シャトルバスでのアクセスは、スワンナプーム国際空港2階の到着エリアにある4番出口近くのノボテルバンコクスワナプームエアポート専用のシャトルバス受付カウンターでの乗車手続きを行うことで利用可能。

そのカウンターでは、上の写真に写っているように、1名から2名程度、24時間体制で常駐しているドライバーがホテル利用者の到着を待ち続けています。

その受付時には、宿泊者として登録した氏名を告げると、ドライバーがその日に到着予定の宿泊者名がプリントされたリストから探し出し、シャトルバスに乗車するように指示します。

4番出口のすぐ外に用意されたバス自体はバンタイプで、あまり大きなものではないのですが、常に複数台が常備されているようで、大人数での到着や大きな荷物の運搬にも無理なく対応できるように工夫しているようでした。

また、シャトルバスの車内はきれいな状態に保たれているのはもちろん、ドライバー自身も丁寧で穏やかな対応なため、安心して快適にホテルまでの移動を行えるはずです。

ちなみに、乗車時間はわずか5分程度。

後述するように本来はスワンナプーム国際空港に隣接するホテルで、徒歩でも十分到達できる距離にあるわけですから、当然の結果と言えるのかもしれませんね。

スワンナプーム国際空港からノボテルバンコクスワナプームエアポートへの徒歩でのアクセス

一方で、シャトルバスではなく、徒歩でノボテルバンコクスワナプームエアポートにアクセスする場合は、到着階である2階から下りエスカレーターを乗り継いで地下1階に降り、バンコク市街に向かうエアポートレールリンクの駅に向かうことから始める必要があります。

ただし、駅に到着した後は、改札に向かうのではなく、駅やその付近にある両替店などのさらに先にある通路。

具体的には、数時間帯での仮眠室が提供してもらえる一種のエアポートホテル、ボクステル(BOXTEL)をさらに通り過ぎた先ですから、この方向であっているのか不安になるかもしれないものの、とにかく進んでいきます。

さらにしばらく進むと、天井から吊るされた案内板にも「To Novotel Airport Hotel」という記載が見られるようになるので大丈夫。

そうした案内はホテルに近づけば近づくほど、よりはっきりとした目立つものに。

最終的には、エアポートレールリンクの駅のある空港地下1階から地上1階へのエスカレーターを上るとそこはノボテルバンコクスワナプームエアポートのエントランスです。

治安的にも不安な部分はなく、さらに、外を歩くわけではないため、雨に濡れたりする心配もないのは嬉しいポイント。

ただし、2階の到着階から10分程度は荷物を持った状態で歩く必要があるため、基本的には無料のシャトルバスを利用するのがおすすめと言えそうですね。

最もスタンダードな部屋からのアップグレード

こうして到着したノボテルバンコクスワナプームエアポートでは、アコーホテルズのゴールド会員として、最もスタンダードなスーペリアルームを予約していたのですが、チェックインでのアップグレードについての案内はなし。

これは比較的混雑している時期に、好きな時刻のチェックインから24時間滞在できるサービスのフル活用を希望したことが原因かもしれません。

ただし、このホテルでは、最もスタンダードなスーペリアルームと1段階上のデラックスルームの間には、部屋の機能や設備、広さなどの違いはなく、窓からの景観や部屋の位置などで差を設けているという案内もありましたから、少なくとも最安から1段階のアップグレードについてはあまり気にする必要はないかなという印象。

最もスタンダードなスーペリアルームのインテリア

部屋自体はエアポートホテルとしてはスタンダードなもの。

ものすごく広いというわけではないものの、狭さを感じるレベルではありません。

特に、しっかりとしたデスクやチェア、一人掛けのソファに加え、据え置きタイプのバゲッジラックが用意されているのは使いやすく好印象でした。

デスク周辺には無料のペットボトル入りのミネラルウォーターとコーヒーなどの各種お茶セット。

お茶はTWGを中心としたラインナップ。

ミネラルウォーターは無料での提供を示すタグが装着された500ml入りのものが2本用意されていました。

一方で、ベッドの枕元など部屋の中には別の種類のミネラルウォーターも用意されているのですが、そちらには1本260タイバーツ(日本円で約936円)で販売されていることを示す有料タグ付き。

もちろん、タグ自体は無料と有料の見分けが付きやすい作りのものですが、500mlの水1本で1,000円近くというかなり割高な金額設定だけに、全部無料だろうという思い込みや寝ぼけた時などのうっかりミスには要注意ですね。

壁に設置されたクローゼットの中には、宿泊者の人数分のバスローブと宿泊者自身で暗証番号を自由に設定できる金庫。

使い捨てタイプのスリッパも完備。

ただし、細かなところでコストが削減されているのか、このスリッパの品質はあまり高くはなく、ざらざらとした質感とちょこちょこと飛び出した繊維によるチクチク感がはっきりと感じられるのは残念。

1泊でも最大で24時間もの滞在となることを考えると、意外に使い勝手が気になるウェットエリアもそれほど狭さを感じさせるものではありません。

独立したシャワールームも十分な広さ。

そのシャワールームに追加でしっかりとしたバスタブが用意されているのも疲労回復目的のゆったり利用には嬉しいポイント。

シングルタイプのシンクの隣にはノボテル用のバスアメニティとここにも無料のペットボトル入りのミネラルウォーターが2本用意。

つまり、無料のミネラルウォーターは寝室のものと合わせて、500mlのものが合計4本用意されていることになりますね。

ノボテルバンコクスワナプームエアポートの朝食

ノボテルバンコクスワナプームエアポートの朝食はホテル1階のスクエアレストランで提供されます。

朝食サービスの提供時間は3時から10時までとなっていて、24時間空港のエアポートホテルらしさを感じる部分。

また、宿泊予約時には大人1人600タイバーツ(日本円で約2,160円)での追加が可能ですが、チェックイン後に追加する場合には750タイバーツ(日本円で約2,700円)と料金がアップしてしまうルールになっているなど要注意。

このノボテルバンコクスワナプームエアポートでの朝食で良いと思ったのは全体的にゆったりとしたレイアウトになっていることでした。

料理があちこちに散在する形で用意されているのはもちろん、通路を含めたスペースがしっかりと確保され、混雑時の混乱を最大限軽減するように工夫されているのは、これまたエアポートホテルらしさを感じる部分。

席自体もメインダイニングのスクエアレストランだけでカバーするのではなく、中華料理を担当する隣のレストランの席も臨機応変に開放する姿勢も見られました。

朝食のラインナップは全体的にスタンダードな種類のもの。

フルーツやサラダなども一般的なものを中心に用意。

コールドミールとしては、ハム類に加え、スモークサーモンもラインナップしているなど、嬉しいと感じる方もいらっしゃるはず。

パン類も10種類ほどが準備され、在庫が少なくなるたびにせっせと追加されている様子が頻繁に見られるなど好印象。

また、はちみつ好きには嬉しい巣蜜もジャムやバター、クリームなどのコーナーに溶け込むように並んでいました。

同様にシリアルコーナーも用意され、意外に多くの方が利用していました。

あまり利用する姿は見られなかったものの、シンプルなチーズコーナーもおつまみ系の食べ物とセットで用意。

ホットミールコーナーでは、一般的なフルブレックファストを構成する料理に加え、多くの中華料理や韓国料理が並んでいるのが印象的でした。

特に、中華料理は全ホットミールの半分以上を占めるほど。

いかにこのホテルが中国からの宿泊客を重視しているのか、意識させられるきっかけの1つになりました。

そうした方針の影響なのか、一部の洋食では味がぼんやりとし、方向性が定まらないと感じる料理も見られたのは要注意。

そのため、用意された調味料で微調整した上で楽しむなどの工夫が必要になることもあるかもしれません。

ちなみに、お茶類は部屋に用意されたものと同様に、TWGブランドのものを自由に楽しむ方式。

実際、多くの方が食後のお茶をのんびり楽しんでいる様子も。

もちろん、お茶ではなくコーヒーを楽しみたい方用には、その場で挽きたての味と香りを楽しめるコーヒマシンも完備。

それ以外のドリンクとしては、フレッシュタイプではないものの、オレンジやグレープフルーツ、リンゴ、パイナップルなどの一般的なフルーツジュースに加え、きりりと冷えたミネラルウォーターが自由に楽しめるようになっていました。

プールやフィットネスセンターなどの設備

このノボテルバンコクスワナプームエアポートでは、様々な営業時間が設定されたレストランやバーが合計7店舗も用意されているため、午前3時から翌午前1時までほぼ切れ目なく食事などのサービスが提供されているのは国際空港に隣接するエアポートホテルらしさを感じさせられますね。

設備自体は最新のものが揃っているとは言えないものの、24時間対応のフィットネスセンターも用意され、時間を問わず汗を流す人たちで賑わっていたのが印象的でした。

その際に利用するロッカールームやシャワールームも定期的に清掃などのメンテナンスが行われているようで、大きな抵抗感なく利用できたのも好印象。

また、6時から22時までというように、24時間対応ではないものの、ホテルの中庭に配する形で水泳用のプールも完備。

周囲をホテルの建物に囲まれているため、プールからの景観は期待できないものの、南国タイの空気を感じるには十分なものに仕上がっていました。

もちろん、クッションを装着済みのデッキチェアも完備。

あまり知られていないのか、はたまたエアポートホテルの利用者にプールを楽しみたいという方も多くはないのか、全体的に利用者自体が少ないため、ゆったりと静かな環境で過ごせるの二重丸。

ちなみに、空港に隣接するエアポートホテルだけあって、プール周辺に植えられたヤシの木と日よけのビーチパラソルの間からはまさにこれから滑走路に着陸しようとアプローチ中の飛行機がちょこちょこ見られるのも、このホテルらしい一面かもしれません。

ウェルカムドリンクとラウンジアクセス

このノボテルバンコクスワナプームエアポートはアコーホテルズに加盟するホテルだけあって、アコーホテルズの上級会員にはいくつかの特典提供が明示されています。

その1つがシルバー会員以上に提供されるウェルカムドリンク。

具体的にはチェックイン時に専用の1滞在に付き1枚のドリンクバウチャーが手渡され、ホテル1階にあるバーで利用可能。

対象メニューとしては一般的なソフトドリンクやフルーツジュースに加え、一般的なカクテルやワイン、ビールなども無料で楽しめるようになっていました。

もちろん、ウェルカムドリンクですから、チップはともかく、テーブルチャージやサービス料の負担もなどもなく、すべて無料で楽しむことができるのですが、ドリンクを届けてもらうタイミングで、無料に値引きされる前の通常料金が記載されているレシートにサインが求められるのは少しドキッとしますね。

我が家の場合、グアバジュースやスイカジュースを注文したのですが、ジュースの入った500mlほどのグラスと共におつまみとしてナッツとポテトチップスがそれぞれお皿に盛り付けられた形で用意してもらえました。

ちなみに、このノボテルバンコクスワナプームエアポートでは、エグゼクティブプレミアルーム宿泊者やアコーホテルズの最上級会員であるプラチナ会員にはエグゼクティブラウンジへのアクセスが提供されています。

ただし、エグゼクティブプレミアルーム自体、今回我が家で予約したキャンセル不可のスタンダードルームの割引最安金額の2倍近くにあたる11,500タイバーツ(日本円で約41,400円)となっていて、初めて宿泊する、しかもあまり評判の良いとは言えないホテルに対して支払うのはためらいを感じる金額だったため、ラウンジアクセスは選びませんでした。

差額が数千円から1万円程度であったり、このホテルとしてのラウンジの評判が格段に良いというのであれば、もちろん結果は違ったと思います。

割高という評判・批判の理由と他のホテルとの使い分け

今回、このノボテルバンコクスワナプームエアポートに滞在後に最も感じたのはお得な活用が難しいホテルということ。

なぜなら、空港から直近の好立地とそれにふさわしいと感じるとりあえずは過不足ない十分な設備を有したホテルということで、バンコクの宿泊料金の平均から考えると、なかなか強気な価格設定を提示していると私自身も感じるから。

実際、バンコク市街地であれば、同等のホテルでも半分から3分の2程度の料金負担で当然のように利用できるはずです。

ラウンジアクセスが追加されるエグゼクティブプレミアルームについても同様。

確かに、空港からのバンコク市街地への移動が必要なものの、タイは全体的にタクシー料金が安価に設定されているため、最終的な支払い金額から見ても、ノボテルバンコクスワナプームエアポートのホテルとしてお得度は低く、可能なら同じコストでバンコク市街地にホテルを予約したほうが満足度は高くなるはず。

これが割高という評判や批判が生まれる理由かもしれません。

しかし、このホテルには、

  • 無料のシャトルバスはもちろん徒歩でも空港にたどり着けるアクセスの良さ
  • チェックインから最大24時間滞在できる自由度

という強みがあります。

もちろん、アクセスの良さも、タクシーがお得に利用できるバンコクでは宿泊料金の高さを完全に擁護できるものではないものの、バンコクのあまり嬉しくはない名物と言える渋滞リスクを完全に除外できるのは忘れてはいけないメリット。

さらに、チェックインから24時間滞在についても、一部のホテルグループで一年間に75泊以上という高頻度で利用した上級会員にしか無料での提供されず、しかも、それすら空室状況に左右される確約ではない、とても優れた特典です。

それらのことまで考えると、通常のホテルのように数時間から十数時間の滞在を行う場合や純粋な滞在先としてこのホテルを選んだ場合には、割高という評判や批判は避けようのないものになってしまう一方で、乗り換えなど事情で24時間近くのホテル滞在が必要な場合や万が一にも搭乗便への乗り遅れは許されない時の準備として利用する場合には、意外にお得な利用が可能なホテルと感じることもありそうです。

もちろん、ラウンジアクセスが確約されるアコーホテルズのプラチナ会員の場合も、そのお得は跳ね上がりますから、それ以外の会員とは違った目線でこのホテルの価値を考えることになりそう。

特に、バンコクやタイを初めて訪れる場合には、帰国前の滞在先としては有力な選択肢になるかもしれません。

しかし、リピーターとしてバンコクを訪れたのなら、よりお得なバンコク市街地にあるお気に入りのホテルをあえて1泊分追加で予約し、空港からの出発時にも渋滞リスク対策として道路が混み合う時間帯を避けてタクシーなどで移動するなどの使い分けも重要になると感じています。

まとめ

割高という評判が気になって宿泊したノボテルバンコクスワナプームエアポート。

設備やサービス的にはスタンダードなエアポートホテルでありながら、その立地や有力な競合ホテルが存在しないこともあって、現実的になかなか強気な料金設定を行っていることがそうした評判を生み出しているのかもしれません。

実際、数多くの有力なホテルが軒を連ねるバンコクでは、空港を出て市街地に向かうだけで、同じ金額負担でもこのホテル以上の満足度を得るのは容易なことです。

しかし、すべての利用者が活用可能とは言えないものの、エアポートホテルとしてはなかなか珍しい優れた特長を持ち合わせているのも事実。

そのため、それらの特長を十分に活かせるのかを考えた上で、バンコク市街地にあるホテルと比較した上で選ぶことが、このホテルとの満足度の高いお得な付き合い方につながると我が家では考えています。

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