インターコンチネンタル パリ ル グラン 宿泊記 ( InterContinental Paris Le Grand stay review )

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オペラ・ガルニエの呼び名で知られるパリ・オペラ座から、世界有数の美術館と知られるルーブル美術館までをまっすぐに貫くオペラ通り(Avenue de l’Opéra)に面するホテル、インターコンチネンタル パリ ル グラン。

通りの名前の元にもなったオペラ座はもちろん、ルーブル美術館やオランジュリー美術館、オルセー美術館などセーヌ川河畔の主要な目的地までも徒歩圏とするだけではなく、開業から150年もの歳月によって積み重ね磨き続けられたサービスも素晴らしく、我が家にとってリピートしたくなるパリの定番ホテルとしての地位を揺るぎないものにしています。

インターコンチネンタル パリ ル グラン へのアクセス

パリの最も重要な玄関口の1つ、シャルル・ド・ゴール空港からインターコンチネンタル パリ ル グランを訪れるのはとても快適。

なぜならロワシーバスと呼ばれるシャルル・ド・ゴール空港とホテルのあるオペラを直通で結ぶバスが運航されているから。

このロワシーバスの料金は大人1人片道11.5ユーロ。

運行頻度は時間帯によるものの、昼間は15分間隔、深夜などは20分から30分間隔と十分な利便性が確保されているのも魅力的。

さらに、シャルル・ド・ゴール空港以外にパリの玄関口として利用されやすいオルリー空港に加え、パリ北駅、パリ東駅、リヨン駅、モンパルナス駅などからも1回の乗り換えでのアクセスが可能なメトロ駅のオペラもホテルの目の前。

全体的に比較的良好な品質のアクセスと言えます。

そのインターコンチネンタル パリ ル グランの建物はオペラ通りに降り立った瞬間にはすぐに見つけられるはず。

重厚感のある特長的な建物の壁には「LE GRAND HOTEL」と周囲の光景にマッチするように控えめながらホテル名が掲示されています。

その建物の壁に沿って少し歩くと見えてくるのが上の写真のような車止めを備えた立派なエントランス。

こちらのエントランスの上には、ホテル名の「LE GRAND HOTEL」ではなく、ホテルブランド名となっている「InterContinental」の文字があります。

エントランス メインロビー インテリア

開業から150年以上が経過したこのホテルは、一歩中に入ると、伝統と歴史に裏打ちされた美しい内装が利用者を出迎えてくれます。

特に、宿泊時には度々利用することになるエレベーターホールも、上品な大理石と木材による組み合わせによって仕上げられた内装で彩られています。

フロアはもちろん、階段をもカバーする絨毯は、歩きやすさとクッション性が高度に両立された十分高品質なもの。

メインロビーの各所には自由に座れるソファーや椅子がゆったりと配置され、ここでもホテルとしてのゆとりが感じられます。

チェックインやチェックアウトを行うフロントデスクの近くにガラス張りの天井を持つ屋内テラスが用意。

この屋内テラスはロビーラウンジとしての利用が可能で、ホテル同様に長い歴史と由緒のあるレストラン、カフェ・ド・ラペ(Café de la paix)のメニューから名物としても有名なミルフィーユを始めとしたスイーツに加え、食事や飲み物などが楽しめます。

ジュニアスイート(Junior Suite)

アサインされたのはオペラビューのジュニアスイート、1126号室。

この部屋はジュニアスイートだけあって、部屋全体にゆとりがあり、このホテルで一般的なテーブルとチェアに追加される形で、さらにソファも用意されています。

また、とにかく天井が高く、部屋で過ごしている時の開放感も十分。

さらに、オペラビューの部屋だけあって、窓のカーテン越しにはすぐそこにパリの観光地としても有名なオペラ座。

窓の外には自由に出入りできるバルコニーも完備されているのですが、昼間の時間帯にそこに出ると、オペラ座を訪れている観光客の注目を集め、カメラのレンズを向けられてしまうため、バルコニーは夜の時間の利用がおすすめ。

このバルコニーに部屋の中からチェアを持ち出してゆったりと座りながら、きれいにライトアップされたオペラ座の姿を眺めるのも、とても幸せな時間になりました。

ウェットエリアも同様にオペラ座に面した窓を持ち、入浴を楽しみながら、カーテン越しの窓の外にオペラ座やオペラ通りを眺められるのも、なかなか忘れられない旅先でのリラックスタイム。

洗面周辺もパリのホテルとしては十分なゆとりが感じられる作りで、快適に利用できました。

バスアメニティはAnne Semoninブランドのもの。

アンチエイジング用のスキンケア用品としても有名なだけあって、肌への優しさのようなものを感じながら安心して利用できる、高品質で香りも良いものばかりが揃っていました。

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クラブラウンジ 営業時間 基本サービス

インターコンチネンタル パリ ル グランのクラブラウンジは5階(日本式の数え方では6階)にあります。

内部は赤を主体とした上品で落ち着いたインテリアで統一。

ラウンジ内はエレベーターでアクセスする5階部分とそこからさらに階段でアクセスする6階部分に分かれています。

6階部分には簡単な飲み物だけが常備され、食べ物などの提供はないものの、静かでゆったりとした空間が広がり、飲食を重視しないタイミングでの利用では6階を気に入る方も多いはず。

また、ラウンジ内のトイレはこの6階に用意されています。

ラウンジの営業時間は7時30分から22時。

特別なサービスとしては、

  • 朝食:7時30分から11時
  • スナックやフルーツ、ソフトドリンク:12時30分から14時30分
  • アフタヌーンティー:15時30分から17時30分
  • バーのサービスやカナッペ、スイーツ:18時30分から21時
  • バーのサービス:21時から22時

となっていました。

それ以外の時間の基本サービスとしては、ソフトドリンクや焼き菓子、各種パン類、フルーツなど。

特に、焼き菓子やパンなどは、いずれもなかなかの高品質を誇り、アフタヌーンティーまでのちょっとした時間に、少しだけ小腹が空いた時には十分頼りになるものでした。

クラブラウンジ アフタヌーンティー

このインターコンチネンタル パリ ル グランのクラブラウンジで最も魅力的なサービスだと感じているのが、15時30分から17時30分までのアフタヌーンティー。

この時に提供されるスイーツ類は、クラブラウンジやエグゼクティブラウンジで自由に楽しめる形で提供されるものとしては飛び抜けて高品質でおいしく、このスイーツをじっくり楽しむのも、このホテルに宿泊する重要な楽しみの1つになっているほど。

特に、ホテル内で営業しているカフェ・ド・ラペで人気を集めるミルフィーユを中心とした有名スイーツなども食べやすく可愛いミニサイズで惜しみなく提供してくれるため、あれこれ食べ比べを楽しむためにも、このラウンジでのサービスは最適です。

また、アフタヌーンティーの時間には、ワインの国だけあって、シャンパンや赤・白のワインなどのハードリカーを除くアルコールも提供されます。

しかも、シャンパンは日本で購入すると5,000円台の十分楽しめる品質のものが当たり前のようにラインナップされていて、惜しみなくどんどん栓が開けられるなど、「ルグランは太っ腹だなー・・・」としみじみと感心するしかないような状況。

実際、ラウンジ内ではシャンパンのグラスを傾け、スイーツなどもつまみながら思い思いの時間を楽しんでいる宿泊者の方の姿があちこちで見られました。

クラブラウンジ ディナー

アフタヌーンティーが終わると、しばしの準備を挟んで提供が開始されるのがクラブラウンジでのディナーです。

ラウンジの案内などでは、この時間は、バーのサービスやカナッペ、スイーツが提供されることになっているのですが、その内容が充実に充実を重ねた結果、ラウンジスタッフの方がこのディナーという呼び方をしているほど。

サーモンのソテーやビーフステーキといった肉と魚、それぞれのメインディッシュとなるような料理。

しかも、これらの料理はいずれもおいしく人気が集まるため、あっという間に品切れになるのですが、どんどんできたてのものが追加され、全くコスト面で惜しんでいる様子は見られません。

ルグランは本当に太っ腹ですね。

さらに、様々なホテルのカクテルタイムで一般的なおつまみ的なものはもちろん、各種パイやパンケーキ、パン類なども用意。

特に、ラウンジでのディナーで提供されるパンもしっかりとしたおいしいものが用意され、油断していなくてもお腹がいっぱいになってしまう大きな理由の1つです。

メインディッシュ以外のコールドミールに注目しても、カクテルタイムではオーソドックスなハムやチーズ、スモークサーモンなどに加え、フォアグラも用意されているなど、ここでもフランスらしさを感じられるはず。

あまり注目されていないのか、人気がないものの、この時間に提供されるリゾットやサンドイッチも、ホテルメイドらしい芯の通ったおいしさがとても好みでお気に入り。

また、アフタヌーンティーの時間に比べると、種類は大きく限られるものの、スイーツ類もいくつか並び、食後のデザートとしても楽しめるように工夫されていました。

加えて、このディナーの時間には、アフタヌーンティーまではなかった各種ハードリカーも加わり、アルコールコーナーもかなり賑やかになります。

それにともなって、アルコールの中でも特に人気のあるシャンパンは少し離れた特設コーナーに移動。

カフェ・ド・ラペでの朝食

インターコンチネンタル パリ ル グランに宿泊するのであれば一度は試してほしいのがカフェ・ド・ラペでの朝食。

料金は税・サービス料込み大人1人45ユーロで、ホテルでの朝食としては安いとはいえないものの、ここでしか味わえない朝食はやはり魅力的なものです。

サービス提供時間は7時から10時30分。

カフェ・ド・ラペでの朝食はレストランエリアのみで提供されています。

席は自由に選べるため、受付後に案内してくれる係の方に、希望の場所を伝えるのがおすすめです。

まず、待ち構えるのは、ホテルで食べられるパンの中では別格のおいしさを感じるパン類。

特に、クロワッサンとパン・オ・ショコラはサイズが大きいものの、バターの風味と旨味、口に含んだ時の食感のバランスのすべてが高次元で両立。

ハムやサラミ、チーズ、ヨーグルトなどのコールドミールも種類こそ多くはないものの、いずれも品質は高く、少しずつ試したくなるおいしさ。

特に、コールドミールの中でも見事なのはスモークサーモン。

バラの花をイメージした盛り付けだけではなく、その味わいや風味にもこだわりが感じられるおすすめの一品。

ホットミールはエッグステーションを中心に、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、焼きトマト、マッシュルーム炒めなどオーソドックスなもの。

その中でも、ル グラン特製ソーセージは素朴なおいしさながら、これまた香草の使い方など細かな部分でのかなりのこだわりを感じる一品。

その他には、野菜と肉の柔らか煮込みシチューが想像を絶する人気を集めていました。

フルーツやサラダも潤沢に用意されているのは食物繊維が不足しがちな海外の旅行先では嬉しいポイント。

特に、メロンなど、一部のフルーツは十分美味しいと感じられるものも用意されていて、朝食はおいしいフルーツだけをたっぷりという方の要求にもかなりの部分で応えられるラインナップ。

もちろん、最近の健康志向を意識したシリアルやミューズリーも品質の良いものを中心にしっかり完備されています。

そうした健康志向の延長なのか、飲み物コーナーにはフルーツスムージーも。

季節の果物を贅沢に使ったフルーツフレーバーウォーターもその飲みやすさとおいしさからか、人気を集めていました。

そうした健康志向から完全に外れてしまい、少しだけ恥ずかしいのですが、ル グランでの朝食で私のお気に入りといえば、ホットチョコレート。

チョコレートとそこに合わせるミルクもおいしいものが用意されているためか、満足度が異常に高く、食後のひとときにこれまたおいしいカヌレと合わせて楽しむため、忘れずに注文したい一品になっています。

クラブラウンジ 朝食

ラウンジでの朝食は7時30分から11時まで。

提供されている料理は全体としてカフェ・ド・ラペと共通しているものの、スペース的な制限なのか、注意深く見てみると種類が少なくなっていることも分かります。

ディスプレイされているホットミールもスクランブルエッグとベーコン。

炒めたポテトとマッシュルームとクレープの合計4種類。

そうしたホットミールに、ラウンジスタッフの方にオーダーするオムレツや目玉焼きなどのシンプルな卵料理が加わるくらいです。

とは言え、全体的な料理の内容や品質は良質なものばかりで、かなり満足度の高い朝食になるのは間違いありません。

しかも、カフェ・ド・ラペにはなく、ラウンジでしか提供されていないメリットの1つが朝から楽しめるシャンパン。

さすがに楽しんでいる方はそれほど多くはないものの、観光などのパリの街を歩き回る予定がないあとは帰国するだけの最終日の朝などは、朝からシャンパンも含めた朝食というのも、思い出に残るパリらしいイベントと言えるかもしれませんね。

また、カフェ・ド・ラペではオーダー制のホットチョコレートがラウンジでは最初から用意されていて、気軽に楽しめるのもホットチョコレート好きには嬉しいちょっとしたラウンジとカフェ・ド・ラペの違いの1つ。

オペラ通りを歩いてルーブルを訪れるメリット

インターコンチネンタル パリ ル グランが面しているオペラ通りは、オペラ座とルーブル美術館をつなぐまっすぐな800m弱ほどの道路。

世界各国で人気を集めるチョコレートのゴディバ。

世界規模のコーヒーチェーン、スターバックス。

パリで人気を集める紅茶ブランド、KUSMI TEA。

パリの高級志向のスーパーとしてはもちろん、日本への帰る時のリーズナブルなお土産の購入拠点としても活躍してくれるモノプリ(MONOPRIX)といった有名店が数多く軒を連ねています。

そんなオペラ通りを進んだ先にあるルーブル美術館は、オペラ座からも道の突き当りにその屋根や壁が確認できるほど近く、実際、歩いての気楽なアクセスも十分可能。

そのため、開館直後の混雑していないルーブル美術館を訪れることも想像以上に容易なもの。

その結果、静かな環境での人気作の鑑賞も自然に楽しめるはず。

実際、モナ・リザなど気がつくとあっという間に人が集まり、人だかりができてしまいます。

最初の写真から十数分の時間経過で最終的には同じ場所とは思えない上の写真のようなありさまに。

こんな状況では鑑賞どころではありませんから、早め早めの来館は本当に重要で、それが気軽にできること自体も、徒歩圏にあるインターコンチネンタル パリ ル グランの魅力の1つ。

もちろん、セーヌ川を挟んでルーブル美術館の対岸にあるオルセー美術館でもそれは全く同様です。

クラブラウンジ閉鎖時の特別サービス

そんなラウンジサービスに異変が生じたのが2017年7月末の滞在。

7月24日から8月3日までの期間限定でル グランのクラブラウンジが完全に閉鎖され、そこで提供されていたサービスのすべてが中止されてしまいました。

実際、クラブラウンジのある5階を訪れてみると、上の写真のようなフランス語と英語が併記された案内が設置され、ラウンジへ通じるドアは固く閉ざされていました。

ここで気になるのは、このクラブランジ閉鎖で元々ラウンジアクセスを追加していた宿泊者はどのような対応を受けることになるのかということ。

結果的には、

  • 朝食の代替サービスとして、通常有料のカフェ・ド・ラペでのフルブレックファスト(7時から10時30分)を提供
  • アフタヌーンティーやディナーの代替サービスとして、カフェ・ド・ラペ営業中(11時から23時)に全メニューを自由にフリーオーダーできるインビテーションカードを提供

という、カフェ・ド・ラペをフル活用した代替サービスの提供がチェックイン時にレセプションの担当者から伝えられました。

その説明の後に手渡されたのが人数分×宿泊日数分のカフェ・ド・ラペの朝食券。

そして、2枚のカフェ・ド・ラペのインビテーションカード。

最悪のケースとして、ラウンジアクセス分の差額のみの返金も覚悟していただけに、この対応には一安心。

さて、この2つのラウンジ代替サービスは通常時のラウンジサービスに比べ、お得だったのか、それとも損だったのか。

実際の滞在を終えた今、冷静に振り返ってみると、信じられないくらいお得で幸運な代替サービスだったと考えています。

まず、カフェ・ド・ラペの朝食でさえ、通常は大人1人税・サービス料込みで45ユーロ。

カフェ・ド・ラペ営業中にフリーオーダーできるメニューというのが凄まじく、アルコールやコース料理の中には100ユーロを当たり前のように超えるかなり高額なものも無料で提供されていたからです。

たまたまラウンジの閉鎖期間に宿泊できたのは信じられないほどの幸運でしたから、こんなことは今後二度と体験できないだろうと感じています。

パリを訪れた時には必ず宿泊するお気に入りのホテル、インターコンチネンタル パリ ル グラン。 このホテルは、ルーブル美術館など...

まとめ

建物自体の持つ歴史的な価値の高さはもちろん、アクセス面やサービス面でも優れたホテル、インターコンチネンタル パリ ル グラン。

いつもはヒルトン系のホテルをメインに宿泊している我が家でも、パリではここ以外考えられないほど気に入っている全ホテルの中でも最も大切にしているホテルの1つです。

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