台風21号による関西空港閉鎖でJAL運航便の国際線特典航空券を振替予約変更してみた(滑走路冠水&連絡橋の損傷、頼りになる運航状況確認機能とその限界、最大2週間の空港閉鎖見通し、特別対応で可能なこと、深刻な電話混雑とその対策)

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はっきりとした季節の移ろいを持つ日本の中でも夏から秋の時期は観光のピークシーズンの1つで、旅行にでかけたくなる方も多いはず。

そんな中、頭を悩ませるリスクの1つとなるのが、定期的に襲来する台風の存在。

もちろん、さすがに毎日休むことなく台風が襲来するわけではないものの、万が一不幸にも台風の日本列島上陸と旅行のタイミングがぴったりと合ってしまった時には、大幅な遅延に加え、利用するはずだった便の欠航なぢ、なかなか大変なことになってしまう可能性はかなり高くなってしまうのは避けられません。

実際、我が家でも、2018年7月28日から29日まで利用予定だった羽田空港に最接近した台風12号による欠航トラブルに続き、2018年9月4日に関西空港に最接近し、大きな被害を残した台風21号の影響が原因となる空港閉鎖トラブルに巻き込まれることになりました。

一年間に2回の台風原因のトラブルというのは我が家でも経験がなく、かなりびっくり。

関西空港に大きな爪痕を残した台風21号

2018年9月4日に関西空港に最接近した台風21号は、

  • 高潮と強風による滑走路や空港施設の大規模冠水
  • 強風で制御不能になったタンカーの衝突による空港連絡橋の損傷

という大きな爪痕を残すことになりました。

まず、滑走路や空港施設の大規模な冠水は、台風の脅威が遠く離れてからも、多くの設備や地上支援車両へのダメージが魔法のように消えるわけではないため、短時間での機能不全解消は期待できない状況に。

また、タンカーによる空港連絡橋の損傷によって、海上に埋め立てて作り上げた関西空港への主要なアクセス手段の利用を大きく制限された結果、台風が去った後も、関西空港は9月5日の早朝まで陸の孤島のまま。

しかも、いずれの被害も軽微なものではなく、復旧の見通しは2~3日程度の短期間でなんとかなるような楽観的なものではないというのが、事態の深刻さを実感させます。

JALの最新欠航予定が検索可能なJALホームページ運航状況機能とその限界

そんな台風などが原因のトラブルが発生した時、頼りにすべきなのは、JALホームページから利用可能な運航状況の検索機能です。

この機能を利用すると、検索した便に対するその時点での運航予定が案内され、その結果、問題なく通常通りに運航されるのか、それとも、欠航になるのか、簡単に知ることが可能。

特に、台風が最接近する時間帯の便などは、かなり早い段階で欠航が決定することもありますから、それを元に、台風の影響を受けない日にちや時間帯への振替としての予約変更の手続きをを迅速に開始できるなどのメリットはとても重要です。

ただし、問題になるのは台風が明らかに危険な最接近以外の時間帯の便の運航状況。

というのも、その場合、あっさりと欠航を決めるのではなく、オンラインチェックインを含めたチェックイン手続きを一時的に見合わせることで、様子見を行うことがあるから。

この場合、チェックインの完了後に提供される搭乗券が入手できない以上、ラウンジや豊富な椅子などの快適で充実した待合設備の用意された制限エリアに入ることはできず、混み合っている一般エリアで待ち続ける必要があるのはもちろん、完全な欠航にはなっていないがために、振替による予約変更にも制限が加えられるというデメリットも忘れるべきではないはず。

特に、場合によっては出発の数時間~2時間前になってようやく飛ばすのか、それとも飛ばさないのかをJAL側が発表することもありますから、便利なはずの運航状況の検索機能で過信せずに気をつけたい要注意ポイントです。

JALがにじませる2週間という空港閉鎖の見通し

こうした事情もあって、台風が過ぎ去った翌日の9月5日には、我が家で利用する予定の9月8日(9月7日の深夜)に関西空港を出発する特典航空券として予約済みのバンコク行きの便の運航予定を知ることはできません。

しかし、滑走路や空港施設にも大きな被害が残され、しかも、空港への主要なアクセス手段である空港連絡橋が万全の状態では利用できない状況では、通常時とは大きく異なる対応をJALが見せることになります。

というのも、

  • 9月5日までに購入した9月19日までに関西空港を発着する国内線航空券所有者には特別対応の提供を開始
  • 9月4日~7日までに関西空港を発着する国際線航空券所有者には成田空港発着の臨時便の提供を開始

といった対応を9月5日から開始したから。

特に、ここで注目したいのは、現時点で国内線の対象期間最終日となっている9月19日。

つまり、JAL側としてははっきりと明言こそしていないものの、台風が最接近した翌日の9月5日から2週間が経過した9月19日までは台風によるダメージから復旧できない可能性があるという見通しを持ち、それをにじませていることがわかります。

これは、関西空港を発着する便の予約を持っていて、今まさにトラブルに巻き込まれている方にとって嬉しい対応なのは間違いありません。

なぜなら、こうした状況では、振替による他の空港発着便への予約変更が容易になり、自分が出発するまでの間に関西空港が復旧しているのかどうか、心配することなく過ごせるから。

実際、我が家でも欠航が決定していない段階ながら、特別な対応としての関西空港発から羽田空港発の便への予約変更が受け付けてもらえました。

台風が原因の欠航発生時に特典航空券の振替予約変更でできること

こうして、特別な対応としての振替による予約変更が可能になったのですが、ここで注意しなくてはいけないのは、いくら特別な対応の対象になったとは言え、出発当日の空港チェックインカウンターとそれよりも前のタイミングでの電話予約デスクでは、できることとできないことがはっきり分かれているということ。

さらには、出発当日の空港チェックインカウンターでは、担当してくださる地上係員の方の裁量にも左右されますから、最終的な対応は大きく異なることも考えられます。

ちなみに、今回は、出発予定日よりも前のタイミングで関西空港発バンコク行き特典航空券の振替による予約変更を電話予約デスクの担当者の方にお願いしたのですが、その際には、

  • 変更先は同じキャビンクラス(エコノミークラスやビジネスクラスなど)
  • 変更先に特典航空券としての空席がある

という条件を満たす場合のみ、手数料や燃油サーチャージの追加負担なしで経路変更を含めた手続きが行うことが可能という案内を受けました。

つまり、希望する変更先に空席が残っているとしても、それが特典航空券用の空席ではなく、有償航空券専用の空席では利用できないということになります。

この部分は、とても困っている特別な状況なのだから、有償用の席も開放してほしいと私も思うのですが、JAL側に責任のない台風などの天候などが理由のトラブルですから、仕方のないことなのかもしれません。

このあたりは、出発当日の空港チェックインカウンターでの手続きやJAL側がトラブルの原因となる利用する飛行機の整備不良が原因で遅延や欠航とは大きく異なる印象を感じる部分になりました。

ちなみに、我が家の場合、予約時に残っていた特典航空券向けの空席の関係で、

  1. 羽田→関空
  2. 関空→バンコク
  3. バンコク→羽田

という旅程で予約していたため、往路のみを直行便に切り替える一方、復路はそのままにし、

  1. 羽田→バンコク
  2. バンコク→羽田

という単純往復の旅程に変更してもらうことになったのですが、最終的な状況としては十分満足しています。

電話予約デスクの混雑とその対策

今回の関西空港閉鎖のように、被害が大きく、その影響範囲も広い場合、大変なのが予約デスクへの電話がつながりにくいこと。

具体的には、電話の接続でかなり優先されているはずのJMBダイヤモンドやJGCプレミア向けのダイヤモンドプレミアムデスクでさえ、本当に混雑してしまうと、

  • ダイヤモンドプレミアデスク用として提供される0120で始まるフリーダイヤルと03で始まる有料電話番号のどちらも自動音声での保留になることなく話し中として切断されてしまう
  • 運良く自動音声に接続されても、担当オペレーターにつながるまで最大で30分前後の待ち時間を要する

というような状況に陥るから。

優先されているダイヤモンドプレミアデスクでさえこの状態なら、一般の利用者や上級会員資格を保有していない会員の方向けの電話番号の混雑は想像を絶するケースも十分考えられるはずです。

ちなみに、そんな混雑している時に、私が奥の手として愛用しているのが、あえてJMBクリスタル会員用予約デスクの電話番号のうち、特につながりやすい東京と大阪以外の

  • 札幌
  • 名古屋
  • 福岡
  • 沖縄

といったいずれかを利用するようにしています。

こうすることで、ダイヤモンドプレミアデスクの電話番号で何度も何度も切断とリダイアルを繰り返すよりも安定して、担当オペレーターにつながり、手続きを開始できます。

この方法はJGCのみ単体保有の方を除く、JMBクリスタル会員以上の上級会員資格を保有している方ならだれでも利用可能ですから、万が一に備えて覚えておいたり、実際にそれらの予約デスクの電話番号を登録しておくのもおすすめです。

2017年11月に実施されたJALの予約システム刷新以降、頭を悩ませているのがJALの予約デスクに電話を掛けてもとてつもなくつながり...

まとめ

大きな爪痕を残すことになった2018年9月の台風21号。

近畿地方を代表する国際空港の関西空港が短時間では復旧できず、空港閉鎖を余儀なくされるほどの被害を受けてしまった時点で、台風の猛威やそれを含む自然の恐ろしさをまざまざと見せつけられることになりました。

そんな状況では、多くの方が欠航に遭遇してしまうことは避けられませんから、そうした時に、どういったことが起こり、どういった特別な対応を受けることが可能なのかをあらかじめ整理して覚えておくのはとても重要。

実際、トラブルに巻き込まれている対象者が多いほど、待っているだけでは対応してもらえる順番は遅くなるばかりで、その間にも、振替による予約変更先として活用できたはずの空席がなくなってしまったりと、物理的にも選択肢は狭まるばかりですから。

もちろん、我が家のように7月末に1回、9月初めに1回というように、わずか1ヶ月と少しの期間の間に2回も台風が原因のトラブルに巻き込まれるということはあまり一般的なことではないとは思いますが、それでも、万が一の時に備えておくことに損はないと思いますよ。

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