JALマイルを貯めることで予約が可能になるJAL国際線特典航空券には、通常の有償航空券とは異なる、
- とてもお得にファーストクラスやビジネスクラスなどの上位クラスを利用可能
- キャンセルの手続きをする時でも3,100円の払戻手数料の負担のみで可能
などの魅力的なメリットがいくつも用意されています。
確かに、2018年12月4日に実施されたJAL国際線特典航空券PLUSの導入では、
- 予約変更の廃止
- キャンセル待ちの廃止
- 必要マイル変動制の導入
といった気になる改悪も行われたものの、JALマイルを貯め、それを利用してJAL国際線特典航空券を予約するという一連の流れを諦めさせるほどのJALマイル離れを強いる決定的なものではないはずです。
目次
- 1 出発当日の空港での切替アップグレード
- 2 有償航空券のマイルを利用したアップグレードとの違い
- 3 出発当日の空港での切替アップグレードの3つの注意点
- 4 1段階のみに制限されている出発当日の空港での切替アップグレード
- 5 当日販売の有償航空券の検索結果に空席が残っていても受付不可になる切替アップグレードのリスク
- 6 せっかく割高な必要マイル数を支払い済みでも、その割増分が考慮されない切替アップグレード
- 7 インボラアップグレードとも抜群の相性を誇る切替アップグレード
- 8 複数人分でのファーストクラス予約にも便利な切替アップグレード活用テクニック
- 9 JAL国際線特典航空券PLUS導入で廃止された出発4日前までの切替アップグレードの魅力
- 10 まとめ
出発当日の空港での切替アップグレード
そんなJAL国際線特典航空券のもつメリットの中でも、少し変わり種と言えるような異色の存在が出発当日の空港での切替アップグレードというサービス。
このサービスは、グアムとハワイを発着する便を除くJAL国際線特典航空券の予約を対象に、出発当日の空港のチェックインカウンターでチェックインの手続きを行うタイミングで、すでに特典航空券で確保済みの予約便の1つ上の上位クラスに空席が残っていた場合、予約済みのクラスと上位クラスとの差額のマイルを支払うことで、上位クラスへのアップグレードが可能になるというもの。
そのため、元々の予約としては確保できなかった上位クラスにアップグレードするための最後のチャンスとして活用可能なサービスです。
ちなみに、一部の繁忙期や特別なイベントなどで極端に混み合う時期を除いて、国際線が完全に満席になるという状況はあまり考えられないにも関わらず、チェックインカウンターのスタッフの方からこうしたサービスの存在自体が積極的に案内されることもなし。
このような事情もあって、特典航空券利用者ならかなり自由に活用できるお得なサービスにも関わらず、その対象となる多くの方が知らず知らずのうちにせっかくのチャンスを見逃している少しもったいないサービスの1つと言えるのかもしれません。
有償航空券のマイルを利用したアップグレードとの違い
この出発当日の空港での切替アップグレードには、似たようなサービスとして、お金で購入した有償航空券を追加の必要マイルを支払うことでアップグレードする、JAL国際線 アップグレード特典があります。
この有償航空券のアップグレードサービスには、元々アップグレード対象として提供されている空席枠を元に事前にアップグレードを確定する通常のJAL国際線 アップグレード特典に加え、出発当日の空港限定で予約便の上位クラスに空席がある場合のみアップグレードが可能になるJAL国際線アップグレード特典 空港当日申し込みサービスも用意。
この中でも、JAL国際線アップグレード特典 空港当日申し込みサービスは出発当日の空港でマイルを支払ってアップグレードという部分にだけ注目すると出発当日の空港での切替アップグレードと同じような印象を感じてしまうかもしれません。
しかし、JAL国際線 アップグレード特典 空港当日申し込みサービスを含むJAL国際線 アップグレード特典では、購入した有償航空券の予約クラスや購入方法によってその特典利用のできる/できないがはっきりと分かれるため、すべての特典航空券がアップグレードの対象という緩やかな条件の出発当日の空港での切替アップグレードとの間には、なかなか大きな違いが存在していることが分かるはずです。
出発当日の空港での切替アップグレードの3つの注意点
そんな出発当日の空港での切替アップグレードには、いくつかの注意点が存在しているのも事実です。
その注意点とは、
- 元々予約していたクラスの1つ上のクラスのみがアップグレード対象という制限あり
- 空席が残っていても様々な条件でアップグレード不可となる可能性もあり
- 基本となる必要マイル数に対して割高なマイル数や割安なマイル数を支払っていても、その増減分は考慮されない
という3つ。
いずれも通常のJAL国際線特典航空券の予約では問題になることのない事柄だけに、特に出発当日の空港での切替アップグレードをはじめて利用する時には、いずれもうっかりミスに気をつけたい注意点と言えるかもしれませんね。
1段階のみに制限されている出発当日の空港での切替アップグレード
まず、元々予約していたクラスの1つ上のクラスのみがアップグレード対象というのは、
- エコノミークラス → プレミアムエコノミー
- エコノミークラス → ビジネスクラス
- プレミアムエコノミー → ビジネスクラス
- ビジネスクラス → ファーストクラス
という合計4パターンの1段階分の切替アップグレードは問題なく利用可能な一方で、
- エコノミークラス → ファーストクラス
- プレミアムエコノミー → ファーストクラス
というような、プレミアムエコノミーを含めたエコノミークラスからファーストクラスへの2段階分の切替アップグレードはサービスのルール上、しっかりと制限されています。
つまり、切替アップグレードの最終的なゴールとしてビジネスクラスを設定している場合は特に問題はないのですが、ファーストクラスをゴールとしている場合には、特典航空券としての予約を確保する時点でビジネスクラスでの予約が必須ということに。
この制限は後述する3人以上の複数人でのファーストクラス予約テクニックと密接に関連しますから、意外に注意が必要です。
当日販売の有償航空券の検索結果に空席が残っていても受付不可になる切替アップグレードのリスク
次に、空席が残っていてもアップグレード不可となるリスクがあるというのは、機内に物理的な空席が存在していたとしても機内食の在庫数やその用意などのJAL側が定める条件や事情によって切替アップグレードの受付が不可となるリスクがあるというもの。
これは、利用者側の切替アップグレードを申し込む際の早い遅いといったタイミングやJAL側の便ごとに設定する有償航空券の当日販売に見切りをつけるタイミングと方針にも左右されるため、チェックインカウンターで手続きを行うまでは正直どんな結果になるかわからないというのが悩ましい部分なのは間違いありません。
そのため、一部の繁忙期などの混雑するタイミング以外なら、空席さえあればほぼ問題なく利用できるサービスとはいえ、万が一の受付不可に遭遇した時に備えて、チェックインカウンターでの手続きで切替アップグレードが確定するまでは、過度にがっかりしないためにも、あくまで運が良ければ利用できるサービスと考えておくのがおすすめです。
せっかく割高な必要マイル数を支払い済みでも、その割増分が考慮されない切替アップグレード
最後の、基本となる必要マイル数に対して割高なマイル数や割安なマイル数を支払っていても、その増減分は考慮されないというのは、2018年12月4日実施のJAL国際線特典航空券PLUS導入後、特に大きな影響を与えることになる注意点かもしれません。
というのも、これまでも出発当日の空港での切替アップグレードでは、仮にディスカウントマイルキャンペーンやJALカードキャンペーンなどを利用して必要マイル数が割引された状態で予約した特典航空券でも、割引されていない通常の必要マイル数で予約された特典航空券でも、全く同じ追加マイルを支払うことで利用可能なサービスとして運用されてきました。
そうした運用は、2018年12月4日に実施されたJAL国際線特典航空券PLUS導入後も変更が行われなかった結果、JAL国際線特典航空券PLUSで割高な必要マイル数で予約した特典航空券でも、通常の必要マイル数で予約した特典航空券と全く同じ追加マイルを支払うことが求められ、割増マイル分の負担は加味されない残念な状況を生み出してしまうという意味で重要な注意点の1つです。
そのため、出発当日の空港での切替アップグレードの利用を可能性として残しながら、JAL国際線特典航空券PLUSで特典航空券を予約する時には、
- アップグレード先として希望する上位クラスの予約に必要なマイル数
- アップグレード前の実際に予約するクラスの必要マイル数+切替アップグレードに必要なマイル数の合計
を念のために比較した上で、実際の予約手続きを行うのが後悔しないためには大切ですね。
インボラアップグレードとも抜群の相性を誇る切替アップグレード
出発当日の空港での切替アップグレードの嬉しい特長と言えば、インボラアップグレードとの相性が抜群に良いことです。
インボラアップグレードとは、主に上級会員などを対象に、追加の料金負担やマイルの負担もなく、無料で元々予約したクラスよりも上位のクラスへのアップグレードが提供されるサービスのこと。
ただし、このサービスは、上位クラスに空席があるからと言って、その空席を埋めるように積極的に行われるものではなく、下位クラスが満席の時にJAL側の都合として行われるものですから、実際にチェックインの手続きを行ってみるまで、インボラアップグレードが行われるのか、それとも予約時の席からそのまま変更はないのか、分からないという特徴があります。
しかし、出発当日の空港での切替アップグレードの活用をあらかじめ視野に入れておくことで、
- 幸運にもインボラアップグレードが提供された時はそのまま無料でアップグレードしてもらう
- 残念にもインボラアップグレードが提供されなかった時は切替アップグレードで追加の必要マイル数を支払ってアップグレードする
という2段構えで上位クラスへのアップグレードに希望をつなげることが可能になるのはなかなか嬉しいメリット。
また、インボラアップグレードでの無料アップグレードがある程度期待できる上級会員の場合、あらかじめ多くの必要マイルを支払った上で上位クラスを予約することは、本来提供されるはずだったインボラアップグレードの機会を気づかぬうちに手放すリスクにもつながるのですが、チェックインカウンターでの手続きの中で、インボラアップグレード不可の結果を確認した後に切替アップグレードを行うのであればそうした心配もありません。
もちろん、このような利用では、上位クラスが満席になって切替アップグレード自体ができなかったり、切替アップグレードが可能でも指定することのできる席に良い条件のものが残っていないといった新たなリスクが生じるのは少しだけ要注意。
とは言え、得られる納得感やお得度はなかなかのものですから、私にとって出発当日の空港での切替アップグレードの活用は意外にお気に入りな選択肢の1つです。
複数人分でのファーストクラス予約にも便利な切替アップグレード活用テクニック
この他に、出発当日の空港での切替アップグレードが活躍する場面と言えば、それはやはり3人以上の複数人分のファーストクラスの予約を確保する時。
なぜなら、JAL国際線ファーストクラスを特典航空券として予約する場合、
- 330日前の予約受付開始直後でも2席までしか開放されない
- その2席も335日前から予約可能なメタル会員に予約され、330日前にはすでに元々満席状態になっているかもしれない
- 繁忙期の予約受付開始直後の争奪戦ではその残った2席さえ確保できるかどうかは運次第
という制限があるから。
そのため、そうした条件で、より高い確率で3人以上の複数人分のファーストクラスの予約を確保するためには、
- 出発直前期の有償航空券から特典航空券への開放
- 出発当日の空港での切替アップグレード
という2段構えのチャンスを最大限活かす形での予約戦略が重要になるのは間違いありません。
ちなみに、1段階分だけ上のクラスにしか対象にできない出発当日の空港での切替アップグレードで、ゴールをファーストクラスとするのなら、前述の通り、元々の予約はビジネスクラスで確保する必要があるのは要注意。
実際、エコノミークラスやプレミアムエコノミーで元々の予約を確保してしまうと、最大でもビジネスクラスまでしか出発当日の空港での切替アップグレードでは到達できませんから、出発直前期の有償航空券から特典航空券への開放での必要な数のファーストクラスが確保できなかった場合、切替アップグレードの結果を待つことなく、そのまま複数人分のファーストクラス予約の失敗が確定してしまいます。
JAL国際線特典航空券PLUS導入で廃止された出発4日前までの切替アップグレードの魅力
2018年12月4日にJAL国際線特典航空券PLUSが導入されるまでは、出発当日の空港限定での切替アップグレードとは別に、予約デスクへの電話&出発4日前まで限定での切り替えアップグレードも存在していました。
この出発4日前までの切り替えアップグレードには、
- 同じ区間であれば元々予約していた日時の便以外への切替アップグレードも可能
- 2段階分の切替アップグレードも可能
という出発当日の空港での切替アップグレードにはないメリットが提供されていた一方で、
- 出発の4日前までの手続き期限
- 2,160円の発券手数料の負担が必要
というデメリットも設定。
ただし、出発の4日前までという手続き期限も出発直前の特典航空券への空席開放の期間を十分カバーするものなのはもちろん、2,160円の発券手数料の負担についても自由度の高さや得られるメリットを考えると、私自身、十分お得なサービスと感じていたのも事実です。
実際、廃止された出発4日前までの切り替えアップグレードと全く同じことをJAL国際線特典航空券PLUS導入後に行う場合、
電話での手続き(JAL旅行券なし):
- キャンセル手数料3,100円+発券手数料5,400円
- 合計金額8,500円(6,340円の値上げ)
電話での手続き(JAL旅行券あり):
- キャンセル手数料3,100円+発券手数料0円
- 合計金額3,100円(940円の値上げ)
JALホームページでの手続き:
- キャンセル手数料3,100円+発券手数料0円
- 合計金額3,100円(940円の値上げ)
となり、最大6,340円もの値上げになってしまいます。
また、そこまでの値上げではないものの、新規予約時の支払いに使用することで発券手数料が免除されるJAL旅行券利用の電話での手続き、そして元々発券手数料の負担がないJALホームページでの手続きでも、JAL国際線特典航空券PLUS導入前の2,160円と比べると、940円の値上げとなるのは避けられません。
こうして便利でお得なサービスだった出発4日前までの切り替えアップグレードがひっそりと廃止され、割高な状態での利用を強いられるようになってしまったわけですから、これもJAL国際線特典航空券PLUSの導入に伴う改悪の1つと考えています。
まとめ
いくつかのデメリットや注意点が存在するものの、それを補って余りあるメリットも併せ持つ出発当日の空港での切替アップグレード。
特に、その対象はグアムとハワイを発着する便を除くJAL国際線特典航空券の利用者というかなり広いものになっているため、知らず知らずのうちに、上位クラスをお得に利用できるせっかくの機会を無駄にしてしまっている可能性も十分考えられるサービスです。
とは言え、実際の利用では、出発当日の空港のチェックインカウンターで、担当スタッフの方に、「追加でマイルを支払って上位クラスを利用したい」というように伝えるだけで、空席の有無や指定できる座席の内訳、さらには、手続きの方法なども案内してくれますから、気軽にとりあえず問い合わせてみるのはなかなかおすすめだと思いますよ。
コメント
特典航空券の当日追加マイルを支払うアップグレード。私もそのサービスを利用してみました。
今回思い立ったのは、香港往復。昨今の情勢で、空席状況の変動が大きく、比較的狙いやすいことがありました。また、当方は現在サファイアですが、この路線はダイヤモンド、プレミア、エメラルドの搭乗者数も多く、インボラに期待できないことも後押しになりました。
保有している特典航空券
往路:プレミアムエコノミー基本マイル2名分
復路:エコノミークラス基本マイル2名分
当方の希望
往路は、プレエコからビジネスへ
復路は、エコノミーからプレエコへ
往路当日
前日の段階で、各クラス有償フルフェアの空席が10席前後ある状況。インボラは起こりにくく、有償や特典からのアップグレードがしやすい状況でした。早速カウンターで申し込み。あっさりアップグレードOK。座席も比較的選べましたので、夫婦で中央2席を指定。あとで、二人とも洋食2種類を別々に頼み、メインをシェアするためです(笑)スカイスイートⅢでしたが、食事完了後、1時間爆睡。いつの間にか香港でした(笑)
復路
前日段階で、各クラスとも満席か数席空席があるだけ。これは、ダメかな?と思いつつ、カウンターで申し出るとOKの回答。そこまでは、良かったのですが、特典のアップグレードと有償のアップグレードのマイル数の違いやビジネスへのアップグレード必要マイル数との混同が見られ、さらにシステムのパソコンが固まってしまい、別の端末で操作。搭乗券を発行してもらうまでに20分かかりました。
まぁ、これは想定内だった出来事でした。日本出発前に予約センターに問い合わせたところ、海外空港は、委託先にお願いしている関係で、羽田や成田のスタッフほどはスムーズに行かないケースがあるとこっそり教えていただいておりました。妻は大分苛立っていましたが、交渉ごとなので我慢と諭しつつ、搭乗券を発行してもらいました。
結果、復路は爆睡はしませんでしたが、座席幅に余裕があること、また、4人掛けの真ん中2席とはいえ、バルクベッド前がアサインされ、トイレの苦労もなかったため、快適に過ごせました。
2019年は、香港線ビジネスクラスが有償からのアップグレードディスカウント路線から外されたことも影響しているのかな?とも思いました。
おがさん、こんにちは。
記述が詳細で、実際の状況がイメージしやすいコメント、ありがとうございます。
特に、今の特別な状況下にある香港路線をチェックインの前後を含め、往復共にレポートして下さったことはとてもありがたいと感じました。
我が家の場合も、このサービスを活用中で、出発直前の空席状況からみたインボラ期待値はもちろん、事前座席指定済みの席の魅力、利用機材、当日の気分などによっても、比較的自由に上位クラスの利用を選択肢に加えられるサービスとしてとても気に入っています。
また、スカイスイートⅢもなかなか良いですよね。
私自身、利用を開始した最初期の時期は正直あまり良い印象を感じていなかったのですが、家族と2人以上での利用時や短時間でも集中して睡眠を確保したい時には、好印象を感じるなど、最初とその後で印象が意外に大きく変わったのが興味深い機材の1つです。
それに空港での通常よりチェックイン手続きに時間を要した時の奥様の反応にも、我が家でも似たような状況が時々生じ、その都度「時間がかかるなら普段どおりでいいよ」と交渉の矢面にいる私が急かされているため、ほかのご家庭でも一緒なんだなぁ・・・と思わずしみじみとしてしまいました。
今回のとても興味を惹かれる印象的なコメントも、本当にありがとうございました。
ご無沙汰しております。
この状況下では、飛行機に乗ることもままならず、ギリギリ6月下旬に沖縄に行けたことが救いかもしれません。
さて、特典航空券の当日切替アップグレードのルールが7月から変更になりました。特典航空券の必要マイル数の差分ではなく、有償航空券の必要マイル数と同じマイルの支払が必要になりました。これも仕方ないことかもしれませんね。
おがさん、おはようございます。
お久しぶりです。
我が家も似たような状況で、自由&気ままに飛行機を利用できたことが遠い昔のようです。
また、2020年7月1日から実施の特典航空券の当日切替アップグレードも、お得な特典航空券の活用という意味ではとても残念ですよね。
これまでは希望する上位クラスに空席がない場合でも、とりあえず下位クラスで予約を確保しておいて、当日の空席に希望を託す・・・なんて活用もコスト増加なしで可能でしたが、現在は大幅な負担増を覚悟しなくてはいけませんから。
それだけが理由というわけではないものの、現在の我が家での主要な国際線特典航空券予約は、予約変更可能で直前の空席開放にも対応可能なワンワールド特典航空券が中心になってしまいました。
今回の改悪は新型コロナ以前に決まっていたルール変更ですが、今後、国際線需要の回復が数字として表れ始め、ある程度一服できる状況になると、JALを含めた航空会社側では、必要マイル数増といったコスト削減や引き締めの実施が予想されますから、ワンワールド特典航空券の最大で2年間弱の有効期限を活用できる点も面白いと感じている部分です。
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今回の嬉しさを感じさせてくれるコメントも、本当にありがとうございました。