JALの空弁 JAL国際線エコノミークラス成田-プサン線限定機内食、創作御膳の魅力(JAL最短国際線、JALの空弁の特徴とメニュー内容、もう一つのJAL空弁の秘密、VSフルーツミール、VSビジネスクラス機内食、VS大韓航空機内食)

飛行機を利用する旅行の中でも、海外を旅する国際線での移動の楽しみとして忘れてはいけないのが機内食。

同じ飛行機を利用した移動でも国内線では、JAL国内線ファーストクラスやANAプレミアムクラスなどの一部の上位クラスでの例外を除いて機内食の無料提供が行われていない一方、JAL国際線ではそのすべての路線と運航便で機内食の提供が継続されています。

その結果、JAL国際線で最短となる成田-プサン線とJAL国内線で最長となる羽田-石垣線を比べてみると、

羽田-石垣:

  • 飛行距離 1,224マイル(国内線最長飛行距離)
  • 所要時間 2時間35分~3時間40分(国内線最長飛行時間)
  • 機内食なし(無料提供はソフトドリンクのみ)

成田-プサン:

  • 飛行距離 618マイル(国際線最短飛行距離)
  • 所要時間 2時間5分~2時間30分(国際線最短飛行時間)
  • 機内食あり(アルコールを含めた飲み物も無料提供)

というような形になっていて、完全に飛行距離や飛行時間ではなく、国際線と国内線の区別で、機内食提供の有無が決定されていることが分かります。

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JAL国際線の中でも最短となる成田-プサン線

そんなJALが運航する国際線の中でも、飛行距離でも飛行時間でも最も短い成田-プサン線には、他のJAL国際線ではあまり見られない珍しい特徴があります。

その特徴というのは、

  • エコノミークラスでは機内で加熱された温かい機内食が提供されない
  • 機内販売が提供されない

という2つのサービスに対する制限。

実際に成田-プサン線と飛行距離や飛行時間が近い、

  • 羽田-ソウル線
  • 成田-ウラジオストク線

という国際線の中でも特に飛行距離も飛行時間も短い近距離線に分類される2つの路線を加えて比べてみると、近距離線の中でも飛行距離や飛行時間の短ければ短いほど、サービスを提供するための時間的余裕が少ないことを反映してか、

羽田-ソウル(飛行距離758マイル / 飛行時間2時間5分~2時間30分)

  • エコノミークラスでも温かい機内食提供あり
  • 機内販売あり(品数の制限されたソウル線限定ラインナップ)

成田-ウラジオストク(飛行距離676マイル / 飛行時間2時間15分~2時間25分)

  • エコノミークラスでは温かい機内食の提供なし
  • 機内販売なし

成田-プサン:(飛行距離618マイル / 飛行時間2時間5分~2時間30分)

  • エコノミークラスでは温かい機内食の提供なし
  • 機内販売なし

というように、サービスが削減されている状況が読み取れますね。

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成田-プサン線エコノミークラス限定の機内食「JALの空弁 創作御膳」

そのように、他の一般的なJALの運航する国際線とは異なり、温かい状態の機内食が提供されない成田-プサン線のエコノミークラスですが、そこで提供される機内食が全く期待できないわけではありません。

なぜなら、成田-プサン線のエコノミークラス限定で提供される、特別な機内食が用意されているから。

それが「JALの空弁 創作御膳」と呼ばれるお弁当タイプの機内食です。

確かにこのJALの空弁は、機内での加熱が行われずに冷たい状態のままで提供されるのですが、それを逆手に取るかのように、冷たい状態で提供されるからこそ美味しく味わえるように調整と調理の行われた料理が1つの箱に用意され、想像以上に楽しめる仕上がりになっています。

上の写真で、鮭の切り身に添えられたイクラで楽しめる食感と味わい、風味は機内で加熱しないことを前提とした空弁だからこそのメリットとして実感できるはずです。

実際のJALの空弁はというと、上の写真のような形で用意されていて、飲み物と一緒に客室乗務員の方から手渡されます。

包み紙を開封してみると、

  • ウェットティッシュ
  • 割り箸

の2つがまず目に入ってくるのはず。

ちなみに、包み紙の方は、簡単な「JALの空弁 創作御膳」の紹介とお品書きが掲載。

そこでは、どんな狙いの機内食サービスなのかということ。

さらには、どんな内容のメニューなのかが、なかなか詳しく案内されていることが分かるはずです。


JALの空弁 創作御膳のメニュー

こうして提供されるJALの空弁ですが、基本的に約10日毎にメニューの切り替えが行われ、想像以上になかなか多様なラインナップを誇る機内食メニューになっています。

そうして提供されたJALの空弁で、これまでに我が家で実際に味わった&写真に残していたものの中から、メニューの繰り返しによる重複を除いたラインナップは以下の7種類。

  • サーモン丼
  • おくらとひじきの和え物
  • プチシュー

  • てりやきスライスビーフ丼
  • 肉団子
  • 玉子焼き
  • いちごプチシュークリーム

  • ローストビーフサラダ丼
  • ポテトサラダ
  • 抹茶のプチシュー

  • 蒸し鶏のサラダ丼(周辺の赤い食材は赤ピーマン)
  • 黒胡麻風味の蕗蒟蒻(ふきこんにゃく)
  • 抹茶のケーキ

  • 鮭親子丼
  • マカロニサラダ
  • 抹茶のプチシュー

  • 海鮮ちらし丼
  • ポテトサラダ
  • プチシュー

  • シーフードそぼろ丼
  • 茎わかめサラダ
  • 小海老
  • 抹茶のプチシュー

 

こうしてみると、

  • 肉や海鮮とご飯を組み合わせたメインの丼コーナー
  • サラダや和え物などの副菜コーナー
  • プチシューやケーキなどのデザートコーナー

という枠組みの中で、基本的に空弁のメニューが展開されていることが分かりますね。

ちなみに、私が意識して記録を残し始めて比較ができるようになった2019年2月から今現在の最新となる2020年6月までの空弁のメニューのうち、メインの丼コーナーの内容を並べてみると、

2019年2月

  • 1日~10日:シーフードそぼろ丼
  • 11日~20日:鶏釜めし風丼
  • 21日~28日:鮭親子丼

2019年3月

  • 1日~10日:彩りちらし丼
  • 11日~20日:牛肉ナムル丼
  • 21日~31日:キムハブ海鮮丼

2019年4月

  • 1日~10日:照焼きスライスビーフ丼
  • 11日~20日:鮭親子丼
  • 21日~30日:牛しぐれ丼

2019年5月

  • 1日~10日:彩りちらし丼
  • 11日~20日:牛肉ナムル丼
  • 21日~31日:キムハブ海鮮丼

2019年6月

  • 1日~10日:照焼きスライスビーフ丼
  • 11日~20日:鮭親子丼
  • 21日~30日:牛しぐれ丼

2019年7月

  • 1日~10日:彩りちらし丼
  • 11日~20日:牛肉ナムル丼
  • 21日~31日:キムハブ海鮮丼

2019年8月

  • 1日~10日:照焼きスライスビーフ丼
  • 11日~20日:鮭親子丼
  • 21日~31日:牛しぐれ丼

2019年9月

  • 1日~10日:ローストビーフサラダ丼
  • 11日~20日:シーフードそぼろ丼
  • 21日~30日:韓国風ローストビーフ丼

2019年10月

  • 1日~10日:鮭親子丼
  • 11日~20日:炙り焼豚丼
  • 21日~31日:鶏照り焼きとそぼろの三色丼

2019年11月

  • 1日~10日:ローストビーフサラダ丼
  • 11日~20日:シーフードそぼろ丼
  • 21日~30日:韓国風ローストビーフ丼

2019年12月

  • 1日~10日:鮭親子丼
  • 11日~20日:炙り焼豚丼
  • 21日~31日:鶏照り焼きとそぼろの三色丼

2020年1月

  • 1日~10日:ローストビーフサラダ丼
  • 11日~20日:シーフードそぼろ丼
  • 21日~31日:韓国風ローストビーフ丼

2020年2月

  • 1日~10日:鮭親子丼
  • 11日~20日:炙り焼豚丼
  • 21日~29日:鶏照り焼きとそぼろの三色丼

2020年3月

  • 1日~10日:照焼きスライスビーフ丼
  • 11日~20日:シーフードそぼろ丼
  • 21日~31日:鶏そぼろ味噌炒め丼

2020年4月

  • 1日~10日:牛肉ナムル丼
  • 11日~20日:柚子胡椒チキンサラダ丼
  • 21日~30日:鶏照り焼きとそぼろの三色丼

2020年5月

  • 1日~10日:照焼きスライスビーフ丼
  • 11日~20日:シーフードそぼろ丼
  • 21日~31日:鶏そぼろ味噌炒め丼

2020年6月

  • 1日~10日:照焼きスライスビーフ丼
  • 11日~20日:シーフードそぼろ丼
  • 21日~30日:鶏そぼろ味噌炒め丼

というようになっているため、基本的には、

  • 3月から8月まで
  • 9月から翌年2月まで

のそれぞれ6ヶ月間ずつのグループに分かれていて、それぞれのグループの中でも、

  • 奇数月
  • 偶数月

のそれぞれが同じメニューとなって繰り返していることも読み取れますね。

こうしたメニュー間の繰り返しこそあるものの、一部旧メニューから新メニューへの切り替えと1ヶ月に3種類も用意された豊富なメニューラインナップと合わせると、余程頻繁に成田-プサン線をエコノミークラスで利用し、その度に空弁のお世話になるという方を除いて、同じメニューに遭遇してがっかりというリスクはかなり低くなっているのも魅力的です。

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「JALの空弁 創作御膳」が楽しめるのは成田発プサン行きの2便のみ

こうした形で提供されるJALの空弁ですが、注意しなくてはいけないのは、唯一空弁が提供される路線の成田-プサン線でも、空弁を楽しめる便とそもそも空弁の提供がなく、楽しめない便が存在しているということです。

というのも、成田-プサン線は、

  • JL957 成田10:50 → プサン13:05
  • JL969 成田18:30 → プサン20:45
  • JL960 プサン08:00 → 成田10:05
  • JL958 プサン14:10 → 成田16:15

という2往復4便が運航されているのですが、その中でも、JALの空弁が提供されているのは、成田を出発し、プサンに向かう、

  • JL957 成田10:50 → プサン13:05
  • JL969 成田18:30 → プサン20:45

の2便のみだから(時刻はいずれも2020年夏ダイヤ)。

逆に、プサンを出発し、成田に向かう、

  • JL960 プサン08:00 → 成田10:05
  • JL958 プサン14:10 → 成田16:15

を利用しても、JALの空弁は楽しめないことになります。

では、そうしたプサン発の便では、どのような機内食が提供されているのかというと、その答えは上の写真に写っているようなお弁当タイプの機内食です。

中を開けて見ると、一番上にはJALのロゴが入った亀田製菓製のあられミックス。

そのさらに下には、

  • ウェットティッシュ
  • 割り箸
  • ナイフやフォーク、紙ナプキンなどのカトラリーセット

が並んでいます。

それらを取って、ようやく目にすることになるのが、肝心の機内食。

プサン発の便で提供される機内食は、

  • メインのボックス
  • パイナップルのパック

という組み合わせになっていて、成田発の便と同じお弁当タイプの機内食ではあるものの、JALの空弁とは全く異なる構成になっていることから、JALの空弁ではありません。

ちなみに、このプサン発の機内食では、メインの内容こそ色々と切り替わるものの、デザートとしてのパイナップルの地位は盤石らしく、定番メニューとして扱われている模様。

実はこのパイナップル、後述するように大韓航空の機内食でよく見かけるメニューの1つですから、これらのJALが運航するプサン発の、

  • JL960 プサン08:00 → 成田10:05
  • JL958 プサン14:10 → 成田16:15

の2便で提供される機内食は、提携している航空会社の1つ、大韓航空の運営する機内食工場がプサンでのJALに対するケータリングサービスを担当していることがうかがえますね。

こうして成田発と同じようにお弁当タイプの機内食が提供される釜山発の便ですが、その構成自体はJALの空弁とは大きく異なるものの、素材の選択や調理方法、味付けなどの面でなかなか楽しめる仕上がりにも出会える可能性があるというのも正直な感想です。

ある時には「穴子ちらし寿司」が用意されたり。

またある時には「鶏ちらし御飯 海老の艶煮添え」が準備されたり。

さらには、「カットステーキ丼」が提供された時も。

特に、上の写真の「カットステーキ丼」は、ご飯の上に盛り付けられた肉の分量や旨味、味付けのバランスも十分良好で、エコノミークラスの機内食では通常考えられない満足度が得られた一品となりました。

ただし、プサン発の便のお弁当タイプの機内食なら、常に高い満足度を得られる可能性が高いのかというと、実はそうではありません。

なぜなら、同じプサン発の便でも、

  • JL960 プサン08:00 → 成田10:05
  • JL958 プサン14:10 → 成田16:15

では、提供される機内食の種類が大きく異なるから。

実際、午前にプサンを出発するJL960では、お弁当タイプの機内食ながら、個人的には美味しいとは言えない「サンドイッチ」の提供が基本とされ、前述のような「丼もの」タイプのお弁当は提供されないという制限があります。

つまり、1日2往復4便運航されている成田-プサン線の機内食は、

  • JL957 成田10:50 → プサン13:05:「JALの空弁 創作御膳」
  • JL969 成田18:30 → プサン20:45:「JALの空弁 創作御膳」
  • JL960 プサン08:00 → 成田10:05:「サンドイッチ主体のお弁当」
  • JL958 プサン14:10 → 成田16:15:「丼もの主体のお弁当」

といった形になっているということですね。

このような同じ出発地の便による機内食の違いは、JALホームページ上の機内食検索サービスのページ(https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/service/#CLASS_SERVICE)でも確認可能です。

実際、プサン発で成田行きの便の機内食を検索しようとすると、

  • 東京(成田)(960便)
  • 東京(成田)(958便)

という選択肢が用意されていて、こうした状況からも別々の機内食が提供されることが分かります。

一方で、便が異なっても1種類の同じ機内食のみが提供される成田発のプサン行きでは、それを反映するように、プサンのみの1種類だけの選択肢が表示されています。

こうしてプサン発の便の利用では、出発時間の違いだけではなく、機内食の内容の違いがありますから、

  • 午前発でサンドイッチ主体のJL960:機内食はあまり当てにせずホテルやラウンジでしっかりと朝食を摂る
  • 午後発で丼もの主体のJL958:ホテルやラウンジでの食事だけではなく、機内食も楽しみにする

というように、飛行機に搭乗する前のプサンでの過ごし方が少し変化するという方もいらっしゃるかもしれません。

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JALの空弁 VS フルーツミール

このようにJALの空弁が楽しみな存在として意識するようになると迷うことになるのは、JALの空弁とフルーツミールのどちらを選ぶべきかということかもしれません。

このフルーツミールというのは、エコノミークラスを含め、出発の24時間前までの事前予約こそ必要なものの、JAL国際線を利用する方なら誰でも無料で利用することができる機内食サービスのことで、名前が表すとおり、機内ではフルーツだけで構成された特別な機内食が提供されるというものです。

また、出発空港や搭乗時期などによってフルーツミールの内容は多少異なるものの、通常の機内食と同じような器などにフルーツが盛り付けられて提供されるのが基本ですから、往復ともにお弁当タイプの機内食が提供される成田-プサン線では、上の写真のようにお弁当タイプのフルーツミールが提供されることになります。

具体的な内容としては、

  • メロン
  • パイナップル
  • キウイフルーツ
  • イチゴ
  • グレープ

といったカットフルーツがすぐに食べられる状態で用意されているのは定番として変わりません。

特に、成田-プサン線に限らず、日本発のフルーツミールでは、メインディッシュ(?)として、甘み十分なメロンが用意され、その満足度はなかなか高いのは大きな魅力です。

そのため、機内食の当たり外れが大きいプサン以外の近距離線や中距離線の利用時には、あらかじめ積極的にフルーツミールを選択し、

  • 空港ではラウンジをしっかり利用して食事を楽しむ
  • あらかじめフルーツミールを申し込んでおき、機内ではフルーツを軽くつまむ程度

という方針を好んでいるほど。

ただし、成田発のJALの空弁や(サンドイッチを除く)釜山発の機内食のように、機内で温められないまま提供されるお弁当タイプの機内食には、加熱しないことを前提としたある種の潔さ、さらには加熱しないからこそできる調整と調理の成果が感じられ、意外に満足度が高く、他の近距離線や中距離線のようにフルーツミールの積極的な利用を前提にする必要はないというのも正直な実感です。

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JALの空弁 VS ビジネスクラス機内食

こうして機内で温かい状態での提供が行われないものの、なかなかの満足度を提供してくれる成田-プサン線エコノミークラス限定のJALの空弁ですが、同じ成田-プサン線でも、上位クラスになるビジネスクラスでは、どんな機内食が提供されているのか、気になるかもしれません。

これについて、まず月の前半は和食として、

  • 寿司盛り(握り寿司など8種程度)
  • 珍味(おつまみ的な和え物など)
  • 温小鉢(茶碗蒸しや煮物など)
  • お椀(各種お吸い物など)
  • 甘味(ハーゲンダッツアイスクリーム)

という構成。

続いて、月の後半は、洋食として、

  • オードブル(3種類程度の前菜)
  • スープ(各種コンソメスープ)
  • メインディッシュ(ビーフやポーク、チキンなどの肉料理)
  • サラダ(生野菜など)
  • ブレッド(ソフトロールとバター)

という構成がそれぞれ定番となっています。

JALが運航する国際線の中で飛行距離と飛行時間が最も短い成田-プサン線にも関わらず、和食での温小鉢やお椀、洋食でのスープやメインディッシュはしっかり温められた状態で提供されるのですが、この部分に機内に12席しか用意されていないビジネスクラスと、機内に132席も用意されているエコノミークラスとのサービス品質の差を感じますね。

ただし、国際線ビジネスクラスの機内食と言っても、成田-プサン線を含む近距離線では、上の写真に写っているような中距離線や長距離線のビジネスクラス共通で提供されるなかなか高品質な機内食より、かなりの簡略化とコストダウンが実施されているというのが正直な部分です。

もちろん、それでも成田-プサン線の中では、デザートにハーゲンダッツアイスクリームが提供されるなど、ビジネスクラスの和食や洋食の機内食の方が、エコノミークラスで提供されるJALの空弁よりも満足度の期待値は高いのですが、それでも提供されるメニューの内容によっては、エコノミークラスの空弁の方が美味しかっただろうなー・・・と思うことがまったくないわけではありません。

また、飛行距離と飛行時間が最も短い成田-プサン線だけあって本当にすぐ到着するのはもちろん、まずまずインボラアップグレードが発生しやすい路線というメリットもありますから、あまりビジネスクラスの利用にこだわる必要はないと我が家では感じています。

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JALの空弁 VS ソウル線エコノミークラス機内食

同じ韓国を目的地とする路線ということもあって、成田-プサン線のエコノミークラスで提供されるJALの空弁との比較対象として、羽田-ソウル線のエコノミークラスで提供される機内食は気になる存在と言えるはずです。

というのも、成田-プサン線と羽田-ソウル線の間では、

成田-プサン:(飛行距離618マイル / 飛行時間2時間5分~2時間30分)

  • エコノミークラスでは温かい機内食の提供なし
  • 機内販売なし

羽田-ソウル(飛行距離758マイル / 飛行時間2時間5分~2時間30分)

  • エコノミークラスでも温かい機内食提供あり
  • 機内販売あり(品数の制限されたソウル線限定ラインナップ)

というようにはっきりとした差が設けられ、羽田-ソウル線の方がサービスの充実している路線として運航されているからです。

では、同じエコノミークラスで提供される機内食として、

  • 冷たいままで提供される成田発プサン行きのJALの空弁
  • 加熱され温かい状態で提供される羽田発ソウル行きの機内食

の2つでは、どちらの方が満足度が高く、美味しく味わえるのかというと、個人的にはやはり成田発プサン行きの機内で提供されるJALの空弁の方が期待できると考えています。

もちろん、食に関することですから、利用者それぞれの好みが大きく影響することなのは間違いありません。

しかし、羽田発でソウル行きのエコノミークラスで提供される機内食は、便によって、

  • JL91 羽田08:25 → ソウル・金浦10:45:パンやサンドイッチ主体
  • JL93 羽田15:40 → ソウル・金浦18:00:メイン+ご飯主体
  • JL95 羽田19:40 → ソウル・金浦22:00:メイン+ご飯主体

となっているのですが、午前の便で提供されるパンやサンドイッチ主体の機内食も午後の便で提供されるメインディッシュ+ご飯主体の機内食も、時間的余裕のあまりない慌ただしい機内で一斉に加熱されることで、パンやサンドイッチはパサパサ状態、メイン+ご飯は水分と加熱の過多でふやけた状態になってしまうケースが無視できない頻度で発生してしまいます。

その結果、羽田発ソウル行きの便のエコノミークラス機内食への期待値が次第に低下。

もちろん、食材や調理法の組み合わせによっては、元々加熱による悪影響を受けにくく、美味しく楽しめるケースも存在するのも事実。

しかし、勝率があまり高くはないと感じる勝負にいつまでも挑み続けることは厳しく、次善の策として、羽田発のソウル行きの便では、前述のフルーツミールを事前にリクエストすることが多くなりました。

このことはJALの空弁を楽しむために、成田発釜山行きのエコノミークラスではフルーツミールを積極的に選ばないこととは対照的ですね。

ちなみに、羽田-ソウル線で提供されるフルーツミールは、

  • メロン
  • パイナップル
  • キウイフルーツ
  • グレープ
  • オレンジ
  • リンゴ
  • パパイヤ
  • バナナ

というように、成田-プサン線で提供されるフルーツミールより、フルーツの種類も分量も全体的にパワーアップしていることも、フルーツミールを積極的に選択する上で嬉しいポイントの1つと言えるかもしれませんね。

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JALの空弁 VS 大韓航空エコノミークラス機内食

JALが運航している成田-プサン線ですが、実はこの路線では大韓航空も直行便を運航しています。

そうなると比べたくなるのは、JALの空弁と大韓航空のエコノミークラスで提供されている機内食。

実際、大韓航空では、韓国国内の国際空港と成田を含む日本各地を結ぶ路線を近距離国際線として扱っているため、エコノミークラスで提供される機内食は、

  • メインディッシュ+ご飯(ビーフやポーク、チキンなどの煮込み料理とご飯の組み合わせ)
  • 漬物(キムチや浅漬など)
  • 副菜(ポテトサラダや冷奴的な豆腐など)
  • パイナップル

といった共通の構成が基本になっています。

メインディッシュの肉料理に採用される肉としては、ビーフ、ポーク、チキンと様々ですが、デザートとして必ずパイナップルが定番として用意されているのは、前述のプサン発成田行きのJAL運航便と共通する部分ですね。

もちろん、大韓航空にとっても、飛行距離や飛行時間がとても短い成田-プサン線にも関わらず、メインディッシュとご飯の入っている容器だけはしっかりと加熱され、温かい状態で提供されます。

このあたりは冷たい状態の機内食を提供するJALと成田-プサン線でも温かい状態の機内食を提供する大韓航空というように対照的ですが、それぞれの航空会社で日本と韓国を結ぶ路線数を比較すると、

JAL:2路線

  • ソウル 金浦
  • プサン

大韓航空:12路線

  • 羽田
  • 成田
  • 中部
  • 関西
  • 札幌
  • 青森
  • 新潟
  • 小松
  • 岡山
  • 福岡
  • 鹿児島
  • 那覇

というように、JALと大韓航空ではあまりに大きな差がありますから、大韓航空としては、近距離国際線用機内食として、加熱を必要とするもので統一した方がコスト的にも、機内でのスムーズな作業的にも有利と考えているのかもしれませんね。

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まとめ

JALが運航する国際線の中でも、特長的な機内食が提供されている成田-プサン線。

その中でも、成田発となる、

  • JL957 成田10:50 → プサン13:05
  • JL969 成田18:30 → プサン20:45

の2便では、「JALの空弁 創作御膳」が用意され、エコノミークラスで提供される機内食の中では、我が家での意外なお気に入りになっています。

また、JALの空弁の名称こそ付けられていないものの、釜山発の中でも午後出発となる、

  • JL958 プサン14:10 → 成田16:15

では、面白く美味しいと感じるお弁当タイプの機内食に出会うことも多く、それもまた好印象。

もちろん、同じプサン発でも、午前出発となる

  • JL960 プサン08:00 → 成田10:05

では、お弁当タイプではあるものの、サンドイッチ主体で全く別物と言っても良いほどの仕上がりになっている機内食が用意されているなど、いくつか注意しなくてはいけない部分が存在しているのも事実です。

しかし、JALの運航する国際線の中で、最も飛行距離も飛行時間も短い路線の成田-プサン線だからこそ、この路線だけの魅力に出会えるチャンスとして、実際に搭乗する機会を見つけてみるのもなかなかおすすめだと思いますよ。

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